中長期的な事業戦略の全体方針
中長期的な事業戦略の実現に向けたマイルストーンを2030年度に設定しております。
不確実性の高い市場環境に対応するため、2024年度からの7ヵ年を、さらに前後半の2つのステップに分けて取り組んでおります。
| 前3ヵ年:2024年度〜2026年度 | 後4ヵ年:2027年度〜2030年度 | |
|---|---|---|
| 位置付け |
挑戦期 |
飛躍期 |
| 戦略テーマ |
OfferBoxの進化と価値提供範囲の拡大 |
新卒領域の更なる進化 |
| ゴール |
新卒領域の継続的成長 |
新卒領域+「第2の柱」による収益拡大 |
1.規律をもった投資による既存領域の着実な成長
2020年3月期から2026年3月期の既存領域*の年平均成長率は23.3%と高い成長性を実現してまいりました。
既存領域の主力であるOfferBoxについては、マーケット占有率を踏まえると伸びしろが大きくあると見ております。
加えて、適性検査等のi-plugグループが持つ資産を掛け合わせ、価値提供範囲を拡大することで更なる成長を目指します。
2026年3月期は、2025年卒の決定人数が前年度を下回った影響でアップセルに苦戦し、売上高は目標には届かなかったものの、受注高は20.7%成長となりました。一方、営業利益については、マーケティングコスト投下時期の調整やプロダクトの細かな改善の積み重ねが奏功し、2027年卒・2028年卒のKPIを順調に伸ばしながら目標を達成することができました。
引き続き成長ドライバーに対して適切な規模での投資を行いつつ、KPIを見ながら機動的に調整することで、今後も年率20%以上の着実な成長を見込んでおります。
*既存領域とは、2020年3月期時点で事業を行っていたOfferBox事業や適性検査事業等をいう。
2.新卒領域以外での事業開発と利益成長の両立
新卒領域以外での事業開発に向けて、2022年3月期から新領域への投資を開始いたしました。
売上高と、投資要素を除いた営業利益は、着実に成長しております。
過去の過大投資の反省から、この利益を原資に今後の成長のための投資を適切な規模で実行することで、事業開発と利益成長の両立を実現してまいります。
2025年3月期~2027年3月期における業績・数値計画の方向性
売上高
- 新卒領域においてはプロダクト進化と提供価値拡大により、年率20%台の成長持続を目指します。
- 「第2の柱」の探索は、規模が見込める若手キャリア領域を中心に行いますが、現時点では売上高予想には織り込まないこととしております。
- その他の領域の事業も、業績予想には保守的に織り込んでまいります。
営業利益
- 「第2の柱」確立に向けた投資を行いながら利益を確保することを大前提とします。
- 2025年3月期は、新領域開拓の投資適正化により確実に利益を創出します。
- 2026年3月期以降は、売上成長に応じた適正な利益成長として、営業利益額 前期計画比20%以上の成長を目指します。