お知らせ

2024.05.27
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音声学と行動心理学に基づいた、気持ちが前向きになるメッセージ広告を掲出 「口角が上がる広告」が渋谷駅と全国地方大学の周辺駅に登場!

約100語から選ばれた謎の言葉「みにみにぴにぴに」とは?〜

学生と企業をつなげる新卒ダイレクトリクルーティングサービス「OfferBox(オファーボックス)」を運営する株式会社i-plug(本社:大阪市淀川区、代表取締役 CEO:中野智哉)は、昨年の「視線が上がる広告」に続き、就活生の気持ちが前向きになる広告の第二弾として、「口角が上がる広告」を2024年5月20日(月)より順次全国地方大学の周辺駅に、5月27日(月)より渋谷駅に掲出します。

今年の就職活動も昨年同様、選考の早期化や、コロナ禍の影響によるガクチカ不足等で学生が悩まされていますまた三省合意改正により、2025年卒業予定の学生から採用直結型の新たなインターンシップが可能されるなど、採用形式の多様化や、就職活動自体の変化が一層激しくなる見込みです。そのような状況下、学生は例年、就活活動に対して不安や緊張を感じている傾向にあります。

実際にi-plugが2025年卒業予定の学生約600名を対象に行った【2025卒対象】就職活動状況に関するアンケート(※1)調査によると、調査時点で「就職活動中」と回答した約500名の学生うち、就職活動中、「不安や緊張を感じることがある」または「不安や緊張を感じることがたまにある」と回答した学生が約96%でした。

さらに、「不安や緊張を緩和できる方法をとても知りたい」または「不安や緊張を緩和できる方法をどちらかというと知りたい」と感じている就活中の学生は、約81%。不安や緊張を感じやすい就職活動においても、少しでもその不安や緊張を緩和させて挑みたいと思っている学生が多いということが推察できます。

この結果を受け、i-plugは就活生が少しでも前向きになれるようにという願いを込め、2025年卒業予定の学生にとっては一般的な就活スケジュールにおける採用面接解禁日、2026年卒業予定の学生にとっては夏期インターンシップといった就職活動のスタートを切り始める時期となる、6月1日(土)に向け、誰でもその場で簡単にできる、不安と緊張を緩和させる言葉を広告として掲出しました。

「口角が上がる広告」は、関西大学文学部総合人文学科、熊谷学而教授の監修のもと、「口角が上がると気持ちが前向きになる」という行動心理と、「不安・ストレス緩和に繋がるかわいい言葉」という音声学の知見をかけ合わせ、「口に出すだけで前向きになる言葉」を考案しました。

5月20日(月)より順次、全国の地方大学の周辺駅にて「みにみにぴにぴに」という、前向きになる不思議な言葉を掲出。5月27日(月)からは、就活生を始めとした多くの学生が目にしやすい渋谷駅通路にて、今回の広告の意図とi-plugから就活生へのメッセージを掲出し、全国に掲載された謎の言葉「みにみにぴにぴに」の種明かしを行います。

※1 【2025卒対象】就職活動状況に関するアンケート(i-plug実施/調査期間:2024年5月8日〜10日)

「口角が上がる広告」掲出の背景

i-plugは「つながりで世界をワクワクさせる」というミッションのもと、次世代を担う若い人材の可能性を広げる〝つながり〟を提供し、学生の成長や企業、大学の発展に事業を通して貢献していくことを目指しています。主力事業は新卒ダイレクトリクルーティングサービス「OfferBox(オファーボックス)」の運営です。昨年就活生に向けた「視線が上がる広告」がSNSを中心に話題となり、X投稿では約8000いいねを獲得。この施策をきっかけに、OfferBoxに対し「寄り添うサービス」というイメージを持つ就活生も増え、実際に就活生の20.6%が新たにサービスの利用を開始するなど大きな反響がありました。

今回掲出する「口角が上がる広告」は、就職活動に不安や緊張を抱く25年卒業予定学生と、26年卒業予定学生に向けた、気持ちが前向きになる広告の第二弾です。何かに挑戦するとき、誰しも緊張や不安を感じてしまうもの。その緊張や不安を緩和し、自分らしい表情で就活に挑めるように、というi-plugの想いを込めた広告になっています。

「みにみにぴにぴに」というワードについて

「口角が上がることで気持ちが前向きになる」という行動心理学と、「不安・ストレス緩和に繋がるかわいい言葉」という音声学の知見をかけ合わせ、「口に出すだけで前向きになる言葉」を100語以上考案し、関西大学文学部総合人文学科、熊谷学而准教授監修のもと、最終候補を選定いたしました。

最終候補の中から、実際に関西大学の学生に「声に出した時、もっとも『前向きになる』言葉」を選んでもらうアンケートを実施し、「みにみにぴにぴに」という言葉に決定しました

<口に出すだけで前向きになる言葉の条件>

①口角が上がる、母音が「い」の言葉で構成されている

②語呂・語感が良く、思わず口に出したくなる言葉になっている

③音象徴の視点で、「かわいい」と感じる要素、ポジティブな要素がある

   ―繰り返しになっている言葉(今回は「みに」と「ぴに」の繰り返し)

   ―パ行(無声音・両唇音)、マ行(両唇音・共鳴音)、ラ行(共鳴音)がつく言葉

  • 無声音:子音がp、t、kといった声帯を震わせずに発音できる高周波数の音
  • 両唇音:上下の唇を使って発音する音
  • 共鳴音:呼気の流れが妨げられない音

渋谷駅内広告イメージ

掲出箇所:田園都市線渋谷駅 地下2階 「ビッグ8B」 

掲出スケジュール:5月27日(月)~6月2日(日)

地方大学周辺駅内広告イメージ

掲出スケジュール・エリア:

  • 5月20日(月)〜 6月2日(日)
    神奈川大学(横浜駅)/ 専修大学(向ヶ丘遊園駅)/静岡大学(静岡駅)/
    関西学院大学(西宮駅)/ 広島大学(広島駅)
  • 5月21日(火)〜 6月3日(月)
    北海道大学(札幌駅)
  • 5月22日(水)〜 6月4日(火)
    立命館大学(京都駅)
  • 5月24日(金)〜 6月6日(木)
    埼玉大学(北浦和駅)
  • 5月25日(土)〜 6月7日(金)
    関西大学(関大前駅)

※各大学、鉄道会社、駅および駅係員へのお問い合わせはご遠慮ください。

熊谷准教授からのコメント

母音の「い」を発音するとき、口角が上がり、笑顔の時と同じ表情を作ることができます。よって、自然と前向きな気持ちになります。「み(m)」「ぴ(p)」は上下の唇を使って発音する、両唇音という音で、「赤ちゃん」というイメージと結びついています。それは、両唇音が赤ちゃんにとって発音しやすいからです。そのため、両唇音が入っている言葉は「かわいい」と感じます。「かわいい」と感じると、人は笑顔になったり、気持ちが楽になったりするのです。

「声を出す」に関連して、「考えていることを誰かに直接話す」こともおすすめです。気持ちが前向き(楽)になります。就活の面接は審査ではなく、対話です。対話を通じて、自分のライフスタイルや性格に合うような働く場所を見つけてください。

熊谷学而氏プロフィール

関西大学文学部准教授。2021年より現職。専門は言語学(音声学・音韻論)。
首都大学東京(現:東京都立大学)大学院人文科学研究科修了。博士(言語学)。
音象徴の観点から研究した、ポケモンの名前に関する論文が、度々話題になる(「ポケモンの名付けにおける母音と有声阻害音の効果」2019年)。最近は「かわいい」名前やニックネームに関する研究に取り組んでいる。これらの研究成果は、Frontiers in Psychologyなどの国際雑誌に論文が掲載されている。現在「かわいい」名前に関する本を執筆中。

株式会社i-plug 代表取締役 CEO 中野智哉よりコメント

大学時代の就職活動は、社会人としての世界へ足を踏み出す第一歩。はじめの1社を決定する過程となる就職活動を支援したい。その想いのもと2012年にOfferBoxをリリースしました。

昨今は、新型コロナウイルスの影響や、就活の早期化などがうたわれる情報をみて、大きな不安を感じている学生さんも多いのではないでしょうか。当広告をきっかけに、口角をあげて少しでも前向きなるきっかけになると嬉しいです。そうすることで、”あなたらしい表情”をもっと企業側に伝えられるようになればと考えています。

OfferBoxはこれからも、多くの就活生が感じるであろう不安や緊張に寄り添いながら、自分に合った学生と企業が出会うサポートをし、価値を提供してまいります。

2023年実施:「視線が上がる広告」について

「視線が上がる広告」は、「視線を上げることで気持ちが前向きになる」という行動心理学に基づき、昨年i-plugが採用面接解禁日の2023年6月1日にあわせて掲出したものです。

気持ちが落ち込みやすい就活時に、少しでもその気持ちが前向きになるようにという想いが込められています。

通常の広告とは違い、あえてメッセージを目線より上に出すことで、自然と視線が上がり、思わず気持ちが前向きになるように設計にし、渋谷駅と首都圏の大学周辺の消火栓広告に掲出しました。