お知らせ

2022.12.05
IR情報を見てみよう〜2023年3月期 第2四半期決算〜

会社選びに悩むのは、就活や転職活動の常。成長性はあるのか、自分が携わる業務はどのような経営状況なのか…など、心配事は尽きません。
そこでオススメしたいのは、決算資料を読むこと。企業が開示する投資家向けの広報(IR)資料には、会社の状態が汲み取れる情報がたくさん詰まっています。企業選びの一つの判断材料になるかもしれません。
i-plugにおいても、先日2023年3月期第2四半期決算を発表しており、本記事では決算資料から一部抜粋し、業績やビジネスモデルについて紹介します!

i-plugの2023年3月期 第2四半期はここに注目してほしい!

①成長のために積極投資

2023年3月期は、OfferBoxの成長やグループ会社全体の成長のため積極的に投資を実施しました。第2四半期までに実施した主な投資は2つです。

8月に若手向け転職プラットフォーム「PaceBox」を正式リリース

8月に正式リリースした「PaceBox」。引き続き企業に対して積極的に営業活動を行うと共に、求職者獲得に向けたプロモーションも積極的に実施中です。

株式会社マキシマイズを子会社化

9月15日には食品業界に特化した就活イベントや学生向けの就活関連講座の企画運営を行う株式会社マキシマイズを完全子会社化。事業拡大及び同社の各種コンテンツとOfferBoxとのシナジーを創造しプラットフォーム価値向上を目指しています。

②中期経営計画に掲げた目標数値に向けて着実に成長中

2023年3月期〜2025年3月期の中期経営計画(※1)では、2026年卒学生におけるOfferBox経由での内定承諾者数(決定人数)の目標として2万人を掲げています。売上高のみならず「企業と学生の出会いの機会を広げるプラットフォーム」として成長しているOfferBox。目標数字に対しての結果に注目してみてください。
※1 中期経営計画(2023年3月期〜2025年3月期)https://i-plug.co.jp/ir/upload_file/tdnrelease/4177_2022061413013602_P01_.pdf

2023年3月期 第2四半期決算を見ていこう

2023年3月期第2四半期決算業績ハイライト

i-plugでは、4月〜3月末までを一つの期としています。つまり、赤枠内の2023年3月期「第2四半期累計」は2022年4月〜2022年9月末までの業績です。各項目の数字は百万円単位で表記し以下を未満を省略。
注)i-plugにおいて、第1四半期とは4月から6月の間、第2四半期とは7月から9月の間をそれぞれ指します。

前年同期比では、前期(2021年4月〜2021年9月末)と比較した業績の変化をパーセンテージで表しています。 2022年3月期第2四半期の売上高は13億2600万円です。前年は11億5100万円だったので、前年同期比でみると+ 15.2%でした。
また、△は、マイナスを意味します。営業利益や経常利益、親会社株主利益では昨年度の同時期よりマイナスが大きくなっています。理由は、PaceBoxの正式リリースやプロモーションへの投資、OfferBoxの更なる成長に向けた投資などを実施したためです。

登録企業数

OfferBoxの登録企業数は順調に伸び続け、2023年3月期 第2四半期時点では累計12,241社が登録しています。

学生登録数

OfferBoxの学生登録数も順調に成長。2023年卒は209,709人の登録があります。2024年卒は78,952人と前年同月比と同じペースで推移しています。

OfferBox経由での内定承諾者数(決定人数)

2023年3月期 第2四半期時点での決定人数は5,639人。昨年の同時期と比べて、OfferBoxを通じて就職する学生が毎年増加しています。

従業員(連結)の推移

会社の成長は、売り上げなどの数字以外に従業員数を見てみるのも良いかもしれません。i-plugの場合を見てみます。OfferBoxの成長に伴い、営業担当を中心に積極的に採用をおこない、従業員数が増加しています。
また、株式会社paceboxにおいても積極的に人材を採用、加えて株式会社マキシマイズがグループにジョインしたことにより、従業員数がアップしました。

2023年3月期 業績見通し、考え方

2023年3月期(2022年4月〜2023年3月末)の業績予想です。売上高の予想は、43億6600万円で、前期比+ 43.5%の予想です。

上記の通り、i-plugでは業績予想だけでなく2023年3月期業績予想の考え方を決算説明資料で記載しています。第2四半期はまだ期の過程。これから何に投資がされ、どう成長するのかがまとめられています。

おわりに

この記事では主に11月14日発表の「2023年3月期 第2四半期決算説明資料」をもとに説明しました。
業績についてより詳しく見たい方は当社コーポレートサイトのIRページに掲載しておりますので、以下よりご覧ください。

▼i-plugコーポレートサイトIRページ
https://i-plug.co.jp/ir/
▼2023年3月期 第2四半期決算説明資料
https://i-plug.co.jp/ir/upload_file/tdnrelease/4177_20221114565896_P01_.pdf
▼四半期報告書
https://i-plug.co.jp/ir/upload_file/tdnrelease/4177_2022111415240111_P01_.pdf
▼2023年3月期 第2四半期決算短信
https://i-plug.co.jp/ir/upload_file/tdnrelease/4177_20221114565811_P01_.pdf

お知らせ

2022.06.15
数字で見るi-plug〜業績編〜(2022年3月期決算)

先日、i-plugの2022年3月期の決算を発表しました。
決算資料って「難しいことが書いてありそう」とあまり目を通さないことが多いですよね….。でも、決算資料には会社の状態が汲み取れる情報がギュッと詰まっているんです。
そこで本記事では決算資料からi-plugの業績を抜粋し、紹介します。

事業概要

i-plugの主力事業は、新卒ダイレクトリクルーティングサービス「OfferBox」(オファーボックス)。企業は学生にオファーを送ることで能動的に採用活動を進めることができ、学生は企業からオファーを受けることで、それまで知らなかった企業を知ることができるサービスです。

新卒採用をする企業は採用戦略(採用人数、活動時期、採用課題)に合わせて、早期定額型と成功報酬型のプランから選択して利用できます。(※学生の利用料は無料)

2022年3月期の業績ハイライト

i-plugでは、4月〜3月末までを一つの期としています。つまり、赤枠内の2022年3月期は2021年4月〜2022年3月末までの業績であり、直近の期の決算数値を出しているものです。各項目の数字は百万円単位で表記しそれ未満を省略。前年同期比では、前期と比較した業績の上下をパーセンテージで表記しています。 2022年3月期の売上高は30億4100万円です。前年は21億5100万円だったので、前年同期比でみると+ 41.4%。 続いて、営業利益。営業利益 は、【 売上高 】-【 売上原価 】-【 販売費及び一般管理費 】で算出されます。2022年3月期は、3億6700万円。前年同期比で見ると、+ 17.0%でした。

売上高の推移

2016年3月期からの売上高推移グラフです。i-plugは2018年4月から株式会社イー・ファルコンと資本提携を行い、グループ会社となりました。そのため、2019年3月期以降は、グループ会社としての連結での数値を記載しています。 「業績ハイライト」で記載していた2021年と2022年3月期だけでなく、過去6年と比較しても大きく成長しています。
また、CAGRとはcompound average growth rate.の頭文字をとった言葉で、年平均成長率を意味します。当社の2016年〜2022年3月期までの売上におけるCAGRは64.2%です。

OfferBoxの決定人数

OfferBoxは基本的に「成功報酬型」となっており、企業が採用に成功することで売上が発生します。 2022年卒の最終的な決定人数は5,027名(前卒業年度比+41.7%)でした。また、過去7年のCAGRは70.4%で、OfferBoxを通じて就職する学生が毎年増加しています。

主力事業「OfferBox」はなぜ成長しているのか。

ここからは、OfferBoxが成長している背景をご説明します。

市場環境の変化

新卒採用市場では、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、新卒採用の手法の見直しが進みました。この変化は、OfferBoxにとって追い風となっています。

業界のポジションについて

続いて、新卒採用市場でのポジションを見ていきます。 利用した就職サイトでは緩やかに増加傾向であり、2022年卒では業界内の3番目のポジションを獲得しています。 また、満足度はA社、B社についで3番目に高いという結果に。新卒採用市場全体のなかでも、地位を確立しています。

平均取引額の増加

OfferBoxでは、多くの企業に長期利用いただくほど、取引額が増加しています。 独自開発のAIを用いた検索表示順位の最適化など、利用を継続することで採用効率が改善され、採用成功されていることが推測できます。

のびしろについて

現状のシェアは就活生約45万人に対して0.8%。利用者の増加に加え、企業の採用課題を解決しやすいサービスであり、今後の成長が見込めます。

おわりに

この記事では主に5月13日発表の決算資料をもとに説明しました。 i-plugでは、2022年4月1日に中途採用のダイレクトリクルーティングサービスを運営する子会社「株式会社pacebox」を設立させ、さらなる成長に向けて取り組んでいます。

また業績についてより詳しく見たい方は当社コーポレートサイトのIRページに掲載しておりますので、以下よりご覧ください。
https://i-plug.co.jp/ir/
2022年3月期決算説明資料はこちら▼
https://i-plug.co.jp/ir/upload_file/tdnrelease/4177_2022061413004402_P01_.pdf
決算説明会の動画なども掲載しています。▼
https://i-plug.co.jp/ir/event/presentation.html