お知らせ

2025.04.14
会社のやりたいことを推進できるような組織へ。育児と仕事を両立するチームリーダーへインタビュー

i-plugでは法務チームと秘書チームを兼務しながら、家庭では一児の母である網野さん。両チームでの仕事内容や、今後の目標についてインタビューしました。

株式会社i-plug

網野さんコーポレート本部 法務部 法務グループ 兼 コーポレート本部 秘書チーム

大学卒業後、学習塾を運営する企業で塾講師の採用担当を経験。その後、保育園を運営する企業で保育士の採用担当を務めながら、広報業務にも携わる。データ分析を専門とする企業で人事総務を担当した後、2020年3月にi-plugへ入社。現在は、法務チームと秘書チームに所属し、両チームでリーダーを兼任する。

北島i-plugに入社したきっかけを教えてください。

網野i-plugに入社する前は、IPO前のデータ分析を専門とする企業で人事総務を担当していました。バックオフィスの業務全般を経験できたのですが、今後のキャリアを考えると、より事業に共感でき、かつ、やりがいのある環境があれば転職を考えても良いかもしれないと思い、カジュアル面談を受け始めたのです。

i-plugでは、総務と法務の業務を担当する「コーポレートマネジメント部(※当時の部署名)」の上司とカジュアル面談をしました。今までのキャリアで、採用担当を経験していたので、人材業界に馴染みがありました。また、当時のi-plugはIPO前だったため、前職での経験が活かせそうと思ったのです。法務は未経験でしたが、転職の理由であった「事業共感性」や「やりがい」があることに魅力を感じました。i-plugでだったら、管理部門の業務がさらに楽しくなりそうと思い、入社を決めました。

北島2020年3月にi-plugに入社してから、どのような業務に携わっていましたか?

網野入社当初は、総務と法務が同じ部署だったため、事務的な業務を担当していました。具体的には稟議申請のチェック、定例会議体の運営、オフィス運営、反社チェックなどです。その後、プライバシーマークの運用や契約管理などに関する業務等、法務の業務にも携わり始めました。法務の仕事はわからないことばかりで、社内の打ち合わせに参加しては、単語を調べるところから始まり、当時はとても苦労しました。
その後、2021年5月から産休・育休を約1年間取得。私の育休中にi-plugの組織編成から総務グループと法務グループの部署が分かれ、私は法務グループに復帰しました。復帰前と比べて体制が変わったことで、自身の知識の浅さに気づかされることが多くありました。そのため、民法や個人情報保護法等を必死に勉強して、知識を身につけました。今では、自分の努力次第で業務の範囲が広がる面白さを実感しています。
現在法務チームでは、i-plugグループ3社の法務相談に対応しています。そのほかにも、事業拡大のための法的スキームの検討、法改正や個人情報関連の対応、社内向け法務研修など、幅広い業務に携わっています。

そして2023年2月より、社内で声をかけてもらったことをきっかけに、秘書業務も兼任することになりました。秘書チームはCEOの中野さんCOOの直木さんの秘書業務を担当しています。具体的には、各種日程調整や経費精算、会食の手配、外部登壇や外部セミナーのやり取り、事前資料の準備などです。中野さんと直木さんが各々の職務を全うできるように、事務的なことは秘書が対応します。

北島兼任と聞くと忙しい印象です…。兼任に不安はなかったですか?

網野これまで在籍していた会社でも兼務をしていたことが多かったので、大きな不安はありませんでした。しかし、法務チームと秘書チームでは上長が異なるため、各部署の業務配分の調整は大変で、担当している仕事がそれぞれの上長に伝わるように意識しています。たとえば、カレンダーになるべく何をしているかわかるように予定を入力したり、こまめに業務報告をしたりなどです。特に秘書チームでの業務は、翌日のスケジュール変更など、急ぎの対応が必要なことがあります。秘書チームの仕事が立て込みそうなときは、法務チームの上長に共有したうえで、業務を調整しています。法務チームが理解してくれているからこそ成り立っている状況なので、とてもありがたいです。

北島兼任しながらも2024年4月から法務チームのリーダーを務めていますね。どのような思いでリーダー業務に挑戦することを決めたのですか?

網野会社のコーポレート部門は、各メンバーに専門性が必要だと思っています。しかし、私自身、業務経験が浅かったため、法務としての専門性に自信が持てなかった時期がありました。
リーダーになるには、業務知識や経験が足りないのではないかと思ったのです。一方で、これまでの総務や秘書を担当してきた経験から、他部署との連携は得意だと感じていたため、法務の専門性を高めながら、得意なことを活かしてみようと思い、マネジメントにも挑戦することにしました。
事業会社の法務は専門性が大切なのはもちろんですが、他部署の状況を把握したうえで、先回りして対応できることが重要になることもあると思います。今後も、会社の動きや社内の情報を積極的に拾いながら、各部署とのスムーズな連携を心がけていきたいです。

北島私が大阪オフィスに出張するとき、いつも網野さんを見かけるように感じます。毎日出社しているのですか?

網野オフィスは集中できる環境が整っているので、週に3〜4回は出社しています。
法務と秘書の業務は他部署との連携が多く、対面で会話をしたほうがスムーズに仕事が進むこともあるので、可能な限り出社するようにしています。また、法務の業務を進めるうえで、調べものをしながら業務を進めることがあります。使用頻度が高い本はオフィスに置いて、いつでも調べることができるようにしています。業務上の理由を挙げましたが、出社すると、社内にいるメンバーと話すことができるのも理由の一つです。ちょっとした会話ができるのも、出社ならではの楽しみです。

大阪オフィスでメンバーの業務相談に乗る様子

北島i-plugではチームリーダー、家庭では一児の母である網野さん。出社日のスケジュールを教えてください。

網野出社日のスケジュールはこんな感じです。

===
6:30  起床
7:00  朝の準備(時間に余裕があれば仕事開始)
8:00  パパが娘を保育園へ送り出すと同時に出社
9:00  業務開始
17:00 業務終了
17:30 娘のお迎え
18:00 夕飯開始
19:00 お風呂と寝かしつけ
21:00 仕事再開(週2〜3回)
22:00 自分タイム、就寝
===

フルタイム勤務なので、9:00〜17:00で仕事をすると、勤務時間が不足してしまうことがあります。そのため、出社前の朝や子どもの寝かしつけの後に仕事の時間を確保しています。また、週に1〜2回はリモート勤務なので、出社日より多めに仕事の時間を確保して、調整することもあります。ただ、子どもの都合でスケジュール通りに業務が進まないことも。家族とコミュニケーションを取りながら、家事ができないときは、家族にお任せしています。

家族旅行の写真

北島最後に、今後の目標を教えてください!

網野法務チームでは、2024年度にi-plugグループ各社に向けて、30本以上の研修動画を配信しました。今後も、i-plugグループ社員のコンプライアンス意識をさらに高められるような施策を考えたり、メンバーから必要とされている内容を積極的に発信したり、社内教育に力を入れていきたいです。
また、秘書チームは全員が他業務と兼務しています。そのなかでも、滞りなく秘書業務を進めるために、チーム内で仕事の状況を共有しながら、互いにフォローし合える関係をさらに強化していきたいです。
法務と秘書はまったく異なる業務に見えますが、兼務することで、それぞれの業務に良い影響があることを日々実感しています。たとえば、秘書業務ではCOOの動きから、営業部門の動きを把握できたり、法務業務では会社法関連の重要度が高い案件を知ることができたりします。これらの業務を横断することで忙しさはありますが、会社や組織への理解がより深まっていると感じています。今後も、管理部門として幅広い業務に携わりながら、会社の「やりたいこと」を推進できるような組織づくりに貢献していきたいです。

北島ありがとうございました!

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2023.03.14
息子が自慢できる母親になりたい。育児と仕事を両立するチームリーダーへインタビュー

株式会社i-plug

陽田さんパートナー営業部

大学卒業後、女性ファッションブランド企業にて販売員を経験。株式会社リクルートキャリアに転職をし、中途採用向けのダイレクトリクルーティングサービス事業に約3年間携わる。その後、株式会社ロイヤリティマーケティングに入社し、マーケティング商材の広告営業を担当。2019年8月、i-plugへ入社。現在はパートナー営業にてチームリーダーを務める。

 

鹿毛 今年でi-plug4年目の陽田さん。i-plugに入社してからのキャリアを教えてください。

陽田i-plugへ入社したのは2019年8月。今年で4年目になります。はじめは、関東にある企業を中心として営業を担当していました。今のi-plugは「営業」といっても、新規のお客様を対象とする営業、既存のお客様を対象とする営業、など役割によって部門が分かれていますが、当時は営業部として一つの部署だったので、新規営業も既存営業もどちらも担当していました。

入社半年後、パートナーチーム(現在のパートナー営業部)が新設されるタイミングで異動しました。OfferBoxを代理販売してくれる代理店に対しての営業が主な担当で、代理店を通してOfferBoxの利用企業を増やすためのサポートなどを考えています。例えば、OfferBoxの良さや提案の仕方を伝える勉強会や、代理店が他に扱っている商材と掛け合わせてOfferBoxの営業ができないかなどを考えながら、代理店をサポートしています。
また、去年の7月からはチームリーダーに就任しました。

鹿毛 パートナー営業部での仕事のおもしろさは?

陽田パートナー営業部での仕事は、新卒を採用したい企業を直接サポートするのではなく、代理店を通して採用をサポートします。OfferBoxを利用している企業さんが直接目に見えない難しさやもどかしさがあるなか、OfferBoxを売ることを客観的にみてサポートすることがおもしろいです。代理店を巻き込みながら、どう動いてもらうのかを考えて、受注に成功した時にやりがいを感じています。

チームリーダーとしても、同様のやりがいがあります。今までは自分が動けばよかったところを「自分がどうサポートしたら、メンバーの成果に繋がるのか。」を考えながら、チーム全体で成長を目指しています。

鹿毛 i-plugではチームリーダー、家庭では一児の母である陽田さん。お忙しそう…。1日のスケジュールを教えてください。

陽田1日のスケジュールはこんな感じです。

==
6:00   起床
6:30   朝食、息子が起床
8:00   パパが起床
8:30   保育園へ見送り
8:45   保育園から帰宅&業務開始
17:30 仕事を一旦仕事を抜けて、息子のお迎え
18:00 夕飯開始
18:30 パパが息子の就寝準備(お風呂など) と仕事再開。
20:00 仕事終了と子の寝かしつけ
21:00 自分タイム(漫画読むことが多いです!) とお風呂、就寝
==

朝と夜にとっている息子との時間が好きです。息子が2歳で、徐々に話せる言葉も増えてきて本当に可愛いんです!朝起きる時は、ダラダラしながら「朝ごはん何にする?」など何気ない会話をしています。また、息子が絵本と歌が大好きで、寝かしつけタイムに絵本3冊の読み聞かせ&はらぺこあおむしの歌を一緒に歌って寝るというナイトルーティン。

鹿毛 仕事と家庭を両立するコツは?

陽田「頑張りすぎないこと」です。例えば、ご飯は冷凍、作り置き、無理な時はお惣菜を買うなどです。また日々の家事は、夫と分担をしながらやっています。特に役割を決めているわけではないですが、息子の就寝準備のお風呂などは夫が担当のことが多いです。その時できる人がやることがルール。忙しい時は、躊躇せず家事をお任せしています。

家族旅行の写真

鹿毛 産休、育休はいつ頃取得されてましたか?

陽田2020年8月〜2021年2月頃までです。復帰後、時短勤務にはせずにフルタイムで復帰しました。

鹿毛 復帰後は、時短にされる方が多い印象ですが、どうしてフルタイムで復帰を?不安はなかったですか?

陽田復帰後は時短勤務になることがデフォルトのルールだと思っていたんです。漠然と、子供ができたら時短で今の仕事は無理だろうなと思っていました。一方、本音でいうと子育てしながら自分のキャリアを積んでパフォーマンスを発揮できる人材になりたかったんです。

復帰前に今のパートナー営業部のグループマネージャーから「フルタイムで復帰しても良いよ。あと時短だとその分、給与額は調整入るよ。」と言われたんです。「給与が減るのは嫌だな…。フルタイムで戻っていいんだ。」と思い、まずは家族に相談しました。夫も在宅勤務を増やしたり協力をしてくれるというので、フルタイムで復帰する選択をしました。 復帰直後はとても不安でした。自分自身がパフォーマンスを発揮できるのかが一番の不安でした。
徐々に家事や育児の手の抜き方もわかってきて、今は不安なく働けています。 チームメンバーも、もちろんサポートはしてくれます。しかし「子供がいるから」と変な遠慮をされることはありません。そこがi-plugの良さだと復帰して気づきました。分け隔てなくチャンスを与えてくれた結果、今はチームリーダーとして成長できる環境です。

鹿毛 子育てをしながら働いている社員という観点から、会社に改善してほしい点はありますか?

陽田特にないです!

強いていうなら…。ベビーシッターや会社の保育施設を利用できる制度くらいですかね…。
急に子供が体調崩した時など、看護休暇などが使えるし、社内の人も子育てに理解がある人が多いので全く問題はないのですが、業務やお客様対応などを考えた時にどうしても出勤したい、やりきりたいと思う日があるんです。そういった時に「誰かに預けられたら良いな。」「会社に保育施設があったら良いな。」と思います。

鹿毛 今後の目標は?

陽田チームリーダーとして、みんなが自分に自信を持って仕事できる環境を作りたいです。パートナー営業部のメンバーには強みを大きく伸ばせるタイプ、弱みに対して大きな不安を抱いてしまうタイプなど、さまざまなタイプのメンバーがいます。さまざまな性格のメンバーに対して、第三者からみてサポートすることで、相手の自信に繋がり、成長させられるチームリーダーでありたいです。そのために、日頃は「どうすればこの人は自信が持てるか。」「周りにどういう見られ方をされたいのか。」などを探るコミュニケーションを心がけています。

母としては、子供が自慢できる母親になりたいです。息子が小学生になって「親の仕事」という作文を書いた時に、自信を持って私のことを書いてくれることを夢見ています。また授業参観の時に「あれが僕のママだ!」と自慢して欲しいです。そうなるように、仕事だけでなくて美容にも気を使っています(笑)。

鹿毛 ありがとうございました!