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もっとワクワクしよう! i-plugのValues浸透プロジェクトを社長にインタビューしてみました

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もっとワクワクしよう! i-plugのValues浸透プロジェクトを社長にインタビューしてみました

  • #CEO

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2022年に創業10周年を迎えるi-plug。より強い組織となるために、このたびバリュー浸透の取り組みをはじめました。

そこで、今回はバリュー浸透のプロジェクトオーナーでもあるi-plugの代表・中野さんにインタビュー。バリューへの思いを語っていただきました。

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株式会社i-plug

中野智哉代表取締役CEO

1978年兵庫県生まれ。2012年グロービス経営大学院大学経営研究科経営専攻修了(MBA)。 株式会社インテリジェンス(現パーソルグループ)で10年間求人広告市場で法人営業を経験。 2012年4月18日に株式会社i-plugを設立し、代表取締役CEOに就任。本記事のインタビュイー。

 

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株式会社i-plug

高根千聖PR

1991年千葉県生まれ。i-plugでPRを担当。本記事のインタビュアー。

 

高根 5valuesを設計した経緯を教えて下さい。

中野 ゼロから作ったのではなく、もともとi-plugにある価値観を改めて言語化したものが、 5valuesです。

i-plugには、5valuesの前身として存在していた”core value”というものがありました。ただ、core valueは行動指針がメイン。改めて社内にある価値観を掘り下げ明文化させようという狙いのもと、設計しました。

i-plugが掲げる5values

高根 社内課題を解決するためのもの、でしょうか。

中野 社内のメンバーがこの価値観を体現できていない、というわけではありません。程度(レベル)についての認識を揃えるために言語化した、という方が近いですね。

例えば「英語ができる」って、どういうことだと思いますか。Helloが言える程度なのか、ビジネス会話ができるのか、それとも言語学にまで精通しているのか。

一言で”できる”といっても、レベルの差があります。なので、そのレベルの目線をあわせていくことがひとつめの目的です。

フルリモート体制のためインタビューはオンライン上で実施された

高根 このたび、社内では「バリュー浸透プロジェクト」が立ち上がりました。それはどのような取り組みを指すのでしょうか。

中野 まずは社内におけるバリュー体現レベルの認識を揃えます。その後、メンバー個々が、どのバリューに対し、どれくらいのレベルを目指すかを決め行動できる取り組みになるとよいなと思ってます。

たとえば「変化を楽しむ」。これを最高レベルまで体現しているのは、きっとイーロン・マスクとか、そういう著名人たち。でも、私は別にイーロン・マスクになれって言ってるわけではありません。5つのバリューすべてを強化しなくてもいい。「自分はこれぐらいを目指すんだ」って、自分なりの指標や目標を見つけてほしいのです。

高根 レベルを揃えるための取り組みは何をされるのでしょう。

中野 今回「エバンジェリスト」を社内から選出しました。5つのバリューそれぞれに対し3、4名のエバンジェリストを定めています。エバンジェリストには「5valuesのさらなる理解を通して、業務における行動/態度変容を実現しi-plugにおける模範的バリュー実現者となる」というミッションが掲げられています。

エバンジェリストたちが、担当しているバリューを体現していく。バリューを体現した行動の具体例を作り、社内に浸透させるイメージです。

高根 これからのが浸透するとi plugはどう変わると思いますか?

中野 i-plugは、ベンチャーという枠組みを超えて更なる進化につながり、もう一段、上を目指していけるんじゃないかなと思います。

キックオフで発表されたテーマ「Buid the Engine」のビジュアル。一人ひとりの強みを活かしながら、部署や役職、会社を越えてつながることで、挑戦の原動力となる”エンジン”を作る、という意味が込められている。

中野 社内の戦略共有イベントでも発表されたテーマ「Buid the Engine」の文脈も近いなと思います。一人ひとりの個性を活かした”エンジン”が集合すれば、会社はもっと強くなる。一人ひとりのエンジンをアップデートしていくことが求められます。全体でまとめた時の前にもアップデートしやすくなるし、連携も含めて評価をしないといけない。

高根 会社の力を強くするための取り組みですね。

中野 たぶん、バリューをパーフェクトに理解して体現している人は僕含め、まだいません。言語化したバリューに対し、みんなで解像度を高めていきたいと考えています。バリューは普遍ではなく、進化しうるもの。バリュー自体も、”変化を楽しむ”ものだと思います。

高根 では、中野さんは今のi-plugという会社をどう見ますか?

中野 今のi-plugに対して、メンバーは自信を持っていいと僕は思っています。創業して10年で売上21億円を突破。就活生の3人に1人が利用するなど、就活において新しい仕組みを作り出すことができつつあります。OfferBoxはイノベーションを起こしたサービスと言われることが多々ありますし、投資家からのi-plugの評価はかなり高いです!

でも、現状がゴールではありません。i-plugのミッションは「つながりで世界をワクワクさせる」こと。「新卒採用市場に新しいイノベーション的なサービスを作る」がミッションであればある程度達成が見えているのですが、僕らはその領域にとどまりません。

Vision2030に掲げている「人の成長を加速させる キャリアデータベースプラットフォームをつくる」にもあるとおり、キャリアのデータベースプラットフォームを作っていきたいと思います。

高根 最後に、中野さんが思うつながりで世界をワクワクさせる、とはどういう状態か教えて下さい。

中野 今よりワクワクするものを提供する喜びを提供することです。
10年前と現在はかなり変化してきたと思います。人生100年時代と言われるようになりました。ここから10年、20年先を考えると人と人、人と社会のつながりも更に変化していくと思います。個人の掲げるキャリアの目的地にいくスピードが今より速く、もしくは、よりワクワクする目的地を目指せる状態でありたいと思います。

高根 ありがとうございました!