OfferBoxのサービスリリース10周年を記念し「HR Offer Day 2022」を開催しました。プログラムは豪華ゲストを迎えた4つのトークセッションパートとOfferBoxを利用する企業が表彰されるOfferBoxアワードパートで構成されています。
本記事では当日のレポートと、当イベントの企画者に実施したインタビューを記載します。
HR Offer Day 2022イベントレポート
オープニング
当日はMCとして寺田有希氏をお迎えしました。華やかなオープニング動画によるスタートから当社代表取締役 CEO 中野がサービスリリース10年を振り返り、感謝の挨拶と開会の言葉を述べました。
トークセッション
・Session1:宇宙事業に求める新卒人材とは?
セッション1は、中野がファシリテーターを務め、インターステラテクノロジズ株式会社のファウンダー 堀江貴文氏と代表取締役社長 稲川貴大氏が登壇。宇宙事業を始めたきっかけや、求める人材などについて、インタビュー形式で進みます。また、新卒採用活動における、採用広報や母集団形成など具体的な内容まで言及いただきました。
・Session2:企業の新卒採用 これまでの10年、これからの10年
当セッションは、当社の取締役 CFO 田中伸明が進行役を務め、立教大学経営学部教授 中原淳氏と株式会社サイバーエージェント常務執行役員CHO 曽山哲人氏を迎えてディスカッション形式で実施。「早期化と長期化」「インターンシップ」「情報のオープン化」「経験者採用」「ワークライフバランス」など、さまざまなキーワードをもとにこれまでとこれからの採用について議論が交わされました。
・Session3:牛窪恵・ラランドの”Z世代”採用お助け部屋
続いてのセッションは、ラランドのお二人と「世代・トレンド評論家」の立教大学大学院客員教授 牛窪恵氏が登場。牛窪氏から各世代のキャリア観や価値観の違いをマーケティング観点で紹介いただき、ゆとり世代・Z世代であるラランドのお二人からは、当事者として感じることをお話しいただきました。
・Session4:【日本マイクロソフト・ソフトバンクと考える】学生に選ばれるための新卒採用戦略とは
当社の取締役 COO 直木英訓がファシリテーターを務めた最後のセッション。登壇者は日本マイクロソフト株式会社の岩渕美菜子氏とソフトバンク株式会社の渡邊祐紀氏をお迎えしました。トークテーマは、各企業における採用活動について。ディスカッション形式で、採用ターゲット、スケジュールやインターンシップなど、具体的な採用活動にまで言及いただきました。
▼▼当日のアーカイブ動画を一部限定配信をしております。視聴を希望される方は下記よりお申し込みください。
https://offerbox.jp/company/hr-offer-day-2022
「第2回 OfferBoxアワード 〜10周年特別編〜」
トークセッションに続いて、「第2回 OfferBoxアワード 〜10周年特別編〜」が開催されました。OfferBoxを活用し採用の可能性を拡げている企業様の取り組みを5つの部門に分けて表彰。
▼▼アワードのレポート、受賞企業の紹介はこちらをご覧ください。
https://offerbox.jp/company/report/2022/
「HR Offer Day 2022」の企画者、曽羽さんにインタビューしました。
鹿毛 現在担当している仕事を教えてください。
曽羽 法人マーケティンググループに所属しています。OfferBoxを新しく導入してくださる企業を増やすための施策を考える部署です。グループの業務はOfferBoxの企業用サイト運営や、広告運用、企業向けイベントなどです。そのなかでも私は主にイベントを担当しています。
鹿毛 「HR Offer Day 2022」の開催に至った経緯は?
曽羽 今年、OfferBoxのサービスリリース10周年を迎えたからです。私は、i-plugの創業3年目から在籍しています。OfferBoxの成長をずっと見てきたので「お客様に感謝を届けたい」「新卒採用市場をもっと盛り上げたい」と考えていました。思いを形にするために10周年というチャンスを逃すわけにはいかないと思い、開催に至りました。
鹿毛 イベント開催までの流れを教えてください!
曽羽 イベントは「当日どれだけ集客できたのか?」「盛り上がっていたのか?」など華やかな方に目を向けてしまいがちです。しかし、ターゲットとした人がイベントに参加してくれたか、伝えたいメッセージを伝えられたのかという結果が一番重要になります。
そのため、最初にターゲットやメッセージ設計をしっかり決めています。具体的には「誰が」「どのような理由や課題をもって参加するのか」「参加後どのような状態になって欲しいのか」を順番に考えることが多いです。 次に登壇者を考えます。伝えたいメッセージを伝えるため、どのような人に何を伝えてもらうべきなのかを考えながら登壇者を決めます。自社の登壇者だけでは伝えたいことが伝えきれないと判断した場合は、外部からゲストを招きます。
最後に、プログラムやタイトルなど具体的な形作りです。
最初のターゲット決めの工程を怠ってしまうと、プログラムと講演内容がチグハグになって参加者の期待に応えることができません。
鹿毛 イベント後の振り返りはどのようにしていますか?
曽羽 定量的な振り返り、定性的な振り返りをします。
定量的には、イベント毎に定めている目標数に対する達成度を振り返ります。ただ参加者数を見るのではなく、参加者のなかで新規のお客様は何%で、どのような経路で参加しているのかなどを細かくみていきます。また、営業のアポイントメントに繋がった数値などを見て、営業活動に貢献できているかを評価します。
定性的には、アンケートの回答結果やイベントの盛り上がり方をみて振り返ります。同じ内容のイベントをしても、参加者や時期が違えば、異なる反応をいただくこともあり、奥深いです。
鹿毛 HR Offer Dayを振り返るとどうですか?
曽羽 今回のイベントは、「エンタメ」「学び」「感謝」の要素を取り入れました。
アンケートやお客様からいただく声から、イベントを通してそれらを伝えることができたように感じています。
しかし、イベントを開催しただけで満足するのではなく「OfferBoxの認知に繋がったのか」「新卒採用市場を盛り上げるきっかけになったのか」など、イベント後の結果を検証していく必要があります。
イベントは終わりましたが、今後も結果を追っていこうと思います。
鹿毛 これからチャレンジしていきたいことはありますか?
曽羽 お客様が必要になった時に「i-plug」「OfferBox」を思い出してもらえる関係性を、マーケティングによって作っていきたいです。
マーケティンググループとしてできることは、お客様が必要とした情報を適切なタイミングで提供し、お客様の課題に合った形でOfferBoxの価値を知っていただくことだと思います。セミナーやイベントの開催だけに留まらず、グループ一体となって試行錯誤して仕掛けていきたいです。
鹿毛 ありがとうございました!!