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#4 2023年はどんな年だった?/ シリーズ:中野さん!ちょっと教えてください。

カルチャー・制度

#4 2023年はどんな年だった?/ シリーズ:中野さん!ちょっと教えてください。

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i-plugの代表取締役 CEOの中野さんに会社や価値観など、気になるあれこれを質問するシリーズ「中野さん!ちょっと教えてください」。第4弾は、2023年を振り返ってもらいました。

体感・経験したことのない世界に触れた年

鹿毛2023年はどのような年でしたか?

中野2023年は、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類へと移行され、以前までの生活に戻った1年でした。さまざまな制限がなくなり、人に会うこと、出かけることなどできなかったことができるようになりました。実際、OfferBoxを利用している学生の動きはコロナ禍で大きく変わったのですが、今年になりコロナ禍以前の動きに戻りつつありました。

2023年のi-plugグループは、会社のフェーズが変わった1年だったと感じています。コロナ禍前の2020年は、グループ全体でOfferBoxとeF-1Gの2つの事業のみ。今では事業が9つに増加しました。事業が増えたことで、ステークホルダーが増え、これまでとは会社のフェーズが違うことが実感できた年です。

また今では、約300名以上の従業員がi-plugグループに所属しています。i-plug起業当時は、自分自身ががむしゃらに動いていましたが、今は仲間と一緒に動きながら会社の成長につなげなければなりません。当時とは感じるものや得られるものが違うと感じました。

私個人として2023年は、意図的に会う人を変えた年でした。これまでは関西の起業家に会うことが多かったですが、東京の起業家へ会いに行ったり、違った業種・規模の企業の方と会ったり。コロナ禍で直接会う機会が少なかったのですが、制限がなくなった今、行動を変えてみました。自分が体感、経験していない世界の人と会うことで、新たな価値観や学びが得られると思ったからです。また、「経営のこと」や「業界を変えるために必要なこと」などの考えを整理し成長するために、自身にメンターをつけ、学びを大切にした年でした。

これまでの挑戦を成長させ、新たな挑戦に踏み出す準備をする2024年

鹿毛2024年はどのような年にしたいですか?

中野コロナ禍が過ぎ去った今も、i-plugではリモートワークが浸透しています。今後もリモートワークをなくす予定はありません。組織形成において、リモートワークは弱点もあると思っています。1人で作業に集中するならリモートの方が効率が良い部分があり、リモート商談も自宅の方が捗るなと感じます。一方でちょっとしたことを聞きたい時や、相手の人となりを知って関係性を早く構築したい時はリアルの方が良い場合があるのです。
リモートワークの良さとリアルの良さ、各自が意志をもって活用していくとさらに良い働き方ができると考えてます。まだまだ働き方は発展途上。i-plug全員で今後も追求し良い組織にしていきたいです。

また、i-plugグループはこの2年間でM&Aや新規事業を展開するなど、多くの挑戦をしてきました。これまで築き上げてきたものをさらに成長させる2024年にしたいです。そして、新たな挑戦に踏み出す準備をする年にしたいと思っています。