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新卒採用市場をより良くするために。OfferBox利用企業向け「人事交流会」について聞いてみた

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新卒採用市場をより良くするために。OfferBox利用企業向け「人事交流会」について聞いてみた

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i-plugでは、OfferBoxを利用いただいている企業向けに年4回「人事交流会」を実施しています。「人事交流会」のプロジェクトオーナーの吉田さんと、プロジェクトリーダーの谷内さんに、取り組みについてインタビューしました。

株式会社i-plug

吉田さん営業統括部 CS1部 CS第2グループ

大学院を卒業し、株式会社インテリジェンス(現パーソルグループ)に入社。約11年間在籍し、ナビ商材の法人営業や人材紹介営業を経験。その後、2018年2月にi-plug入社。CS部に所属し、チームリーダーを務める。東海圏の企業を中心にOfferBoxの既存顧客を対象とした営業を担当。

株式会社i-plug

谷内さん営業統括部 CS1部 CS第2グループ

大学卒業後、人材派遣会社に入社し、新規営業・既存営業を担当。その後、ITベンチャー企業で人事総務職を経験。2022年8月にi-plug入社。CS部に所属し、東海圏の企業を中心にOfferBoxの既存顧客を対象とした営業を担当。

北島人事交流会はいつから実施しているのですか?

吉田当初人事交流会は、関西エリアと東海エリアの各営業担当が、2020年から不定期で実施していました。各社の新卒採用担当者の人数は少なく、1〜2名で採用活動を行っているケースが多いです。採用活動を進めていくうえで、「孤独を感じる」と話す採用担当者がいらっしゃいます。そんな新卒採用担当者にもっと寄り添えないかと考え、OfferBoxを利用いただいている企業の採用担当者の方を集め、「異業種交流会のような場の提供」という目的で実施したのが始まりです。
また人事交流会を始めた2020年は、コロナ禍の影響を大きく受けた年でもあり、採用担当者の悩みが増えた時期とも重なっていました。当時はオンライン形式で人事交流会を実施し、情報交換いただくことで、採用成功に繋がればという思いで開催していました。

現在も人事交流会は継続して実施しています。当時とは目的を変えて、2023年4月より新たにプロジェクト化し、再始動しました。

北島どのような背景から目的を変えることになったのですか?

吉田以前までは「場の提供」が人事交流会の目的でした。コロナ禍で他社主催のオンラインイベントが多く開催され、採用担当者同士の交流の機会が増えました。そのような状況のなかで、今後の人事交流会を開催するためには「付加価値」が必要だと感じ、コンテンツと目的を見直しました。

また、コロナ禍で新卒採用市場は大きく変化し、ダイレクトリクルーティングサービスを導入する企業が増加傾向にあります。OfferBoxも利用企業が年々増加しているものの、OfferBoxの効果的な活用方法が十分に伝えきれていない課題を感じていました。
この課題に対して施策を打つために、人事交流会をプロジェクト化し、私がオーナーとなり、前職で人事経験のある谷内さんをリーダーとし、目的から内容まで一新することを決めたのです。

北島現在の人事交流会はどのような目的で実施されていますか?

谷内以前までの「人事の交流の場の提供」という思いは残しつつ、メインの目的は「新卒採用をより良くする」に変更しました。お互いのナレッジを共有し合うことで新たな気づきを得ることができます。各企業の新卒採用のアップデートに繋げて欲しいという思いを込めています。
また、人事交流会の参加者はOfferBoxの利用企業に限っています。だからこそ改めて「OfferBoxの活用方法を知っていただく」という目的もあります。同じ採用ツールを活用しているからこそ、効果的な活用方法を互いに共有し合うことができます。オファー文章の内容やオファー承認後の流れなど、幅広く意見交換を行うことで、より良い活用に繋げていきたいという意図を込めました。

北島現在の人事交流会はエリアごとに開催していますか?

吉田「新卒採用をより良くする」「OfferBoxの活用方法を知っていただく」を実現するために、全国の企業を対象としています。
業界やエリアは限定せず、企業規模や採用担当者の採用経験年数も制限はありません。幅広い背景や経験を持つ参加者が集まり、多様な視点や知識を共有する場を提供しています。

コロナ禍の影響でオンライン採用が一般化した今、特定のエリアで開催する必要性はないと判断しました。採用活動の課題や悩みはエリアに関係なく、共通していると思います。エリアを超えた参加となることで、異なる地域からの参加者が集まります。新たなアイデアやノウハウを得る機会が増え、より充実した有益な交流となるのでは、と考えました。

北島人事交流会に参加される企業は何社くらいですか?

谷内40〜50社の採用担当者の方々に参加いただいています。以前は10社くらいの規模感で実施していましたが、プロジェクト化して動いた甲斐もあり、規模が大きくなりました。また、リピートで参加いただく企業も開催するごとに増えており、参加企業数の約半分が2回以上参加しています。

北島人事交流会の当日のコンテンツを教えてください。

谷内人事交流会は約90分の開催です。
最初の15分は新卒採用に役立つセミナーを実施しています。直近の1月開催時は、弊社の23年卒社員に登壇してもらい、学生の就職活動を知ってもらうコンテンツを用意しました。
その後、交流会を各グループ4〜5人に分けて実施。交流会で話すテーマは、開催前に「交流会で話したいこと」のアンケートを実施し、同じことを話したい方同士が集まれるようグループを作っています。
交流会後は、弊社のOfferBox以外のサービスか、OfferBoxの販売代理店のサービスのいずれかを案内し、人事交流会は終了となります。

北島人事交流会のプロジェクトは何名体制ですか?

吉田現在は8名で運営しています。関東・東海・関西の各エリアの営業担当と連携しながら、役割を分担して進めています。

北島人事交流会に参加した企業からどんなお声をいただいてますか?

谷内開催したなかで最も多かった感想は「他社の人事と話して、学生に個別フォローをする重要性が理解できた」という内容です。私たち営業担当は日々の打ち合わせで「学生への個別フォローの重要性」をお伝えしています。他社の採用担当と交流するなかで、他社の事例を聞き、改めて理解いただける良い機会だと思っています。
また、採用担当の方々がお互いの連絡先を交換して、人事交流会参加後も連絡を取り合っている話も耳にしました。悩みを共有できる関係性がこのイベントをきっかけに作れたことがとても嬉しいです。

吉田「他社の成功事例に刺激を受けた」という感想をいただくことも多いです。このイベントが各社の新卒採用のモチベーション向上に繋がっていると思うと嬉しいです。参加した方の声を聞いて、人事交流会は定期的に実施していくべきだと改めて認識しました。また、参加者の満足度が回数を重ねるごとに高くなっています。参加いただいた方々のアンケートの回答をもとに、次回の人事交流会の内容を考えているので、今後も皆さんのニーズに答えられるような内容にしていきたいです。

北島今後人事交流会を通してどのような影響をもたらしていきたいですか?

吉田人事交流会が、OfferBoxを利用する企業の人事戦略をより良くするきっかけになってほしいと思っています。1つの企業の人事戦略のスキルが向上すれば、周りの企業も影響を受け、相乗効果が生まれるはずです。このような好循環が生まれることで、新卒採用市場がより良い状態になると信じています。人事交流会を通じて、良い連鎖を生み出すきっかけを作り出していきたいです。

谷内OfferBoxの付加価値の提供はもちろん、人事交流会の内容をブラッシュアップし、新卒採用市場をより良くしていきたいです。また、採用担当者同士がフラットに繋がることのできる仕掛けをもっと作っていきたいと思っています。この記事を読んで、人事交流会に興味を持っていただいた方がいれば、ぜひご参加ください!

北島ありがとうございました!