2024年7月、i-plugグループのMission(ミッション)とVision(ビジョン)を策定しました。当記事では、i-plug 代表取締役 CEOの中野さんにグループとしてMissionとVisionをもつ背景や、思いをインタビューしました。
鹿毛新しく策定したMissionとVisionを教えてください。
中野新しく策定したMissionとVisionはこちらです。今回策定したMissionとVisionは、i-plugだけでなく、グループ会社のイー・ファルコンとマキシマイズと共通してもつものです。
【Mission】 つながりで、人の可能性があふれる社会をつくる
私たちは、人の可能性を信じています。
一人ひとりが持つ多様な能力や個性が存分に発揮されたとき、人はもっとイキイキと働ける。もっとじぶんらしく輝ける。だからこそ私たちi-plugは、人・組織・社会のつながりのあり方をより良くすることで、より多くの人の可能性を最大限に引き出していきます。
より良いつながりで、誰もがワクワクしながら自己実現していける「可能性あふれる社会」をつくる。一人でも多くの個の力を呼び起こすことで、日本が直面するさまざま問題が解決され続ける明るい未来を切り拓いていく。 このミッションの実現は、簡単なことではありません。だからこそ私たちは、挑戦します。
ともに働く仲間と、想いを共にするすべてのパートナーの皆さまとともに、人の可能性があふれる社会をつくっていきます。
【Vision 2030】 未来を担う若い世代から、もっとも選ばれるプラットフォームになる
私たちは、一人ひとりが自分らしいキャリアを育てられるプラットフォームを実現することで、新卒採用・中途採用領域といった枠組みを越えて、未来を担う若い世代からもっとも選ばれる存在になります。
鹿毛グループMissionとVision策定の背景を教えてください。
中野2012年にi-plugが誕生し、2018年には適性検査「eF-1G」を提供する株式会社イー・ファルコンがi-plugグループにジョインしました。その後、2022年に業界特化型イベントプラットフォーム「Tsunagaru就活」を展開する株式会社マキシマイズがグループに。また、学生向け会員制ラウンジ「plugin lab」と「キャリア大学」の事業を譲り受け、運営サービスも拡大してきました。
グループ各社がミッションとビジョンをそれぞれ設定していますが、改めてi-plugグループとして共通して目指す世界観を考えるべきだと思い、グループのMissionとVisionの策定に踏み切りました。
鹿毛グループ会社のイー・ファルコンとマキシマイズは、各々のミッションやビジョンを持っています。グループとして、各企業の考え方はどういったものになるのですか?
中野今回策定したのは「i-plugグループ全体」のMissionとVisionです。
グループ各社のミッションやビジョンは各々の文化と言えます。グループ全体で文化まで同じにする必要はありません。ただ、目指す方向は同じでありたい。そう考え、グループのMissionとVisionを作りました。
i-plugだけでなく、イー・ファルコンとマキシマイズの3社が手を取り合った時に達成できる世界観を言語化したものです。
鹿毛この言葉が完成するまでの流れを教えてください。
中野役員たちが集まり、「何を実現したいのか」を考え、i-plugグループの現状から何ができるのかをフラットに議論することから始まりました。改めて議論すると、各々の表現は違えど目指す先は同じだったのです。そんな目指したい未来を言語化したものがMission。
次に、目指す先・実現したい世界観に向けて、2030年までにやるべきことと、やりたいことを考えました。言葉に落とし込んだものが「Vision2030」です。
鹿毛これまで、i-plugとして掲げていたMissionとVisionの方向性と、新しいMissionとVisionに大きな変化はない印象です。表現が変わったように感じますが、どのように言葉を選んだのでしょうか?
中野個々の解釈にブレがないような言葉選びをしました。
以前のi-plugのMission「つながりで世界をワクワクさせる」を例にあげます。「世界」と聞くとglobal、society、universeなどと規模感や言葉の意味で解釈の違いがあるのです。「ワクワク」においても、人によって感じ方が違います。
そういった解釈の違いが生まれないような言葉選びをすることで、向かう方向にズレが生じないようにしました。
鹿毛さいごに、グループのMissionとVisionが策定され、実現できることを教えてください。
中野2018年にイー・ファルコン、2022年にマキシマイズがi-plugグループに。これまでも同じ方向を向いて多くの連携をしてきました。一方で、グループとして何を目指すべきなのか言語化がされておらず、一つひとつの連携ベースで認識を揃えてきたのも事実です。
今回、グループとしてのMissionとVisionが言語化し共通の思いを持つことで、スピード感のある連携が可能となり、グループ全体の成長を加速させると思っています。
鹿毛ありがとうございました。