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会社の資産となる「情報」が集まるSalesforceをもっと価値あるものに。VP受賞のメンバーにインタビュー

会社の資産となる「情報」が集まるSalesforceをもっと価値あるものに。VP受賞のメンバーにインタビュー

  • #情報システム

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社員を表彰するアワード(MVV AWARD※)にてVPを受賞した神原さん。仕事に対する思いや、今後の目標についてインタビューしました。

(※)i-plugが掲げる5Values、「変化を楽しむ」「全てのステークホルダーに対してフェアである」「想像的な意志を尊重する」「共創しながら価値を出す」「想像的な意志を尊重する」「主体的に取り組み、成果創出にこだわる」。MVV AWARDでは、この5Valuesを1年間で最も発揮した社員に贈られる賞です。

株式会社i-plug

神原さん戦略情報システム部 DX推進グループ

社会人は、保育士としてのキャリアをスタート。その後、IT企業へ事務職で入社。事務処理だけでなく、SalesforceのSlerとしての知識を広げ、お客様への提案をするなど役割を広げる。その後、2022年8月にi-plugへ入社。

 

鹿毛 ファーストキャリアは保育士である神原さん。保育士時代から、i-plugへ入社するまでの経緯を教えてください。

神原私は保育士からキャリアをスタートしました。保育士は憧れの職業だった一方、オフィスで働くOLへの憧れも捨てきれなかったのです。保育士をやめて、オフィスワークをするためにIT企業の事務として転職しました。事務だけでなく挑戦できることはしてみようと、タスクが片付いたら「他にできることありますか?」と声をかけていました。手を挙げたら挑戦させてくれるすごく良い環境でしたね。そんなことをしていると、気がついたら「Salesforceに詳しい人」になっていたのです。内勤で事務を担当していたはずが、お客様にSalesforceの運用やシステムの改善を提案するまでになっていました。「Salesforceを導入したけれど、うまく活用できなかった」または「運用が現場に定着しなかった」と悩みをもつお客様への提案が多かったです。
そういった仕事を続けていると、自分の提案を取り入れてもらった後に現場がどう使ってくれているのかなど、納品後の状態が見られないことに少し煩わしさを感じ始めました。より現場の近くにいながら、業務への助けになる仕事がしたいと思い、転職を考えました。
Salesforceを自社内で運用、構築している会社であることと、サービスへ共感ができる会社であることを軸に転職活動し、i-plugへの転職を決めました。

鹿毛 現在、i-plugで担当する仕事を教えてください。

神原Salesforceの運用と保守をメインに担当しています。Salesforceを活用した業務効率化を目的として、業務を自動化するシステムの構築などを担当しています。そして今期から、Salesforceのリプレイスプロジェクトが始まりました。

鹿毛 VP受賞において、「Salesforceのリプレイスプロジェクト」での神原さんの働きが称賛されていたと思います。プロジェクトについて詳しく教えてください。

神原i-plugのSalesfoceの活用では主に2つの課題がありました。

1つは、Salesforceを最大限に活用できていないことです。たくさんのデータが集まる場所になるべきですが、使いたい人が使うサービスになってしまっています。
2つ目は、システムが複雑化しすぎていることです。複雑化していることで、一つの改善を試みると全体に影響が出てしまう危険性があります。そうするとたった一つを改善するにも、必要以上の時間を要してしまうのです。Slaceforceを導入して以降、たくさんの人がシステムの構築や改善に携わっていました。全体感を考慮せずに、1つの事象だけをみて継ぎ接ぎで改善を進めてしまった結果です。同じような課題を抱える企業をこれまでも多くみてきました。i-plugだけが陥っている事象ではありません。

「Salesforceのリプレイスプロジェクト」は、こういった状況を改善しようと立ち上がったプロジェクトです。現場の方が使いやすいようにすることと、継ぎ接ぎになっていたシステムを整理することをメインに進めています。

鹿毛 プロジェクトを進めるなかで5Valuesのひとつ「主体的に取り組み、成果創出にこだわる」を最も具現化していたと評価されていました。仕事するうえで意識していることはありますか?

神原さまざまなことに興味をもつ性格なので、「自分でやってみること」に抵抗がないのだと思います。そのため特別意識していることはありません。 仕事をするうえで、「実際サービスを使い、活用する人にとって価値のあるものを提供したい」という思いがモチベーションです。依頼されたことだけをシステムに落とし込む作業はしないようにしています。本質的な課題の改善になるのかを探るために、依頼の背景や考え方をヒアリングするようにしています。ヒアリングするようになったきっかけは、「興味」があったからです。 そんな「性格」とモチベーションになる「思い」が、i-plugのValueにマッチし、評価してもらったのだと思っています。

鹿毛 今後の目標を教えてください。

神原「Salesforceのリプレイスプロジェクト」は、今も進行中のプロジェクトです。第一弾の改修を終えてから時間が間もないので、まだ現場には混乱する人がいる時期だと思います。これからは「さらに良いものにするために」を考えながら、プロジェクトを遂行していきたいです。

また、日々営業活動の傍ら、Salesforceに情報を入力をするメンバーの時間が無駄にならないようなシステム構築に努めたいです。Salesforceには、多くの情報が入ります。その情報は、会社にとって大きな資産となるのです。単に情報が集まる場所にするのではなく、活用できるようなシステム環境にしていく必要があります。そうすることで、「情報」がより大事な「資産」へと変わるのです。

VP受賞を通して、私がこれからやりたいことや、「実際サービスを使い、活用する人にとって価値のあるものを提供したい」という思いが伝えられたと思っています。だからこそ、思いばかりを語るのではなく実行にうつし、メンバーの人たちの頑張りに貢献したいです。

鹿毛 ありがとうございました。