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i-plugの教育研修制度「ワクトレ」とは?活用方法や実例を聞いてみた

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i-plugの教育研修制度「ワクトレ」とは?活用方法や実例を聞いてみた

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i-plugには、「ワクトレ」と呼ばれる、自律的な一人ひとりの学びを支援するために作られた教育研修制度があります。どのような制度なのかを担当者に伺いました。また「ワクトレ」を活用して資格取得をしたメンバーに、挑戦しようと思った背景など、インタビューしました。

株式会社i-plug

奈良さんコーポレート本部 HR戦略部 人事企画グループ

大学卒業後、百貨店で婦人服の販売員を担当した後、医工学研究室での教授秘書を経験。その後、人材業界へ転職し、エンジニア派遣事業における人材採用や人事労務に従事。2017年12月にi-plugへ入社。現在は、人事企画や制度運用を担当。

北島i-plugの教育研修制度の一つである「ワクトレ」について教えてください。

奈良i-plugでは、「顧客価値をつくる人に成長機会を提供する」という人材マネジメントポリシー(※1)を定めています。この考えに基づいて、i-plugの人事制度は作られているのです。「ワクトレ」は、個人の成長が会社の成長に寄与すると考えて、一人ひとりの自律的な学びを支援するために作られた教育研修制度の一つ。下記が補助の対象になります。

・業務上の成果創出につながる個々のスキルアップ、キャリア形成に関連する書籍の購入
・外部研修やセミナー参加費用の補助
・資格取得時の取得費用の補助
・社内勉強会開催時の外部講師依頼費の補助

※1:人材マネジメントポリシー:https://i-plug.co.jp/company/management/

北島年間でどのくらいのメンバーが「ワクトレ」を活用しているのですか?

奈良4割以上のメンバーが、いずれかのワクトレ制度を活用しています。最も活用されているのは「業務上の成果創出につながる個々のスキルアップ、キャリア形成に関連する書籍の購入」ですね。社内では「i-book(※2)」と呼ばれています。事前に購入したい書籍を申請することで、自身の成長に活かすことができる図書の購⼊費⽤を全額補助する制度です。上限は月に2冊です。そして購入した図書は自身の手元に残すことができます。

※2:本が購入できる制度「i-book」とは?活用方法やおすすめの本を聞いてみた

北島「資格取得時の取得費用の補助」はどのような制度ですか?

奈良「業務上の成果創出につながる個々のスキルアップ、キャリア形成」に関連する資格取得において、合格したときに、資格取得費用を原則3万円まで補助する制度です。「何のために資格を取得したいのか」の目的を、自分で言語化したうえで学んでほしいため、事前の申請が必要です。
これまで、キャリアコンサルタントや中小企業診断士、ビジネス実務法務検定、上級ウェブ解析士、ITパスポートなどの資格取得において、申請された実績があります。

北島当制度を活用して、資格を取得する際の流れを教えてください。

奈良自律的な学びを支援するための制度なので、取得したい資格が決まったら、事前に資格についての目的や学習計画を申請してもらいます。また、並行して「i-book」も活用して、資格取得のためのテキストや過去問題集などを購入できます。資格取得のために外部の講座などを受講したい場合は「外部研修やセミナー参加費用の補助」を活用することも可能です。なお、取得費用の補助は合格時のみ支給されますが、合格するまでは何度でも挑戦することができます。

北島どのような人に「ワクトレ」を活用してほしいですか?

奈良「ワクトレ」は自律的な学びを支援するための制度です。そのため、i-plugの5Valuesにある「主体的に取り組み、成果創出にこだわる」を体現し、自ら学んで成長しようとする方に活用いただきたいです。「何を学んだら良いのかわからない」というメンバーには、キャリア相談窓口や上長との1on1の場を設けています。周囲の人と壁打ちしながら、自分に必要な学びを、自ら確認して、組み立てて、吸収していけるような風土を支えていく制度にしたいと思っています。

長期的なキャリア・スキルアップを見据えた学びでなくても構いません。例えば「AIを活用して業務効率を向上させる」などの「すぐに使える技を学ぶ」セミナーを受講する方もいます。また新しいサービスや技術のキャッチアップに制度を利用することで、社内に学びを還元し、業務に活用されているケースもあります。最近の具体例だと、Google Analytics4活用講座やTablueau基礎講座などが挙げられます。

「ワクトレ」を活用して簿記3級・簿記2級に合格した山本さんにインタビュー

簿記3級・簿記2級に合格した山本さんに、どのように「ワクトレ」を活用して、資格取得に挑戦したのかを伺いました。

株式会社i-plug

山本さんコーポレート本部 経営管理部 経営管理グループ

高専を卒業後、ガス会社にて、サービスエンジニアとして家庭用ガス機器の保守・メンテナンス等を担当。その後、2023年5月にi-plugへ入社。現在は、総務業務と秘書業務を担当。

北島「ワクトレ」を活用して、簿記3級・簿記2級に挑戦しようと思った理由を教えてください。

山本前職では、サービスエンジニアリングの仕事をしていたので、i-plugにはバックオフィスの業務未経験で入社しています。入社当初は、社内のメンバーが会話で使う用語を理解することが難しく、場当たり的に知識を身につけている状況でした。経理部に所属するメンバーと仕事の話をしていたときに、「会話の内容を少しでも理解できるようになりたい」と思い、簿記3級・簿記2級の資格取得を考え始めました。
資格を取得するためには、「時間・お金・やる気」の3つを準備する必要があると思います。i-plugでは「ワクトレ」を活用することで、お金の負担は軽減できます。そのため、「時間とやる気は自分次第!」と思い、簿記3級から挑戦することにしました。
簿記3級・簿記2級の勉強を進めたことで、業務のなかでよく使われる言葉に触れたり、業務上のルールを知ることができたり、学びが大きかったです。簿記3級に合格した後、さらに理解を深めたいと思い、簿記2級にもチャレンジすることを決めました。

北島簿記3級・簿記2級に挑戦するために、どのくらいの期間勉強しましたか?

山本簿記3級は、2〜3ヶ月の間に集中して勉強して合格することができました。簿記2級は、取得まで1年ほどかかりました。時間に換算すると約300時間を費やし、2024年12月に合格しました。通勤時間にテキストを読んだり、昼休みに勉強したり、休憩と通勤の時間を活用しています。試験日直前の1ヶ月は、平日は毎日2時間勉強、土日は5時間勉強しました。
私の場合、簿記の勉強内容と仕事内容につながりがあったため、日々仕事をしながらインプットとアウトプットを必然的に繰り返すことができました。そのおかげで、資格取得のためだけでなく、業務に生かしながら、知識を定着させることができたと思います。

資格取得時に実際に使用したテキスト

北島「ワクトレ」は、資格を取得する後押しになりましたか?

山本後押しになりました!今まで、資格を取得する機会があまりなかったので、資格を取得するためにお金を払うことに、ハードルを感じていました。しかし「ワクトレ」の場合、合格したら、受検費用は「資格取得時の取得費用の補助」の対象となります。「合格したら、この受検費用が戻ってくる!」という、ほどよいプレッシャーを感じながら挑戦することができました。この制度がなければ、資格取得に挑戦していなかったかもしれません。また、自分のために資格を取得するだけではありません。会社の業務に活かすために「ワクトレ」を活用しながら資格の勉強に励むことができるので、日々の勉強のモチベーションが高まりました。

北島簿記3級・簿記2級に合格してから、実際の業務に活きていることはありますか?

山本合格する前でも、仕事上の会話の全体像は理解できていました。一方で、理解しきれていないこともあり、モヤモヤした気持ちでミーティングを終えることがあったのです。しかし、簿記の勉強をしたことで、会話の意図が理解できるようになり、自分が携わる業務の納得感につながっています。正直、簿記の知識が直接業務に関わることは少ないですが、勉強した内容が仕事の質や理解力を高めることに役立っています。また、経理やIRの業務内容への理解も深まり、他部署の理解にも活かせていることが嬉しいです。

北島今後、挑戦してみたい資格があれば教えてください!

山本今年の年明けから「第一種衛生管理者」の勉強を始めました。現在私は、社員が働きやすいi-plugのオフィスづくりを担当しています。労働基準法や労働安全衛生法などの知識を身につけたうえで、オフィスづくりに携わりたいと思い、勉強することに決めました。
また、「第一種衛生管理者」の次のステップとしては社会保険労務士の資格取得も見据えています。働く「人」に関わることにも挑戦したいと思ったからです。社会保険労務士の勉強のなかには、現在勉強している第一種衛生管理者の知識が含まれています。そのため、まずは第一種衛生管理者の勉強に取り組みながら、2026年の社会保険労務士の資格取得に向けて頑張っていきたいです。もちろん、資格取得だけが目的ではありません。いつか総務と人事の間に立つことで、社内のメンバーからの声を拾いながら、労働環境をより良いものにしていく立場にもチャレンジしたいです。

北島ありがとうございました!