OfferBoxの法人向けマーケティンググループに所属する河合さん。社員を表彰するアワード、MVV AWARD(※1)にて2024年度のVPを受賞しました。そんな河合さんに、受賞時の心境や仕事で意識していることについてインタビューしました。
※1 i-plugが掲げる5Values、「変化を楽しむ」「全てのステークホルダーに対してフェアである」「創造的な意志を尊重する」「共創しながら価値を出す」「主体的に取り組み、成果創出にこだわる」。MVV AWARDでは、この5Valuesを1年間で最も発揮した社員に贈られる賞です。
株式会社i-plug
河合さん法人マーケティンググループ
2023年大学卒業後、i-plugへ入社。現在は法人マーケティンググループでチームリーダーを務める。主な役割は運営するメディア「人事ZINE」のコンテンツ制作や、セミナーの企画。
鹿毛改めて、MVV AWARD VP受賞おめでとうございます。受賞した時の心境を教えてください。
河合受賞できると想像していなかったので、驚きました。MVV AWARD終了後に、多くの方から「おめでとう」と声をかけてもらいました。嬉しさが募る一方で、「これからも頑張らねば」と気の引き締まる思いです。受賞時に全社員の前でスピーチをしたことで、自戒になったと感じています。私にとって、改めて「頑張ろう」と思えた良い機会でした。
鹿毛VP受賞の河合さんの思いや仕事観について深掘りしていこうと思います。はじめに、現在担当する仕事を教えてください。
河合法人マーケティンググループに所属し、コンテンツに関わる仕事をしています。具体的には、展示会やホワイトペーパー、セミナー、オウンドメディアなどのコンテンツの制作です。2025年4月からは、チームリーダーを務めています。
「編集者の視点」である仕事がしたい
鹿毛i-plugへの入社理由を教えてください。
河合私は2023年4月に新卒としてi-plugへ入社しました。
就活は「事業会社のマーケティング職に就くこと」と「おすすめできるサービスに携わること」の2つが軸でした。 私は「自分にとって良いと思えるか」が、熱量を持って仕事に取り組めるかどうかに直結するタイプだと思っています。そして、心配性でもあるので徹底的に調べないと気が済まない性格です。
だから、就活サービスも、カオスマップを見ながらほぼすべてに登録した記憶があります。多くの就活サービスを使うなかで、OfferBoxの「サービスのコンセプト」や「オファーの質」に強く惹かれ、私にとっての「おすすめサービス」になりました。 「OfferBoxを徹底的に調べよう」と決めてからは、あらゆる情報を集めました。OfferBoxの法人向けサイトを見た時に初めて、学生が一度にオファーを受信する数だけでなく、企業側が学生に送るオファー数にも上限があることを知りました。サービスの掲げる思いとプロダクトの仕様が一致していることに感銘を受けたのです。
実際に私がOfferBoxを使うなかで受け取った企業からのオファーの「質」も高かったです。サービスの「思い」「仕様」「実態」がすべて一致していることを実感しました。
そして、i-plugの選考を受けようと決め、インターンシップに参加しました。 就活の企業選定でも私の心配性は発揮され、説明会やインターンシップには120社以上参加しました。
そのなかでも、特に印象に残っているのがi-plugのインターンです。「新規事業を考える」というテーマのもと、講義やワークを通してビジネスの視点を学ぶことができました。サービスや企業の特徴などさまざまな観点から比較検討し、i-plugの志望度が高まったのです。
選考では「マーケティングがやりたい」という私の思いを理解していただき、2つの軸が叶えられるi-plugへの入社を決めました。
鹿毛なぜ「マーケティング職」を希望していたのですか?
河合「編集者の視点」をもった仕事がしたいと思っていたからです。文学部国文学科に所属していたこともあり、編集者を志望していた時期がありました。しかし「趣味は仕事にして良いのだろうか」という感覚もあり、「編集者」の仕事を紐解いていったのです。
そのなかで、私は、自身の感性や感覚で自由度高く企画する「編集者」ではなく、訴求したいターゲットに合わせたメッセージやコンテンツなどの型を考える「編集者」になりたいと感じるようになりました。そういった考えのもと働くことができる職種を探していくなかで、「編集者の視点」を持ちながら働ける職種こそ、BtoBマーケターであると思ったのです。
鹿毛マーケティング職で入社した23卒の新卒メンバーは河合さんだけですが、不安はなかったですか?
河合入社前に不安を解消できる環境が整っていたので、あまり不安はなかったです。具体的には、内定者アルバイトをしたり、マーケティングを学ぶためのeラーニングを用意してもらいました。
また、内定者アルバイトを通して、法人マーケティンググループの先輩と関わることができたので、入社後のギャップもありませんでした。
成果につながるための環境とコンテンツ作りに挑戦し続ける
鹿毛VP賞受賞において、5Valuesの「主体性に取り組み、成果創出にこだわる」を最も体現したと評価されていました。意識していることはありますか?
河合 私は、前に出てチームを引っ張るタイプではありません。また、i-plugのなかでも、お客様と最前線で関わり、直接的に売上をつくる営業職でもありません。だから法人マーケティンググループの一員として、「営業が成果を発揮しやすい環境やコンテンツをつくること」を最も意識しています。
具体的には、私がプロジェクトマネージャー(PM)を務めたHR EXPO(※2)の経験です。HR EXPOの当日は、OfferBoxの営業を担当するCS部のメンバーがお客様対応をします。私の役割は、CS部のメンバーが最大限成果を発揮できるように「必要な情報」や「最適な動線」を考え抜くことだと思いました。2024年度のHR EXPOは、私にとって2回目のHR EXPOでした。私がPMを任された際にまず取り組んだことは、2023年度の振り返りです。「この情報があって助かった」「もっとこういった準備があれば、より良いものになる」などの気づきをもとに、考えることから始めました。
2024年度のHR EXPOでは、2023年度と比較して2倍のリード数の獲得を目標に掲げました。前例のない目標でしたが、ネガティブな感情は一切なかったです。むしろ2倍という目標だからこそ、多くのことに挑戦できたと思います。2023年度を通して、「ここはもっと良くできそう」「こういうことにチャレンジしたい」と思うことがあったので、それらに挑戦できたことが楽しかったです。もし前年度と同じ目標だったら、前年度の成功事例を踏襲するのみで、新たな試みができなかった可能性がありますよね。
HR EXPOだけでなく、セミナー開催においても同様です。新たなツールを導入し活用したことで、参加率やアンケート回答数の改善だけでなく、セミナー実施の工数削減にもつながり、セミナーの開催日数を増やすことができました。 2024年度を振り返ると、高い目標を掲げたからこそ、新しいことに挑戦できた一年だったように感じています。
鹿毛今後の目標を教えてください。
河合昨年度までは、新卒2年目という立場で、与えられた役割や施策のなかでベストを尽くすことを考えていました。今年度は3年目を迎え、チームリーダーという立場になったので、視野を広げて質と量のバランスを考えて行動できるようになりたいです。
そのためには、自身のスキルをさらに向上させる必要があります。「どのような訴求が人に響くのか」を学ぶために、多くのクリエイティブに触れるようにしています。以前は「どのような訴求をしているか」という表面的な内容に目が向きがちでした。これからは「訴求内容に対するこだわり」や「施策の背景や意図」まで深掘りしながら、視野を広げていこうと思ってます。
VPを受賞した時に感じた気の引き締まる思いを忘れずに、今年度もさまざまなことに挑戦していきたいです。