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#2 OfferBoxの元学生ユーザーに会いに行ってみた/野球人生がつないだ株式会社ココロココとの出会い

事業・プロジェクト

#2 OfferBoxの元学生ユーザーに会いに行ってみた/野球人生がつないだ株式会社ココロココとの出会い

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2012年にサービス開始したOfferBox。今年で13周年を迎えました。2016年から2025年卒業学生まで、3万5千人以上が、OfferBoxを通じて社会への第一歩を踏み出しています。私たちが提供したい価値は「学生が内定先を決めること」「企業が学生を採用すること」ではありません。OfferBoxを通じて、学生と企業が納得した就職活動を終え、採用活動ができることを望んでいます。OfferBoxを通じて入社した学生が、イキイキと働き、活躍できることを目指しているのです。

当記事は、OfferBoxを通じて出会った企業で活躍する若手社員にインタビューする企画です。彼らの就活時代、仕事のやりがい、そしてこれから挑戦したいことなどを伺います。第二弾は、愛媛県に本社を構える株式会社ココロココに入社した若手社員です。

株式会社ココロココ

太田様2021年入社

入社後、介護施設の施設長や経営などの業務を経て、現在は新卒採用担当。人事としてOfferBoxを活用中。

株式会社i-plug

鹿毛広報

i-plugの広報担当。当記事のインタビュアー。

 

鹿毛はじめに、現在の仕事について教えてください。

太田様現在は、人財採用育成部に所属し新卒採用を担当しています。以前は、施設長など施設に関わる管理業務を担当。今年の4月に人財採用育成部へ異動し、採用だけでなく、新卒の育成も担当しています。新卒採用で活用しているサービスは、もちろんOfferBoxです!

鹿毛続いて就活時代について伺います。どのような就活をしていましたか?

太田様私は大学で野球部に所属していました。野球に専念していたので、あまり就活のことを考えていなかったのが正直なところです。しかし大学3年生の夏頃に、野球部の仲間たちが突然インターンシップに行き始めました。私もつられて参加することにしました。
当時は「将来的に廃れることのない業界」に漠然と興味がありました。特に「衣食住」に関わる業界を中心に検討していたことを覚えています。1dayインターンシップをメインにさまざまな企業に参加し、選考も、同様の業界で数社見ていました。株式会社ココロココ以外にも数社選考に進んでいました。

鹿毛OfferBoxを使い始めたきっかけは覚えていますか?

太田様OfferBoxをおすすめしてくれた人がいました。大学の野球部に突然来て、「登録した方が良い」と言われた記憶があります。 最初は「登録だけしておこう」というつもりだったのです。しかし、プロフィールの情報を埋めるほど多くのオファーを受け取れると知って、積極的に利用するようになりました。

就活に積極的ではなかった私にとって、OfferBoxは「助けてくれる存在」だったことを記憶しています。

鹿毛ちなみに、OfferBoxをおすすめしてくれた人は誰ですか?

太田様知らない人なんです…。本当に突然、部活に来て、部活をしながらの就活について教えてくれました。OfferBoxの営業の方だと思っていましたが、違うのですね(笑)。 ただ、それがきっかけで部内にOfferBoxが広まりました。

鹿毛誰なのでしょう…。当社としてはおすすめしてくれる人がいて嬉しい限りです。株式会社ココロココ様からオファーをもらった時のことは覚えていますか?

太田様覚えています。2020年の3月頃です。4月から野球のリーグ戦が始まるので、「4月までに内定が欲しい」と考えていた時期でした。 オファー文章に書かれていた「介護をしない総合職」「経営幹部候補」のキーワードが目に留まり、オファーを承認しました。このオファーをきっかけに、全く考えていなかった介護業界に興味を持つようになったのです。
そして、オファーのなかに「私も野球部でした」という一文がありました。部活と就活の両立について話を聞いてみたいと思い、一度話してみることにしました。

鹿毛入社を決めた理由を教えてください。

太田様入社を決めたのは、当社の専務取締役の存在が非常に大きいです。「この人と働いていれば間違いない」と直感的に思いました。専務は、福利厚生やビジネスの仕組みの改革推進の能力に長けている人で、その考え方やビジネスを学びたいと感じたのです。

入社を強く決意したのは、2020年4月頃です。野球のリーグ戦が始まる4月までに内定をもらいたいと思っていたのですが、新型コロナウイルスの影響でリーグ戦が中止になってしまい…。「こんなにあっけなく、野球人生が終わるのか」と自暴自棄になりましたね。そんな時に、専務取締役から連絡があったのです。当時の私の心境を汲み取り、温かい言葉をたくさんかけてくれました。そこで、入社を決意したのです。

鹿毛コロナ禍当時、みんなが将来に不安を感じて、自分のことで精一杯だったと思います。そのような状況だからこそ、心境を汲み取ってくれる言葉はすごく支えになりましたよね。

太田様そうですね。すごく心が揺れたことを覚えています。それだけではありません。「うちには軟式野球部がある。好きな野球は諦めなくて良い。」と言われたのです。社会人になっても好きな野球を続けられる選択肢があることに、感動しました。

また、当時OfferBoxが実施していた「Webシューカツ推進委員会(※)」をきっかけに、当社はOfferBoxを本格的に使い始めたそうです。「Webシューカツ推進委員会」のキャンペーンを通じて採用されたのが私なのです!だから、コロナ禍でOfferBoxを使っていたからこその、特別な出会いに感じています。

※ 新型コロナウイルスの感染拡大をうけて、Webでの採用選考を推進するために立ち上げたi-plugのプロジェクト

鹿毛コロナ禍の影響による就活市場の不安を少しでも軽減させたいと思い生まれたプロジェクトです。プロジェクトをきっかけに素敵な出会いを提供できて本当に嬉しいです。 入社してからのギャップはありますか?

太田様良い意味でのギャップはありました。入社前は、介護業界は、人のサポートをする仕事なので「思い」や「情」で成り立つ業界だと思っていました。しかし、入社してから「経営がしっかりしている会社」だと強く感じるようになりました。「思い」や「情」を形にするには、しっかりとした経営の土台が必要だとわかったからです。
特に、入社3年目で施設長を務めた時に、施設の数字や管理体制を見て感じました。

鹿毛現在の仕事のやりがいと大変なことを教えてください。

太田様採用担当として、多くの学生と関わることがやりがいです。高校時代は先生になりたいという夢があり、体育大学への進学を考えていました。しかし、愛媛大学に合格したことでキャリアの選択肢を広げることにしました。その決断に後悔はありませんが、いつか「学生と関わる仕事もしたい」と考えていました。だから、今採用担当としてそれが実現できていることが嬉しいです。採用は、学生一人ひとりの人生を大きく変える可能性のある仕事。そんな仕事に携われていることにやりがいを感じています。

また、施設長から新卒採用担当に異動したことで、視野が広がったと感じます。施設長の業務も大きなやりがいがありましたが、担当する施設のことだけに目を向けてしまうことが多かったように思います。今は、採用担当として「会社全体」のことを考えるようになりました。

鹿毛これから挑戦したいことはありますか?

太田様私との出会いが、学生にとってプラスになるような存在でありたいです。もちろん、当社に入社してくれることが一番嬉しいですが…。学生のやりたいことと、当社でできることにギャップがあるなかで無理やり入社してもらうのはお互いのためになりません。そうなった場合でも、次の選択肢を考えられるような人になりたいです。 そして、当社の野球部もさらに強くしたいです!

鹿毛さいごに、今就活を頑張る学生さんたちへ、先輩社会人としてメッセージをお願いします。

太田様会社の良さは、実際に見てみないとわかりません。募集要項や口コミを見ているだけではわからないことがたくさんあります。だからこそ、たくさんの会社を見てほしいと思います。就活の時期を「選択肢を広げるチャンス」だと考え、色々な企業に目を向けてみてください!