2012年にサービス開始したOfferBox。今年で13周年を迎えました。2016年から2025年卒業学生まで、3万5千人以上が、OfferBoxを通じて社会への第一歩を踏み出しています。私たちが提供したい価値は「学生が内定先を決めること」「企業が学生を採用すること」ではありません。OfferBoxを通じて、学生と企業が納得した就職活動を終え、採用活動ができることを望んでいます。OfferBoxを通じて入社した学生が、イキイキと働き、活躍できることを目指しているのです。
当記事は、OfferBoxを通じて出会った企業で活躍する若手社員にインタビューする企画です。彼らの就活時代、仕事のやりがい、そしてこれから挑戦したいことなどを伺います。第三弾は、創業130年以上をほこる森下仁丹株式会社に入社した若手社員です。
森下仁丹株式会社
馬瀬様2020年入社
入社後、研究開発本部に所属し現在はリーダーを務める。入社以来、製品開発業務に携わる。
株式会社i-plug
鹿毛広報
i-plugの広報担当。当記事のインタビュアー。
鹿毛はじめに、現在の仕事について教えてください。
馬瀬様入社してから今まで、製品開発の仕事に携わっています。現在は、当社が扱っている製品のなかで、医薬品以外にあたる製品を担当しています。具体的にはサプリメントや、のど飴などです。新製品を扱うこともあれば、既存製品のメンテナンスや改善の仕事もあります。なかでも、入社以来ずっと担当している「鼻・のど甜茶飴」は、特に思い入れがある製品です。
鹿毛続いて就活時代について伺います。どのような就活をしていましたか?
馬瀬様就職活動を始めたのは、大学院修士課程1年生の秋頃です。健康に貢献できる仕事であることを軸に、「ヘルスケア業界」を中心にみていました。 大学では理系を専攻して、植物に関する研究をしていました。大学院に進学するか、就職するか悩んだ時期もありました。そのとき、将来の選択肢を増やすためには早めに動くことが大切だと感じたのです。だから、就活は少し早めの時期から開始しました。
鹿毛OfferBoxを使い始めたきっかけは覚えていますか?
馬瀬様ナビサイトのようなエントリー型のサービスは、就活する人にとって当然登録するものだと思っていました。みんなが使っているサービス以外も使ってみたいと思い、OfferBoxを使い始めた記憶があります。
鹿毛ヘルスケア業界をみていたということは「森下仁丹」という会社のことは知っていたのでしょうか?
馬瀬様実は、全く知らなかったです。
鹿毛森下仁丹株式会社様を知ったきっかけは何ですか?
馬瀬様OfferBoxを通して、仲の良い友人が森下仁丹のオファーを受け取ったことがきっかけです。「ヘルスケアに関わる企業見つけたよ。」と教えてもらいました。 自分もオファーが欲しいと思い、「興味がある(当時、「私を見て」)※1」のボタンを押したところ、オファーが届いたのです。本当にオファーがくるとは思わず、驚きました。 オファー文は、私のプロフィールに合わせてカスタマイズされている内容でした。「プロフィールをしっかり見てくれている」とわかり、嬉しかったです。
※1 オファーを待つだけでなく企業に対して、「会いたい」と学生からアピールすることのできる機能。オファーを確約するものではないが、企業側に通知が届きプロフィールを見てもらえる可能性が高くなります。
鹿毛企業へのアピール機能を使って、オファーをもらったのですね!オファーを待つのではなく、エントリーしようとは思わなかったですか?
馬瀬様今考えるとそうですね(笑)。その考えは全くなかったです。
エントリー型とオファー型を使い分けていたからかもしれません。エントリー型では「興味がある」と思う業界に対して、深く考えずに片っ端からエントリーしていたので、志望動機の精度が低かったと思います。 一方で、OfferBoxのようなオファー型は、企業ごとにオファーが届くので、1社ごとに吟味しながら、オファーを承認するか否かを決めていました。「業界単位」ではなく「企業単位」で企業を見ていたのです。だから、志望度が高い企業に対しては、「OfferBoxを使おう」という考えに至ったのだと思います。
鹿毛OfferBoxを使ってよかったと思うことは、どのようなところですか?
馬瀬様「相手」が見えることと、前向きに就活を取り組めたことです。 オファー文章に、企業のことや担当者のことなどが書かれていて、初回の接触から相手が見えるように感じました。求人情報とは違い、各企業の個性や熱意を感じることができるからですかね。
そして、企業からオファーをもらうことで、前向きに就活を進められました。「あなたたちから会いたいって言ってくれたよね」という少し強気な気持ちで、萎縮しすぎずに選考に臨めたのです。そういった心持ちで選考に参加できるので、結果的に自分らしさを出しやすかったと思います。
鹿毛入社を決めた理由を教えてください。
馬瀬様入社の決め手はいくつかありますが、最も大きかったのは会社の雰囲気です。 大前提、勤務地が関西圏であることや、ヘルスケアという志望業界に合致していたことはもちろん。選考に参加するなかで、誰に会っても違和感や不安を感じなかったです。
鹿毛選考中で嬉しかったことはありますか?
馬瀬様人事から面接後にフィードバックがあったことです。面接官からの印象やよかったポイントなどを都度伝えてくださり、褒めてもらえるので、当社の選考に対してモチベーションが上がりました。フィードバックがない企業が多かったので、とても印象に残っています。
鹿毛入社してからのギャップはありますか?
馬瀬様想像より上下関係が厳しくなかったことです。社会人になるまでは、どこの会社でも「上司の言うことは絶対!」という文化が根付いているものだと思っていました。しかし、実際はそうではなく、良い意味でのギャップでした。
また、「製品開発」の仕事に対しても少しギャップがありました。製品開発といえば、研究や試作をする仕事が多いと想像していました。しかし、実際は事務作業や既存製品のメンテナンスの業務も多いです。ギャップというより、「製品を作ったり維持するって、こんなに色々なことをするんだ」という新たな発見に近いです。
鹿毛現在の仕事のやりがいと大変なことを教えてください。
馬瀬様今年で入社して6年目を迎えます。任される案件も増えて、責任の重さを感じています。これまで見えていなかったところや、先輩からの指示も増え、大変さを感じることは多いです。
一方で、製品開発のやりがいは、自身が携わった製品が発売された時、店頭に並ぶ製品をみた時、ネットで口コミを見た時に感じます。特に苦労して開発した製品であるほど、発売された時の嬉しさは大きいです。
鹿毛これから挑戦したいことはありますか?
馬瀬様新製品の開発は、マーケティング部門からの提案を起点に始まることが多いです。今後は製品開発部門からもアイデアを提案して、新しい製品を生み出せたらと思っています。
また、リーダーとして後輩の育成にも力を入れていきたいです。
鹿毛さいごに、今就活を頑張る学生さんたちへ、先輩社会人としてメッセージをお願いします。
馬瀬様就活は、とても長く感じると思います。しかし、終わってみるとあっという間です!その先に、きっと充実した社会人生活が待っています。就活をするなかで、わからないことや不安なことがあれば、周りの人を頼ってください。私は、大学の就活支援プログラムに参加し、面接練習やエントリーシートの添削などをしてもらいました。さまざまなアドバイスや、エールの言葉をもらい、人に頼ってよかったと思っています。
1つだけ「もっとやっておけばよかった」と思うことがあります。旅行です!学生時代は研究やアルバイトもあるし、お金もないし…。そう思っていました。しかし、好きなタイミングでまとまった休みを取れるのは学生だからこそです。時間を大切にして、挑戦できることには積極的に取り組んでみてください。
そして、当社は1年目から多くのことを任せてもらえる環境があります。任せてもらいつつも、手厚くサポートしてくれる先輩がたくさんいます。そのような環境で成長したい人には、「森下仁丹株式会社」に興味を持ってもらえると嬉しいです。
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馬瀬さんの両隣は、森下仁丹株式会社の採用担当のお二人。右側:山口様。左側:上杉様。上杉様はOfferBoxを通して2025年卒入社されたそうです。