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#番外編 OfferBoxの元学生ユーザーに会いに行ってみた/就活をやりきったからこそ選んだ高校教師の道

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#番外編 OfferBoxの元学生ユーザーに会いに行ってみた/就活をやりきったからこそ選んだ高校教師の道

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2012年にサービス開始したOfferBox。今年で13周年を迎えました。2016年から2025年卒業学生まで、3万5千人以上が、OfferBoxを通じて社会への第一歩を踏み出しています。私たちが提供したい価値は「学生が内定先を決めること」「企業が学生を採用すること」ではありません。OfferBoxを通じて、学生と企業が納得した就職活動を終え、採用活動ができることを望んでいます。そして私たちはそれを「納得就活」と呼んでいます。私たちは「納得就活」の提供を通して、社会人がイキイキと働き、活躍できることを目指しているのです。

OfferBoxの元学生ユーザーに会いに行ってみた」は通常、OfferBoxを通じて出会った企業で活躍する若手社員にインタビューする企画として連載しています。今回は、番外編です。OfferBoxを通じた民間企業の就職ではなく、「教員」への道を選んだ淳心学院高等学校の川口先生に会いに行ってきました。

今回のインタビューは、川口先生からの連絡がきっかけで実現しました。 文部科学省が推進する「アントレプレナーシップ推進大使(※)」を招いた授業を川口先生が企画された際、i-plugの代表取締役 CEOの中野を講師として招いてくださったのです。 約10年の時を経て、再会したストーリーをぜひご覧ください。

※文部科学省「令和7年度アントレプレナーシップ推進大使派遣事業について」 
 文部科学省「全国アントレプレナーシップ 人材育成プログラム
 i-plugプレスリリース「文部科学省『アントレプレナーシップ推進大使』に株式会社i-plug 代表取締役CEO 中野智哉が就任」

淳心学院高等学校

川口先生

2017年卒業。現在は、淳心学院高等学校にて高校2年生の担任を受け持つ。科目は、数学を担当。

株式会社i-plug

鹿毛広報

i-plugの広報担当。当記事のインタビュアー。

 

鹿毛はじめに、現在の仕事について教えてください。

川口先生現在は、淳心学院高等学校で数学の教員をしています。高校2年生の担任も務めていて、クラスの生徒は約40名です。

鹿毛続いて就活時代について伺います。どのような就活をしていましたか?

川口先生就活をする前からいつかは「教師になりたい」と考え、教員免許の取得を目指していました。ただ最初から教師になるのではなく、一旦民間企業で働こうと考えていました。高校時代に私が「面白い」と思っていた先生が、元々民間企業で働いていた方だったからです。だからその先生のように「社会を知っている面白い先生になりたい」と思い、就活を始めました。

就活時代は「経営コンサルタント」を目指していました。都心の大きいおしゃれなビルで働く、かっこいい社会人に憧れたことがきっかけです。今思うと、学生らしい考えで恥ずかしいです(笑)。志望業界は、コンサルや金融が中心でした。大学2年生の頃から就活を始めたので、2016年卒の代としてはかなり早いスタートだったと思います。コンサル志望の学生向けセミナーに参加するなど、積極的に活動をしていました。

鹿毛OfferBoxを使い始めたきっかけは?

川口先生Facebookの広告を見たことがきっかけです。

当時の就活といえば「みんな黒いリクルートスーツを着て、ナビサイトを使って」という流れが一般的だったと思います。しかし、私は「あまのじゃく」なところがあって、「人と違うことをしたい」と常に意識していたのです。「みんなとは違った手法で就活をしよう」と考え、OfferBoxに登録。実際、OfferBox以外のサービスは使わなかったです。そしてパソコンは使わず、スマホ一台で就活をしていました。今でこそ「スマホで就活」は当たり前だと思いますが、当時は周りから珍しがられました。

鹿毛実際OfferBoxを使っていた時のことは覚えていますか?

川口先生よく覚えています!とにかく「自己肯定感」が上がりました。 私は理学部数学科の出身なのですが、当時は「就職に不利な学部だ」と勝手に思っていたのです。でもプロフィールを入力したら、企業から「会いたい」とオファーが届く。それだけで「自分は社会から必要とされているんだ」と感じられました。

特に印象に残っているのは、外資系の金融機関からオファーが届いたことです。「え、私に!?」と驚きました。自分からは挑戦をしようと思わなかったような企業や、知らなかった世界とつながれる感覚がすごく楽しかったです。自分の狭い視野の外にある世界を、OfferBoxが教えてくれました。

鹿毛就活に積極的に取り組んだにもかかわらず、なぜ民間企業への就職ではなく教員の道を選んだのですか?

川口先生実は、OfferBox経由でいくつかの企業から内定をいただいていました。ただ、留年をしてしまったのです。いただいた内定は辞退せざるを得なくなり、当時は絶望しました。
でも、そこで立ち止まるのではなく「自分は本当は何がしたかったのか?」と原点に立ち返ってみたのです。 目指しているのは「社会を知っている面白い先生」です。 私は学生時代、塾講師、飲食店のバイト、携帯販売、バーテンダーなど、さまざまなアルバイトを経験しました。
そしてOfferBoxを通じて、たくさんの企業と出会えたのです。学生時代に自ら動いて見た「広い世界」が、先生として十分に活かせるのではないかと考え直しました。学生生活も就活もやりきったからこそ、「民間企業への就職」ではなく「教員の道」を選択ができたのだと思います。

そして、今日中野さんを「アントレプレナーシップ推進大使」として招待した理由にもつながります。OfferBoxを通じて感じた、世界の広がりを生徒たちにも体感して欲しかったからです。

鹿毛嬉しいお言葉ありがとうございます。どういった経緯で招待いただいたのですか?

川口先生「アントレプレナーシップ推進大使」の活動を目にしたことがあり、本学に合う講師リストを一度出してもらいました。そのなかに「i-plug 中野智哉」という名前を見つけて、調べるとOfferBoxを運営する企業の代表だとわかり、「OfferBoxの社長や!」と感動しました。すぐに職員会議で提案して、中野さんを招待することが決定。私自身が学生時代にOfferBoxを通じて感じた「世界が広がるワクワク感」や「自分の可能性を知る喜び」。その感情を生徒たちにも体感して欲しいという強い思いで今回実現に至りました。
講義を通して「社会は面白い」「自分で道を切り拓くのは楽しい」と生徒たちに伝わると嬉しいです。

講義の説明を生徒たちにする川口先生

鹿毛仕事のやりがいや、これから挑戦したいことは?

川口先生教育の現場は、とても変化が早いです。たとえば、最近ではICT教育が推進されて現場が大きく変わりました。そうした変化の激しい環境に身を置けることにやりがいを感じています。さまざまなことに挑戦したい私には、ぴったりの仕事です。
担任として目指すことは、自分が受け持つクラスの生徒全員が、第一志望の学校に合格することです!そして、私自身も生徒に負けないくらい挑戦を続けて、「面白い大人」であり続けたいです。

生徒たちを見守る川口先生

鹿毛最後に、先輩社会人として学生さんへのメッセージをお願いします。

川口先生「チャンスは自分から掴み取りに行ってほしい」と伝えたいです。高校生までは、親や先生がある程度レールを敷いてくれて、与えられることが多いと思っています。しかし、大学生や社会人になったら、待っているだけでは何も変わりません。 興味のあること、やりたいことには、自分から飛び込んで欲しいです。一歩踏み出すことで見える景色は変わります。学生のうちならいくら失敗してもいいから、とにかく動くこと。無駄な経験なんて一つもないです。

鹿毛ありがとうございました!