お知らせ

2025.06.30
目標を「自己責任数字」と捉え、企業の成果創出と部の売上貢献にこだわる。VP受賞のメンバーにインタビュー

社員を表彰するアワード(MVV AWARD※1)にてVPを受賞したCS2部の山本さん。目標に対する向き合い方や、担当企業との関係の築き方についてインタビューしました。

※1 i-plugが掲げる5Values、「変化を楽しむ」「全てのステークホルダーに対してフェアである」「想像的な意志を尊重する」「共創しながら価値を出す」「想像的な意志を尊重する」「主体的に取り組み、成果創出にこだわる」。MVV AWARDでは、この5Valuesを1年間で最も発揮した社員に贈られる賞です。

株式会社i-plug

山本さん新卒事業本部 営業統括部 CS2部 首都圏第2グループ

卒業後、お菓子メーカーに入社し、店舗での接客販売業務を経験した後、店舗マネジメントや商品開発などを経験。その後、観光情報を提供する企業へ転職し、新規営業・既存営業に従事。2022年6月にi-plugに入社。CS2部に所属し、首都圏の企業を中心にOfferBoxの新規顧客を対象とした営業を担当。

北島i-plugへ入社したきっかけを教えてください。

山本前職では、Web商材と紙媒体の雑誌広告を扱う営業を担当していました。雑誌広告は、数値での効果検証が難しく、「本当に顧客のためになっているのか?」と悩むことが多く、思うような成果を出せずにいました。一方で、Web商材は効果を数値で確認できるため、改善を重ねやすく、継続的な成果にもつながりました。効果が可視化されることで納得感が生まれ、お客様への提案にも自信を持って臨めていたように思います。営業に取り組めていたと思います。前職での経験から、「成果が可視化される商材」や「自信を持って提案できるサービス」が自分に合っていることを実感しました。転職時に重視したことは、これら2つを叶えられるサービスの営業であることです。

また、私は仕事を通じて、自己実現をしてきたからこそ、「働くことが楽しい」と思っています。一方で、「人材」の観点でネガティブな状況になるケースを目の当たりにしてきました。たとえば、人手不足が理由でやりたいことが実現できなかったり、入社後すぐに離職する方が多かったりです。だからこそ、こうした状況を少しでも変えたいと思い、人と企業のミスマッチを減らすことに貢献できる人材業界にも関心を持ち始めました。最終的にi-plugを選んだ理由は、商材に対して強い魅力と共感を持てたからです。「このサービスなら、自分の言葉でサービスの価値を届けられる」と感じ、入社を決めました。

北島サービスへの共感が入社の決め手になったのですね!現在、山本さんがCS2部で担当している仕事内容を教えてください。

山本OfferBoxの提案営業とカスタマーサクセス業務を担当するCS2部に所属しています。主にOfferBoxを新規で導入いただく企業への提案と、採用成功に繋げるための運用サポートを行っています。初めてOfferBoxに触れる企業が多い部署のため、サービスの特徴や活用方法について、分かりやすく伝えることを意識しています。

北島「MVV AWARD」のVP受賞おめでとうございます!受賞した時のお気持ちを教えてください。

山本驚きすぎて、頭が真っ白になりました!当日のことはほとんど覚えていないくらいです。
昨年度のMVV AWARDでは、CS2部からの受賞者がいませんでした。そのため、今年度こそCS2部から受賞者が選ばれてほしいという思いが強く、目の前の業務に全力で取り組んだ1年間でした。結果として、CS2部として受賞できたことは本当に嬉しかったです。

北島VPの受賞の理由として、5Valuesの「主体的に取り組み、成果創出にこだわる」を体現していたと評価されていました。この1年、どのような想いで業務に取り組んでいたのですか?

山本昨年4月頃、仕事の難しさに直面し、壁を感じていました。しかし、「このまま悩んでいるだけでは前に進めない」と気持ちを切り替え、5月から「本気で目標を達成するために、自分には何ができるか」を考え始めました。「決めたことをやり抜こう」と気持ちを固めてからは、絵に描いた餅が少しずつ現実になっていくようで、どんどん仕事が楽しくなっていきました。今振り返ると、自分で考えて決めたことだったから、苦しい瞬間も前向きに乗り越えることができたと思います。
乗り越えることができたのは、自分自身の行動だけではありません。チームリーダーが私の進め方を信じて見守ってくれたり、いつも励まし続けてくれたり。「これは難しいかもしれない」と思う場面でも、リーダーは決して諦めませんでした。だからこそ「私も絶対にやり切ろう」と思うことができました。

北島Awardの受賞エピソードのなかで、山本さんが自身の売上目標を「自己責任数字」と呼んでいるという話がありました。どのような背景からこのように呼んでいるのですか?

山本前職では、営業目標を「責任数字」と呼ぶ文化があり、その考え方を今でも大切にしているからです。また、営業職である以上、定量的な目標を達成する責任があると考えています。常に「どうすれば目標数字を達成できるか」を前向きに考えて、行動するように心がけています。

北島目標に向き合う姿勢が素晴らしいですね!目標を達成するために、どのような計画を立てて行動しているのですか?

山本1年間を見通して、「いつ、どのような取り組みを行うか」「どの時期に重点的に取り組むか」といった計画を細かく立てます。会社が掲げる毎月の目標金額も参考にしながら、それを下回ることがないようにするのはもちろんです。そこにあえて上乗せした目標金額を設定し、意図的に自分を追い込むようにしているのです。また、金額だけでなく、行動ベースの目標も具体的な数値に落とし込んでいます。そうすることで、自分のモチベーションを保ちながら、前向きに楽しく仕事に取り組めるよう工夫しています。
自身の数値目標の達成のためだけではなく、担当企業の採用成功にもつながっています。自分の目標と、企業の採用目標が強く結びついていることを実感でき、以前よりも提案に自信を持って臨めるようになりました。また、この目標設計の考え方は、今年度のCS2部の目標設計にも一部反映されています。昨年は自分個人で取り組んでいたことが、今年は部全体の取り組みへとひりがっていることが、とても嬉しいです。

北島担当企業とコミュニケーションを取るうえで、日ごろから意識していることはありますか?

山本「営業担当とお客さん」という関係ではなく、「採用のパートナー」であることを意識しています。OfferBoxの運用支援だけでなく、新卒採用で困ったときには、真っ先に相談したいと思ってもらえるような存在になりたいのです。
実際に、担当企業の方々から「学生がオファーを承認してくれました!」「一緒に立てたオファー送信の目標数を達成できました」など、ちょっとした報告をいただけることがあります。ありたい関係が築けているように思い、大きなやりがいにつながっています。これからも困ったことがあれば、気軽に相談してもらえるような信頼関係を大切にしたいです。そして、「一緒に新卒採用に取り組めてよかった」と思っていただけるような存在になりたいと思っています。

私にとって仕事の原動力は、「自分が介在することで誰かの役に立ち、喜んでいただけること」です。お客さんの採用成功を通じて、恩返しができるよう、精一杯取り組んでいます。また、その成果をCS2部にも還元し、メンバー全体で達成感や喜びを共有できる組織づくりにも貢献していきたいと考えています。

北島最後に、山本さんの今後の目標を教えてください!

山本昨年度は、良くも悪くも「やるべきこと」に100%集中して取り組みました。その結果、成果を出すことができ、自分なりの目標に対する成功法も見つけることができました。一方で、「やりたいこと」に十分な時間を割くことができなかった点が、私自身の課題です。
今年度は、すべての業務にバランス良く取り組みながら、引き続き成果につなげていきたいと考えています。また、同じ成果をより短い時間で出せるように、タイムパフォーマンスを意識して仕事に向き合いたいです。そのうえで、自分のやり方に磨きをかけて、周囲にも自信を持って、自分の「目標に対する取り組み」を勧められるようにしたいと思っています。そして今年度も、担当企業の採用成功に全力で向き合い、目標を継続的に達成していきたいです。

北島ありがとうございました!

お知らせ

2025.06.13
お客様から「人」で選ばれる営業組織へ。VP受賞のチームリーダーにインタビュー

社員を表彰するアワード(MVV AWARD※1)にてVPを受賞したエンタープライズソリューション部の土谷さん。チームマネジメントに取り組むうえで大切にしていることや、部署異動を経て変化した業務への向き合い方について、インタビューしました。

※1 i-plugが掲げる5Values、「変化を楽しむ」「全てのステークホルダーに対してフェアである」「想像的な意志を尊重する」「共創しながら価値を出す」「想像的な意志を尊重する」「主体的に取り組み、成果創出にこだわる」。MVV AWARDでは、この5Valuesを1年間で最も発揮した社員に贈られる賞です。

株式会社i-plug

土谷さん新卒事業本部 エンタープライズソリューション部

大学卒業後、アパレルの小売業界に入社し、店長職や新規店舗の立ち上げを経験。その後、人材企業へ転職し、ナビ媒体や採用イベントの営業に従事。Webマーケティング企業での営業経験を経て、2019年10月にi-plugへ入社。首都圏の企業を中心に、OfferBoxの新規開拓営業を担当。2023年5月からは、エンタープライズソリューション部に異動し、チームリーダーを務める。

北島i-plugへ入社したきっかけを教えてください。

土谷転職サイトでi-plugからスカウトをもらったことがきっかけです。スカウトをもらった時の転職への意欲は「良い会社があれば転職しても良いかな」くらいでした。当時、新卒採用にダイレクトリクルーティングという手法があることを知らず、OfferBoxを知って、i-plugに興味を持ちました。また、私自身が新卒で入社した会社を早期に離職した経験から、「ミスマッチを減らす」というi-plugの考えに強く共感し、入社を決意しました。

北島最初は、OfferBoxの新規営業を担当するCS2部に所属していた土谷さん。どのような経緯でエンタープライズソリューション部に異動したのですか?

土谷入社当初は、首都圏の企業を中心に、OfferBoxの新規導入に向けた営業を担当し、チームリーダーも務めていました。入社4年目のタイミングで、「エンタープライズソリューション部(以下、ES部)に異動してみないか」と声をかけてもらったことがきっかけです。

当時は、次のキャリアステップとしてグループマネージャーを目指していたので、異動については正直迷いがありました。その後、ES部のマネージャーと面談し、ES部の業務内容や目指す方向性、組織としてのビジョンについて教えてもらいました。

ES部は、エンタープライズ企業と呼ばれる、大手企業を対象に営業活動をします。一般的に認知度が高い傾向にあるので、ナビサイトなどのエントリー形式の採用手法でも応募が集まる企業ばかりです。そうした企業に対して、企業から学生に声をかける「ダイレクトリクルーティング」という「逆張り」の採用手法を提案する。さらに、新たに導入してもらう企業を開拓していく。つまり、非常に難易度の高い営業スキルが求められ、これまで以上に営業力を高められるのではないか、と考えたのです。不安もありましたが、視野やスキルの幅を広げるチャンスだと捉えて、2023年5月にES部へ異動しました。

北島ES部での現在の仕事内容を教えてください。

土谷主に、エンタープライズ企業を対象としたソリューション営業を担当しています。企業が今後の経営目標を達成するために、「どのような課題を抱えているのか」「どのような状態を目指したいのか」といった問いかけを通じて仮説を立て、ディスカッションをしながら最適な解決策を見つけていきます。OfferBoxをはじめとする自社サービスは、あくまでも課題解決のための手法の一つとして活用する、というイメージです。
私たちの仕事は、「誰に何を伝えたいのか」「どういう状態にしたいのか」をひたすら問い続け、企業とともに解決策を見つけていくことです。また、チームリーダーとして、メンバーの育成やチームマネジメントにも携わっています。「考える集団」を目指し、日々取り組んでいます。

北島エンタープライズ企業の採用課題を、より総合的に解決するために異動を決めた土谷さん。ES部に異動してからどのような変化がありましたか?

土谷ES部で担当する企業は、業界の上位に位置するような大手企業が多く、業界に対する理解が欠かせません。そのため、担当企業の業界と他業界のつながりや、業界全体の動向、そのなかで企業が持つ強みなどを今まで以上に丁寧に調べています。そうすることで、営業として提案する新たなアイデアが具体的に浮かぶのです。

また、日々のニュースも国内外問わずキャッチアップしています。経済状況を踏まえて、担当する企業だけでなく業界の動向といった情報は、提案を考えるうえで大切な材料です。各企業の決算情報も確認し、学生からの印象にも配慮するように心がけています。

北島チームをマネジメントするうえで、土谷さんが意識していることを教えてください。

土谷会社やサービスが目指す方向性を自分なりに解釈し、メンバーに伝えることを意識しています。たとえば、エンタープライズ企業にOfferBoxを活用いただくことは、サービスの価値向上にもつながるはずです。だからこそ、ES部の存在意義や、目指す方向性を言語化し、チームに共有することを大切にしています。「何のために取り組むのか」という共通の目的意識を、チーム全員で持ちたいのです。
また、メンバーの意見も大切にしています。チームで動くことが多いからこそ、日々のコミュニケーションを欠かさず、意見を言い合える関係性を心がけています。新しい施策やアイデアは、ミーティングで可否を判断していません。まずは実践し、効果を感じたものをチームに取り入れるようにしています。メンバーの声を活かしながら、より良いチームづくりを進めています。

北島「MVV AWARD」のVP受賞おめでとうございます!受賞した時のお気持ちを教えてください。

土谷「表彰される方をお祝いしよう」という気持ちで参加していたので、自分が受賞するとは思っておらず、名前を呼ばれたときは驚きました。受賞後は他部署のメンバーからも、声をかけてもらえて嬉しかったです。
チームで積み重ねてきた取り組みが認められたと実感できたことも大きな喜びです。これまでの努力が報われたと感じ、「ここまでやってきてよかった」と思いました。また、自分のことを見てくれている人がいると感じられたことが、励みにもなりました。

北島VPの受賞の理由として、5Valuesの「主体的に取り組み、成果創出にこだわる」を体現していたと評価されていました。日々業務に取り組むうえで、土谷さんが意識している5Valuesを教えてください。

土谷「主体的に取り組み、成果創出にこだわる」は、自分にとって「意識」よりも「義務」に近いです。日々の業務のなかで、特に意識している5Valuesは「共創しながら価値を出す」です。社内のメンバーとの連携はもちろん、i-plugグループのサービスを利用する企業と価値をつくる姿勢を大切にしています。
また、担当する企業に対してより良い価値を提供できると感じた時は、積極的に新しい施策を社内で起案しています。たとえば、「こういうものがあれば、採用活動がより良くなる」という企業の声があれば、上長に共有し、壁打ちをしながら形にしていくことも。そうすることで、サービス自体がより良いものになり、利用企業の採用活動がより良い方向へ進むと思うのです。
企業の声がサービスを育て、成長したサービスが企業の成果を支え、その成果が次の価値につながる。そのような流れをつくるために、すべてのステークホルダーと良い価値をともに生み出せるよう、意識して取り組んでいます。

北島最後に、土谷さんの今後の目標を教えてください!

土谷「お客様から選ばれる営業組織」でありたいと思っています。「◯◯さんだから契約します」と言ってもらえるような、人で選ばれるような組織にしていきたいです。一見すると再現性がなく、非合理かと思われるかもしれません。しかし、「〇〇さんだから契約した」とか「〇〇さんと一緒に仕事がしたいから契約する」というお客様からの言葉こそが、私たちの介在価値だと思うのです。チームメンバーやES部のメンバーがそのようにお客様から選ばれている姿を目の当たりにしたら、私は本当に嬉しく思います。ES部の強みは、企業の採用課題に深く入り込み、踏み込んだ提案ができること。だからこそ、私たちにしか提供できない価値があるはずです。また、ES部のメンバー一人ひとりに異なる強みや良さがあると思っています。それを存分に活かして、「価値ある営業担当」と思ってもらえるような組織を目指していきたいです。

一方で、まだまだ課題も多く、ES部として成長していく必要があります。企業にとって、本質的な価値とは何かを見極め、課題を見つけ出し、適切な提案につなげるためです。OfferBoxに限らず、他の商材と組み合わせた提案や、価値ある情報の提供など、提案活動の幅を広げ、「顧客に届ける価値そのもの」を磨いていきたいと思っています。

また、ES部は、当社の介在価値を高めるために、難易度の高い取り組みにチャレンジしている部署です。たしかに難しさはあります。だからこそ、挑戦できる環境があり、私は、異動して本当に良かったと感じています。これまで見えていなかったものが見えるようになったり、できなかったことができるようになったり、視野が広がりました。営業スキルに加えて、企画力も身につき、自分の新たな価値をつくることができていると実感しています。
今後は、社内外問わずES部に興味を持つ仲間をもっと増やし、より多くのお客様の採用課題に対して、幅広い価値を提供していきたいです。そして、社会で活躍できる人の機会創出にも貢献していけたらと思っています。

北島ありがとうございました!

お知らせ

2025.06.10
小さな積み重ねが価値を生む。VP受賞のメンバーにインタビュー

社員を表彰するアワード(MVV AWARD※1)にてVPを受賞したプロダクト開発部の加藤さん。業務に取り組むうえで意識しているコミュニケーションについてや、加藤さんが立ち上げた「フロントエンド相談会」について、インタビューしました。

※1: i-plugが掲げる5Values、「変化を楽しむ」「全てのステークホルダーに対してフェアである」「想像的な意志を尊重する」「共創しながら価値を出す」「想像的な意志を尊重する」「主体的に取り組み、成果創出にこだわる」。MVV AWARDでは、この5Valuesを1年間で最も発揮した社員に贈られる賞です。

株式会社i-plug

加藤さんプロダクト開発部 プロダクトエンジニアリンググループ

大学卒業後、食品メーカーに入社し、生産職を経験。その後、2020年1月にi-plugへ入社。現在はプロダクト開発部に所属し、フロントエンドエンジニアとしてOfferBoxの開発に携わっている。

北島ファーストキャリアは生産職である加藤さん。生産職を経験してから、どのようにi-plugと出会ったのですか?

加藤大学卒業後は食品メーカーに生産職として入社し、工場でパンの生地づくりを担当していました。工場勤務は、基本的にライン作業のため、各自の業務が決められています。そのため、自分の判断で別の行動を取ることが難しい環境でした。また、パンの特性上、仕方のないことですが、自分が製造に携わった商品に半額シールが貼られ、棚に残っているのを見ると、お客様に届ける商品を作っているという自信が揺らぐこともあったのです。この働き方に厳しさを感じ、1年足らずで退職しました。

退職した時点では、「どのような会社で何をしたいのか」が明確ではありませんでした。そこで、転職について考えるきっかけを得るために、「転職の思考法」という本を手に取りました。この本を通して、「成長している業界や職種に身を置けば、自分の市場価値も向上する」という考え方に出会い、将来性のある業界に興味を持つようになったのです。

私が転職活動をした頃は、小学校でプログラミング教育がスタートしたタイミングでした。今後は、プログラミングやITの知識を活用することが当たり前になるかもしれないと考え、IT業界への興味が高まりました。そこで、「まずは触れてみよう」と思い、独学でプログラミングの学習をスタートしました。しかし、未経験ということもあり、スキルの習得は想像以上に難しいものでした。そこで、友人に相談したところ、プログラミングスクールを勧められ、通うことを決めました。約半年間の学習を経て、一定のプログラミングスキルを身につけることができました。その後、プログラミングスクールの転職支援サービスを通じて、i-plugと出会いました。

北島環境の変化のなかで、i-plugと出会ったのですね。i-plugへ入社を決めた理由を教えてください。

加藤最終面接で、配属予定のチームのリーダーが同席のもと、チームメンバーと話す機会を設けてもらいました。当時は、初めての転職で、エンジニア職も未経験だったので、不安な気持ちが大きかったのですが、そんな私を温かく迎え入れてくれる雰囲気から、安心感を感じました。また、新卒で入社した会社を1年足らずで退職した経験から、「求職者と企業のミスマッチを減らす」というi-plugの考え方にも強く共感しました。自分にとってプラスしかない環境だと感じ、入社を決意したのです。

北島プロダクト開発部での現在の仕事内容を教えてください。

加藤OfferBoxの中でも影響範囲の大きな機能開発を担当するプロジェクトチームに所属しています。開発する機能は、学生側と企業側の両方に関わるものです。i-plugのプロダクト開発部には、学生側に特化した開発チームと、企業側に特化した開発チームがあります。そのなかで、私が所属するチームは、OfferBoxに搭載されている「機能」に焦点を当てて開発を進めています。そのため、学生側と企業側、両方の機能を開発することがあります。
現在はこのプロジェクトチームで、フロントエンドエンジニアを担っています。具体的には、画面の見た目や動きといったUI(ユーザーインターフェース)の部分を担当することが多く、ディレクターやデザイナーと連携しながら業務を進めています。

北島「MVV AWARD」のVP受賞おめでとうございます!受賞した時のお気持ちを教えてください。

加藤まさか自分が選ばれるとは思わず、驚きました!周囲からもたくさんの祝福の言葉をかけてもらえて嬉しかったです。また、プロダクト開発部からのVP受賞は久しぶりだったので、部全体で喜びを分かち合うことができて良かったと思っています。

北島VPの受賞の理由として、5Valuesの「共創しながら価値を出す」を体現していたと評価されていました。加藤さんが日々業務に取り組むうえで、意識していることはありますか?

加藤「コミュニケーションを大切にすること」を意識しています。会社で働くうえで、一人で業務を完結させることはできません。チーム内はもちろん、他部署と連携しながら進めることもあります。連携するなかで認識をすり合わせながら、協力して目標の達成を目指すことが大切だと思っています。

i-plugでは、リモートワークを取り入れているので、やりとりの多くはテキストコミュニケーションです。そのため、前提となる目的や意図が正確に伝わるような言葉選びや表現を意識しています。このような適切なコミュニケーションの積み重ねが、チームで価値を生み出す「共創」につながっていくと考えています。
特に、私が所属するチームは、メンバー全員が全国各地に在住しており、対面で会うのは年に数回です。テキストでのやりとりが中心になるので、丁寧で思いやりのあるコミュニケーションを心がけています。

また、私たちエンジニアは「プログラミング言語」という、日本語や英語とは異なる少し特殊な言葉をテキストとして扱い、ものづくりをしています。この「プログラミング言語」はソースコード(プログラムの設計図のようなもの)の世界において、エンジニア同士の共通言語になります。そのため、ソースコードがどのような処理をしているのかを、誰が見ても読み解きやすい状態にしておくことが、チームで開発業務をスムーズに進めるうえでとても重要です。だからこそ、「コーディングもテキストコミュニケーションの一つ」だと考え、実装する処理を「伝わりやすいコード」「読みやすいコード」として表現することを心がけています。

北島VP受賞エピソードのなかで、フロントエンド相談会の発足の話がありました。この相談会はどのような経緯で立ち上がったのですか?

加藤昨年度、私が所属するチームのフロントエンドエンジニアは私一人でした。そのため、フロントに関する悩みや疑問があっても、相談できる相手がチーム内にはいない状況だったのです。当時、他のチームにはフロントエンドエンジニアがいましたが、チームを跨いで技術的な相談をしたり、業務で得たナレッジを共有したりする機会はほとんどありませんでした。そのため、やや窮屈な感覚を持ちながら開発を進めることが多かったのを覚えています。
「もしかしたら、同じような悩みを抱えているメンバーが他にもいるかもしれない」と思ったことをきっかけに、、2024年の夏頃、「フロントエンド相談会」を立ち上げることにしました。この相談会は、参加者同士が業務やスキルについて、気軽に共有や相談できる場を作ることを目的にしています。また、チーム間の連携を深めるきっかけや、より良い開発環境づくりにつなげたいという思いもありました。

北島フロントエンド相談会は、どのくらいの頻度で、どういった内容を相談しているのですか?

加藤現在は週に1回のペースで実施しています。はじめに、各自が取り組んでいる業務を共有し、次に困っていることを相談をする流れで進めています。また、技術のトレンドや、外部の勉強会で得たナレッジを紹介することもあります。相談会をきっかけに、業務改善につながったこともありました。「この技術はOfferBoxでも活かせるかも」といった、プロダクトへの応用の可能性を話すこともあります。相談会は、情報共有や技術の深掘りだけでなく、今後の開発の可能性を広げるきっかけにもなっていると感じています。
この相談会は、すぐに成果を出せるような取り組みではないかもしれません。しかし、相談会で見えた改善点に取り組んでいくことで、フロントエンドの領域やUX(ユーザーエクスペリエンス)の改善につながっていくはずです。小さな積み重ねを続けることで、数年後に「あのとき相談会をやっていたから」と振り返ることができる、意味のある活動になるはずだと思っています。

北島この1年間、フロントエンドの開発に携わるなかで、大変だった時期はありましたか?

加藤学生が自身の学校について入力するために必要なデータを整理し直すプロジェクトを進めていた時期です。このプロジェクトは、学生向けのUI・UXを改修するだけでなく、OfferBoxを利用する企業側の改修も必要だったため、影響範囲が大きな取り組みでした。私が担当したのは、学生が学校情報を入力する際に、表記揺れが発生しにくい仕様を実装として反映する部分です。企業が学生にオファーを送るときに、学校情報の認識にズレが起きないようにすることを目的としました。

プロジェクトを始めた当初は、UIロジックの設計から実装までを一人で担当しました。リリース期限が決まっているなかでのプロジェクト進行だったので、スピード感を持って取り組む必要がありました。i-plugに入社して以来、もっとも負荷の高い時期だったと思います。しかし、試行錯誤を重ねながらの開発だったので、自身のスキルの向上につながったと感じています。多くの学びを得ることができた、非常に有意義なプロジェクトでした。

私が所属するチームのフロントエンドエンジニアは、2024年11月から12月ごろにかけて2名が加わり、現在は3名体制です。一人でチーム全体のフロントエンドを開発していた頃とは異なり、作業を分担することで、以前よりも効率的にフロントエンドの開発を進められるようになりました。今では、私を含めた3名で協力しながらチームのフロントエンド開発に取り組める体制になっています。

北島最後に、加藤さんの今後の目標を教えてください!

加藤フロントエンドの開発の観点から、OfferBoxをより良くしていきたいです。フロントエンドの開発改善を積み重ねることで、UI・UXが向上し、開発におけるフロントエンドエンジニアの存在感も高まっていくはずです。そして、結果的にUI・UXの改善サイクルを加速させ、プロダクトとしての価値向上にも貢献できると考えています。そのために、まずは小さなことからでも自ら率先して取り組み、「フロントエンド相談会」などを活用しながら改善を進めていきたいです。
また、生成AIを積極的に活用し、メンテナンスしやすいコードを素早く実装していきたいと思っています。メンテナンスしやすいコードは、機能の改修や拡張がしやすくなり、開発スピードを高めることにもつながります。結果として、より早く価値ある機能をユーザーに届けることができるはずです。これらを実現するために、生成AIをうまく活用しながら開発を進めていきたいです。
これからも、課題を一つずつ解消していき、フロントエンドの開発体験、リリースまでのスピード、そしてコードの品質が確実に向上したと実感できるように、引き続き頑張っていきたいと思っています。

北島ありがとうございました!

 

お知らせ

2024.11.08
会社の資産となる「情報」が集まるSalesforceをもっと価値あるものに。VP受賞のメンバーにインタビュー

社員を表彰するアワード(MVV AWARD※)にてVPを受賞した神原さん。仕事に対する思いや、今後の目標についてインタビューしました。

(※)i-plugが掲げる5Values、「変化を楽しむ」「全てのステークホルダーに対してフェアである」「想像的な意志を尊重する」「共創しながら価値を出す」「想像的な意志を尊重する」「主体的に取り組み、成果創出にこだわる」。MVV AWARDでは、この5Valuesを1年間で最も発揮した社員に贈られる賞です。

株式会社i-plug

神原さん戦略情報システム部 DX推進グループ

社会人は、保育士としてのキャリアをスタート。その後、IT企業へ事務職で入社。事務処理だけでなく、SalesforceのSlerとしての知識を広げ、お客様への提案をするなど役割を広げる。その後、2022年8月にi-plugへ入社。

 

鹿毛 ファーストキャリアは保育士である神原さん。保育士時代から、i-plugへ入社するまでの経緯を教えてください。

神原私は保育士からキャリアをスタートしました。保育士は憧れの職業だった一方、オフィスで働くOLへの憧れも捨てきれなかったのです。保育士をやめて、オフィスワークをするためにIT企業の事務として転職しました。事務だけでなく挑戦できることはしてみようと、タスクが片付いたら「他にできることありますか?」と声をかけていました。手を挙げたら挑戦させてくれるすごく良い環境でしたね。そんなことをしていると、気がついたら「Salesforceに詳しい人」になっていたのです。内勤で事務を担当していたはずが、お客様にSalesforceの運用やシステムの改善を提案するまでになっていました。「Salesforceを導入したけれど、うまく活用できなかった」または「運用が現場に定着しなかった」と悩みをもつお客様への提案が多かったです。
そういった仕事を続けていると、自分の提案を取り入れてもらった後に現場がどう使ってくれているのかなど、納品後の状態が見られないことに少し煩わしさを感じ始めました。より現場の近くにいながら、業務への助けになる仕事がしたいと思い、転職を考えました。
Salesforceを自社内で運用、構築している会社であることと、サービスへ共感ができる会社であることを軸に転職活動し、i-plugへの転職を決めました。

鹿毛 現在、i-plugで担当する仕事を教えてください。

神原Salesforceの運用と保守をメインに担当しています。Salesforceを活用した業務効率化を目的として、業務を自動化するシステムの構築などを担当しています。そして今期から、Salesforceのリプレイスプロジェクトが始まりました。

鹿毛 VP受賞において、「Salesforceのリプレイスプロジェクト」での神原さんの働きが称賛されていたと思います。プロジェクトについて詳しく教えてください。

神原i-plugのSalesfoceの活用では主に2つの課題がありました。

1つは、Salesforceを最大限に活用できていないことです。たくさんのデータが集まる場所になるべきですが、使いたい人が使うサービスになってしまっています。
2つ目は、システムが複雑化しすぎていることです。複雑化していることで、一つの改善を試みると全体に影響が出てしまう危険性があります。そうするとたった一つを改善するにも、必要以上の時間を要してしまうのです。Slaceforceを導入して以降、たくさんの人がシステムの構築や改善に携わっていました。全体感を考慮せずに、1つの事象だけをみて継ぎ接ぎで改善を進めてしまった結果です。同じような課題を抱える企業をこれまでも多くみてきました。i-plugだけが陥っている事象ではありません。

「Salesforceのリプレイスプロジェクト」は、こういった状況を改善しようと立ち上がったプロジェクトです。現場の方が使いやすいようにすることと、継ぎ接ぎになっていたシステムを整理することをメインに進めています。

鹿毛 プロジェクトを進めるなかで5Valuesのひとつ「主体的に取り組み、成果創出にこだわる」を最も具現化していたと評価されていました。仕事するうえで意識していることはありますか?

神原さまざまなことに興味をもつ性格なので、「自分でやってみること」に抵抗がないのだと思います。そのため特別意識していることはありません。 仕事をするうえで、「実際サービスを使い、活用する人にとって価値のあるものを提供したい」という思いがモチベーションです。依頼されたことだけをシステムに落とし込む作業はしないようにしています。本質的な課題の改善になるのかを探るために、依頼の背景や考え方をヒアリングするようにしています。ヒアリングするようになったきっかけは、「興味」があったからです。 そんな「性格」とモチベーションになる「思い」が、i-plugのValueにマッチし、評価してもらったのだと思っています。

鹿毛 今後の目標を教えてください。

神原「Salesforceのリプレイスプロジェクト」は、今も進行中のプロジェクトです。第一弾の改修を終えてから時間が間もないので、まだ現場には混乱する人がいる時期だと思います。これからは「さらに良いものにするために」を考えながら、プロジェクトを遂行していきたいです。

また、日々営業活動の傍ら、Salesforceに情報を入力をするメンバーの時間が無駄にならないようなシステム構築に努めたいです。Salesforceには、多くの情報が入ります。その情報は、会社にとって大きな資産となるのです。単に情報が集まる場所にするのではなく、活用できるようなシステム環境にしていく必要があります。そうすることで、「情報」がより大事な「資産」へと変わるのです。

VP受賞を通して、私がこれからやりたいことや、「実際サービスを使い、活用する人にとって価値のあるものを提供したい」という思いが伝えられたと思っています。だからこそ、思いばかりを語るのではなく実行にうつし、メンバーの人たちの頑張りに貢献したいです。

鹿毛 ありがとうございました。

お知らせ

2024.06.25
顧客と共創しながら採用成功を目指す。VP受賞のメンバーにインタビュー

社員を表彰するアワード(MVV AWARD※)にてVPを受賞した今泉さん。目標達成に向けた取り組みや顧客の採用成功に向けた思いについてインタビューしました。

(※) i-plugが掲げる5Values、「変化を楽しむ」「全てのステークホルダーに対してフェアである」「想像的な意志を尊重する」「共創しながら価値を出す」「想像的な意志を尊重する」「主体的に取り組み、成果創出にこだわる」。MVV AWARDでは、この5Valuesを1年間で最も発揮した社員に贈られる賞です。

株式会社i-plug

今泉さん営業統括部 CS1部 CS第2グループ

大学卒業後、2022年4月i-plugへ新卒社員として入社。CS1部に所属し、首都圏の企業を中心にOfferBoxの既存顧客を対象とした営業を担当。2024年4月より、同営業部にてチームリーダーを務める。

北島現在担当している仕事を教えてください。

今泉前回のインタビュー時から変わりなく、現在もCS1部に所属しています。首都圏の企業を中心に、OfferBoxを利用している企業の採用成功に向けた支援や、次年度以降も継続的に利用してもらうための営業活動を担当しています。具体的には、採用したい学生ターゲットと要件の策定のサポートや、採用プロセスの見直しなどを行っています。

北島前回のインタビュー時では「社会人2年目は数字の結果を残せるCSになりたい」とお話していて、見事通期の営業目標を達成。有言実行ですね!目標達成に向けて、心がけていることはありますか?

今泉何事も前向きに捉え、全力で取り組むことを心がけています。稀に外的な要因で結果が左右されてしまうことがあります。これを「運が悪かった」と考えてしまうと、自分の成長を諦めることにつながると思うのです。成長の機会を失わないように、すべてに全力で取り組むことを心がけています。もし全力で取り組んだうえで失敗しても、全力で取り組めば「これだけ頑張ったなら仕方ない」と思えるはず。なので上長との週に1度の1on1では、「今月の予算は◯円です。現時点の実績は×円なので、来週までに△円にします。」と具体的な数字と行動目標を宣言していました。そうすることで、自身の現状の理解と目指すべき数値、そして実施すべきことが具体的にみえて、通期目標の達成に繋がったと思います。

また新卒1年目のとき、「期待しているよ」「頑張っているね」と社内で声をかけていただく機会が多くありました。嬉しいことですが、新卒1年目は予算を課せられておらず、数字で結果を出せているわけではなかったのです。自身の立ち振る舞いに対して「なんとなく良い評価をもらえている」という気持ちで少し悔しくも感じていました。だからこそ、新卒2年目は数字で結果を残し、そのうえで評価してもらいたいという意気込みで業務に取り組んだ1年でした。結果、通期目標を達成することができたので、とても嬉しかったです。

北島素晴らしいですね!さらに2023年度の「MVV AWARD」のVP受賞、おめでとうございます。受賞した時のお気持ちを教えてください。

今泉まさか自分が選ばれるとは思っていなかったのでとても驚きました!実は前日に、2年前のMVV AWARDを思い返していました。当時の私はまだ入社したばかりで、今の自分と同じ「新卒3年目」の先輩が受賞していたのです。「新卒3年目で受賞できるなんてすごい!」と思っていたので「いつか受賞したい」と思いながら当日を迎えました。なので、名前を呼ばれたときは嬉しい気持ちでいっぱいでした。また受賞した理由を聞いて、会社の方向性と自分の仕事の向き合い方が共通していると改めて理解できたことも良い機会でした。

北島受賞した理由に5Valuesのうち「ステークホルダーに対してフェアである」「共創して価値を出す」の2つが特に評価されていました。まず1つ目の「ステークホルダーに対してフェアである」について、日々の業務で今泉さんが意識していることはありますか?

今泉採用支援において、利用企業に対して「こうしたほうが良い」と一方的に伝えるのでなく、考えや気持ちをお伺いしたうえで提案することを意識しています。例えば、企業から学生に送られるオファーについてです。OfferBoxはサービスの仕組み上、学生にオファーを送る際に、企業側は一斉送信をすることができません。企業が求める「学生」に合った条件で検索し、学生一人ひとりに丁寧なオファーを送ることが、マッチングの精度向上につながると考えているからです。

しかし、初めからこの考えに共感いただくことが難しい場合もあります。全ての人が同じ考えをもつわけではないですし、採用手法もさまざまです。いきなり私たちが考えるOfferBoxの使い方を押しつけることはせず、まずはお客様とフラットに意見交換をしながら、OfferBoxを使ってもらいます。そして、採用状況を振り返りながら、OfferBoxのサービスの仕組みを理解し、共感いただけるように採用の支援をしています。

北島続いて「共創して価値を出す」についてです。受賞コメントに「他人事ではなくて自分事として顧客と関わり、共創して価値を出す強みを発揮した」とありました。CSとして担当企業の採用支援に携わるなかで、どのような関わり方を心がけていますか?

今泉「OfferBoxのCSだから、OfferBoxの採用支援だけを行う」のではありません。可能な限り企業の新卒採用の全体像をみながら、ともに採用成功を目指すことを心がけています。そのためにはまず、自分が採用担当者の立場になって考える必要があると思います。例えば、選考中の学生のプロフィールを採用担当者と確認し、「この学生にはどんな魅力を訴求したら、より興味を持ってもらえるか」など、お客様と意見交換をすることもあります。
また、採用が得意な企業もいれば、採用を始めたばかりで何をどうするべきなのか分からない企業もいます。それぞれの状態に合わせて、新卒採用全体を一緒に見直すことで、少しでも採用を前に進めることができればと思っています。最近は、担当企業から感謝の言葉をいただく機会も増えました。今後もこの考えは大事にしながらフォローをしていきたいと考えています。

また私が所属するCS1部では、2023年秋頃から「採用プロセス設計プロジェクト」を実施しています。採用プロセスとは、採用計画から内定承諾までの一連の流れのことを意味します。
プロセス設計プロジェクトは、OfferBoxの活用スキルの向上だけではありません。各企業が学生とより良いコミュニケーションを取ることで、採用成功につなげることを目的としています。具体的には、自社の魅力訴求や面接後の学生へのフォローの方法などをより良いものにする提案をしています。OfferBoxをうまく活用できていても、その後の「学生の見極め」や「自社の魅力づけ」が上手くいかなければ、採用成功につながりません。そういった思いから、部としてこのプロジェクトを実施しています。
また、プロジェクトを通して担当企業の理解を深めることもできます。CSの一人ひとりが担当企業の理解を深め、採用成功のプロセスにおける提案力を身につければ、採用市場にも良い影響を与えると思うので、今後もこの力を身につけていきたいです。

北島今年4月にチームリーダーになった今泉さん。今後の目標を教えてください!

今泉i-plugに新卒入社したメンバーのなかで、新卒3年目でチームリーダーに昇格したのが最速、と入社時に聞いていました。「新卒3年目で昇格できたらかっこいいな」と思っていたので、実現できて嬉しいです。昇格することを目標に努力したわけではなく、目の前のことを最大限頑張った結果、チームリーダーになることができたと思っています。現状に満足せず、引き続き結果を出すことは常に意識していきたいです。

また、新卒3年目は個人目標だけでなく、チーム目標も達成できるように努めます。そのためにも、自分の営業方法やOfferBoxの利用企業への採用支援の方法を型化していく必要があると思います。今までは感覚的に判断して取り組んだことも多かったので、周囲に自身の営業方法を伝えられるように、再現性のある形にしていきたいです。
そして、OfferBoxの利用企業に対して、より包括的な新卒採用の支援も行っていくことを目指します。チームメンバーと共に、セールスではなく、CSとしての価値を発揮できるような人になりたいです。全員の強みや個性を活かしつつ、情報共有や話し合いをしながら一緒に成長していきたいと考えています。

北島ありがとうございました!

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2024.06.19
パートナー企業とOfferBoxを世の中に広めていきたい。VP受賞のチームリーダーにインタビュー

社員を表彰するアワード(MVV AWARD※)にてVPを受賞した柴田さん。「OfferBoxを広めていきたい」という思いのもと、パートナー営業部でどのような取り組みをしているのかインタビューしました。

(※)i-plugが掲げる5Values、「変化を楽しむ」「全てのステークホルダーに対してフェアである」「想像的な意志を尊重する」「共創しながら価値を出す」「想像的な意志を尊重する」「主体的に取り組み、成果創出にこだわる」。MVV AWARDでは、この5Valuesを1年間で最も発揮した社員に贈られる賞です。

株式会社i-plug

柴田さん新卒事業本部 パートナー営業部 PRMグループ

大学卒業後、2019年4月にi-plugへ新卒社員として入社。首都圏の企業を中心にOfferBoxの新規営業と既存営業を経験。その後、2021年7月にパートナー営業部に異動。現在は同営業部にてチームリーダーを務める。

北島i-plugに新卒入社し、最初の配属は直販営業だった柴田さん。どのような経緯でパートナー営業部に異動したのですか?

柴田入社当初は首都圏の企業を中心に、OfferBoxの新規営業と既存営業を担当していました。入社3年目のタイミングで「OfferBoxの販売代理店(以下、パートナー企業)営業に挑戦してみないか」と声をかけてもらいました。OfferBoxを広めていく直販営業に楽しさを感じていたので、半年ほど悩み…。パートナー営業部のメンバーから話を聞くなかで、「パートナー営業は、自社の売上だけでなくパートナー企業の売上にも貢献することになるので、パートナーの会社組織の成長も見ながら業務をする難しさがある」と聞きました。自分にその役目が務まるかどうか不安ではありましたが、OfferBoxを広めていく営業としてもっと成長できる良い機会かもしれないと思い、異動しました。

北島パートナー営業部での現在の仕事内容を教えてください。

柴田現在、OfferBoxの運用ノウハウを保有するパートナー企業には、i-plugが掲げる「OfferBox認定パートナー基準」を設けています。プラチナ・ゴールド・シルバー・ブロンズの4段階の基準があり、このなかの「プラチナ」「ゴールド」のパートナー企業を担当するチームのリーダーを務めています。OfferBoxの提案方法や運用フォローの方法を、パートナー企業に伝えることが主な業務です。必要に応じて商談に同席し、メーカー側としてお話しすることもあります。

私が担当しているパートナー企業は、積極的にOfferBoxを提案しています。しかしパートナー企業は、代理販売を行うサービスを他にも持っているため、OfferBoxを優先的に販売してもらう施策を常に考えています。また、パートナー企業とi-plugがどう連携したら双方の利益が上がるかなど、戦略的な部分も考えながら日々業務を行っています。

北島柴田さんがOfferBoxを広めるために努力した結果とも言える「MVV AWARD」のVP受賞おめでとうございます!受賞した時のお気持ちを教えてください。

柴田まさか選ばれるとは思わず最初は驚きましたが、嬉しい気持ちが強かったです!特に、ここまで育ててもらったグループマネージャーの安田さんへの感謝の気持ちでいっぱいでした。私一人の力では間違いなく受賞できなかったので、現状に甘んじず今後の成果で、皆さんに恩返ししていきたいと思います。

北島受賞の理由として「主体的にパートナー企業に関わったことでの強固な信頼関係を構築した」というエピソードが上がっていましたね。この内容について教えてください。

柴田担当するパートナー企業のなかに、OfferBoxの販売代理を数十名で行う企業があります。OfferBoxを販売する人が多い一方で、OfferBoxの理解度合いにバラツキも。各営業担当の不安な点を解消するために、パートナー企業に訪問する機会を定期的に作り、コミュニケーションを取る頻度を増やしました。その結果、各営業担当のOfferBoxの理解度が向上したのです。今ではOfferBoxを熟知したうえで、OfferBoxに可能性を感じ、率先して販売いただいています。「OfferBoxを使えば、新卒採用で成果が出る」という認識が広がった結果でありとても嬉しいです。現在は週に1度、パートナー企業に常駐しており、パートナー企業には自席も用意され、一緒に業務をしています。

北島販売代理を行うサービスが他にもあるなかで、柴田さんの担当するパートナー企業が、OfferBoxに強い信頼をおいて販売しているのはなぜですか?

柴田パートナー企業の営業担当の「OfferBoxに対する認識」を大きく変えたことがきっかけだと思います。営業に対するマインドや営業目標などはパートナー企業によって異なります。しかし「お客様が採用において成果を出すことができたか」は、採用支援をするうえで誰もが共通して認識するべきことだと考えているのです。この思いを伝えるために「お客様にとって一番良いサービスとは何か」を大前提とした営業手法の勉強会を開催しました。また、OfferBoxが大切にする「お客様の採用成功を見据えた提案を行う」というスタンスに共感いただいた企業がOfferBoxのパートナー企業になっています。私たちと共通の思いを持ちながら、OfferBoxを世の中に広げる仲間が増えていることがとても嬉しいです。

北島i-plugでは前例のないパートナー企業への「常駐」。どのようなスケジュールで過ごしていますか?

柴田週に1度、午後からパートナー企業へ出社しています。各営業担当の困っていることや案件の進捗状況などを伺っていると、あっという間に終業時刻です。最近は「お世話になっております」よりも「お疲れ様です」の挨拶が増えていて、距離が縮まっていることを実感しています!

北島受賞した理由に5Valuesの「主体的に取り組み、成果創出にこだわる」を体現していたと評価されていました。柴田さんが働くうえで意識していることはありますか?

柴田営業なので、成果=数字であることの意識は欠かせません。達成するためには何をすべきかを日単位で逆算しています。その行動が、パートナー企業の状態把握や案件の進捗確認、OfferBoxを代理販売いただくための施策検討など、日々の習慣につながっていると思います。

パートナー営業の場合、パートナー企業を通してOfferBoxを販売いただくので、数字のコントロールが難しいことが稀にあります。以前、新規売上が「0円」のまま月末を迎えてしまい、営業として挫折を感じた経験がありました。そのとき、自分がすべきだったことを見直した時間が、今に活きているのです。特に「パートナー企業との関係構築」はこの経験から強く意識しています。当時、パートナー企業とのコミュニケーションが密に取れていれば、状況把握や売上の見込みを立てることができたはず。そんな後悔が残りました。この挫折経験は今でもトラウマですが…。おかげで、数字への意識やパートナー企業の小さな変化に気づくことができるようになりました。

北島昨年9月にチームリーダーになった柴田さん。今後の目標を教えてください!

柴田今年の4月からパートナー営業部のチーム編成が変わり、私のチームが部内で最も予算が高いチームになりました。責任あるポジションを任せてもらっているので、個人とチーム両軸で毎月達成できるように努めていきたいです。また、リーダーとして、メンバー全員で課題や悩みを考え合えることのできるチーム作りを意識しています。素晴らしい意見やアイデアをたくさん持っているメンバーなので、今後も意見交換を活発化させていきたいです。そして、チームから波状して部に展開していくことも目標です。
加えて、パートナー企業がどのような思いでOfferBoxを販売代理しているか、社内に浸透させていく必要があると思っています。「OfferBoxを正しく理解して、お客様に使っていただきたい」という思いの原点は、直販営業も代理店営業も変わらないはずです。社内にパートナー営業についての情報も展開し、営業部一丸となってOfferBoxを拡販していきたいです。

北島ありがとうございました!

お知らせ

2024.06.03
OfferBoxサイトの改修プロジェクトを務めたVP受賞のチームリーダーにインタビュー

社員を表彰するアワード(MVV AWARD※1)にてVPを受賞した合田さん。OfferBoxサイトの改修プロジェクトの背景や取り組みについてインタビューしました。

(※1)i-plugが掲げる5Values、「変化を楽しむ」「全てのステークホルダーに対してフェアである」「想像的な意志を尊重する」「共創しながら価値を出す」「想像的な意志を尊重する」「主体的に取り組み、成果創出にこだわる」。MVV AWARDでは、この5Valuesを1年間で最も発揮した社員に贈られる賞です。

株式会社i-plug

合田さん事業統括部 法人マーケティング部 コンテンツマーケティングチーム

大学卒業後、株式会社マイナビにSE(システムエンジニア)として入社。その後、Webマーケティング支援会社に転職し、デザイン制作やマーケティングプランナー職を経験。
その後、2023年9月にi-plug入社。現在は法人マーケティング部に所属し、チームリーダーを務める。

北島SE職でキャリアをスタートした合田さん。どのような経緯でマーケティングに興味を持ったのですか?

合田SE職を経験するなかで「自分が携わった業務を数値化したい」と思ったことがきっかけでした。システム開発を行うSE職は、どうしても数値的な効果を見込むことが難しく、自分がどれだけ業務に貢献したかを数字で知りたいと感じたのです。また、社内のマーケティング部と連携する業務を経験した際に、数字が大きく動くマーケティングの仕事に興味を持ち始めました。社内異動の選択肢もありましたが、すぐにマーケティング職にチャレンジしたかったため、転職を決意。この転職以降は、マーケティング領域でキャリアを積んでいます。

北島法人マーケティング部での現在の仕事内容を教えてください。

合田主に2つの業務を担当しています。1つ目はWebサイトの改善・運用です。主に、OfferBoxの採用担当者向け公式サイトやオウンドメディアである人事ZINEのコンバージョン率を高めるCRO施策を担当しています。例えば、サイトに訪れた方が資料をダウンロードできるようにしたり、サイトからの問い合わせがスムーズにできるようにしたりなど、OfferBoxの売り上げにつながる仕掛け作りを行っています。
2つ目はクリエイティブ制作のディレクションです。マーケティング施策では、広告バナーやLP(ランニングページ)などのデザインを制作する必要があります。「施策を検討する人」はマーケター、「デザインを制作する人」はデザイナーと、それぞれ専門の人が担当することが多いです。しかし別々の方が担当することで、イメージ通りのデザインが作れないことも。マーケティング施策とデザインの内容が一致しているものを作成できるように、マーケターとデザイナーの架け橋となる「ディレクション」を担当しています。

北島他部署と関わる業務内容が多そうですね。そんな日々の成果の賜物とも言える「MVV AWARD」のVP受賞おめでとうございます!受賞した時のお気持ちを教えてください。

合田入社から約半年ということもあり、受賞すると思っていなかったので正直驚きました。これまでのキャリアのなかでなんらかの賞を受賞するのは初めての経験。職種的にも、なかなか土俵に上がる機会は少ないと思っていました。次第に実感も湧いてきて、今はとても嬉しい気持ちです!

北島受賞の背景として「OfferBoxサイトの改修プロジェクト」のエピソードが上がっていましたね。プロジェクトについて詳しく教えてください。

合田i-plugの主力事業でもあるOfferBoxサイトの改修作業は、以前からマーケティング部内で取り組みたいと考えていました。しかし改修作業を行うとなると、想像以上に工数がかかることが予想され、限られたリソースで取り組むことが難しい状況でした。また、明確な期限もなかったため優先順位が下がり、手付かずの状態で止まっていたのです。入社した際にこの状況を知り、サービス理解を深めるきっかけになるかもしれないと思い、率先して取り組むことを決めました。入社して間もなかったからこそ、OfferBoxに興味を持つ方がサービスサイトに訪れた際の心境をイメージしやすかったです。だからこそ入社早々に取り組むことができて良かったと思っています。

今回、OfferBoxサイトをリニューアルしましたが、特に力を入れたのが改修箇所は料金プランのページ。マーケティング観点でいうと、OfferBoxの利用における比較検討層が流入するページです。改修することで、アポイントの機会創出や売り上げにも繋がりやすいため、優先度を高くして取り組みました。スピード感を持って動いていたこともあり、プロジェクトが始動してから2ヶ月後に、フルリニューアルしたOfferBoxサイトを公開することができました。

北島受賞した理由に5Valuesの「ステークホルダーに対してフェアである」「共創して価値を出す」を具現化していたと評価されていました。コミュニケーションや働き方で意識していることはありますか?

合田「情報の非対称性」の状況を作らないように意識しています。「情報の非対称性」とは、伝える側が情報を多く持っていて、伝えられる側は情報が少ないことを表した言葉です。チームで働くうえで、この状況は好ましくないと思っているので、なるべく自分が持っている情報はオープンにしたいのです。日々の業務のなかで、お願いしたいことを伝えるときは、「1から10を伝えたうえで、そのうちの2と3をお願いしたい」と、プロジェクトの全体像から伝えるように意識しています。

今回のプロジェクトを遂行するにあたり、社内の各部署の役職者に意思決定をしてもらうミーティングがありました。スピード感をもってプロジェクトを進めるには、ミーティング内で判断いただく必要があったのです。事前に検討情報をできる限りすべて準備しておくため、わからないことがあれば積極的に部内のメンバーに質問し、可能な限り情報を網羅するように心がけました。その結果、情報の非対称性が生まれることなく、各部署からの意思決定をミーティングの時間内に獲得。スムーズに次のアクションに取り組むことができました。

北島このプロジェクトで、特に難しかったことを教えてください。

合田以前は掲載していなかった「OfferBoxの料金プランの金額」を「サービスサイトに提示するかしないか」が大きな論点でした。マーケティング観点でもメリットとデメリットの両方があるため、決断がとても難しかったです。

サービスサイトに料金プランの金額を出すことで、OfferBoxに興味を持つ方に正確な情報を提示することができます。一方で、サービスサイトを見て、興味を持った方の行動が完結することもあります。その場合、資料ダウンロードなどのリード獲得に繋がらない可能性もあるのです。ただ、現状からさらに上のリード獲得数を目指すのであれば、大きな変化がないとインパクトは出せないと考えていました。そのため、今回のOfferBoxサイトの改修プロジェクトでは、チャレンジの意味も込めて「料金プランの金額を提示する」ことにしました。

フルリニューアルするうえで「OfferBoxに興味を持つ方がサービスサイトを見たとき、サイトの内容を簡単に理解できるようなUI(ユーザーインターフェイス)にすること」を常に意識していました。例えば、OfferBoxのオファー送信数についてです。OfferBoxはオファー送信数を「通数」ではなく「枠数」によって限定しています。リニューアル以前は「オファー枠」の仕組みについて問い合わせが多かったので、新規コンテンツとして「オファー枠」の概要を追加しました。

北島今年4月にチームリーダーになった合田さん。今後の目標を教えてください!

合田現在4名で構成されたチームのリーダーを務めています。細かいところに気配りができたり、人を巻き込む力が強かったり、物事をフランクに進める力があったり、さまざまな得意分野を持ったメンバーです。各々の特性やスキルを最大限に生かすことのできる人員配置を行うために、「ピープルマネジメント」のスキルを身につけていきたいです。

また、マーケターとしてのスキルもまだまだ伸ばしていく必要があると思っています。世の中の情報収集を行い、知識をインプットしながら業務に還元していきたいです。マーケティング市場は動きがとても早いからこそ情報に対して固定観念を持たず、最新の情報に触れるように意識しています。今後も継続していき、携わっている業務を磨き込んでいきたいです。

北島ありがとうございました!

お知らせ

2023.06.27
周りの人の期待に応えることが仕事のやりがい。VP受賞のチームリーダーにインタビュー

社員を表彰するアワード(MVV AWARD ※1)にてVPを受賞した田宮さん。チームリーダーとしてメンバーと向き合う姿勢やお客様とのコミュニケーションなどの仕事観についてインタビューしました。
※1 i-plugが掲げる5Values、「変化を楽しむ」「全てのステークホルダーに対してフェアである」「創造的な意志を尊重する」「共創しながら価値を出す」「主体的に取り組み、成果創出にこだわる」。MVV AWARDでは、この5Valuesを1年間で最も発揮した社員に贈られる賞です。

株式会社i-plug

田宮さんCS1部

大学卒業後、健康食品・化粧品を扱うメーカーへ就職。その後転職をし、化粧資材(ブラシ・スポンジ等)の営業を担当。2019年1月にi-plugへ入社。現在はカスタマーサクセス部門のチームリーダーを務める。

 

鹿毛現在担当している仕事は何ですか?

田宮OfferBoxのカスタマーサクセス部門に所属し、利用企業の採用成功までのフォローを担当しています。具体的には年間のオファー送信計画や、採用課題に対して改善の提案、次年度の契約に向けたご提案などをしています。

鹿毛まずは、MVV AWARDのVP受賞おめでとうございます。受賞した時のお気持ちを教えてください。

田宮受賞するとは思っておらず、驚きでした。VPを受賞する人は、何かに秀でている人。そんな風に思っていました。私は特出して得意なことや、優れているものがあるタイプではないので、受賞できるタイプではないな。そう思っていました。

鹿毛受賞した理由に、5Valuesのひとつである「共創しながら価値を出す」を最も具現化していたからと評価されていました。コミュニケーションや働き方で意識していることはありますか?

田宮心的安全性が高いチームを目指しています。個々の強みは吸収し合い、弱みはサポートしあえるようなチームです。チームリーダーとして、メンバーの良いところをしっかり伝えるように心がけています。

またチーム内の相互理解が重要になるため、メンバー内でユニットを作って横のつながりを強化しています。i-plugは、チームリーダーやマネージャー層との1on1の文化は根付いているのですが、メンバーだけの繋がりを作る機会ってあまりないんですよね。チームリーダーとメンバーの1on1は、現状の数字や今後の対策の話に比重をかけてしまうときが多いです。メンバー同士だと、弱みや不安などを共有するのでサポートしやすい環境に自然となると思っています。そのおかげで、チーム全体で成長していこうという意識が強まりました。

鹿毛昨年4月にチームリーダーになった田宮さん。これまでに、マネジメントでつまずいたことはありますか?

田宮時には厳しいことも言わないといけないチームリーダーという立場になったので「頑張ろう」と思ってもらえるためには、どう伝えたら良いかを悩みました。
伝え方次第で、各々のモチベーションって変わると思うんです。まずはその人の現状と、期待している役割や課せられている目標を照らし合わせて、足りないところを一緒に見つけます。それに対して、どう思っているのか、何をしたいかなど、一緒にディスカッションをすることを心がけています。一方的に意見をいうことはしないようにしています。
まず本人の意見をいってもらうことで、自己決定感が高まり、自分のやっていることに納得感を持って仕事をしてもらえると思っています。そんなことを意識しながら、今も手探りでマネジメントに取り組んでいます。

鹿毛「まずは相手の意見を聞くこと」を大切にされているんですね。実際にVP賞でも「傾聴の姿勢」が評価されていました。人の話を聞くときに意識していることは何ですか?

田宮もともと違う価値観や考えを聞くことが好きです。自分の考えを当たり前と思わず、違った考えに対して、なぜそう思ったのかという背景を知ることが好きなんです。
私自身、転校が多く色んなところに住んだ経験があります。その土地に馴染むために、周りの人が何を考えて、なぜそう考えるのかを聞いていたので癖がついているのかもしれません。

鹿毛お客様が抱える課題を聞くときはどのようにしていますか?

田宮お客様が抱える課題がどこからきているものなのかを聞くようにしています。表面化している課題と根本にある本質的な課題って違う時が多いからです。

またお客様とのアポイントの前に、アンケートを実施しています。内容は、課題や期待すること今後の採用計画など、簡単なものです。そうすることで、お客様と直接話す時間を課題の深堀することに費やすことができ、相手が期待していることと私の提案内容のギャップが軽減できます。深掘りする=質問攻めをすることではありません。「なぜ?」と聞くと強い印象を受けてしまうので、私が持っている仮説に対して相違がないか確認したり、「知りたいんです」などのポジティブな言葉をつけてお話します。

相手の期待に応えたいという思いが強く、まさに仕事のやりがいでもあります。期待に応えられるように考えた結果の営業スタイルです。

鹿毛これからの目標は何ですか?

田宮チームリーダーになって約1年。私自身初めてのマネジメント経験だったので、あまり余裕を持てておらず個人の仕事でいっぱいいっぱいでした。もう少し影響範囲を広げて、課題に取り組んでいきたいなと思っています。
例えば、チームだけでなくグループの組織課題に取り組んだり、メンバーがもっと自分の数字だけでなく組織課題に対して取り組めるような仕組み作りをしたりしていきたいです。

鹿毛ありがとうございます!