「つながりで世界をワクワクさせる」をミッションとして掲げるi-plug。果たして、i-plugで働く人たちは、仕事以外では何にワクワクしているのでしょうか。推しと沼(※)についてインタビューしてみると、想像以上に熱く語ってくれました。
※沼…ある特定の業界や作品、物、人物、プロダクト等、どっぷりとハマってしまう現象、またはその対象やジャンルを指す(諸説あります)。
パートナー営業部 渡邉さん:スニーカー沼
鹿毛 渡邉さんがワクワクする瞬間を教えてください。
渡邉 欲しいスニーカーを手にした瞬間です。特に、スニーカー購入後インターホンが鳴り「佐川急便でーす。」と聞こえた瞬間が一番ワクワクします。スニーカー好きからすると、NIKEからの荷物を受け取るところから既にイベントは始まっています。
鹿毛 すごい数のスニーカーですね!何がきっかけでスニーカーの虜になりましたか?
渡邉 仲の良い友人がある日突然スニーカーにハマって、毎週2万円のスニーカーを買い始めました。「そんなお金かける価値ある?何してんねん。」と白い目で見ていました。
ある日付き合いで私もスニーカー屋へ行ったんです。心斎橋のNIKE大阪で「エアジョーダン7」を試着した瞬間、履き心地が良すぎて即お買い上げ。包まれる感じが今まで履いていた靴とは全く違いました。その瞬間からスニーカー沼にハマりました。ハマるきっかけになったスニーカーは、今でも大切な1足です。
現在は150足くらい持っています。半分くらいは新品のままです。
鹿毛 年間でどれくらいお金をかけてますか?
渡邉 おおよそ70万〜80万円です。買うだけでなく、売却もするため、売買の金額は、おおよそ同じくらいになっていると自分に言い聞かせています。スニーカーにハマっていない世界線の僕がいるとしたら、もっと貯金ができているはずです。
鹿毛 番推しのスニーカーを見せてください!
渡邉 全てのスニーカー好きがこの質問への回答に困ると思います。 1つ選ぶとするなら、こちらです。土曜日13時〜日曜10時までの21時間、屋外で並んだ後に手に入れました。
通常モデルだと「SUP」とデザインされているところに「AIR」と文字が入ります。ナイキ自慢のエアーのクッション性を大々的にアピールしているモデルですが、自慢の「AIR」を「SUPREME」に置き換えるという大胆なデザインが最大の魅力です。写真では「SUP」しか見えませんが、後ろには「R」内側側面には「REME」と大きくロゴが入り、繋げて読むと「SUPREME」と書いています。
鹿毛 スニーカーの魅力を教えてください。
渡邉 私が思うスニーカーの魅力は3つです。
1つ目は新しいスニーカーが世の中に出続けること。 スニーカーは毎週新しいものが発売されます。飽きることもないし、スニーカーマニアと話していると、話題が尽きることはないです。生涯を通して楽しめる趣味だと思います。
2つ目は「エピソード」が隠されているスニーカーが多いことです。スニーカーがデザインされた背景や、人気になるきっかけのエピソードなどがあり、奥深いことが魅力です。 3つ目は希少価値が高いことです。例えば、2万円のスニーカーが20万円で取引されることもあるんです。希少価値が高いものを手にするほど、特別感が増して、さらなるワクワクを引き出します。
学生マーケティンググループ 小野さん:ももクロ沼
鹿毛 小野さんがワクワクする瞬間を教えてください。
小野ももクロ(ももいろクローバーZ)のライブの時間です!
特に開始時に「Overture」という曲が流れている時が最もワクワクします。もちろん会場にいる時点でワクワクはしているのですが、「Overture」がかかると一気に会場全体のボルテージと共に自分のテンションも高まります。会場の一体感が最高になるんです。これほど多幸感あふれる場所は他にないです!
鹿毛 何がきっかけでももクロにハマりましたか?
小野学生時代、Goose houseというYoutubeでカバー曲をアップしているグループにハマっていました。彼らが、カバーしていたももクロの「走れ」を聞いてことがきっかけです。それから関連動画で飛んだ先でももクロの日本青年館ホールで開催されたライブ映像を見て沼にハマりました。 当時、私は就活生で将来に期待と不安を抱いていたんです。ももクロのメンバーが、大きな壁を楽しそうに乗り越えて成長をする姿に憧れを抱き、また勇気や元気を与えてくれました。
鹿毛 自慢の推しグッズを見せてください。
小野2年連続で購入しているバースデーブックです。 オタクといいつつ、動画視聴とライブを主軸に活動しているのであまりグッズは多く持っていません。ももクロのなかでも推しメンバーであるしおりん(玉井詩織さん)がバースデーブックを出す時、ファンクラブで月替わりコーディネートの壁紙を出す時はすべからくゲットしています。
鹿毛 感動したももクロのエピソードを教えてください。
小野紅白出場、国立競技場でのライブなど、大きな目標に対してひたむきに努力を続ける姿。ついに夢が叶った国立競技場のライブにてリーダーの百田夏菜子さんが「みんなに笑顔を届けるという部分で天下を取りたい。」と改めてファンに向けて語った姿。そんな風に、目標を持って進み続ける姿にいつも感動します。
また彼女たちは自分たちが売れるためでなく、さまざまな思いを持って仕事をしている姿にも感動します。毎年恒例の春に開催されるライブでは、地方の自治体と一緒になってライブを開催するのです。3万人以上を動員して地方に人を呼び込むだけでなく、ライブの告知期間中はメンバーが現地に向かい各所を巡りPR。ライブの当日だけでなく、各地をPRするため地域活性への貢献が認められ観光庁から感謝状を送られています。また、オリンピックの盛り上げや新鋭クリエイターとのコラボなど、彼女たちの持つ大きな影響力をあらゆる分野の新興に活かしているように思います。
鹿毛 ももクロに詳しくない私でも、ライブがすごいということはよく耳にします。どれくらいの頻度で推し活をしていますか?
小野TikTokやYoutubeで動画を見るのはほぼ毎日です。私のスマホにはももクロのスクショが溢れて携帯の容量にいつも悩まされています。 また、年に2〜3回ほどライブに参戦。ファンクラブに入っているおかげもあり、逃したことはないくらい毎回当選しています。ただ金銭面から行くライブを厳選しているので、いつか年間通して全てのライブに行くことが目標です。
自分でも「推し活極めてんな。」と思ったのは結婚式。結婚式のテーマを「ももクロ」にして、使う楽曲はももクロだらけ、会場のカラーや世界観などはメンバーカラーの4色で統一しました。入場シーンで来場者全員にサイリウムを振ってもらったのですが、光の海の中歩いていくのは感動的でしたね。
鹿毛 ももクロの何が魅力ですか?
小野魅力は語り尽くせないほどありますが…。頑張って3つに絞りました。
1つ目は「 挑戦と成長の人生ストーリー」です。デビュー後は、大人が設定した大きな壁に対して、苦しみながらメンバーが一丸となって努力する姿が見れます。でも楽しそうに乗り越えていくんです。そんな姿に勇気がもらえます。最近は最年長の高城れにさんが結婚をしました。既婚になっても、子供ができても現役アイドルという、女性アイドルではこれまでなし得なかった在り方を見せてくれています。まだまだアイドルとしての新天地を拓き続け、挑戦と成長のストーリーを届けてくれるのでファンをやめられないですね。
2つ目は「ファンと共に創り上げる、テーマが明確な数々のライブ」です。アイドルの楽曲はファンとのコール&レスポンスがある曲が多いです。ももクロは周年やイベントなどの節目ごとに楽曲を発表するので、「今だからこそ」を楽しめる曲がたくさんあります。例えば、10周年のタイミングで発表された「クローバーとタイヤモンド」という楽曲。落ちサビの直前に過去の楽曲のオマージュが流れ、「ありがとう!」と言ってサビに入ります。10周年のライブではそのタイミングに、ももクロもファンも大声で「ありがとう!」とお互いの感謝を伝え合ったのです。10年間、ファンと作り上げてきたものを体現した瞬間でした。また、東京オリンピックまでの3年間はスポーツとの融合をテーマにしていました。時代を表したテーマのライブがももクロの魅力です。
3つ目は「世の中に価値を生み出す取り組み」です。先述した「地域活性化」や「オリンピックを盛り上げる」テーマ設定ももちろんです。新曲ばかりが収録されたアルバムの全てにミュージックビデオをつけて、映像クリエイターが活躍できるプラットフォームとなっていたり、ももクロを通じて今まで知らなかったものを知れる機会にもなっています。
鹿毛 みんなに聞いて欲しい曲を教えてください。
小野難しい…。気分に合わせていい曲がたくさんあるので、それに合わせて聞いてみてください。
<エネルギーが欲しいときにおすすめの曲4選>
①「吼えろ」
②「Guns N’ Diamond」
③「ピンキージョーンズ」
④「灰とダイヤモンド」
ももクロは毎年、田中将大投手の入場曲を担当しています。その楽曲は全て力をもらえる応援歌です!
<心がほっこりするおすすめの曲3選>
①「笑一笑(シャオイーシャオ)」
②「モノクロデッサン」
③「LINK LINK」
寄り添ってくれる仲間がいると思える。そんな心温まる楽曲です。 おすすめしたい曲が多すぎて困ってしまいますね…。
戦略情報システム部 グループマネージャー 嶋田さん:料理沼
鹿毛 嶋田さんがワクワクする瞬間を教えてください。
嶋田私がワクワクする瞬間は、美味しい料理に出会った時、料理のアイディアを閃いた時、美味しい料理を作れた時です。 食や料理の幅はその人の経験によって培われます。そのため外食など自分以外の人が作った料理には、必ずと言っていいほど発見があります。「こんな食材の組み合わせがあるのか」「こんな切り方をすると、こう仕上がるのか」など日々新しい発見ができるのも料理の魅力の一つです。
アイディアも食べたり作ったりの経験のなかで閃くものなので、その閃きを基に料理を作っている瞬間が一番ワクワクする瞬間かもしれません。
鹿毛 本格的なお料理ですね。美味しそう。何がきっかけで料理にハマりましたか?
嶋田子供の頃から食いしん坊で元々食に興味があったタイプでありました。
料理に魅了されたきっかけは、「グラハムカーの世界の料理ショー」というカナダやアメリカ、日本で放映されたテレビ番組です。軽快なおしゃべりを交えながら(たまには歌ったりも)料理を作り、最後は観覧者の人を一人食卓にひっぱり込んで一緒に食べるという内容でした。そこで料理をする姿がとても格好良く感じました。 私の両親ともに料理上手なので、子供が料理することに前向きだったというのも大きいかもしれません。
両親は共働きで、市販のお菓子をあまり買わない家だったので、小学生の低学年から自分でクレープなどおやつを作って食べていました。 そんな環境や番組の影響もあって、今でこそITを生業にしていますが、私のファーストキャリアは料理人でした。
鹿毛 元料理人だったんですね。料理に対する一番のこだわりを教えてください。
嶋田料理のこだわりは、「下ごしらえに手を抜かない」「調味料は良いものを使う」です。
例えば、むき海老を使う場合、片栗粉を揉み込んで水で洗うとぬめりと生臭さが取れたりします。こう言った作業を疎かにすると味に大きく影響しますから、手を抜かないようにしています。仕事の進め方と同じで段取りが重要です。
特に一般家庭での料理で大きく影響するのは調味料です。 塩、醤油、味噌、砂糖など基本的な調味料は、色々試して質のいいものを使います。 例えば、醤油は、埼玉の醤油屋さんから、かれこれ15年くらい取り寄せて使っています。 砂糖は、甜菜糖やきび糖、和三盆などを用途に分けて使います。
嶋田一般的なものの5〜10倍の値段となることも多いですが、そもそも元の単価が数百円のものですから、とんでもないコストになるようなこともありません。調味料を変えるだけで料理のレベルがぐんと上がりますので、オススメです。
鹿毛 料理の何が魅力ですか?
嶋田「料理は化学で物理でアート」そして食べて美味しく、健康にもなれるということが魅力です。
美味しいものを食べても、食べさせても幸せを感じられる。日々の暮らしでここまで楽しく、多くのプラスを生み出してくれるものはないと思います。頭の中の設計図を元に組み立てていく感じも魅力だと思っています。
今はインターネットで産直食材が手に入りやすい時代ですから、色々な産地の食材、調味料を取り寄せて、色々な料理にチャレンジできます。リモートワーク環境と料理は相性がいいので、是非オススメしたいですね。
法務グループ グループマネージャー 野田さん:鉱石沼
鹿毛 野田さんがワクワクする瞬間を教えてください。
野田鉱石を集めることにワクワクしています。経験したことのないことや、見たことのない景色や物に触れた瞬間に。鉱物にはたくさんの種類があって、さらに同じ種類であっても、形はもちろんですが、色や光の反射など、2つと同じものは存在しないので、まさに一目惚れするような鉱物に出会った時がたまらないです。
鹿毛 鉱物集め…!私にとっては未知の世界です。鉱物集めってどこでするのですか?
野田ほとんどは、ミネラルショーなどの鉱物のイベントであったり、鉱物を常設展示しているようなお店ですね!自分で拾いに行くときもあり、河原などで鉱物を探します。 数年前仕事でアメリカにいったのですが、お土産物屋さんやショッピングモールよりも先に、現地で石を売っている所に案内してもらいました(笑) いつかは、タンザニアやスリランカなどの鉱山巡りをしたいなと思っています。
鹿毛 何がきっかけで鉱物集めにハマりましたか?
野田私は北海道出身で、黒曜石(昔の人が狩猟に使った石)や化石が身近だったということもあり、鉱物は好きでした。
一番深くハマったきっかけはガーネットの事を知った時ですね。 ガーネットの専門店に行ったときに、すごく綺麗な緑色の原石が置いてあって、それもガーネットという話を店主から聞かされた時に、その瞬間に沼にはまり込みました…。
実はガーネットは、すごく簡単に言うと、ケイ酸塩を含む鉱物の一種のグループ名で、40種類以上の色があるとも言われているんです。ガーネットと聞くと赤をイメージするかもしれませんが、透明なものから、紫色、黄色、金色、緑色、オレンジ色、ピンク色、黒色、そして青色まであるんです。その中には、太陽光と白熱光の下で色が変わったりするものもあります!(すっごい高価)なんとなく鉱物が好きだったのですが、「いつかこのガーネットを全色集めて飾ろう。」という野望が生まれましたね…。
鹿毛 年間どのくらいお金をかけてますか?
野田一目惚れした鉱石にはお財布とかなり相談をして無理矢理買ったりします。一目惚れする石に出会えるかどうかわからないからです。おそらく平気で6桁は超えているのではないかと…。あまり考えないようにしてます!
鹿毛 一番推しの鉱物を見せてください。
野田推しポイントは、なんといっても見た目。この緑色の石を最初に見たときに、ジオラマというか、小さな地球を凝縮したみたいな見た目で、うっとりしますよね。そして塗装したかのような緑色が、あまりに不思議で引き込まれてしまいました。
そして、この推し鉱物が、鉱物集めにハマったきっかけとなるガーネットです。ガーネットと聞いたときに赤色を想像する人が多いんですが、これもガーネットなんです。透明、黒、赤、青色などが存在するガーネットの奥深さと、固定観念を覆すガーネットを象徴している一つだと思い選びました。多分石に少しでも興味ある人は、非日常的なワクワクを感じてくれているはず…!
鹿毛 鉱物集めは何が魅力ですか?
野田鉱物集めの魅力は、語ったら尽きないのですが、主に2つあります。
1つ目は、自分の固定観念を全て崩してくれるところです。 例えば、ラブラドライトの原石は、普通の岩のようですが、見る方向や、光の当て方を変えると、虹色の光が浮かびます。またオケナイトという石は、そもそも石に見えなくて、うさぎのしっぽみたいなふわふわした真っ白の石であり、色んな気付きや発見があります。鉱物は出会うたびにワクワクするところが魅力。そのため鉱物を集めていると、鉱物だけでなく、契約書(私の所属は法務なので。)も人も、最初見た部分とは別の観点から見ることで、新しい気付きがあり魅力があるんだと改めて思うようになりました。
2つ目は少しマニアックなのですが…。 とても身近に地球の歴史を感じることが出来るというか、世の中で人間が作り込んだものではなくて、自然が作った鉱石を手元においておくことで、なんとなく自然との繋がりを感じることができることです。 特にリモートワークで、かつパソコンの画面とずっとにらめっこする仕事の中で、ふと疲れた瞬間に手元に身近な自然みたいなものがあると、ふっと息が抜けるというか…。特に法務はリスクと向き合う仕事なので、緊張しながら仕事することが多いのですが、自然が作った綺麗なものを見ると、何か自分がとても小さく見えて、いい意味でですよ!あくまでもいい意味で、緊張感が緩和される気がしますね。
ただ、オススメのポイントは、こんなマニアックなものじゃなくて、「単に綺麗、かっこいい」「こんなのも鉱物なの!?」といった新しい発見があることです。 ファンタジーゲームの世界の洞窟に出てきそうな、作り物ではない石なんか見ると絶対に欲しくなると思います。 もし近くでミネラルショーや、天然石なんかを販売しているようなイベントがあったら是非行って欲しいです。
個人的にはブレスレットや宝石なんかも魅力はあると思うのですが、ありのままの姿の魅力を感じていただきたい!
営業推進チーム 矢野さん:BUMP沼
鹿毛 矢野さんがワクワクする瞬間を教えてください。
矢野BUMP(BUMP OF CHICKEN)のライブが始まる前です!!!電気が消える瞬間が一番ワクワクします。「今から始まるんだ」って心臓がドキドキするんです。始まっちゃうと終わるのが寂しくなるので、開始前が一番ワクワクしてます。入場待ちの列やグッズ販売の列も何の苦もなく、ひたすらワクワク!
鹿毛 何がきっかけでBUMP OF CHICKENにハマりましたか?
矢野友達が作ってくれたオススメMDです。初めて聴いた唄は物語のような歌詞で 頭の中ですごくイメージができて「他の曲も聴きたい!」となりました。 また中学生時代に嫌なことがあった時に、彼らの曲を聴いてめっちゃ元気と勇気をもらえて…。そこからもうBUMPの唄は手放せなくなりました。
曲にハマってからは、次にどんな人が歌ってるんだー?って調べるようになり、ボーカルの藤原さんがクリティカルヒットしまして…。藤原さんを携帯の待ち受けにしたり、雑誌買ってチェックしたり。
「会うためにライブ行かないと」って思い立った時に、ちょうどライヴハウスツアーが開催されていました。その勢いのまま応募したのですが、見事に落選。ですが、「少しでも近くに行きたい!」と思い、ライブ会場にグッズだけ買いに行きました。
そこで同じぐらいの熱量でBUMPを語れる人と友達になりました。そして、幸運なことにその方の知り合いからチケットを譲ってもらえることになり、次の日にはLIVEに参戦してました。今考えてみると人生で最大の行動力を発揮した日でしたね。唄から人。人からライブ。どんどんハマっていきました。
鹿毛 自慢の推しグッズを見せてください。
矢野ツアーグッズなどです。3倍ぐらいの量のグッズがクローゼットに眠ってます。
鹿毛 一番感動したエピソードを教えてください。
矢野一時期、ベーシストさんがお休みしている期間がありました。そのタイミングで新曲が出たんです。そのタイトルを別の国の言葉で表すと、休みに入ったベーシストさんのニックネームになるんです。心の底から感動しました。具体的には「Flare」という唄で、 ポルトガル語で「chama」と言います。ベーシストさんのニックネームはチャマなのです!
「あー、ここにいなくても一緒に音楽作って届けてくれてるんだ。」と。歌詞もどことなく、「待ってるよ。」「一緒にいるよ。」と言っているようでした。
鹿毛 どのくらいの頻度で推し活をしていますか?
矢野大学の頃、兵庫から車でベーシストさんのご両親が経営されている千葉県の居酒屋に3ヶ月に1回のペースで通ってました。
当時、3ヵ月に1回ほどのペースでオフ会を開いていました。友人と3人で幹事をしていて、毎回70名ほど集まるので大変でしたが、色々な価値観を持った人とBUMPについて語れる貴重で楽しい時間でした。
今でも普段は雑誌が出たら絶対買います。グッズが販売されようものなら、いつも6人以上の諭吉さんが吹っ飛ぶレベルで購入します。ライブが始まれば関西はもちろん、東京、九州、愛知、行ける範囲は全て応募します。2023年2/11から始まったツアーは、3月に大阪と5月に広島で参戦予定です。BUMPは約4年ごとにツアーしてるので、頻繁ではないのですが、一度動き始めると私も推し活開始。
毎日のTwitter、インスタチェックはもちろん ラジオはリアルタイム、雑誌も即買い、ライブで身につけるアクセサリーを作ったり ずっとウキウキしてます。 そのほかには、ツアーのない年はグッズが再販されてないか毎日チェックしたり、BUMPが立ち寄ったお店を調べて、行ける範囲であれば旅行がてら訪問します。
鹿毛 70名も集まるオフ会…。ファンの熱意って本当にすごいですね。BUMP OF CHICKENの魅力を教えてください。
矢野やっぱり歌詞ですね。初めはマイナス思考な歌詞のイメージを持たれがちなのですが、最後までしっかり聞くと実はとても前向きで応援してくれる曲ばかりなんです。言葉選びが秀逸で、新曲が発売されるたび歌詞の考察をします。
また、メンバーに全く売れる気がないところ。売れる気がないって言ったら語弊かもしれないですが、売れることは二の次という印象です。彼らはとにかく自分たちの曲を必要としている人に、唄を届けるために活動している感じが魅力です。その人間性もあってか、 有名アーティスト達(RADWIMPSや米津玄師など)が、音楽の道へ進んだキッカケになっていたり、未だに憧れられる存在というところがファンとしては誇りです。
オススメのポイントはなんと言っても歌詞とボーカル藤原さんの声です。低くてでも澄んでいて落ち着いてて、心のど真ん中ぶっ刺してきます…(笑)
鹿毛 熱い思いがすごく伝わりました。では、みんなに絶対きいてほしい曲を教えてください。
矢野一番難しい質問だ…。
その時々の心情に寄り添ってくれるので毎日毎分毎秒、聞いてほしい曲が変わるんです。 それも踏まえて聞いてほしい唄はこちらです。
==
・アカシア
いつ聞いても元気をくれます。
・なないろ
天気のいい朝に聞くと頑張ろうって思えます。
・ハルジオン
ちょっと嫌なことがあったときなどに背中を押してくれます。
・spica
自分を嫌いになりそうになった時に寄り添ってくれる唄です。
==
気分に合わせて聞いてみてください!
鹿毛 以上、皆さんのワクワクと熱い思いでした!ありがとうございました。