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i-plugの採用トップパートナーに聞いた「i-plugってどんな会社?」

インタビュー

i-plugの採用トップパートナーに聞いた「i-plugってどんな会社?」

  • #HR

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今年で設立11年目に突入したi-plug。 新卒ダイレクトリクルーティングサービス「OfferBox」だけでなく、グループ会社では新卒採用の枠を超えたHRテック領域でプラットフォームビジネスを展開しています。 今回は株式会社 ジェイ エイ シー リクルートメントの営業担当「沼田さん」にインタビュー。i-plugグループの採用を支援してくださるエージェントの目線からi-plugグループらしさを伺いました。

株式会社ジェイ エイ シー リクルートメント

沼田翔歩さん

石川県出身。
新卒として、総合人材サービス会社に入社。人材紹介の部署に配属となり、新卒ならびに中途領域における人材紹介の部署に配属となる。その後、就活イベントや自社内合同説明会等のソリューション営業を経験した後、現職「株式会社 ジェイ エイ シー リクルートメント」へ転職。
入社後、大手SIer・ユーザー系SIerのハイクラスエンジニア領域を担当後、現在はSaaSやクラウドサービス系・広告代理店のハイレイヤー層の転職を支援している。

 

株式会社ジェイ エイ シー リクルートメントとは?

英国とドイツ、アメリカ、アジア8カ国に広がる独自のグローバルネットワークを持ち、日系企業だけではなく、外資系企業や日系企業の海外進出への転職支援で豊富な実績を重ねているロンドン発祥の日系転職エージェント。

小林 採用エージェントといえば、採用担当者にとっては自社の採用を助けてくれる頼もしいパートナーです。沼田さんは普段どのようなことを意識して採用支援を行っていますか?

沼田 クライアント企業に関する量と質を兼ね備えた圧倒的な情報を自分が保有することを特に意識し採用支援を行っています。それらの情報を求職者に伝える際に、主観ではなく客観的な信憑性の高い情報として提供し、求職者の方と絶対的な信頼関係を構築出来るようにしています。
そもそもエージェントの介在価値とは、求人情報からは得られない詳細な情報を保有し求職者に提供することだと考えています。
そのため「自分が介在する価値」を常に意識しながら、コンサルタントとして企業の採用成功、求職者の転職成功への最適解を導き出せるよう支援しています。

小林 介在価値を考えるにあたって、その企業を理解することが欠かせないように思います。沼田さんはどのように企業理解を進めていますか?

沼田 濃度・密度をともに兼ね備えた「企業情報」を網羅的に収集しています。 例えば、企業のプロダクトやビジネスモデルについて理解を深めるためにIRやシンクタンクの情報を読んだり、仮説を立てた上で採用担当者や現場決裁者とお会いし、より粒度の細かい情報獲得に繋げたりしています。なぜならば、求職者の方に確かな情報を提供し、ギャップのない状態で入社していただきたいと考えているためです。
その他には、企業から収集した情報をもとに企業課題を整理し、組織作りにおける採用ニーズを仮説立て、上司に壁打ち相手になってもらっています。自分で考えただけの仮説だと視野も狭くなってしまうので、上司とのディスカッションを通じて新たな視点をいれ、仮説の精度を高めることを徹底しています。

小林 求職者へi-plugを紹介する際に意識していることはありますか?

沼田 i-plugの特徴は、中長期的に1つのプロダクトではなく包括的なプロダクトで成長を遂げている企業であること、成長スピードが早いことであると思っています。
そのため、求職者に対しては新卒市場におけるダイレクトリクルーティングの歴史や市場をi-plugが牽引し拡大してきたこと、今後HRテック領域で事業を拡大していく会社であることを説明しています。

また、更なる企業理解を進めるために、求職者のレイヤーに応じて伝えるポイントを変えるよう心がけています。例えばマネジメントレイヤーであれば、組織拡大に伴うポジションや将来展望を中心に情報を提供し、またメンバーレイヤーであればプロダクトの話をメインにSaaS系の各プロダクトとの違いや競合優位性などを説明しています。

小林 i-plugを紹介する際の懸念はなんでしょうか(笑)。

沼田 HRテック領域で事業を拡大している会社という認知度が低い点かもしれません。求職者側の第一印象として、どうしても求人広告の会社や人材会社と捉えられてしまうことが多く、応募の障壁になっているのは多分に感じますね。
また、前職でクロスセル営業をしてきた方からすると、単純な営業とも捉えられがちなこともまた事実です。

例えば、前職で機能が豊富で且つ複雑なプロダクトに携わってきた方からすると、OfferBoxはHRテック領域における採用ツールに過ぎないと感じられてしまうこともあるようです。 OfferBoxが採用に直接的に関わり、クライアントの売上利益に直結するプロダクトであることが、表面的な情報では伝わりづらいのはもどかしいです。

小林 一方で、沼田さんが求職者に伝えているi-plugの魅力とは?

沼田 「創り上げたい世界観」こそ最大の魅力だと伝えています。 例えば、早期離職や少子高齢化に伴う労働人口の減少といった社会課題に対し、マッチングの質向上からアプローチしている点も、私自身、御社のビジネスモデルとミッションの繋がりに対して納得感があり、リスペクトしています。御社と会話した求職者からもそういった声が寄せられることが多いです。
フルフレックスやフルリモートなど、働き方に自由がありながら規律もあります。しっかり帯を締めるべきところは締められているように感じます。 個人的には、現職の社風と似ており勝手ながら親近感もあるんです。

実は、私が新卒で入社した会社では新卒向けダイレクトリクルーティング事業を展開しており、当時から「OfferBox」のことはベンチマークとしていました。 今こうしてエージェントという異なる立場からi-plugと関わるなか、こんなにも学生登録数が増え、プロダクトとして成長していることに驚きというか、純粋にすごいなと感じています。

小林 沼田さんから見て、どのような方がi-plugに向いていると思いますか?

沼田 「成長意欲が高い方」「変化を楽しめる方」が向いていると思います。 というのも、OfferBoxから始まって、その他新規事業の創出や事業の子会社化が発生したことで、i-plugは1つのプロダクトにとどまらないエコシステムな会社になったと思っています。
今後も新しいプロダクト、新しい組織が出来上がっていくことを想定していますが、その成長意欲に通ずる人、あるいはその変化に通ずる人がマッチするという感覚を前から持っており、そういう志向を持った方に対してi-plugを紹介しています。

ちなみに、Valueマッチやカルチャーマッチを重要視するSaaS系企業は一定数あります。私が求職者の方にi-plugをご紹介する際には、i-plugが掲げる「5Values」を伝えて理解いただき、自分ごととして捉えてもらうようにしています。求職者自身で共感できるところを見つけていただくイメージです。

小林 沼田さんが今後i-plugと取り組みたいことを教えてください。

沼田 まずは、i-plugのトップパートナーであり続けたいですね!笑 
i-plugの経営戦略を理解した上で求職者に共有し、引き続き高い確率と年収で決めていけるようになりたいです。また、それと同時に自身がハブとなり、JAC社内でのi-plugの理解を更に深め、同社に介在する人数を更に増やしていきたいと思っています。

i-plugは大阪に本社を構えるスタートアップのなかでも知名度が高い会社です。 i-plugと一緒に、関西のSaaS業界やクラウドサービス業界を組織作りの観点から盛り上げていくことも、将来的に取り組んでいきたいです。
世界的に見てもSaaSやクラウドサービスの年間成長率は大きく、関西エリアも同様に世界の成長と比例した数字で成長すべきだと思うんですよね。ただ日本の場合ITとなるとSIerや受託側に集中しがちなところに違和感を覚えます。
関西という地方拠点であっても、SaaSやクラウドサービスの市場ニーズはあるわけですから、少しでも組織貢献という形で寄与できるようになりたいです。

小林 ありがとうございました!