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育児は手伝うのではなく当たり前にすること。育休を取得した男性マネージャーにインタビュー

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育児は手伝うのではなく当たり前にすること。育休を取得した男性マネージャーにインタビュー

  • #営業企画

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i-plugの事業推進部にてグループマネージャーを務める木村さん。プライベートでは二人のお子さんを育てています。2022年3月には育児休業(以下、「育休」)を取得。育休を通してのご自身の心境の変化や仕事について語ってくれました。

株式会社i-plug

木村さん事業推進部

大学卒業後、株式会社リクルートに入社し、約8年間営業やコンサルティング、チームマネジメントを経験。その後、株式会社データXに入社し、経営企画や営業企画を経験。2021年5月i-plugに入社。現在は事業推進部のグループマネージャーを務める。2022年12月に第二子となる娘が生まれ、1ヶ月間の育休を取得。

 

鹿毛現在担当している仕事について教えてください。

木村現在は、事業推進部の営業企画グループに所属し、グループマネージャーを務めています。

営業部門の数字的な達成を目的とし、営業におけるさまざまな課題をあぶり出し解決まで導く仕事をしています。例えば、OfferBox上でマッチング率が高い学生や企業はどのような動きをして、どのような属性なのかを分析し、企業がよりOfferBoxを活用できる方法を考えています。考えるだけでなく、営業がお客様へどう伝えるとベストなのかまで落とし込んで、営業活動に役立ててもらうまでが役割です。

鹿毛i-plugに入社したきっかけは何ですか?

木村転職のきっかけは、家族の事情で東京から関西に戻ってこないといけなくなったからです。仕事内容は前職の営業企画の仕事にやりがいを感じていたので、転職後も営業企画の経験を活かしスキルを伸ばせる会社を探していました。i-plugは生活拠点だけでなく自分のスキルアップにもぴったりの会社でした。

鹿毛2023年3月には育休を取得しましたよね。育休取得は初めから考えてましたか?

木村育休は考えていなかったんです。第一子の時も育休取得はしなかったですし、正直「仕事を休むなんてできない」と思っていました。

しかし第二子誕生に近づいた頃、一家でコロナを患ってしまったり、予定より早すぎる出産があったり、第一子の幼稚園の準備があったりと、さまざまなことが続き想像以上に大変だった時期があったんです。家族とも話し合い、育休取得を考え始めました。妻はとても喜んでいましたね。

鹿毛育休開始までに準備したことはありますか?

木村自身の仕事の整理やメンバーへの周知などはもちろんですが、特にすでに動いているプロジェクトの整理と引き継ぎはしっかりと行いました。各プロジェクトの目的やいつまでに何を実行するべきなのかをまとめた資料にして引き継ぐようにしました。
私がいない間、メンバーは全て滞りなくプロジェクトを進めてくれていたのですが、私自身少し反省があります。より細かくまとめて引き継ぎしてあげていたら残されたメンバーはもっと不安なく動けたのかもと思いました。
具体的には、プロジェクト進行のフェーズが変わるごとにどういった状態になっているべきなのかの仮説をメモしたり、同部署だけでなくプロジェクトに関連する他部署の人にも細かく引き継ぎをしたりです。

鹿毛育休期間について教えてください。どのような毎日を過ごしていましたか?

木村毎日のスケジュールはこんな感じでした。

7:00   起床 朝食準備
9:00   朝食や子供達の着替え
10:00 第一子の息子と公園
12:00 昼食 13:00 第一子の息子と遊ぶ
16:00 子供二人のお風呂タイム
17:00 夕食準備
18:00 夕食
20:00 寝かしつけ

妻は夜中に授乳などで大変なので、朝の家事や育児は私がやっていました。第一子の息子も家にいるので、私は基本的に息子と遊ぶ担当と家事担当。20時に寝かしつけした後は、私も疲れて寝てしまったり家事の残りやテレビを見たりしていました。

家族写真

鹿毛育休を終えて、変化はありましたか?

木村たったの1ヶ月しか取得してないのですが、本当に良い経験でした。
子育てや家事って継続してやらないと大変さがわからないんですよね。例えば、食器洗いです。育休中、毎日食器洗いをしたのですが、手がすごく荒れたんです。以前は、一回手伝って「簡単やん」くらいに思ってましたが、毎日やったらこんなことになるのかと…。1ヶ月の間だけですが、少しは家事や育児の大変さが妻と同じ立場で理解できるようになり、今まで以上に妻に感謝するようになりましたし、私も家のことを自然とできるようになりました。

鹿毛復帰後、どのように仕事と育児を両立させてますか?

木村両立のために、特別なことはしていません。
「育児があって仕事がまわりませんでした」「仕事があって育児ができませんでした」と育児や仕事をできないことへの言い訳にはしたくないと思っています。そのためにスケジュールを意識しています。どのタイミングでどんな育児や仕事が発生するかを考え、パズルのように組み合わせてスケジューリングしています。
i-plugはコアタイムのないフレックスやリモートワークが可能なので、パズルのように育児と仕事を両立させたスケジュールが組みやすいと思っています。例えば、仕事を一旦抜けて息子の幼稚園に迎えにいくなどです。

鹿毛育休を考えている男性社員へコメントをください。

木村育休を考えている男性陣に伝えたいことは、育児は「手伝う」と思っている時点で間違えている!母も父も親だから、「手伝う」ではなく当たり前にすることです。私自身、頭ではわかっていたんですが、育休を取得して本当の意味で理解できたと思っています。

またi-plugは、育児を経験しているメンバーも多く快く育休を勧めてくれる人しかいません。だからこそ、今しかできない「育休」を経験してすることをおすすめします。

鹿毛ありがとうございました!