こんにちは、コミュニケーションデザイン部(PR)の鹿毛です。2023年夏、学生を対象としたキャンペーン「OfferBox仕送りボックスプレゼントキャンペーン」を実施しました。今回は、キャンペーンに込めた想いについて記事にしたいと思います。
OfferBox仕送りボックスプレゼントキャンペーンって?
当キャンペーンは学生を対象にしたOfferBox主催のSNSキャンペーンです。毎日学業やアルバイトなどを頑張る学生をOfferBoxと共に応援したいという企業の商品やノベルティを詰め合わせた「仕送りボックス」が、プレゼントとして当選者へ送られます。
キャンペーン詳細:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000095.000041771.html
※当キャンペーンはすでに終了しています。
キャンペーン実施の背景
私たちPRチームは、6月にOfferBoxとして就活生へのメッセージとして「視線が上がる広告(※1)」を掲出しました。広告掲出後、SNSやメディアを通じて多くの方にメッセージを届けることができ、たくさんの反響をいただきました。一方で、メッセージの掲出だけでなくより直接学生へエールを届けられる方法はないかなと考え始めました。
キャンペーンを実施した8月〜9月。酷暑が続き、オフィスワークをしている社会人の私ですらもヘトヘトでした。学生にとっては、就活だけでなく卒論などの学業やアルバイトに追われる時期です。毎日頑張る学生に寄り添うような支援ができないかと考え「仕送りのプレゼント」を送ることに決めました。
※1 視線が上がる広告
https://i-plug.co.jp/plug-in/7749/
OfferBoxの想いをどう伝えるか
少しでも学生へエールを届けるために「仕送りらしさ」を高めようと「手作り」「想いを詰め込むこと」にこだわった3つのことを紹介します。
1.OfferBoxの想いに賛同してくれる企業の協力
「仕送り」といえば、食品や文具など多くの物が詰め込まれているイメージ。ただ、i-plugが展開しているサービスは全て無形商材ばかりです。さまざまな商品をi-plugが購入してボックスに詰める案もあったのですが、エールを届けたいのにどこか味気ない気がしました。
そこで、考えたのが企業への協力依頼です。多くの企業が集まる方がエールの力も大きくなると考えました。キャンペーンを実施する背景を企業へ伝え、協力依頼を送りました。すると、OfferBoxと共に学生にエールを送りたいという企業が18社名乗り出てくれました。協力を申し出てくれた企業はこちらです。
<協力企業一覧>
石川徳建設株式会社、エースコック株式会社、nmsエンジニアリング株式会社
大阪ガス都市開発株式会社、岳南建設株式会社、株式会社キャムコム
株式会社グッドライフケアホールディングス、株式会社クリエイション
株式会社ジャパンエンジンコーポレーション、シンクコンストラクション株式会社
東京ガスカスタマーサポート株式会社、株式会社千代田組
株式会社日伝、日軽金アクト株式会社、株式会社日本ベネックス
株式会社平成建設、株式会社ブロードバンドタワー、株式会社リグア
※五十音順
※企業一覧に掲載された全ての企業の商品/ノベルティが含まれるわけではございません。
※協力企業はOfferBox利用企業に限りません。
「何個あれば喜んでくれるだろうか」「どんな物が欲しいだろうか」など、協力企業の担当者から多くの相談をいただきました。当選した学生が喜んでくれるために、当社と真剣に考えてくれる企業ばかりでした。
協力してくれた企業のおかげで、お米、マグボトル、カップ麺、うちわ、文具など、さまざまな商品やノベルティをプレゼントに詰め込むことができました。仕送りボックスには、物だけでなく多くの企業の想いが詰まっているのです。
2.手描きのボックス
続いて考えたのは、段ボールのデザインです。プレゼントが届いた時一番初めに見えるところなので、無地のものではなく少し手を加えようと思いました。そこで、会社のメンバーに手描きでいくつか候補を描いてもらいました。
そして、決定したのがこちらのデザイン。コミュニケーションデザイン部(PR)のマネージャーが描いたデザインに決定しました。「仕送り感」を出すために、凝りすぎず、手描き感のあるデザインを選びました。
完成した段ボールはこちらです。
3.身近な親戚に学生がいる人が書いた手紙
仕送りボックスには一人ひとり手書きで書かれた手紙を同梱しました。手紙を書いたのはi-plugのメンバーかつ、自身の三親等またはいとこに現役学生がいるメンバーです。「学生が身近にいる人」たちに限定しました。
手紙の内容は、当選者たちに「学生生活または最近頑張っていること」を聞き、各々に合った内容にカスタマイズ。
OfferBoxでは企業から学生へ送られるオファーが一斉送信ができないシステムになっており、企業が学生一人ひとりのプロフィールを読んでその人に合った内容のオファー文面を送ります。OfferBoxを利用する学生から「自分にだけ送られたオファー文面に感動した」といった声が寄せられることが多く、今回の手紙も同様にしてみました。
まとめ
以上、「OfferBox仕送りボックスプレゼントキャンペーン」についてでした。これまでOfferBoxの新規登録や機能の訴求を目的としたマーケティング施策のものがほとんどで、PRプロジェクトとして実施したキャンペーンは多くありませんでした。また多くの企業を巻き込んで実施した企画は過去にもあったものの、私が主体となって取り組むのは初めてのこと。「学生は喜んでくれるだろうか」「企業は協力してくれるだろうか」「学生の応募はあるのだろうか」など不安を抱えながら実施しました。
結果的には、協力企業が18社、応募者は200名以上。X(旧Twitter)のインプレッションは2.7万以上と多くの方に見ていただきました。
当選者からも「思ったより内容が豪華だった」「手書きの手紙にほっこりした」というSNSの投稿があり嬉しくなりました。少しエールを届けることができたのではないかと感じると同時に、次回はより多くの学生へエールが届けられるように企画をブラッシュアップしたいと考えています。加えて、i-plugのPR担当としては、これからも多くの学生に寄り添いながら想いを届けていきたいと思いました。