2021年4月にi-plugへ新卒として入社した細谷さん。4年目に入り、営業として大切にしていることや今後の目標について伺いました。
株式会社i-plug
細谷さん新卒事業本部 営業統括部 CS1部 CS第3グループ
大学卒業後、2021年4月にi-plugへ新卒社員として入社。CS1部に所属し、関西圏の企業を中心にOfferBoxを利用する企業への採用活動の支援や提案営業を担当。大学までは野球部に所属。仕事終わりに先輩社員と野球観戦に行くことも。オリックスを応援している。
藤本2021年4月に新卒としてi-plugへ入社した細谷さん。学生時代はどのような就職活動をしていましたか?
細谷大学3年生の6月から就職活動を開始。就職活動を始めた当初は、志望業界が定まっていませんでした。そのため、地元の四国地方や関西圏にあるさまざまな企業の会社説明会や選考に幅広く参加していました。
そして、大学3年生の2月頃に「X(旧:Twitter)」の広告でOfferBoxを知り、登録。i-plugを知ったきっかけは、OfferBoxを通じてオファーがきたことです。OfferBoxの運営会社からオファーが来るとは思っていなかったため、とても驚いたことを今でも覚えています。その後、i-plugの個別面談に参加し、OfferBoxのビジネスモデルや「企業からオファーが届く」というサービスの斬新さに興味を持ち、選考に進むことを決めました。
藤本 i-plugへの入社の決め手はなんでしたか?
細谷多くの社員と面談で話すなかで、i-plugで働くイメージが湧き、徐々に志望度が高まっていきました。
入社を決意したのは、お客さんの了承を得たうえで先輩社員のオンライン商談に同席させていただいたときです。商談に同席するまでは、営業という仕事に対して「お客さんに一方的に提案する」というイメージがありました。しかし、i-plugの営業はお客さんと会話をしながら一緒に採用課題を見つけ、その課題に対する改善策を提案します。営業という仕事はお客さんの課題解決をともに考える仕事なのだとわかり、i-plugで営業をするイメージがつきました。
また、社員の人柄に魅力を感じたことも決め手の一つです。先輩社員が私の質問に丁寧に回答してくれて、人と向き合う「温かさ」を感じました。そして、i-plugのミッションに対して「自分の考え」を持つ社員も多く、会社と社員の思いが一致していると感じたのです。このような人たちと働きたいと思い、入社を決めました。
藤本 i-plugに入社してから、担当している仕事を教えてください。
細谷OfferBoxの営業を行うCS1部に所属しています。関西圏の企業を中心に、OfferBoxを利用している企業の採用成功に向けたカスタマーサクセス業務や、次年度以降も継続的に利用してもらうための営業活動を担当しています。
特にカスタマーサクセス業務は、選考への参加率や内定承諾率を高めるために、お客さんとともに考える仕事です。施策が成功したときには、お客さんとともに喜び、感謝の声をもらうことも。難しくもあり、やりがいのある仕事です。
藤本 i-plugに入社して良かったと思うことはありますか?
細谷2つあります。1つ目は「さまざまな業界や職種を知ることができたこと」です。OfferBoxを利用する企業は、業界や職種が多岐にわたります(※1)。そのため、OfferBoxを利用する各企業の業界や職種についての知識が必要です。入社して3年半が経過した今、OfferBoxを通じて自身が身につけた知識を活かしながら採用の支援ができたとき、「i-plugに入社して良かった」と思います。(※1:データで見るオファー型就活)
2つ目は「人間関係が良好なこと」。入社前にも「社員の人柄の良さ」を感じていましたが、その印象は今も変わらないです。相手の意見や考えを聞くメンバーが多いので、意見を発信しやすいです。それに対して、メンバーも意見を返してくれるので、対等に話し合いをしながら仕事を進めることができます。また自部署だけでなく、他部署のメンバーと一緒に仕事をしたり、仕事後に飲みに行ったりする機会も多いです。
藤本 OfferBoxの営業活動において、大切にしていることはありますか?
細谷お客さんと気軽に話せる関係を築くことです。打ち合わせは基本的にオンラインで行います。初回の打ち合わせでは、少しでも採用担当者との距離を縮めたいので、会話のなかで「自分との共通点」を見つけることを意識しています。ある企業の採用担当者とは「運動が好き」という共通点から、打ち合わせ後に一緒にランニングや筋トレをすることも。
各社に合わせたコミュニケーションの機会を作ることで、採用状況の変化に素早く気づくことができるのです。何気ない会話を重ねることで、採用担当者が新卒採用について悩んだときに「細谷さんに相談したい」と思ってもらえるような存在になりたいと考えています。
藤本 入社4年目の細谷さんが「成長した」と感じることを教えてください。
細谷コミュニケーション力です。入社した当初は、初対面の人と話すことが得意ではなく、緊張しやすい性格でした。そんな中、入社1年目のときにOJTを担当してくれた先輩の「お客さんとの距離の詰め方」がとても上手で「自分もそうなりたい」と思いました。先輩の商談に何度も同席させてもらい、お客さんと会話をするときの「共感力」や「深掘りをする力」を身につけることができたと思います。
以前、コミュニケーション力が成長したと感じたことがありました。それは、次年度に向けた営業活動をしていたときのことです。OfferBoxを継続するか悩んでいた企業がありました。OfferBoxを通じて、今後も採用を支援し続けたい思いを伝えるために、対面での打ち合わせを実施。OfferBoxの提案だけでなく、採用課題やOfferBoxへの期待感を改めて伺いました。お客さんと同じ目線になり、共感しながら悩みを払拭することを意識しました。最後は「一緒に頑張りましょう」とお伝えすることで、OfferBoxを継続することになったのです。入社1年目のときに先輩から学びたいと強く思っていたコミュニケーション力を身につけられた気がして、自身の成長を実感しました。
藤本 細谷さんの今後の目標を教えてください。
細谷「組織をより良くするために何ができるか」という目線で業務に携わっていきたいです。これまでは、個人の目標を達成するために努力してきました。しかし、チームやグループとして成果を出すという観点では、主体的に考えて行動することができていなかったと思います。今後は、チームやグループがより良くなるために率先して行動し、周囲を巻き込んでいけるような人になっていきたいです。「チームが予算を達成するために自分が何をすべきか」、「他のメンバーが目標を達成するために自分に何ができるのか」という視点で考えることを意識していきたいです。そして貢献できる範囲を広げることで、組織に良い影響を与えられる存在になっていきたいと思っています。
近年では、労働人口の減少により人手不足が課題視されています。そのため、中途採用だけでなく新卒採用を強化する企業が増え、人材獲得競争が激しくなっているのです。自社の魅力を高めるために、給与額や福利厚生制度を見直す企業も少なくありません。しかし、働く魅力のなかには条件面だけでなく、仕事のやりがいや成長、社風なども含まれていると思います。それぞれの企業が持つ魅力を、OfferBoxを通じて最大限学生に伝えていきたいです。そしてこれからも、お客さんの期待に応えられるようなカスタマーサクセスでありたいと思います。
藤本ありがとうございました!