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「人の可能性」と「人のつながり」が組織の成長を加速させる。CHRO 土泉インタビュー

人・キャリア

「人の可能性」と「人のつながり」が組織の成長を加速させる。CHRO 土泉インタビュー

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2021年9月にi-plugへ入社し、12月に執行役員CHROに就任した土泉さん。これまでのキャリアや、人や組織への考え方をインタビューしました。

株式会社i-plug

土泉 智一執行役員 CHRO

1973年静岡県生まれ。1997年成城大学経済学部卒業。新卒で大手人材サービス会社の法人営業として9年間従事した後、2006年株式会社アイスタイルに人事として入社。人事責任者として、IPO、海外法人設立、関係子会社PMIなどを推進し、13年に渡りグループの成長拡大に人事・組織面から貢献。同社関係子会社取締役も兼務した。その後、2019年株式会社SHIFTに入社。本社人事部門の責任者として急拡大するグループを支え、2021年9月i-plugに入社。同年12月に執行役員CHROに就任。

 

大学卒業後、総合人材サービス会社のマンパワー・ジャパン株式会社(現在はマンパワーグループ株式会社)に入社し、営業としてキャリアをスタートしました。約9年間、人材派遣サービスの営業をメインに、人材紹介、再就職支援、アウトソーシング、教育提案など、求人媒体以外のスタッフィングビジネスに関連する仕事を経験をしました。CHROと聞くと、ずっと人事のキャリアと思われることも多いですが、実は現場経験も長いです。

学生時代の経験から、人が活躍できる機会をつくり、人が成長することで、組織の力を最大化する仕事がしたいと思い、人材会社に入社しました。しかし、約9年間営業を続けるなかで、サービスを提供するだけでなく、直接的な働きかけによって「人」と「組織」をよくしたいという思いが強くなってきたのです。

その後、人事職へ職種転換をすることを決意し、株式会社アイスタイル(以下、アイスタイル)へ人事として入社しました。当時は、約70名程度の会社でしたが、在籍した13年の間に、国内1,500名程度に成長したのです。アイスタイルでは、他企業とのジョイントベンチャー設立へ参画するところから始まりました。以降は、会社のさまざまな成長局面における人事を経験させてもらいました。具体的には、海外法人設立、M&A、IPOなどです。また、人事だけでなく子育てママの活躍を支援する会社の設立や経営にも参画しました。しかし、私にとって人事のキャリアを積むことはアイスタイルが初めて。目まぐるしく成長する会社の組織課題を前例も手本もないなかで、実践しながら最適な解を出していく経験は、何事にも変えがたい貴重な経験でした。一方で、自身で進めた人事施策が会社と事業の成長にとって最適であったのか、を考えるようになったのです。別のフィールドで、「事業」と「人事」の最適なつながりを作り出す経験を積みたい、と転職を決意しました。

そこで、2019年当時、IT業界で急成長し業容拡大している株式会社SHIFT(以下、SHIFT)に入社しました。入社後は、拡大する事業ニーズに応えるため、会社事業にとって難易度の高いさまざまな経験をしました。例えば、未経験者採用の拡大、育成制度や評価制度を整えたり、障がい者雇用を積極的に図り100名規模の組織を作ったりです。また毎月のようにM&Aでジョインするグループ会社のPMIを推進するなども経験しました。私が在籍していた3年間で、従業員数は2,000名強から、いつの間にか7,000人規模に成長をしていました。データや仕組みを整備しながら、ダイナミックに会社運営する人事を経験。
一方で、社員の顔がわかる従業員規模の企業で、自分の手で成長する組織を作り上げていく経験と、事業への関わりを再度持ちたいという欲求が芽生え始めたのです。自身が主戦場としてきた「人事」事業を展開する会社に属したいと思い、i-plugへ転職をしました。

上場後、さらなる成長のために「変革」を要するi-plugへ入社

i-plugに入社する前から、OfferBoxのことは知っていました。2012年にOfferBoxがリリースされてからすぐに導入を決定した記憶があります。当時の企業フェーズでは競合に人材獲得競争で勝っていくには至難の業でした。だから数ではなく、自社が欲しい人材にリーチするにはどうしたらいいか悩んでいました。そんな時に出会ったサービスがOfferBoxだったのです。履歴書では見られないような詳しい内容を通して、学生の考えや想いが、OfferBoxでは見られることに感銘を受けました。そんな思い出のあるサービスを運営するi-plugには、なにか縁があると感じ、話を聞くことにしました。

入社を決めた理由は、当時のi-plugの状態と展望、経営陣のまっすぐな想いの2つに惹かれたからです。
私がi-plugに入社したのは、i-plugが上場して約半年後の2021年9月。当時のi-plugは、OfferBoxのみを展開する会社だったのですが、今後、事業を拡大することや、「組織変革」を必要としている時期だという話を聞きました。人と組織の成長のために、自分が今まで培ってきた経験をフルに発揮し、挑戦できる機会が非常にあると感じました。
また、面接で会話をする経営陣たちの社会課題に向き合う姿勢や、自分たちのサービスを信じ、良いものを世の中に提供していこうという純粋な想いに惹かれました。その姿勢や想いは、自分が大切にしてきたものや考えてきたことと共通していたのです。綺麗事でも、自分たちのためでもありません。「世の中のために」という思いを軸に、将来やこれまでのことが語られました。i-plugの5Values(※)のひとつ「全てのステークホルダーに対してフェアである」が体現されていると感じた瞬間だったのです。

i-plugの5Valuesに関するサイト

人の可能性を広げ、つながりを上手に作れば「組織」は成長する

私は「人の可能性」を広げ、それが縦横無尽に折り重なることで、「組織」の力が最大化され、さらなる組織成長を生み出すと信じています。そう考える理由は、学生時代のサッカーチーム運営の経験が根底にあり、会社運営においても同様です。10のスキルを持つ人が1人いれば事業が上手くいく確率が高いと思います。しかし10のスキルを持つ人を1人採用することは現実的に難しいです。
1のスキルの人たちを1.1、1.2…2…5とできることを増やすような成長を続けられる機会と支援をすること。そして、人と人のつながりを作ることが大切です。つながりの力は、1 + 1=2ではなく、3にでも4にでもなると思っています。2つが合致した時に、化学反応のように乗じた力を組織にもたらします。
人事は、人の「可能性」を広げ(=育成)、「つながり」を作り(=組織づくり)をすることで、組織の力を最大化し、成長させ続ける役割を担っているのです。

i-plugグループのMission達成に向けた文化づくりを

i-plugの組織づくりには、当たり前のことですが、グループMissionとVision 2030(※)の存在がとても大きいです。つながりで世の中の人たちの可能性があふれる社会をつくるためには、わたしたちが率先垂範すべきです。社内がそうなっていない限り、世の中の人たちに向けて、そのような社会を作っていくことは難しいと考えるからです。だから、社員の可能性を広げ、つながりで成長があふれる風土にしていかなければいけないと思っています。

そのためには、i-plugの一人ひとりが「共創できるプロフェッショナル集団」を目指さなければなりません。当社の主力事業であるOfferBoxは、2012年にリリースしてから、単にアイディアだけで成長したサービスではありません。学生と企業、大学、社内メンバーなど、あらゆる人たちと「つながり」そして「共創」し、世の中を変えたいという共通の思いを持てたからこそ成長したのです。
そして、プロフェッショナルは専門的なスキルをもつという意味ではありません。それぞれの想いを具現化する当事者意識が高い行動をしてきたからこそ、それぞれの可能性を広げられるのだと思います。つまり、創業時からi-plugに根付く「共創」に対する考えを大事にしながら、考えや想いを形にして当事者意識を強く持ち、可能性を広げられる人。そんな人が、i-plugの成長を支え、まだ見ぬ社会を作っていけると思っています。

私がCHROとして管轄する「人事」領域においては、風土づくりを大切にしながら、グループのMissionとVisionの達成を意識しながら働くことができる人をどれだけ増やしていけるかが重要です。MissionとVisionの実現を意識した「文化づくり」を進め、社員一人ひとりの成長とi-plugの成長に貢献していきたいです。

i-plugのMissionとVisionに関するサイト