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適性検査×対話AIでOJTを変える!「コミュセツ by OfferBox」誕生の話

事業・プロジェクト

適性検査×対話AIでOJTを変える!「コミュセツ by OfferBox」誕生の話

  • #中途事業開発部

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i-plugが11月にリリースした新サービス「コミュセツ by OfferBox(以下、コミュセツ)」。 事業責任者である阿部さんに、コミュセツ誕生の背景やサービスに込めた想いをインタビューしました。

株式会社i-plug

阿部中途事業開発部 GM

広告代理店にてグループ会社の事業部立ち上げ業務を遂行し、所長や部門長を歴任。その後、他グループ会社の取締役を経て、2017年にi-plugへ入社。入社後は、西日本の営業マネージャー、名古屋支社の立ち上げ、マーケティング部、パートナー営業部など様々な部署でマネージャーを担当。現在は、新規事業の責任者を務める。

 

「コミュセツ」について

コミュセツ」は、適性検査と対話AIを活用し「OJTツール」です。「コミュセツ」を利用することで上司と部下のミスコミュニケーションを解消し、両者の可能性を引き出します。
i-plugのグループ会社である株式会社イー・ファルコンが提供する適性検査「eF-1G」を活用し、自分と相手の思考特性や成長プロセスを可視化します。 たとえば、「この人には結論から短く伝えたほうが響く」「この人には背景から順序立てて説明したほうが安心感を持ってもらえる」といったものです。個々の特性に合わせたコミュニケーション方法をガイドします。

現在搭載されている機能は2つです。1つ目は、OJT専用プロフィールブック「コミュセツ」。2つ目は、OJT専用AI「ハロウ」です。

1つ目の「コミュセツ」は、適性検査と独自ロジックに基づいたOJT専用プロフィールブックです。
サービスにログインすると、まず自分自身の「My コミュセツ」が付与されます。「My コミュセツ」を上司やメンバーと交換することで、お互いの特性や、コミュニケーションをとるうえでお互いが気をつけるべきポイントなどが可視化され、相互理解が深まります。

My コミュセツ交換イメージ

My コミュセツ交換イメージ2

これまで個人の「感覚」や「経験値」に頼りがちだった「自分に合う成長プロセス」をデータで明確にします。上司とメンバーが成長に対する「共通言語」を持つことで、相互理解を深める土台がつくられるのです。

2つ目のOJT専用AI「ハロウ」は、適性検査「eF-1G」監修のロジックを土台に、個別最適な対話を可能にします。従来の対話AIのように「答え」を提示するのではありません。AIパートナー「ハロウ」と対話をしながら、「あなたと相手だからこその最適解」を一緒に作っていくようなイメージです。単にデータを見せるだけでなく、お互いの特性に基づいた「問いかけ」を「ハロウ」が作ってくれます。このプロセスを通じて、個別最適された関わりへと導いてくれるのです。

約100人の社会人へのインタビューで見えた「上司と部下のすれ違い」

「コミュセツ」開発のきっかけは、新規事業を考えるにあたって実施した、約100人の社会人を対象としたインタビューです。当初は「若手の採用支援」に直結するサービスの立ち上げを考えていました。だから若手メンバークラスの社会人を対象としたインタビューを開始。このインタビューから、多くの人が実際に転職する半年から1年以上も前から「辞めよう」と決めていることがわかりました。そして転職のきっかけは、給与などの条件面だけではなく、紐解いていくと「上司との関係性」や「上司とのミスコミュニケーション」のケースが多かったのです。

こういった状況を解決できないかと考え、次に「上司」の立場にある方へインタビューを実施。すると、上司側からも多くの苦悩が見えてきました。昨今は「働き方改革」や「ハラスメント」への配慮など、効率的かつ繊細なマネジメントがより一層求められているように思います。それだけではありません。もちろん「生産性」や「成果」も求められるのです。「背中を見て覚える」「根性論」が通用した私の若手時代からは考えられないですね(笑)。現代の上司が抱える部下とのコミュニケーションでの気遣いやプレッシャーは、相当なものなのだろうと感じました。
部下と上司、双方のリアルな声を聞いた結果、この課題は、一方の課題を解決しても根本的な解消にならないと考えたのです。インタビューを通して、「双方のサポートがしたい」という想いが強くなったことが、新サービス「コミュセツ」の始まりです。

「運」や「センス」で片付けない、新しいコミュニケーションのかたち

上司とメンバーの相性の良し悪しは、「個人のコミュニケーション能力」のせいにされることが多いです。まさに「上司ガチャ」という言葉も生まれています。しかし、相性を「運」や「個人のセンス」だけで片付けてしまうのは、組織にとって大きな損失であり、非生産的だと考えています。
たとえば、チャットなどのテキストコミュニケーションを例に挙げます。効率を重視して要件だけを短く送ることを「良し」とする人もいれば、「冷たい、怒っているのかも」と不安に感じる人もいます。 こうしたすれ違いは、「運」や「センス」の問題ではありません。お互いの特性を知っていれば防げるものです。
そこに適性検査に基づいた客観的な視点があれば、「この人は特性上こういう傾向がありそうだから、この表現のほうが深く伝わるんだ」や「自分の特性的に、こういった言い方をしてしまいがちだから、言い方を変えてみよう」という気づきが生まれます。

その結果、上司もメンバーも相手の特性を理解しないまま、すれ違いを重ねて、建設的なコミュニケーションを諦めることを防ぎます。「コミュセツ」があることで、「相手をより深く理解しよう」というポジティブなコミュニケーションに変わり、2人だからこその可能性が広がるのです。

テクノロジーを、より「人間らしいコミュニケーション」のために活用する

将来的に業務の多くは、AIが担うようになるでしょう。しかし、最後まで残るのは「人と人のコミュニケーション」だと考えています。「コミュセツ」が目指すのは、AIが人間の代わりに会話することではありません。適性検査のデータを活用して、お互いを理解するまでの「時間」を短縮することです。そうすることで生まれた時間やエネルギーを、人同士が向き合う、より深く本質的なコミュニケーションに使えるようにしたいと考えています。

そして「コミュセツ」が広まることで、誰もが安心してお互いを理解し合い、可能性を広げる。そんな温かい社会にしていきたいです。その先に、i-plugが掲げるMission「つながりで、人の可能性があふれる社会をつくる」の実現があると信じています。