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「ノウハウ」より「文化」を語る。コミュセツLIVE!が生まれた理由

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「ノウハウ」より「文化」を語る。コミュセツLIVE!が生まれた理由

  • #中途事業開発部

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i-plugグループでは、Vision 2030「未来を担う若い世代から、もっとも選ばれるプラットフォームになる」の実現に向けて、新たな挑戦を続けています。この一つとして、適性検査×対話AIを活用したコミュニケーション支援ツール「コミュセツ by OfferBox(以下、コミュセツ)」のベータ版を2025年11月5日にリリースしました。

そして、コミュセツを広く知ってもらうための取り組みとして、オンラインセミナー「コミュセツLIVE!」を定期的に開催しています。今回は、コミュセツLIVE!の中心を担う河野さんに、開催に至るまでの背景や想いをインタビューしました。

社名株式会社i-plug

河野中途事業開発部

大学卒業後、株式会社インテリジェンス(現:パーソルグループ会社)にて、求人広告事業を経験。その後、2015年にi-plugへ入社し、営業部統括・支社立ち上げ・部門立ち上げなどを務める。2022年にスタートアップ企業へ入社し、0→1の事業立ち上げを経験。その後、2024年に再びi-plugへ入社。現在は、新規事業開発・営業を担当している。

コミュセツLIVE!は、Tipsを共有するのではなく「組織文化を深掘りする場」

コミュセツLIVE!は、サービスの認知拡大やリード獲得を主な目的としてスタートしました。想定していたのは、1on1のやり方やサンクスカードの運用といった、現場のコミュニケーションや人間関係構築を円滑にするための、いわゆる「Tips」を発信する勉強会でした。

しかし、多くの企業へのヒアリングを重ねるなかで、ある重要なことに気がつきました。それは、「コミュニケーション施策とは、会社の文化や事業内容から派生して生まれるもの」ということです。Tipsを発信したところで、背景にある文化や文脈を知らずに、手法だけを真似してもうまくいかないと考えました。なぜなら、施策はあくまでその企業の「独自の価値観」の上に成り立つものであり、土台が異なる組織で形だけを取り入れても、決して定着せず形骸化してしまうからです。

そこで、コミュセツLIVE!のコンセプトを大きく転換。単なる「Tips共有の場」ではなく、参加企業の「組織文化」に深く切り込む場としたのです。表面的な「やり方」を教えるのではなく、各社が持つ「独自の組織文化」と、そこから生まれた「施策の裏側」を語ってもらう形へと進化しました。

テレビ番組から着想を得たユニークな形式

現在、コミュセツLIVE!は月に1〜3回のペースで開催しています。運営スタイルは少しユニークなものになっています。あの『笑っていいとも!』のテレフォンショッキングと、『ごきげんよう』のサイコロトークをヒントにしたスタイルです。具体的には、ゲストが「次のお友達」として未来の登壇候補者となる企業を招待するリレー形式にすることで、自然と輪が広がっていく仕組みを作りました。
また、登壇者には「事前準備を依頼しない」というルールを徹底しています。きれいに作り込んだ資料を使った用意された言葉ではなく、「リアルな話」を引き出したいからです。話すテーマもサイコロのテーマに合わせてその場で語ってもらいます。「失敗談」や「今まさに悩んでいること」も含めた「ここだけの話」。それこそが、参加者の皆さんが本当に求めている情報だと考えています。

コミュセツLIVE!のトークテーマ

「よそはよそ、うちはうち」に込めた想い

コミュセツLIVE!を通じて、参加者の皆さんにぜひ持ち帰っていただきたい感覚があります。それは「よそはよそ、うちはうち」という感覚です。他社の素晴らしい取り組みを聞くと、つい「うちもやらなきゃ」と焦ってしまうかもしれません。しかし、他社の事例をそのまま取り入れるのではなく、まずは自社の文化や成り立ちを踏まえたうえで活用してほしいです。

実はこの考え方は、コミュセツと共通するところがあります。対話のとき、目の前の相手のことを想いますよね。対話と同じように、施策も自分たちの組織のことを深く考えてから選ぶべきだからです。最終的には、会社を良くしたいという想いを持つ人たちが、フラットに情報交換できる場所でありたい。そんなコミュニティに、参加者の皆さん全員をつなげていけたらと考えています。

コミュセツLIVE!現場レポート(2025年11月28日実施回)

先日、B2B SaaS領域のイベントプロデュースを手掛ける株式会社ニューピークスのCOO 樋口陽大さんにご登壇いただきました。その回は、まさに「よそはよそ、うちはうち」を体現するような時間でした。

樋口さんが語ってくれたのは、「やるか、やるか(Do it or Do it)」という強烈な言葉です。イベントプロデュースには「開催日」という納期があります。だからこそ、「できるか、できないか」を議論するのではなく、選択肢は「やる」しかない。そんな徹底した実行主義でトラブルを乗り越えてきたそうです。しかし、樋口さんはこれを「精神論」としては語りませんでした。このような「強い文化」があるからこそ生まれる、社内の「摩擦」についても赤裸々に明かしてくれたのです。それが、「合理」と「情緒」の対立です。「数字やロジック」を追求するマーケターと「感性や美学」を重視するクリエイターがいるとします。異なる言語を持つプロフェッショナル同士が同じ場に集えば、コミュニケーションの断絶は起きやすくなります。

そこで大切にしているのが「なぜやるのか?」という問いへの立ち返りでした。主張をぶつけ合う前に、事業のこだわりでもある「Why」を共通言語にします。そうすることで価値観の違いによるハレーションを乗り越えているのです。
また、そうした現場の厳しさと外からの華やかなイメージとのギャップを埋める施策を紹介してくれました。具体的には自社の社員から紹介してもらい採用につなげる「リファラル採用」に振り切っている点や、「称賛」で文化を保つマネジメントを取り入れていることなど、独自性の高い話も伺えました。

樋口さんが語ってくださったのは、表面的な「成功ノウハウ」ではありません。その裏にある葛藤や、組織として「何を諦め、何を選び取ったのか」という意思決定のプロセスそのものでした。これこそが、コミュセツLIVE!が目指す「文化の共有」であり、参加者の皆さんと分かち合いたい「熱量」なのだと改めて感じさせられました。

会社を良くしたい人が集まるコミュニティへ

現在はオンライン開催が中心です。将来的にはリアルな場での交流や、参加者同士がフラットに繋がり合えるコミュニティ作りも構想しています。最終的に目指しているのは、「会社を良くしたい」と本気で思う人たちが集まる場所をつくることです。役職や会社の壁を超えて、互いに助け合えるような関係性を築いていきたいです。

i-plugグループが目指す「つながり」の形が、コミュセツLIVE!には詰まっていると思っています。 新規事業の枠を超えて、多くの企業の組織課題に寄り添うプラットフォームとして、コミュセツLIVE!はこれからも進化を続けていきます。