2012年にサービス開始したOfferBox。今年で14周年を迎えます。2016年から2025年卒業学生まで、3万5千人以上が、OfferBoxを通じて社会への第一歩を踏み出しています。私たちが提供したい価値は「学生が内定先を決めること」「企業が学生を採用すること」ではありません。OfferBoxを通じて、学生と企業が納得した就職活動を終え、採用活動ができることを望んでいます。私たちは「納得の就活」の提供を通して、社会人がイキイキと働き、活躍できることを目指しているのです。
当記事は、OfferBoxを通じて出会った企業で活躍する若手社員にインタビューする企画です。今回は、株式会社 情報企画で営業部の課長を務める簡野様にお話を伺いました。

株式会社 情報企画
簡野様2021年卒入社
金融営業一部に所属。地銀や信金向けのシステム営業を担当し、入社6年目の今年、課長に昇格。

株式会社i-plug
鹿毛広報
i-plugの広報担当。当記事のインタビュアー

鹿毛はじめに、現在の仕事について教えてください。

簡野様現在は、金融機関向けのシステムを提案する営業をしています。主に関東を中心とした東日本エリアの地方銀行様を担当しています。
今年からは金融営業一部の課長を務め、自分自身のプレイヤーとしての営業活動と部下のマネジメントの両方を行うようになりました。営業部門全体でも16名という少数精鋭の組織なので、一人ひとりの役割が大きく、やりがいを感じています。

鹿毛どのような学生時代を過ごしていましたか?

簡野様スポーツ科学部に所属し、ゼミの研究に没頭した学生生活でした。4年生の時には、教授が受け持つ大学院のゼミにも参加させてもらうほどでした。当時は、研究が楽しくて仕方がありませんでした。研究テーマは「日本におけるスポーツ大会の歴史的変遷」です。 研究手法は、とにかく地道そのものでした。図書館にこもり、明治・大正期からの古い新聞をひたすらめくって、一面記事から「何月何日にどこで何の大会が開催されたか」という情報を抽出していくのです。大会の開催実績を一つひとつ拾い上げ、リスト化したデータこそが重要になります。そんな地道な作業を繰り返す研究に夢中でした。

鹿毛研究に夢中だったなかで、就職活動はどのように進めていたのでしょうか。

簡野様正直なところ、大学院進学も検討していたくらいなので、就活にはあまり重きを置いていませんでした。ただ、在学中に教授の研究を手伝わせてもらったり、大学院生の研究を見せてもらったりするなかで、「大学院に進学してからやりたい」と思い描いていたことを、大学時代のうちに経験ができてしまったのです。だから、進学はせずに民間企業への就職を決めました。
ただ、その時点ですでに4年生の12月だったため、卒業を1年遅らせることにしました。周囲の友人は私より先に就活を終えていたので、彼らから「OfferBox」を勧めてもらいました。「これなら研究の合間に効率よく進められるかも」と思い登録しました。 それからは、ナビサイトは一切使わず、OfferBox一本の就活です。登録してすぐに5〜6社からオファーをいただきましたが、説明会から選考まで進んだのは当社のみでした。

鹿毛株式会社 情報企画だけの選考を選んだ理由と入社を決めた理由を教えてください。

簡野様私が一番大切にしていた軸は「大企業より中小企業」という点でした。どこで誰が何をやっていて、自分の仕事がどう繋がっているのかという全体感が見える環境で働きたかったからです。その軸と照らし合わせた時に、従業員数が少ない中小企業が合っていると思いました。次に、勤務地が東京であることと給与です。 オファーをもらった企業のなかから、当社だけが全ての条件にマッチしていたので、説明会に参加することにしました。
その後トントン拍子に選考が進み、最終的には2月の前半に内定をいただきました。OfferBoxに登録してから2ヶ月も経っていないスピード感でした。ただ、自分のなかでは「ここだ」という確信があったので、入社に迷いはなかったですね。

鹿毛「もっと他も見たほうがいいのでは?」という迷いはありませんでしたか?「確信」を持てたのはどういった理由からですか?

簡野様全くありませんでした。二次選考で、当時の営業部長(現・取締役)と面談した際に「確信」を持ちました。その人の放つパワーを目の当たりにして、「自分も将来、こんな風になりたい」と直感しました。「この人と働きたい」というより「こんな人になりたい」という気持ちが大きかったです。 勤務地や給与などの最低限の条件はすでにクリアしていて、何より「こんな人になりたい」という動機が見つかりました。だったら、わざわざ他の会社を見て、新しい疑問や不安の種を増やす必要はないと思ったのです。 入社後にしか分からないことも多くあるから、自分のなかで「この決断なら後悔はしない」という変な自信がありました。
一度決めたら迷わない。その潔さは私の元々の性格だったので、そこは曲げなかったです。いつも通り直感を信じました。それが、自分らしい納得のいく就活に繋がったのだと思います。

鹿毛実際に入社してみて、ギャップなどはありましたか?

簡野様良い意味でのギャップがありました。営業職としての入社でしたが、技術的なことも学ぶようにと、研修ではプログラミングを一から丁寧に教えてもらえました。そのおかげで、お客様からの「こんなことできる?」という要望に対し、営業の現場で「技術的にはこうすれば実現可能です」と自信を持って回答できています。エンジニアが苦労することや、システムの裏側を知っているからこそですね。これは営業マンとしての武器になっています。

鹿毛現在の仕事のやりがい、大変なことを教えてください。

簡野様やりがいは、お客様に喜んでいただけることです。新システムを導入するのはお客様にとって負担の大きいことです。だからこそ、無事に導入が完了し、後日「変えてよかったよ」と言っていただける瞬間が一番嬉しいですね。
一方で、システム導入に向けて「当社としてできること」と「お客様の要望」の折り合いをつけることは大変ですね。簡単に見える機能であっても、すごく複雑な開発が必要だったり、期間と工数の調整が必要だったりと、システムを導入するまでに多くの調整が発生します。 しかし、ここで私が望んでいた「中小企業の良さ」が活きています。社内の誰が何を得意としているかが見えているので、誰に相談すべきか即座に判断できるのです。そうすることでスピード感を持ってお客様に価値を提供できています。入社前に求めていた「全体感が見える」という環境が、そのまま仕事のしやすさに繋がっています。

鹿毛最後に、学生さんへメッセージをお願いします。

簡野様よく「就活のために学生時代に何をすべきか」という質問を耳にしますが、私は「やりたいことに没頭する経験」が大切だと思います。 学生時代の私にとって、やりたいことは「研究」でした。図書館にこもって古い新聞記事を読み漁る作業は、ただの「点」としての事実です。しかし、それらを何千、何万と積み上げていくと、ある時、日本でスポーツがどのように広がり、文化として根付いていったのかという「線」が見えてきました。
このように、「何でもない事実を積み重ねることで、確固たる根拠が生まれる」というプロセスを学んだ経験が、今も私の土台になっています。 社会人として必要なスキルは、入社してからでも学べます。だからこそ、今しかできないことに全力投球して、自分の直感を信じて進んでほしいですね。



