i-plugが運営する学生向けの会員制ラウンジ「plugin lab」は、学生たちのキャリアや選択肢を広げるための第3の居場所として歩みを進めてきました。そして2026年3月31日(火)にリブランディングを実施し、「plugin lab」から「OfferBox VVV Station(オファーボックス ヴィーステーション)」へと名称変更しました。
当記事では、本ラウンジについて紹介します。前半では本ラウンジの店舗運営に携わる小倉さんに、後半では学生コミュニケーターとして店舗を創り上げてきた大垣内さんに、想いと挑戦の軌跡を伺いました。
本ラウンジの店舗運営に携わる小倉さんにインタビュー
学生の可能性を広げる場所「OfferBox VVV Station」とは
「plugin lab」は、学生同士、学生と企業、学生と社会人の多様なつながりを創出する学生向けの会員制ラウンジです。そして、2026年3月31日(火)にリブランディングを実施。「plugin lab」から「OfferBox VVV Station」へと名称変更しました。(※1)
「VVV Station(ヴィーステーション)」には、学生たちが未来を見つけるための3つの「V」と、リアルな場としての「Station」の意味が込められています。
【VVVに込めた3つの意味とステップ】
① Variety:多様な人・価値観と混ざり合い、様々な可能性・キャリアを知る。
② Venture:思いきって一歩を踏み出し、自分の枠を広げる。
③ Vision:多様性と出会い、自分の枠を広げ、進みたい未来を見つける。
【Stationの意味】
人と可能性が交差し、新たな物語が動き出す「プラットホーム」を意味します。線路が交差するイメージと駅のホームに準えており、インターネット上の「プラットフォーム」ではなく、リアル店舗としての役割を表現するための「プラットホーム」です。
OfferBox VVV Stationは、全国の5店舗すべて、大学の近くに位置しています。広々としたおしゃれな店内が特徴です。店舗内にはくつろぎやすいソファやグループワーク向けの大きなテーブル、さらにはイベントでも活用できる個室があります。また無料のWi-Fiや豊富なドリンク、壁一面のビジネス書など、学生が自習やゼミの集まりで活用しやすい環境が整っています。
OfferBox VVV Station 名古屋大学店
コミュニケーターの主体性を引き出す、この半年の変化
私たちが提供しているのは単なる「場所」ではありません。訪れる学生たちが多様な価値観に触れ、自身のキャリアや人生の選択肢を広げるための「出会い」や「体験」そのものを提供しています。そして、その価値を生み出す最大の特長が、、店舗を運営している「コミュニケーター」と呼ばれるスタッフが全員学生であることです。学生が学生のために場を創り、そこに企業や社会人が交わることで、就職活動にとどまらない自身の未来のための新しいつながりが生まれる空間を目指しています。
この半年間、各店舗で変化が起きています。これまでは、受付での対応やドリンクの補充といった、日々の安定した店舗運営を支えることが主な役割でした。しかし、今は彼らが主体となって、イベントを企画・実施しています。コミュニケーター同士が協力し合うことで、店舗内のコミュニケーションが活発になっているのです。
この変化を後押ししたのが、新しく導入した「業務ポイント制度」です。店舗をより良くするための自主的なアクションに対してポイントが付与される仕組みになっています。具体的には、イベントの企画立案や店舗施策の立案・実行などです。自分の頑張りが目に見える形でポジティブに評価されるようになったことで、コミュニケーターたちの責任感とロイヤリティが大きく向上しました。この制度の導入後は、コミュニケーター自らが「こんなイベントをやりたい」と声を上げる機会が増えました。たとえば、店舗を「コミュニケーションスペース」とするための「会員ランク制度」の立案、サークルの立ち上げ、SNSキャンペーン施策の実施など、学生ならではの視点を活かした企画が生まれています。「自分たちの手で、場所を面白くしていく」という主体性が、店舗の活気あふれる雰囲気を作り出しています。
「必ずいい未来を描いてほしい」本気で向き合う理由
私は異業種からi-plugへ転職しましたが、価値観の根底に「誰かの明日が楽しみになるような、きっかけを届けたい」という想いがあります。だからこそ、若い世代に新しい可能性を直接与えることができるこの事業に魅力を感じ、入社したのです。
この想いがあるからこそ、日々コミュニケーターたちと接するなかで、「この子たちには必ず良い未来を描いてほしい」と感じ、一人ひとりの人生に真剣に向き合っています。
この場所で生まれる熱量や経験は、学生たちにとってかけがえのない大切なものです。私たちi-plugのミッションである「つながりで、人の可能性があふれる社会をつくる」を、まさに最前線で体現しているのが「OfferBox VVV Station」だと実感しています。
2026年3月に卒業した学生コミュニケーターの大垣内さんにインタビュー
大垣内かれんさんOfferBox VVV Station名古屋大学店 学生コミュニケーター卒業生
北海道大学在籍時、OfferBox VVV Station北海道大学店(当時:plugin lab北海道大学店)に、利用者として通った経験を持つ。名古屋大学大学院への進学を機に、「居場所」を自らの手で創りたいと考え、OfferBox VVV Station名古屋大学店(当時:plugin lab名古屋大学店)のコミュニケーターに応募。店舗運営の傍ら、外務省やJICA、国連UNHCR協会などをゲストに招いた国際系イベントの企画・集客をゼロから完遂。卒業後は開発コンサルタントとして途上国支援の道へ進む。
「情熱は人を動かす」を確信に変えた、ゼロからのイベント企画と泥臭い挑戦
私は北海道大学に在籍していた頃、OfferBox VVV Station北海道大学店に利用者としてほぼ毎日通っていました。無料で集中できる環境に加え、スタッフとの適度な交流でリラックスできる温かい雰囲気に惹かれていたからです。その後、大学院進学を機に名古屋へ移りました。知り合いのいない場所で「あのアットホームな居場所が欲しい」という想いと、人と関わることが好きという理由から、OfferBox VVV Station名古屋大学店のコミュニケーターに応募しました。
働き始めは、店舗の環境整備などの基本業務からスタートしました。そして徐々にクリエイティブな仕事にも挑戦していきました。特に私にとって大きな転機となったのは、国際系業界に特化したイベントをゼロから企画したことです。
大垣内さんが企画したイベント
このイベントは海外で働くことに関心のある学生が、気軽に国際キャリアについて知ることを目的として開催しました。まずは団体や企業へのアプローチリストを作成し、メールで営業を実施。結果として、外務省やJICA、国連UNHCR協会に加え、企業3社にゲストとしてご参加いただくことができました。さらに学生の集客でも、約40名もの参加者を集めることに成功したのです。
最初からすべてがスムーズに進んだわけではありません。企業へ送るメール一つをとっても、「学生の私たちが声をかけて、相手にしてもらえるのだろうか」と不安になることもありました。どのような文面なら私たちの熱意が伝わり、かつ企業側のメリットを感じていただけるのか、何度も書き直して試行錯誤を重ねました。学生の集客においても、ただSNSで発信するだけではありません。直接想いを伝えるために海外系サークルの活動場所へ自ら足を運び、自分の言葉でチラシを手渡して回りました。
断られる怖さもありましたが、泥臭く行動し続けた結果が、たくさんの参加者に繋がったのだと思います。この経験を通して「自分の情熱や想いは、ビジネスの世界でもしっかりと相手に伝わる」と確信しました。社会に出る前に得られたかけがえのない経験と確信は、私に大きな自信をくれました。
個性豊かなチームで学んだ「寄り添う力」
また、OfferBox VVV Station名古屋大学店は、他店舗と比べてコミュニケーターの人数が多い店舗です。個性豊かなメンバーが集まっているので、仕事に対するモチベーションや価値観の違いから、意見がすれ違うこともありました。自分の熱量をただ押し付けるだけでは、チームは上手く動きません。その壁にぶつかる経験を通して、日々の店舗運営のなかで相手の背景や本質に寄り添い、対話を重ねていくことの大切さを学びました。チームで動くうえでの思いやりは、私を大きく成長させてくれました。
この春から、私は開発コンサルタントとして途上国支援の道へ進みます。「情熱は人を動かす」という確信と、チームで寄り添い合うコミュニケーションの力。この場所で培ったこの2つの武器を胸に、新しい環境での挑戦も乗り越えていくつもりです。
コミュニケーター同士の交流の機会も
おわりに
以上、リブランディングを迎えた「OfferBox VVV Station」の舞台裏と想いについてお届けしました。「OfferBox VVV Station」は、「多様な出会い。新たな一歩。物語が動き出し、未来につながるプラットホーム。」をコンセプトに掲げ、進化していくフェーズに入りました。ここから始まるすべての挑戦を応援する空間として、引き続き学生たちの可能性を広げる体験を提供していきます。
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