社員を表彰するアワード(MVV AWARD※)にてVPを受賞した安藤さん。今回のVP受賞の裏には、入社2年目に味わった「目標未達」という大きな挫折がありました。徹底したPDCAと「当たり前のことを当たり前にやり切る」姿勢で掴み取ったVP受賞。周囲への感謝を原動力に、個人の数字から組織へと視座を広げる安藤さんに、1年の振り返りと今後の目標について、インタビューしました。
※i-plugが掲げる5Values「フロンティア精神」「自分ごと」「スピード」「進化」「フェアネス」。MVV AWARDは、この5Valuesを1年間で最も発揮した社員に贈られる賞です。
豊富な情報量とリアルな姿を通して、「働くこと」へのイメージを変えたi-plug
私のキャリアの出発点は、大学3年生の6月にから始めた就職活動です。初めは業界を絞らず、直感で「面白そう」と感じた企業のインターンシップに参加していました。さまざまな企業を見るなかで、秋頃には人材業界へ進む決意を固めました。人の内面や人柄に向き合う、人材業界ならではの「温かさ」に惹かれたからです。
i-plugを知ったのは、12月頃にOfferBoxを通じてオファーを受け取ったことがきっかけです。選考のなかで、多くの社員と交流し、最終的に入社を決めました。入社の最大の決め手は「会社のリアルな姿を知るための情報が豊富だったこと」です。他社と比べても、選考中に関わる社員の数が多く、知れば知るほど「いい会社だな」という思いが強くなりました。何より、i-plugの社員が心から楽しそうに仕事をしている姿が印象的で、そのポジティブな熱量が伝わってきたのです。実はそれまで、私は「社会に出て働くこと」に対して、どこかネガティブなイメージを抱いていました。しかし、i-plugの社員と接するうちに、「社会って面白そう」「この人たちと一緒に働きたい」と、自分自身の価値観が変わっていくのを感じました。ネット上の表面的な情報だけでなく、現場のリアルな声を直接聞けたからこそ、迷うことなく入社を決めることができました。
環境の大きな変化と、新たな営業への挑戦
入社以来、CS部門に所属しています。主な業務は、OfferBoxをご利用中の企業に対する採用成功に向けた支援や、次年度も継続してご利用いただくための営業活動です。最近は、業務で求められる役割が大きく変化しました。OfferBox単体のサポートだけでなく、別の商材を含めた提案に対しても売上目標を持つようになったのです。そのため現在は、OfferBoxの利用フォローという枠を超え、お客様の採用成功全体を成功に導くための「より踏み込んだ提案」が求められるようになりました。
さらに、入社時から担当していた西日本エリアから、2026年には首都圏エリアの担当へと異動になり、所属チームも変わるなど、短期間で目まぐるしい変化を経験しています。これほどまでに環境が大きく変わるのは入社以来初めてのことです。しかし現在は、新しい体制への適応と営業としての成果、その両方を追い求めながら全力で駆け抜けており、忙しくも充実した日々を送っています。
VP受賞の喜びと、その背景にある「入社2年目の挫折」
VP受賞の報告を受けた時は、驚きとともに心から嬉しい気持ちでいっぱいでした。この1年はさまざまな経験をしてきたので、「自身のこれまでの取り組みは間違っていなかった」と実感することができました。
このVP受賞の背景には、入社2年目から3年目にかけての、私自身の営業目標に対する「意識の変化」があります。実は入社2年目の時、通期目標まであと200万円届かず未達に終わり、悔しい思いをしました。「もっと早く未達の可能性に気づけなかったのか」「もっと工夫できたのではないか」と後悔ばかりが残ったのです。だからこそ、入社3年目は「絶対に後悔しない一年にする。やれることはすべてやり切る」と決意して臨みました。
具体的には、上司との1on1を通じて、PDCAサイクルを徹底的に回しました。現状の数字と計画とのズレを細かく確認し、「マイナス分をどうカバーするか」を緻密に計画。うまくいかなければすぐに次の手を打つ、という行動を繰り返しました。できることをすべて実行に移した結果、上期・下期、そして通期でも目標を達成することができたのです。
また、少しでも受注率を上げるため、一部の商談には上司に同席してもらいました。初めは緊張やプレッシャーがあったものの、実際に同席してもらうと学びの連続でした。結果として、単価アップにつながった案件も生まれたのです。お客様からの信頼度の向上にもつながり、「取り組んでよかった」と感じています。このように、1つの案件に対して「今できることを地道にやり切る姿勢」が、今回のVP受賞に結びついたのだと思います。
当たり前をやり切る誠実さと、チームへの恩返し
今回の目標達成には、チームや上司への強い思いもありました。入社3年目の4月、入社当初から丁寧に指導してもらった先輩がリーダーに就任し、その先輩と2人体制のチームになったのです。だからこそ、「私が目標を達成できなければ、チームの足を引っ張ってしまう」「ここでつまずくわけにはいかない」という責任感がありました。「お世話になった上司に恩返しがしたい」という思いが、私を突き動かす最大のモチベーションになっていたのです。
また、私が周囲から長所として評価してもらっているのは、「当たり前のことを当たり前にやり切る」という姿勢です。自分の業務を最後まで責任を持って遂行する。この基本を徹底できているからこそ、周囲からの信頼を得ることにつながり、社内の新しいプロジェクトなども任せてもらえるのだと考えています。
i-plugのValueの観点で言うと、私は特に「進化」と「スピード」を意識しています。スピードは日常業務の基盤として大切にする一方で、「進化」については「過去に経験したことをただこなすだけでなく、常に新しいことに挑戦し続けたい」という思いが根底にあります。現状維持で満足するのではなく、常に新しい経験を積み、自分自身をアップデートし続けていきたいのです。
「個人の数字」から「組織の成果」へ。視座を高めてくれた社内プロジェクトへの挑戦
この1年間は、営業業務に全力で向き合いながら、組織づくりや新しい営業手法の開拓など、部内のプロジェクトにも積極的に参加しました。これまでは、自身の営業目標を達成することで精一杯でした。しかし、プロジェクトを通じて部署全体の動きに触れたことで、「個人の数字」だけでなく「チームや部門全体の成果」へと視座が高まり、ビジネスパーソンとしての視野を広げることができたと思います。
プロジェクトのなかで特に刺激を受けたのは、先輩や同僚たちの存在です。自身の業務をこなすだけでなく、部署全体の状況を把握し、周りの困りごとにも先回りしてフォローを入れていました。その視野の広さと対応力の高さに触れました。そして「自分もこのレベルに到達したい」と思えたことは、今の私にとって明確な目標になっています。
また、部署内のメンバー同士の交流を促すプロジェクトにも参加し、普段は関わりの少ないメンバーと勉強会や部署内でのイベントを企画したことも、良い経験でした。私が入社した時期はコロナ禍でリモートワークが中心だったため、意識しないと社内の人間関係が希薄になりかねない状況でした。しかし、この活動を通じて直接コミュニケーションを取る機会が増えた結果、社内に「知っている顔」が増え、日々の業務がスムーズに進むようになったのです。最近は中途入社のメンバーも増えているからこそ、こうした「横のつながり」を生み出す場が、組織づくりにおいて重要だと実感しています。
周囲を支え、共に創り上げる。私が成し遂げたい2つのこと
今後については、大きく分けて「個人としての成長」と「組織への貢献」の2つの目標を持っています。1つ目に個人として、今年度も仕事を楽しみながら前向きに取り組み、常に「進化」するための新しい経験を積んでいきたいです。現在は、i-plugのグループ会社であるイー・ファルコンとの連携を強化するなど、昨年度とは異なる新しい領域でのプロジェクトに挑戦しています。同じことを繰り返すのではなく、新しい経験を通じて自分自身をアップデートし続けたいと考えています。
2つ目は、組織への貢献です。中途入社のメンバーが増えている現在の部署において、メンバー同士の結びつきを深め、全体の士気を高める役割を担いたいです。私は「先頭に立って引っ張るリーダー」よりも、「周囲のメンバーをサポートし、みんなで良い組織や成果を創り上げていく」立ち位置のほうが向いているように思いました。それは周囲からのフィードバックを通じた気づきです。自分に合ったスタイルで、組織づくりに積極的に貢献していきたいです。
私が個人の成果の枠を超え、「組織のために動きたい」と思える背景には、今の部署に根付く「人を思いやる温かいカルチャー」があります。部署全体が新たな挑戦を応援してくれる環境があるのです。この温かい環境と期待に応えるためにも、まずは営業としての目標を達成し続けることが「大前提」です。そのうえで、周囲への感謝を忘れず、目の前の仕事に愚直に向き合いながら、組織全体の良い空気づくりにも貢献していきたいと思います。

