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2025.06.30
目標を「自己責任数字」と捉え、企業の成果創出と部の売上貢献にこだわる。VP受賞のメンバーにインタビュー

社員を表彰するアワード(MVV AWARD※1)にてVPを受賞したCS2部の山本さん。目標に対する向き合い方や、担当企業との関係の築き方についてインタビューしました。

※1 i-plugが掲げる5Values、「変化を楽しむ」「全てのステークホルダーに対してフェアである」「想像的な意志を尊重する」「共創しながら価値を出す」「想像的な意志を尊重する」「主体的に取り組み、成果創出にこだわる」。MVV AWARDでは、この5Valuesを1年間で最も発揮した社員に贈られる賞です。

株式会社i-plug

山本さん新卒事業本部 営業統括部 CS2部 首都圏第2グループ

卒業後、お菓子メーカーに入社し、店舗での接客販売業務を経験した後、店舗マネジメントや商品開発などを経験。その後、観光情報を提供する企業へ転職し、新規営業・既存営業に従事。2022年6月にi-plugに入社。CS2部に所属し、首都圏の企業を中心にOfferBoxの新規顧客を対象とした営業を担当。

北島i-plugへ入社したきっかけを教えてください。

山本前職では、Web商材と紙媒体の雑誌広告を扱う営業を担当していました。雑誌広告は、数値での効果検証が難しく、「本当に顧客のためになっているのか?」と悩むことが多く、思うような成果を出せずにいました。一方で、Web商材は効果を数値で確認できるため、改善を重ねやすく、継続的な成果にもつながりました。効果が可視化されることで納得感が生まれ、お客様への提案にも自信を持って臨めていたように思います。営業に取り組めていたと思います。前職での経験から、「成果が可視化される商材」や「自信を持って提案できるサービス」が自分に合っていることを実感しました。転職時に重視したことは、これら2つを叶えられるサービスの営業であることです。

また、私は仕事を通じて、自己実現をしてきたからこそ、「働くことが楽しい」と思っています。一方で、「人材」の観点でネガティブな状況になるケースを目の当たりにしてきました。たとえば、人手不足が理由でやりたいことが実現できなかったり、入社後すぐに離職する方が多かったりです。だからこそ、こうした状況を少しでも変えたいと思い、人と企業のミスマッチを減らすことに貢献できる人材業界にも関心を持ち始めました。最終的にi-plugを選んだ理由は、商材に対して強い魅力と共感を持てたからです。「このサービスなら、自分の言葉でサービスの価値を届けられる」と感じ、入社を決めました。

北島サービスへの共感が入社の決め手になったのですね!現在、山本さんがCS2部で担当している仕事内容を教えてください。

山本OfferBoxの提案営業とカスタマーサクセス業務を担当するCS2部に所属しています。主にOfferBoxを新規で導入いただく企業への提案と、採用成功に繋げるための運用サポートを行っています。初めてOfferBoxに触れる企業が多い部署のため、サービスの特徴や活用方法について、分かりやすく伝えることを意識しています。

北島「MVV AWARD」のVP受賞おめでとうございます!受賞した時のお気持ちを教えてください。

山本驚きすぎて、頭が真っ白になりました!当日のことはほとんど覚えていないくらいです。
昨年度のMVV AWARDでは、CS2部からの受賞者がいませんでした。そのため、今年度こそCS2部から受賞者が選ばれてほしいという思いが強く、目の前の業務に全力で取り組んだ1年間でした。結果として、CS2部として受賞できたことは本当に嬉しかったです。

北島VPの受賞の理由として、5Valuesの「主体的に取り組み、成果創出にこだわる」を体現していたと評価されていました。この1年、どのような想いで業務に取り組んでいたのですか?

山本昨年4月頃、仕事の難しさに直面し、壁を感じていました。しかし、「このまま悩んでいるだけでは前に進めない」と気持ちを切り替え、5月から「本気で目標を達成するために、自分には何ができるか」を考え始めました。「決めたことをやり抜こう」と気持ちを固めてからは、絵に描いた餅が少しずつ現実になっていくようで、どんどん仕事が楽しくなっていきました。今振り返ると、自分で考えて決めたことだったから、苦しい瞬間も前向きに乗り越えることができたと思います。
乗り越えることができたのは、自分自身の行動だけではありません。チームリーダーが私の進め方を信じて見守ってくれたり、いつも励まし続けてくれたり。「これは難しいかもしれない」と思う場面でも、リーダーは決して諦めませんでした。だからこそ「私も絶対にやり切ろう」と思うことができました。

北島Awardの受賞エピソードのなかで、山本さんが自身の売上目標を「自己責任数字」と呼んでいるという話がありました。どのような背景からこのように呼んでいるのですか?

山本前職では、営業目標を「責任数字」と呼ぶ文化があり、その考え方を今でも大切にしているからです。また、営業職である以上、定量的な目標を達成する責任があると考えています。常に「どうすれば目標数字を達成できるか」を前向きに考えて、行動するように心がけています。

北島目標に向き合う姿勢が素晴らしいですね!目標を達成するために、どのような計画を立てて行動しているのですか?

山本1年間を見通して、「いつ、どのような取り組みを行うか」「どの時期に重点的に取り組むか」といった計画を細かく立てます。会社が掲げる毎月の目標金額も参考にしながら、それを下回ることがないようにするのはもちろんです。そこにあえて上乗せした目標金額を設定し、意図的に自分を追い込むようにしているのです。また、金額だけでなく、行動ベースの目標も具体的な数値に落とし込んでいます。そうすることで、自分のモチベーションを保ちながら、前向きに楽しく仕事に取り組めるよう工夫しています。
自身の数値目標の達成のためだけではなく、担当企業の採用成功にもつながっています。自分の目標と、企業の採用目標が強く結びついていることを実感でき、以前よりも提案に自信を持って臨めるようになりました。また、この目標設計の考え方は、今年度のCS2部の目標設計にも一部反映されています。昨年は自分個人で取り組んでいたことが、今年は部全体の取り組みへとひりがっていることが、とても嬉しいです。

北島担当企業とコミュニケーションを取るうえで、日ごろから意識していることはありますか?

山本「営業担当とお客さん」という関係ではなく、「採用のパートナー」であることを意識しています。OfferBoxの運用支援だけでなく、新卒採用で困ったときには、真っ先に相談したいと思ってもらえるような存在になりたいのです。
実際に、担当企業の方々から「学生がオファーを承認してくれました!」「一緒に立てたオファー送信の目標数を達成できました」など、ちょっとした報告をいただけることがあります。ありたい関係が築けているように思い、大きなやりがいにつながっています。これからも困ったことがあれば、気軽に相談してもらえるような信頼関係を大切にしたいです。そして、「一緒に新卒採用に取り組めてよかった」と思っていただけるような存在になりたいと思っています。

私にとって仕事の原動力は、「自分が介在することで誰かの役に立ち、喜んでいただけること」です。お客さんの採用成功を通じて、恩返しができるよう、精一杯取り組んでいます。また、その成果をCS2部にも還元し、メンバー全体で達成感や喜びを共有できる組織づくりにも貢献していきたいと考えています。

北島最後に、山本さんの今後の目標を教えてください!

山本昨年度は、良くも悪くも「やるべきこと」に100%集中して取り組みました。その結果、成果を出すことができ、自分なりの目標に対する成功法も見つけることができました。一方で、「やりたいこと」に十分な時間を割くことができなかった点が、私自身の課題です。
今年度は、すべての業務にバランス良く取り組みながら、引き続き成果につなげていきたいと考えています。また、同じ成果をより短い時間で出せるように、タイムパフォーマンスを意識して仕事に向き合いたいです。そのうえで、自分のやり方に磨きをかけて、周囲にも自信を持って、自分の「目標に対する取り組み」を勧められるようにしたいと思っています。そして今年度も、担当企業の採用成功に全力で向き合い、目標を継続的に達成していきたいです。

北島ありがとうございました!

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2025.06.24
ベストな環境とコンテンツ作りにこだわる。23卒入社のVP受賞者インタビュー

OfferBoxの法人向けマーケティンググループに所属する河合さん。社員を表彰するアワード、MVV AWARD(※1)にて2024年度のVPを受賞しました。そんな河合さんに、受賞時の心境や仕事で意識していることについてインタビューしました。

※1 i-plugが掲げる5Values、「変化を楽しむ」「全てのステークホルダーに対してフェアである」「創造的な意志を尊重する」「共創しながら価値を出す」「主体的に取り組み、成果創出にこだわる」。MVV AWARDでは、この5Valuesを1年間で最も発揮した社員に贈られる賞です。

株式会社i-plug

河合さん法人マーケティンググループ

2023年大学卒業後、i-plugへ入社。現在は法人マーケティンググループでチームリーダーを務める。主な役割は運営するメディア「人事ZINE」のコンテンツ制作や、セミナーの企画。

 

鹿毛改めて、MVV AWARD VP受賞おめでとうございます。受賞した時の心境を教えてください。

河合受賞できると想像していなかったので、驚きました。MVV AWARD終了後に、多くの方から「おめでとう」と声をかけてもらいました。嬉しさが募る一方で、「これからも頑張らねば」と気の引き締まる思いです。受賞時に全社員の前でスピーチをしたことで、自戒になったと感じています。私にとって、改めて「頑張ろう」と思えた良い機会でした。

鹿毛VP受賞の河合さんの思いや仕事観について深掘りしていこうと思います。はじめに、現在担当する仕事を教えてください。

河合法人マーケティンググループに所属し、コンテンツに関わる仕事をしています。具体的には、展示会やホワイトペーパー、セミナー、オウンドメディアなどのコンテンツの制作です。2025年4月からは、チームリーダーを務めています。

「編集者の視点」である仕事がしたい

鹿毛i-plugへの入社理由を教えてください。

河合私は2023年4月に新卒としてi-plugへ入社しました。

就活は「事業会社のマーケティング職に就くこと」と「おすすめできるサービスに携わること」の2つが軸でした。 私は「自分にとって良いと思えるか」が、熱量を持って仕事に取り組めるかどうかに直結するタイプだと思っています。そして、心配性でもあるので徹底的に調べないと気が済まない性格です。
だから、就活サービスも、カオスマップを見ながらほぼすべてに登録した記憶があります。多くの就活サービスを使うなかで、OfferBoxの「サービスのコンセプト」や「オファーの質」に強く惹かれ、私にとっての「おすすめサービス」になりました。 「OfferBoxを徹底的に調べよう」と決めてからは、あらゆる情報を集めました。OfferBoxの法人向けサイトを見た時に初めて、学生が一度にオファーを受信する数だけでなく、企業側が学生に送るオファー数にも上限があることを知りました。サービスの掲げる思いとプロダクトの仕様が一致していることに感銘を受けたのです。
実際に私がOfferBoxを使うなかで受け取った企業からのオファーの「質」も高かったです。サービスの「思い」「仕様」「実態」がすべて一致していることを実感しました。

そして、i-plugの選考を受けようと決め、インターンシップに参加しました。 就活の企業選定でも私の心配性は発揮され、説明会やインターンシップには120社以上参加しました。
そのなかでも、特に印象に残っているのがi-plugのインターンです。「新規事業を考える」というテーマのもと、講義やワークを通してビジネスの視点を学ぶことができました。サービスや企業の特徴などさまざまな観点から比較検討し、i-plugの志望度が高まったのです。

選考では「マーケティングがやりたい」という私の思いを理解していただき、2つの軸が叶えられるi-plugへの入社を決めました。

鹿毛なぜ「マーケティング職」を希望していたのですか?

河合「編集者の視点」をもった仕事がしたいと思っていたからです。文学部国文学科に所属していたこともあり、編集者を志望していた時期がありました。しかし「趣味は仕事にして良いのだろうか」という感覚もあり、「編集者」の仕事を紐解いていったのです。

そのなかで、私は、自身の感性や感覚で自由度高く企画する「編集者」ではなく、訴求したいターゲットに合わせたメッセージやコンテンツなどの型を考える「編集者」になりたいと感じるようになりました。そういった考えのもと働くことができる職種を探していくなかで、「編集者の視点」を持ちながら働ける職種こそ、BtoBマーケターであると思ったのです。

鹿毛マーケティング職で入社した23卒の新卒メンバーは河合さんだけですが、不安はなかったですか?

河合入社前に不安を解消できる環境が整っていたので、あまり不安はなかったです。具体的には、内定者アルバイトをしたり、マーケティングを学ぶためのeラーニングを用意してもらいました。

また、内定者アルバイトを通して、法人マーケティンググループの先輩と関わることができたので、入社後のギャップもありませんでした。

成果につながるための環境とコンテンツ作りに挑戦し続ける

 

鹿毛VP賞受賞において、5Valuesの「主体性に取り組み、成果創出にこだわる」を最も体現したと評価されていました。意識していることはありますか?

河合 私は、前に出てチームを引っ張るタイプではありません。また、i-plugのなかでも、お客様と最前線で関わり、直接的に売上をつくる営業職でもありません。だから法人マーケティンググループの一員として、「営業が成果を発揮しやすい環境やコンテンツをつくること」を最も意識しています。
具体的には、私がプロジェクトマネージャー(PM)を務めたHR EXPO(※2)の経験です。HR EXPOの当日は、OfferBoxの営業を担当するCS部のメンバーがお客様対応をします。私の役割は、CS部のメンバーが最大限成果を発揮できるように「必要な情報」や「最適な動線」を考え抜くことだと思いました。2024年度のHR EXPOは、私にとって2回目のHR EXPOでした。私がPMを任された際にまず取り組んだことは、2023年度の振り返りです。「この情報があって助かった」「もっとこういった準備があれば、より良いものになる」などの気づきをもとに、考えることから始めました。

2024年度のHR EXPOでは、2023年度と比較して2倍のリード数の獲得を目標に掲げました。前例のない目標でしたが、ネガティブな感情は一切なかったです。むしろ2倍という目標だからこそ、多くのことに挑戦できたと思います。2023年度を通して、「ここはもっと良くできそう」「こういうことにチャレンジしたい」と思うことがあったので、それらに挑戦できたことが楽しかったです。もし前年度と同じ目標だったら、前年度の成功事例を踏襲するのみで、新たな試みができなかった可能性がありますよね。

HR EXPOだけでなく、セミナー開催においても同様です。新たなツールを導入し活用したことで、参加率やアンケート回答数の改善だけでなく、セミナー実施の工数削減にもつながり、セミナーの開催日数を増やすことができました。 2024年度を振り返ると、高い目標を掲げたからこそ、新しいことに挑戦できた一年だったように感じています。

※2 過去に出展したHR EXPOに関する記事 

鹿毛今後の目標を教えてください。

河合昨年度までは、新卒2年目という立場で、与えられた役割や施策のなかでベストを尽くすことを考えていました。今年度は3年目を迎え、チームリーダーという立場になったので、視野を広げて質と量のバランスを考えて行動できるようになりたいです。

そのためには、自身のスキルをさらに向上させる必要があります。「どのような訴求が人に響くのか」を学ぶために、多くのクリエイティブに触れるようにしています。以前は「どのような訴求をしているか」という表面的な内容に目が向きがちでした。これからは「訴求内容に対するこだわり」や「施策の背景や意図」まで深掘りしながら、視野を広げていこうと思ってます。

VPを受賞した時に感じた気の引き締まる思いを忘れずに、今年度もさまざまなことに挑戦していきたいです。

お知らせ

2025.06.20
ポジティブな気持ちで働ける環境づくりを。MVP受賞の山本さんへインタビュー

経営管理部に所属する山本さん。社員を表彰するアワード、MVV AWARD(※1)にて2024年度のMVPを受賞しました。そんな山本さんに、仕事で意識していることやこれからの目標についてインタビューしました。

※1 i-plugが掲げる5Values、「変化を楽しむ」「全てのステークホルダーに対してフェアである」「創造的な意志を尊重する」「共創しながら価値を出す」「主体的に取り組み、成果創出にこだわる」。MVV AWARDでは、この5Valuesを1年間で最も発揮した社員に贈られる賞です。

株式会社i-plug

山本さん経営管理部

高等専門学校卒業後、ガス会社に入社しサービスエンジニアを担当。2023年5月にアルバイトとしてi-plugに入社し、2023年11月社員に。経営管理部に所属し、総務を担当しながら取締役 COOの秘書も務める。

 

鹿毛改めて、MVV AWARD MVP受賞おめでとうございます。受賞した時の心境を教えてください。

山本MVPに選出していただき、感謝の気持ちでいっぱいです 。驚きが大きく、今もまだ実感が湧いていません。

鹿毛MVP受賞の山本さんの思いや仕事観について深掘りしていこうと思います。はじめに、現在担当する仕事を教えてください。

山本経営管理部にて総務を担当しています。社内環境の整備や社員のサポートが私の役割です。具体的には、オフィスの維持と改善、備品の管理、社内コミュニケーション施策の実施などをしています。また秘書業務を兼務しており、COOの直木さん(※2)の秘書を担当しています。

※2 「経験から形成された新卒採用市場への思い」

鹿毛i-plugへの入社理由を教えてください。

山本私は新卒でガス会社に入社し、メンテナンスを担当するサービスエンジニアとして働いていました。しかし、環境が合わず精神的にまいってしまい、しばらく働くことから離れた時期がありました。

そのようななか、就業支援の会社を通してi-plugを知りました。以前の職種がエンジニアだったため、エンジニア職を中心に探しつつ、人材業界の企業も検討していました。新卒で入社したときに感じた「企業と求職者のミスマッチ」の経験から、そうしたギャップを防ぐ仕事にも興味があったからです。

i-plugを紹介された後、「OfferBox」を知りました。「企業と求職者のミスマッチを減らしたい」という私の思いと、「OfferBox」に込められた思いが共通していると感じ、i-plugに入社したいと感じました。 入社したいと感じた理由は他にもあります。「i-plugでなら新しいことにチャレンジできそう」と思ったからです。働くことや人とのコミュニケーションに対して前向きな気持ちになれない時期もありました。面接前は、過去にとらわれて気持ちが少し後ろ向きになっていました。
しかし、i-plugの面接は想像と全く違うものでした。たとえば、過去を深掘りするのではなく、これからやりたいことに焦点を当ててくれたり、想像以上にフランクな面接官だったりしたのです。「この人たちと働きたい」と感じたことを今でも覚えています。 そして、2023年5月にi-plugの障がい者雇用(※3)枠でアルバイトとして入社し、2023年11月に社員になりました。

※3 「誰もが自分の可能性を拡げて働ける世界を目指す。障がい者雇用担当者へインタビュー」 

鹿毛入社して自身が最も変化したと感じることは何ですか。

山本入社当初は、与えられた業務を確実にこなすことを意識していました。エンジニアからのキャリアチェンジだったことや、働くことに対して前向きな気持ちになれない時期があったこともあり、少しずつ業務に慣れるよう上司と調整。
徐々にできることが増えていくなかで、「社員のみんなのために、もっと何かできることはないか」という気持ちが芽生えました。与えられた業務をこなすだけでなく、「やってほしい」と求められることに対して、「もっと良くしたい」と意識が変わったのです。
今では、自分のやりたいことに対して自ら手を挙げられるようになりました。業務の幅が広がっただけでなく、「もっと社員のみんなのために何かしたい」という意識の変化が、最も大きな変化です。社員がより働きやすい環境を私が作ることで、社員一人ひとりの可能性が広がり、会社の成長につながれば嬉しいと思っています。

鹿毛「もっと社員のみんなのために何かしたい」と思う原動力は何ですか。

山本前職はクレーム対応が多く、オフィス内に重い雰囲気が漂うことがありました。ストレスや小さな不安が積み重なると、人はどうしても心が疲弊して、ピリピリしてしまうものだと思います。そして、ピリピリした雰囲気がきっかけで、人間関係が悪化したり、働くモチベーションが下がったり、悪循環が起きてしまうのです。

i-plugでは、「そのような思いをする人がいない環境であってほしい」という強い気持ちがあります。
なぜなら、i-plugに入社して、これまでとは全く違う、良い環境だと感じたからです。i-plugには、なにごとにもフェアに判断し、真摯に向き合う人たちが多いと思いました。そのような社員たちが「今まで通り、いつもポジティブな気持ちで働ける環境をつくりたい」という思いが、自分にできることを模索する原動力になっています。

鹿毛VP賞受賞において、5Valuesの「すべてのステークホルダーに対してフェアである」を最も体現したと評価されていました。意識していることはありますか?。

山本社員一人ひとりに対して、分け隔てなく、できるだけ同じように接することを心がけています。たとえば、何かを頼まれたときも、個々の状況やニーズを考慮したうえで、各々にとって最適な対応ができるよう意識しています。
また、困りごとを解決するときも同じです。特定の誰かが便利になるのではなく、できる限り多くの社員が、それぞれの立場や状況においてフェアにメリットを享受できる形になっているか考えるようにしています。

以前、CEOの中野さんが「公平(フェア)」と「平等」の違いについて朝会で話していました。その時に「まさに自分が大切にしているのはこれだ」と、腑に落ちた記憶があります。

「平等」は、すべての人に同じものを与えること。 「公平」は、それぞれの状況に応じて、必要なものを適切に提供すること。

私は、後者の「公平」な考え方を大切にしています。
もちろん、いつも完璧にできているわけではありません。私はオフィスに出社することが多いので、よく対面で会う人に意識が向きがちになることもあります。

だからこそ、「フェアな判断ができていたか」を振り返るようにしています。まだ試行錯誤しながらですが、社員のみんなにとってより良い環境をつくるために、何ができるかかを考えて、実行し続けていきたいです。

鹿毛これからの目標を教えてください。

山本i-plugグループのMission「つながりで、人の可能性があふれる社会をつくる」を、i-plugの社内から実現していきたいです。一人ひとりの個性を尊重し、各々が最大限の力を発揮できる環境を作ることが、私の目標です。具体的には、社員が感じる不安や困りごとを解消できるような存在になりたいと思っています 。

「困ったら声かけてください」と待つのではありません。自分からアクションを起こして、相談しやすい関係性を築いていきたいです 。そうすることで、「また何か困ったときは、あの人に聞いてみよう」と思い出してもらえる、安心感のある存在になりたいと思っています。

「ギブアンドテイク」という言葉がありますが、私は見返りを求めずに、まずは自分にできることを惜しみなく「ギブ」し続けることを大切にしています。過程で、社員が活き活きと働き、組織全体がより良い方向へ向かう。
結果として、私自身もその良くなった環境に身を置くことができ、それが私にとっての最大の「テイク」となります。その状況が私の喜びややりがいとなり、さらなる「ギブ」への意欲へと繋がるのです。そういった良い循環が自然と生まれると信じています。これからも私にできることを一つずつ丁寧に取り組んでいきたいです。

鹿毛ありがとうございました。

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2025.06.17
企業と学生の架け橋になるため挑戦した2年間。サービス立ち上げに奮闘したVP受賞メンバーにインタビュー

OfferBoxPLUS事業推進部(※1)に所属する周藤さん。社員を表彰するアワード、MVV AWARD(※2)にて2024年度のVPを受賞しました。そんな周藤さんに、受賞時の心境や仕事で意識していることについてインタビューしました。

※1 OfferBoxPLUS:2022年11月にリリースした、キャリアアドバイザーが学生に合った企業を紹介するi-plugの新卒人材紹介サービス。
https://offerbox.jp/pluslp

https://i-plug.co.jp/plug-in/8054/

※2 i-plugが掲げる5Values、「変化を楽しむ」「全てのステークホルダーに対してフェアである」「創造的な意志を尊重する」「共創しながら価値を出す」「主体的に取り組み、成果創出にこだわる」。MVV AWARDでは、この5Valuesを1年間で最も発揮した社員に贈られる賞です。

株式会社i-plug

周藤さんOfferBoxPLUS事業推進部

大学卒業後、株式会社マイナビに入社し中途領域の人材紹介を担当。その後、金融系のシステム会社に転職し、IT営業を約2年半経験。再び、株式会社マイナビに入社し、人材紹介事業を担当。その後、2021年9月にi-plugに入社。2022年4月からチームリーダーを務める。2023年4月に、OfferBoxPLUS事業推進部に異動し、現在は企業と学生をつなぐリクルーティングアドバイザー(RA)を担当。

 

鹿毛改めて、MVV AWARD VP受賞おめでとうございます。受賞した時の心境を教えてください。

周藤とても嬉しかったです。i-plugには、サービスや役割に紐づいた「営業部署」があります。たとえば、サービスであればOfferBox、OfferBoxPLUS、plugin labの営業。役割であれば、インサイドセールス、新規提案営業、カスタマーサクセスなどです。同じ「営業」という職種であっても、役割やお客様、成果の出し方がそれぞれ異なるため、受賞者を決めることは難しいことだと思います。
そのようななかで、私が所属するOfferBoxPLUS推進事業部の営業としてVPに選ばれたことが何よりも嬉しいです。i-plugはOfferBoxが主力サービスですが、OfferBoxPLUSへの注目も高まっていると実感できた瞬間でもありました。喜びと同時に身が引き締まる思いです。

鹿毛VP受賞の周藤さんの思いやこれからについて深掘りしていきます。はじめに、現在担当する仕事を教えてください。

周藤私は、2023年にOfferBoxの営業部署であるCS1部からOfferBoxPLUS事業推進部に異動し、現在はOfferBoxPLUSの営業を担当しています。具体的には、新規のお客様へのサービスの導入提案と既存のお客様への営業を行っています。また、OfferBoxPLUSに所属するキャリアアドバイザー(以下、CA)と連携しながら、企業に学生を紹介するリクルーティングアドバイザー(以下、RA)も担当しています。

鹿毛2023年4月にCS1部からOfferBoxPLUS事業推進部への異動に挑戦した理由を教えてください。

周藤社内公募制度「キャリアチャレンジ制度(※3)」を利用して異動しました。OfferBoxPLUSは2022年11月にリリースされたサービスです。私が異動した2023年4月時点では、まだ立ち上げ段階。そのようなフェーズの部署に異動することは私にとって大きな挑戦でした。前職での人材紹介のRAとしての知識と、OfferBoxの営業経験を活かせる最適な部署だと感じ、挑戦することを決意したのです。

異動後は、全てが手探りの状態から始まりました。本当に大変な2年間だったように思います。しかし、OfferBoxの営業と現在の営業では、「深さと広さ」の観点で違いがあります。具体的には、OfferBoxの営業は、お客様自身にサービスを使いこなしてもらう必要があります。そのため、お客様の採用活動全体を広く捉え、OfferBoxをどのように活用するかを提案します。一方で、OfferBoxPLUSは、実際に紹介する学生一人ひとりの具体的な話や、一人の学生に対してどう行動をすべきかなど、より深いところに焦点を当てた話をすることが多いです。
そのような違いを感じながら、OfferBoxPLUSならではの価値を探求していくことに楽しさを感じています。

※3 i-plugグループ内で設けられた公募ポジションに、自らの意志で手を挙げ、選考を経て新たなキャリアに挑戦できる制度です。(よくある質問のQ4参照)
https://i-plug.co.jp/plug-in/8846/

鹿毛VP受賞において、5Valuesの「共創しながら価値を出す」を最も体現したと評価されていました。意識していることはありますか?

周藤異動した当時は、サービスをこれから立ち上げていく段階でした。ましてや、無形商材なので自分たちの力でサービスを形にする必要があります。「役職がないから上司に任せよう」などと考える暇もなく、やりきるしかなかったのです。「役職者だから」「RAだから」「CAだから」という考えは、私だけでなく、部署のメンバー全員が持っていなかったように感じます。私だけではありません。部署全体の共通の意識でした。

そのなかで、私自身が特に意識したことは、コミュニケーションです。私は、感情を抑えてしまったり、言いたいことをはっきり言えなかったりすることが多かったのです。実際、会社で受検する適性検査「eF-1G」の結果にも、その傾向が表れていました。しかし、サービスの立ち上げ段階では、そうも言っていられません。積極的に発言をするように意識しました。
一方で、何でも発言して良いわけではありません。私は細かいことが気になる性格でもあります。「私がやりたいこと」と「サービスがより良くなること」を線引きして発言するように心がけました。

鹿毛2024年度はサービスの2年目の年。どうでしたか?

周藤2024年度は、OfferBoxPLUSが2年目を迎えた年でした。1年目のやり方にとらわれず、2年目も手探りで挑戦を続けた1年だったように思います。具体的には、26卒学生を対象とした早期採用支援に力を入れました。就活生の動きや考え方は時期によって大きく異なるため、新たな気づきが多い一方で、成果に結びつくか不安もありました。26卒学生の採用活動はまだ続いていますが、挑戦したからこその成果が少しずつ見え始めているので嬉しいです。

鹿毛これからの目標を教えてください。

周藤今年で、OfferBoxPLUSは3年目を迎えました。部署のメンバーも増えて、サービスは拡大期に突入しました。現在は、新しく入ったメンバーの教育担当をしています。教育担当として、これまで培った経験や知識をまとめて、的確に伝える責任があると思います。教える立場だからこそ、私自身もさらに成長していきたいです。

鹿毛ありがとうございました。

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2025.06.13
お客様から「人」で選ばれる営業組織へ。VP受賞のチームリーダーにインタビュー

社員を表彰するアワード(MVV AWARD※1)にてVPを受賞したエンタープライズソリューション部の土谷さん。チームマネジメントに取り組むうえで大切にしていることや、部署異動を経て変化した業務への向き合い方について、インタビューしました。

※1 i-plugが掲げる5Values、「変化を楽しむ」「全てのステークホルダーに対してフェアである」「想像的な意志を尊重する」「共創しながら価値を出す」「想像的な意志を尊重する」「主体的に取り組み、成果創出にこだわる」。MVV AWARDでは、この5Valuesを1年間で最も発揮した社員に贈られる賞です。

株式会社i-plug

土谷さん新卒事業本部 エンタープライズソリューション部

大学卒業後、アパレルの小売業界に入社し、店長職や新規店舗の立ち上げを経験。その後、人材企業へ転職し、ナビ媒体や採用イベントの営業に従事。Webマーケティング企業での営業経験を経て、2019年10月にi-plugへ入社。首都圏の企業を中心に、OfferBoxの新規開拓営業を担当。2023年5月からは、エンタープライズソリューション部に異動し、チームリーダーを務める。

北島i-plugへ入社したきっかけを教えてください。

土谷転職サイトでi-plugからスカウトをもらったことがきっかけです。スカウトをもらった時の転職への意欲は「良い会社があれば転職しても良いかな」くらいでした。当時、新卒採用にダイレクトリクルーティングという手法があることを知らず、OfferBoxを知って、i-plugに興味を持ちました。また、私自身が新卒で入社した会社を早期に離職した経験から、「ミスマッチを減らす」というi-plugの考えに強く共感し、入社を決意しました。

北島最初は、OfferBoxの新規営業を担当するCS2部に所属していた土谷さん。どのような経緯でエンタープライズソリューション部に異動したのですか?

土谷入社当初は、首都圏の企業を中心に、OfferBoxの新規導入に向けた営業を担当し、チームリーダーも務めていました。入社4年目のタイミングで、「エンタープライズソリューション部(以下、ES部)に異動してみないか」と声をかけてもらったことがきっかけです。

当時は、次のキャリアステップとしてグループマネージャーを目指していたので、異動については正直迷いがありました。その後、ES部のマネージャーと面談し、ES部の業務内容や目指す方向性、組織としてのビジョンについて教えてもらいました。

ES部は、エンタープライズ企業と呼ばれる、大手企業を対象に営業活動をします。一般的に認知度が高い傾向にあるので、ナビサイトなどのエントリー形式の採用手法でも応募が集まる企業ばかりです。そうした企業に対して、企業から学生に声をかける「ダイレクトリクルーティング」という「逆張り」の採用手法を提案する。さらに、新たに導入してもらう企業を開拓していく。つまり、非常に難易度の高い営業スキルが求められ、これまで以上に営業力を高められるのではないか、と考えたのです。不安もありましたが、視野やスキルの幅を広げるチャンスだと捉えて、2023年5月にES部へ異動しました。

北島ES部での現在の仕事内容を教えてください。

土谷主に、エンタープライズ企業を対象としたソリューション営業を担当しています。企業が今後の経営目標を達成するために、「どのような課題を抱えているのか」「どのような状態を目指したいのか」といった問いかけを通じて仮説を立て、ディスカッションをしながら最適な解決策を見つけていきます。OfferBoxをはじめとする自社サービスは、あくまでも課題解決のための手法の一つとして活用する、というイメージです。
私たちの仕事は、「誰に何を伝えたいのか」「どういう状態にしたいのか」をひたすら問い続け、企業とともに解決策を見つけていくことです。また、チームリーダーとして、メンバーの育成やチームマネジメントにも携わっています。「考える集団」を目指し、日々取り組んでいます。

北島エンタープライズ企業の採用課題を、より総合的に解決するために異動を決めた土谷さん。ES部に異動してからどのような変化がありましたか?

土谷ES部で担当する企業は、業界の上位に位置するような大手企業が多く、業界に対する理解が欠かせません。そのため、担当企業の業界と他業界のつながりや、業界全体の動向、そのなかで企業が持つ強みなどを今まで以上に丁寧に調べています。そうすることで、営業として提案する新たなアイデアが具体的に浮かぶのです。

また、日々のニュースも国内外問わずキャッチアップしています。経済状況を踏まえて、担当する企業だけでなく業界の動向といった情報は、提案を考えるうえで大切な材料です。各企業の決算情報も確認し、学生からの印象にも配慮するように心がけています。

北島チームをマネジメントするうえで、土谷さんが意識していることを教えてください。

土谷会社やサービスが目指す方向性を自分なりに解釈し、メンバーに伝えることを意識しています。たとえば、エンタープライズ企業にOfferBoxを活用いただくことは、サービスの価値向上にもつながるはずです。だからこそ、ES部の存在意義や、目指す方向性を言語化し、チームに共有することを大切にしています。「何のために取り組むのか」という共通の目的意識を、チーム全員で持ちたいのです。
また、メンバーの意見も大切にしています。チームで動くことが多いからこそ、日々のコミュニケーションを欠かさず、意見を言い合える関係性を心がけています。新しい施策やアイデアは、ミーティングで可否を判断していません。まずは実践し、効果を感じたものをチームに取り入れるようにしています。メンバーの声を活かしながら、より良いチームづくりを進めています。

北島「MVV AWARD」のVP受賞おめでとうございます!受賞した時のお気持ちを教えてください。

土谷「表彰される方をお祝いしよう」という気持ちで参加していたので、自分が受賞するとは思っておらず、名前を呼ばれたときは驚きました。受賞後は他部署のメンバーからも、声をかけてもらえて嬉しかったです。
チームで積み重ねてきた取り組みが認められたと実感できたことも大きな喜びです。これまでの努力が報われたと感じ、「ここまでやってきてよかった」と思いました。また、自分のことを見てくれている人がいると感じられたことが、励みにもなりました。

北島VPの受賞の理由として、5Valuesの「主体的に取り組み、成果創出にこだわる」を体現していたと評価されていました。日々業務に取り組むうえで、土谷さんが意識している5Valuesを教えてください。

土谷「主体的に取り組み、成果創出にこだわる」は、自分にとって「意識」よりも「義務」に近いです。日々の業務のなかで、特に意識している5Valuesは「共創しながら価値を出す」です。社内のメンバーとの連携はもちろん、i-plugグループのサービスを利用する企業と価値をつくる姿勢を大切にしています。
また、担当する企業に対してより良い価値を提供できると感じた時は、積極的に新しい施策を社内で起案しています。たとえば、「こういうものがあれば、採用活動がより良くなる」という企業の声があれば、上長に共有し、壁打ちをしながら形にしていくことも。そうすることで、サービス自体がより良いものになり、利用企業の採用活動がより良い方向へ進むと思うのです。
企業の声がサービスを育て、成長したサービスが企業の成果を支え、その成果が次の価値につながる。そのような流れをつくるために、すべてのステークホルダーと良い価値をともに生み出せるよう、意識して取り組んでいます。

北島最後に、土谷さんの今後の目標を教えてください!

土谷「お客様から選ばれる営業組織」でありたいと思っています。「◯◯さんだから契約します」と言ってもらえるような、人で選ばれるような組織にしていきたいです。一見すると再現性がなく、非合理かと思われるかもしれません。しかし、「〇〇さんだから契約した」とか「〇〇さんと一緒に仕事がしたいから契約する」というお客様からの言葉こそが、私たちの介在価値だと思うのです。チームメンバーやES部のメンバーがそのようにお客様から選ばれている姿を目の当たりにしたら、私は本当に嬉しく思います。ES部の強みは、企業の採用課題に深く入り込み、踏み込んだ提案ができること。だからこそ、私たちにしか提供できない価値があるはずです。また、ES部のメンバー一人ひとりに異なる強みや良さがあると思っています。それを存分に活かして、「価値ある営業担当」と思ってもらえるような組織を目指していきたいです。

一方で、まだまだ課題も多く、ES部として成長していく必要があります。企業にとって、本質的な価値とは何かを見極め、課題を見つけ出し、適切な提案につなげるためです。OfferBoxに限らず、他の商材と組み合わせた提案や、価値ある情報の提供など、提案活動の幅を広げ、「顧客に届ける価値そのもの」を磨いていきたいと思っています。

また、ES部は、当社の介在価値を高めるために、難易度の高い取り組みにチャレンジしている部署です。たしかに難しさはあります。だからこそ、挑戦できる環境があり、私は、異動して本当に良かったと感じています。これまで見えていなかったものが見えるようになったり、できなかったことができるようになったり、視野が広がりました。営業スキルに加えて、企画力も身につき、自分の新たな価値をつくることができていると実感しています。
今後は、社内外問わずES部に興味を持つ仲間をもっと増やし、より多くのお客様の採用課題に対して、幅広い価値を提供していきたいです。そして、社会で活躍できる人の機会創出にも貢献していけたらと思っています。

北島ありがとうございました!

お知らせ

2025.06.10
小さな積み重ねが価値を生む。VP受賞のメンバーにインタビュー

社員を表彰するアワード(MVV AWARD※1)にてVPを受賞したプロダクト開発部の加藤さん。業務に取り組むうえで意識しているコミュニケーションについてや、加藤さんが立ち上げた「フロントエンド相談会」について、インタビューしました。

※1: i-plugが掲げる5Values、「変化を楽しむ」「全てのステークホルダーに対してフェアである」「想像的な意志を尊重する」「共創しながら価値を出す」「想像的な意志を尊重する」「主体的に取り組み、成果創出にこだわる」。MVV AWARDでは、この5Valuesを1年間で最も発揮した社員に贈られる賞です。

株式会社i-plug

加藤さんプロダクト開発部 プロダクトエンジニアリンググループ

大学卒業後、食品メーカーに入社し、生産職を経験。その後、2020年1月にi-plugへ入社。現在はプロダクト開発部に所属し、フロントエンドエンジニアとしてOfferBoxの開発に携わっている。

北島ファーストキャリアは生産職である加藤さん。生産職を経験してから、どのようにi-plugと出会ったのですか?

加藤大学卒業後は食品メーカーに生産職として入社し、工場でパンの生地づくりを担当していました。工場勤務は、基本的にライン作業のため、各自の業務が決められています。そのため、自分の判断で別の行動を取ることが難しい環境でした。また、パンの特性上、仕方のないことですが、自分が製造に携わった商品に半額シールが貼られ、棚に残っているのを見ると、お客様に届ける商品を作っているという自信が揺らぐこともあったのです。この働き方に厳しさを感じ、1年足らずで退職しました。

退職した時点では、「どのような会社で何をしたいのか」が明確ではありませんでした。そこで、転職について考えるきっかけを得るために、「転職の思考法」という本を手に取りました。この本を通して、「成長している業界や職種に身を置けば、自分の市場価値も向上する」という考え方に出会い、将来性のある業界に興味を持つようになったのです。

私が転職活動をした頃は、小学校でプログラミング教育がスタートしたタイミングでした。今後は、プログラミングやITの知識を活用することが当たり前になるかもしれないと考え、IT業界への興味が高まりました。そこで、「まずは触れてみよう」と思い、独学でプログラミングの学習をスタートしました。しかし、未経験ということもあり、スキルの習得は想像以上に難しいものでした。そこで、友人に相談したところ、プログラミングスクールを勧められ、通うことを決めました。約半年間の学習を経て、一定のプログラミングスキルを身につけることができました。その後、プログラミングスクールの転職支援サービスを通じて、i-plugと出会いました。

北島環境の変化のなかで、i-plugと出会ったのですね。i-plugへ入社を決めた理由を教えてください。

加藤最終面接で、配属予定のチームのリーダーが同席のもと、チームメンバーと話す機会を設けてもらいました。当時は、初めての転職で、エンジニア職も未経験だったので、不安な気持ちが大きかったのですが、そんな私を温かく迎え入れてくれる雰囲気から、安心感を感じました。また、新卒で入社した会社を1年足らずで退職した経験から、「求職者と企業のミスマッチを減らす」というi-plugの考え方にも強く共感しました。自分にとってプラスしかない環境だと感じ、入社を決意したのです。

北島プロダクト開発部での現在の仕事内容を教えてください。

加藤OfferBoxの中でも影響範囲の大きな機能開発を担当するプロジェクトチームに所属しています。開発する機能は、学生側と企業側の両方に関わるものです。i-plugのプロダクト開発部には、学生側に特化した開発チームと、企業側に特化した開発チームがあります。そのなかで、私が所属するチームは、OfferBoxに搭載されている「機能」に焦点を当てて開発を進めています。そのため、学生側と企業側、両方の機能を開発することがあります。
現在はこのプロジェクトチームで、フロントエンドエンジニアを担っています。具体的には、画面の見た目や動きといったUI(ユーザーインターフェース)の部分を担当することが多く、ディレクターやデザイナーと連携しながら業務を進めています。

北島「MVV AWARD」のVP受賞おめでとうございます!受賞した時のお気持ちを教えてください。

加藤まさか自分が選ばれるとは思わず、驚きました!周囲からもたくさんの祝福の言葉をかけてもらえて嬉しかったです。また、プロダクト開発部からのVP受賞は久しぶりだったので、部全体で喜びを分かち合うことができて良かったと思っています。

北島VPの受賞の理由として、5Valuesの「共創しながら価値を出す」を体現していたと評価されていました。加藤さんが日々業務に取り組むうえで、意識していることはありますか?

加藤「コミュニケーションを大切にすること」を意識しています。会社で働くうえで、一人で業務を完結させることはできません。チーム内はもちろん、他部署と連携しながら進めることもあります。連携するなかで認識をすり合わせながら、協力して目標の達成を目指すことが大切だと思っています。

i-plugでは、リモートワークを取り入れているので、やりとりの多くはテキストコミュニケーションです。そのため、前提となる目的や意図が正確に伝わるような言葉選びや表現を意識しています。このような適切なコミュニケーションの積み重ねが、チームで価値を生み出す「共創」につながっていくと考えています。
特に、私が所属するチームは、メンバー全員が全国各地に在住しており、対面で会うのは年に数回です。テキストでのやりとりが中心になるので、丁寧で思いやりのあるコミュニケーションを心がけています。

また、私たちエンジニアは「プログラミング言語」という、日本語や英語とは異なる少し特殊な言葉をテキストとして扱い、ものづくりをしています。この「プログラミング言語」はソースコード(プログラムの設計図のようなもの)の世界において、エンジニア同士の共通言語になります。そのため、ソースコードがどのような処理をしているのかを、誰が見ても読み解きやすい状態にしておくことが、チームで開発業務をスムーズに進めるうえでとても重要です。だからこそ、「コーディングもテキストコミュニケーションの一つ」だと考え、実装する処理を「伝わりやすいコード」「読みやすいコード」として表現することを心がけています。

北島VP受賞エピソードのなかで、フロントエンド相談会の発足の話がありました。この相談会はどのような経緯で立ち上がったのですか?

加藤昨年度、私が所属するチームのフロントエンドエンジニアは私一人でした。そのため、フロントに関する悩みや疑問があっても、相談できる相手がチーム内にはいない状況だったのです。当時、他のチームにはフロントエンドエンジニアがいましたが、チームを跨いで技術的な相談をしたり、業務で得たナレッジを共有したりする機会はほとんどありませんでした。そのため、やや窮屈な感覚を持ちながら開発を進めることが多かったのを覚えています。
「もしかしたら、同じような悩みを抱えているメンバーが他にもいるかもしれない」と思ったことをきっかけに、、2024年の夏頃、「フロントエンド相談会」を立ち上げることにしました。この相談会は、参加者同士が業務やスキルについて、気軽に共有や相談できる場を作ることを目的にしています。また、チーム間の連携を深めるきっかけや、より良い開発環境づくりにつなげたいという思いもありました。

北島フロントエンド相談会は、どのくらいの頻度で、どういった内容を相談しているのですか?

加藤現在は週に1回のペースで実施しています。はじめに、各自が取り組んでいる業務を共有し、次に困っていることを相談をする流れで進めています。また、技術のトレンドや、外部の勉強会で得たナレッジを紹介することもあります。相談会をきっかけに、業務改善につながったこともありました。「この技術はOfferBoxでも活かせるかも」といった、プロダクトへの応用の可能性を話すこともあります。相談会は、情報共有や技術の深掘りだけでなく、今後の開発の可能性を広げるきっかけにもなっていると感じています。
この相談会は、すぐに成果を出せるような取り組みではないかもしれません。しかし、相談会で見えた改善点に取り組んでいくことで、フロントエンドの領域やUX(ユーザーエクスペリエンス)の改善につながっていくはずです。小さな積み重ねを続けることで、数年後に「あのとき相談会をやっていたから」と振り返ることができる、意味のある活動になるはずだと思っています。

北島この1年間、フロントエンドの開発に携わるなかで、大変だった時期はありましたか?

加藤学生が自身の学校について入力するために必要なデータを整理し直すプロジェクトを進めていた時期です。このプロジェクトは、学生向けのUI・UXを改修するだけでなく、OfferBoxを利用する企業側の改修も必要だったため、影響範囲が大きな取り組みでした。私が担当したのは、学生が学校情報を入力する際に、表記揺れが発生しにくい仕様を実装として反映する部分です。企業が学生にオファーを送るときに、学校情報の認識にズレが起きないようにすることを目的としました。

プロジェクトを始めた当初は、UIロジックの設計から実装までを一人で担当しました。リリース期限が決まっているなかでのプロジェクト進行だったので、スピード感を持って取り組む必要がありました。i-plugに入社して以来、もっとも負荷の高い時期だったと思います。しかし、試行錯誤を重ねながらの開発だったので、自身のスキルの向上につながったと感じています。多くの学びを得ることができた、非常に有意義なプロジェクトでした。

私が所属するチームのフロントエンドエンジニアは、2024年11月から12月ごろにかけて2名が加わり、現在は3名体制です。一人でチーム全体のフロントエンドを開発していた頃とは異なり、作業を分担することで、以前よりも効率的にフロントエンドの開発を進められるようになりました。今では、私を含めた3名で協力しながらチームのフロントエンド開発に取り組める体制になっています。

北島最後に、加藤さんの今後の目標を教えてください!

加藤フロントエンドの開発の観点から、OfferBoxをより良くしていきたいです。フロントエンドの開発改善を積み重ねることで、UI・UXが向上し、開発におけるフロントエンドエンジニアの存在感も高まっていくはずです。そして、結果的にUI・UXの改善サイクルを加速させ、プロダクトとしての価値向上にも貢献できると考えています。そのために、まずは小さなことからでも自ら率先して取り組み、「フロントエンド相談会」などを活用しながら改善を進めていきたいです。
また、生成AIを積極的に活用し、メンテナンスしやすいコードを素早く実装していきたいと思っています。メンテナンスしやすいコードは、機能の改修や拡張がしやすくなり、開発スピードを高めることにもつながります。結果として、より早く価値ある機能をユーザーに届けることができるはずです。これらを実現するために、生成AIをうまく活用しながら開発を進めていきたいです。
これからも、課題を一つずつ解消していき、フロントエンドの開発体験、リリースまでのスピード、そしてコードの品質が確実に向上したと実感できるように、引き続き頑張っていきたいと思っています。

北島ありがとうございました!

 

お知らせ

2025.04.22
「i-plugグループ 2025年度上期キックオフ」を開催しました

こんにちは、コミュニケーションデザイン部(PR)の鹿毛です。
2025年4月から、i-plugグループは上期をスタートしました。i-plugグループは、期初にオフラインで集まりキックオフを行っています。今回も、2025年4月にキックオフを開催しました。今回は、入社式、戦略発表、アワード、フリータイムの4部構成で実施。当記事では、キックオフの様子をお届けします。

i-plugグループのキックオフについて

i-plugグループは、オフラインで集まる「キックオフ(※1)」を毎年4月と10月に開催しています。
企画や運営は、わたしたちコミュニケーションデザイン部が担当しています。総務メンバー、情報システム部メンバーたちと役割を分担しながら、社内のメンバーたちと作り上げるキックオフです。

今回のキックオフの会場は、グランフロント大阪の地下にある「ナレッジキャピタル コングレコンベンションセンター」です。「グループのMV達成に向けて、i-plugグループの価値の再確認する」をテーマに企画しました。

※1「過去のキックオフイベント」に関する記事

開会

i-plugグループのキックオフの司会は、社員が担当します。今回は、2024年に新卒入社した三村さんと成田さんが務めました。総合司会の挨拶とともに、キックオフがスタートしました。

第一部:入社式

第一部は、入社式です。入社式はi-plugとグループ会社のマキシマイズの合同で開催され、計5名の新しい仲間の入社をお祝いしました。

第二部:戦略発表

第二部は役員による戦略発表です。

CEOとCSOによる戦略発表

はじめに、代表取締役 CEOの中野さんと取締役 CSOの山田さんによる発表です。

i-plugがこれまで提供してきた価値と、これからの展望について話がありました。i-plugグループのサービスをご利用いただいているお客様へのインタビュー動画が流れ、私たちが提供すべき価値や、解決すべき社会課題を再認識した第二部でした。

各ビジネスユニットの代表によるパネルディスカッション

続いて、中野さんがモデレーターを務め、各ビジネスユニットの代表が登壇するパネルディスカッションを実施。質問は、キックオフ開催前にメンバーから集めた質問をもとに構成しました。
各ユニットや各部署が、どのようにつながり、どのように価値を発揮していくのかを理解する場となりました。

緊張感の漂うパネルディスカッションかと思えば、笑いも起き、参加者全員が主体的に耳を傾けることができた時間だったと感じます。

戦略発表とパネルディスカッションを聞いた後は、自分ごと化する時間です。参加者の名札の裏には「宣言シート」を準備しました。第二部を通して、多くのことを感じ、理解したはずです。そんな時間を経て、明日から取り組んでいくことを「宣言シート」に記載しました。

「宣言シート」を記入した後は、近くに座るメンバーたちとシェアしました。

第三部:アワード

当社が掲げる5Values(※2)を体現したメンバーを表彰します。今年は、VP賞に5名が選ばれました。そして、MVPはVP受賞者のなかから、当日投票で選ばれます。今回のアワードでは、i-plugだけでなく、グループ会社からも1名ずつMVPが選出されました。
アワードの司会は、昨年VP賞を受賞した神原さんと今泉さん(※3)が担当しました。

 

※2 i-plugが掲げる5Values
①変化を楽しむ
②全てのステークホルダーに対してフェアである 
③共創しながら価値を出す
④創造的な意思を尊重する 
⑤主体的に取り組み、成果創出にこだわる
https://i-plug.co.jp/company/mission/

※3 
顧客と共創しながら採用成功を目指す。VP受賞のメンバーにインタビュー
 「会社の資産となる「情報」が集まるSalesforceをもっと価値あるものに。VP受賞のメンバーにインタビュー

受賞メンバーには、自身が所属する会社の代表からコメントが送られます。

本人からの喜びや心境、感謝などのコメントの時間も。

アワード受賞者たち

第四部:フリータイム

第四部はフリータイムです。オンラインでしか会話したことがない人と話したり、チームメンバーやグループ会社のメンバーと交流したり、盛り上がりをみせていました。サブコンテンツとして、第二部で書いた「宣言カード」の内容を共有してシールを集めるゲームをしました。多くシールを集めた人から抽選で約10名に、後日プレゼントが送られます。

閉会

みんなで集合写真を撮影して終了です。人数が多くなり、撮影が大変になってきました。

キックオフ閉会後は、多くのメンバーがご飯にいく様子が見られます。各チームで集まったり、同期入社のメンバーで集まったりなど、さまざまです。
以上。「i-plugグループ 2025年度下期キックオフ」のレポートでした。

ダイジェストムービーを公開中

「i-plugグループ 2025年度上期キックオフ」のダイジェストムービーを公開しています。動画を通して、i-plugの雰囲気を味わってみてください。

カメラマン:岩田 尭大

お知らせ

2024.11.08
会社の資産となる「情報」が集まるSalesforceをもっと価値あるものに。VP受賞のメンバーにインタビュー

社員を表彰するアワード(MVV AWARD※)にてVPを受賞した神原さん。仕事に対する思いや、今後の目標についてインタビューしました。

(※)i-plugが掲げる5Values、「変化を楽しむ」「全てのステークホルダーに対してフェアである」「想像的な意志を尊重する」「共創しながら価値を出す」「想像的な意志を尊重する」「主体的に取り組み、成果創出にこだわる」。MVV AWARDでは、この5Valuesを1年間で最も発揮した社員に贈られる賞です。

株式会社i-plug

神原さん戦略情報システム部 DX推進グループ

社会人は、保育士としてのキャリアをスタート。その後、IT企業へ事務職で入社。事務処理だけでなく、SalesforceのSlerとしての知識を広げ、お客様への提案をするなど役割を広げる。その後、2022年8月にi-plugへ入社。

 

鹿毛 ファーストキャリアは保育士である神原さん。保育士時代から、i-plugへ入社するまでの経緯を教えてください。

神原私は保育士からキャリアをスタートしました。保育士は憧れの職業だった一方、オフィスで働くOLへの憧れも捨てきれなかったのです。保育士をやめて、オフィスワークをするためにIT企業の事務として転職しました。事務だけでなく挑戦できることはしてみようと、タスクが片付いたら「他にできることありますか?」と声をかけていました。手を挙げたら挑戦させてくれるすごく良い環境でしたね。そんなことをしていると、気がついたら「Salesforceに詳しい人」になっていたのです。内勤で事務を担当していたはずが、お客様にSalesforceの運用やシステムの改善を提案するまでになっていました。「Salesforceを導入したけれど、うまく活用できなかった」または「運用が現場に定着しなかった」と悩みをもつお客様への提案が多かったです。
そういった仕事を続けていると、自分の提案を取り入れてもらった後に現場がどう使ってくれているのかなど、納品後の状態が見られないことに少し煩わしさを感じ始めました。より現場の近くにいながら、業務への助けになる仕事がしたいと思い、転職を考えました。
Salesforceを自社内で運用、構築している会社であることと、サービスへ共感ができる会社であることを軸に転職活動し、i-plugへの転職を決めました。

鹿毛 現在、i-plugで担当する仕事を教えてください。

神原Salesforceの運用と保守をメインに担当しています。Salesforceを活用した業務効率化を目的として、業務を自動化するシステムの構築などを担当しています。そして今期から、Salesforceのリプレイスプロジェクトが始まりました。

鹿毛 VP受賞において、「Salesforceのリプレイスプロジェクト」での神原さんの働きが称賛されていたと思います。プロジェクトについて詳しく教えてください。

神原i-plugのSalesfoceの活用では主に2つの課題がありました。

1つは、Salesforceを最大限に活用できていないことです。たくさんのデータが集まる場所になるべきですが、使いたい人が使うサービスになってしまっています。
2つ目は、システムが複雑化しすぎていることです。複雑化していることで、一つの改善を試みると全体に影響が出てしまう危険性があります。そうするとたった一つを改善するにも、必要以上の時間を要してしまうのです。Slaceforceを導入して以降、たくさんの人がシステムの構築や改善に携わっていました。全体感を考慮せずに、1つの事象だけをみて継ぎ接ぎで改善を進めてしまった結果です。同じような課題を抱える企業をこれまでも多くみてきました。i-plugだけが陥っている事象ではありません。

「Salesforceのリプレイスプロジェクト」は、こういった状況を改善しようと立ち上がったプロジェクトです。現場の方が使いやすいようにすることと、継ぎ接ぎになっていたシステムを整理することをメインに進めています。

鹿毛 プロジェクトを進めるなかで5Valuesのひとつ「主体的に取り組み、成果創出にこだわる」を最も具現化していたと評価されていました。仕事するうえで意識していることはありますか?

神原さまざまなことに興味をもつ性格なので、「自分でやってみること」に抵抗がないのだと思います。そのため特別意識していることはありません。 仕事をするうえで、「実際サービスを使い、活用する人にとって価値のあるものを提供したい」という思いがモチベーションです。依頼されたことだけをシステムに落とし込む作業はしないようにしています。本質的な課題の改善になるのかを探るために、依頼の背景や考え方をヒアリングするようにしています。ヒアリングするようになったきっかけは、「興味」があったからです。 そんな「性格」とモチベーションになる「思い」が、i-plugのValueにマッチし、評価してもらったのだと思っています。

鹿毛 今後の目標を教えてください。

神原「Salesforceのリプレイスプロジェクト」は、今も進行中のプロジェクトです。第一弾の改修を終えてから時間が間もないので、まだ現場には混乱する人がいる時期だと思います。これからは「さらに良いものにするために」を考えながら、プロジェクトを遂行していきたいです。

また、日々営業活動の傍ら、Salesforceに情報を入力をするメンバーの時間が無駄にならないようなシステム構築に努めたいです。Salesforceには、多くの情報が入ります。その情報は、会社にとって大きな資産となるのです。単に情報が集まる場所にするのではなく、活用できるようなシステム環境にしていく必要があります。そうすることで、「情報」がより大事な「資産」へと変わるのです。

VP受賞を通して、私がこれからやりたいことや、「実際サービスを使い、活用する人にとって価値のあるものを提供したい」という思いが伝えられたと思っています。だからこそ、思いばかりを語るのではなく実行にうつし、メンバーの人たちの頑張りに貢献したいです。

鹿毛 ありがとうございました。

お知らせ

2024.06.25
顧客と共創しながら採用成功を目指す。VP受賞のメンバーにインタビュー

社員を表彰するアワード(MVV AWARD※)にてVPを受賞した今泉さん。目標達成に向けた取り組みや顧客の採用成功に向けた思いについてインタビューしました。

(※) i-plugが掲げる5Values、「変化を楽しむ」「全てのステークホルダーに対してフェアである」「想像的な意志を尊重する」「共創しながら価値を出す」「想像的な意志を尊重する」「主体的に取り組み、成果創出にこだわる」。MVV AWARDでは、この5Valuesを1年間で最も発揮した社員に贈られる賞です。

株式会社i-plug

今泉さん営業統括部 CS1部 CS第2グループ

大学卒業後、2022年4月i-plugへ新卒社員として入社。CS1部に所属し、首都圏の企業を中心にOfferBoxの既存顧客を対象とした営業を担当。2024年4月より、同営業部にてチームリーダーを務める。

北島現在担当している仕事を教えてください。

今泉前回のインタビュー時から変わりなく、現在もCS1部に所属しています。首都圏の企業を中心に、OfferBoxを利用している企業の採用成功に向けた支援や、次年度以降も継続的に利用してもらうための営業活動を担当しています。具体的には、採用したい学生ターゲットと要件の策定のサポートや、採用プロセスの見直しなどを行っています。

北島前回のインタビュー時では「社会人2年目は数字の結果を残せるCSになりたい」とお話していて、見事通期の営業目標を達成。有言実行ですね!目標達成に向けて、心がけていることはありますか?

今泉何事も前向きに捉え、全力で取り組むことを心がけています。稀に外的な要因で結果が左右されてしまうことがあります。これを「運が悪かった」と考えてしまうと、自分の成長を諦めることにつながると思うのです。成長の機会を失わないように、すべてに全力で取り組むことを心がけています。もし全力で取り組んだうえで失敗しても、全力で取り組めば「これだけ頑張ったなら仕方ない」と思えるはず。なので上長との週に1度の1on1では、「今月の予算は◯円です。現時点の実績は×円なので、来週までに△円にします。」と具体的な数字と行動目標を宣言していました。そうすることで、自身の現状の理解と目指すべき数値、そして実施すべきことが具体的にみえて、通期目標の達成に繋がったと思います。

また新卒1年目のとき、「期待しているよ」「頑張っているね」と社内で声をかけていただく機会が多くありました。嬉しいことですが、新卒1年目は予算を課せられておらず、数字で結果を出せているわけではなかったのです。自身の立ち振る舞いに対して「なんとなく良い評価をもらえている」という気持ちで少し悔しくも感じていました。だからこそ、新卒2年目は数字で結果を残し、そのうえで評価してもらいたいという意気込みで業務に取り組んだ1年でした。結果、通期目標を達成することができたので、とても嬉しかったです。

北島素晴らしいですね!さらに2023年度の「MVV AWARD」のVP受賞、おめでとうございます。受賞した時のお気持ちを教えてください。

今泉まさか自分が選ばれるとは思っていなかったのでとても驚きました!実は前日に、2年前のMVV AWARDを思い返していました。当時の私はまだ入社したばかりで、今の自分と同じ「新卒3年目」の先輩が受賞していたのです。「新卒3年目で受賞できるなんてすごい!」と思っていたので「いつか受賞したい」と思いながら当日を迎えました。なので、名前を呼ばれたときは嬉しい気持ちでいっぱいでした。また受賞した理由を聞いて、会社の方向性と自分の仕事の向き合い方が共通していると改めて理解できたことも良い機会でした。

北島受賞した理由に5Valuesのうち「ステークホルダーに対してフェアである」「共創して価値を出す」の2つが特に評価されていました。まず1つ目の「ステークホルダーに対してフェアである」について、日々の業務で今泉さんが意識していることはありますか?

今泉採用支援において、利用企業に対して「こうしたほうが良い」と一方的に伝えるのでなく、考えや気持ちをお伺いしたうえで提案することを意識しています。例えば、企業から学生に送られるオファーについてです。OfferBoxはサービスの仕組み上、学生にオファーを送る際に、企業側は一斉送信をすることができません。企業が求める「学生」に合った条件で検索し、学生一人ひとりに丁寧なオファーを送ることが、マッチングの精度向上につながると考えているからです。

しかし、初めからこの考えに共感いただくことが難しい場合もあります。全ての人が同じ考えをもつわけではないですし、採用手法もさまざまです。いきなり私たちが考えるOfferBoxの使い方を押しつけることはせず、まずはお客様とフラットに意見交換をしながら、OfferBoxを使ってもらいます。そして、採用状況を振り返りながら、OfferBoxのサービスの仕組みを理解し、共感いただけるように採用の支援をしています。

北島続いて「共創して価値を出す」についてです。受賞コメントに「他人事ではなくて自分事として顧客と関わり、共創して価値を出す強みを発揮した」とありました。CSとして担当企業の採用支援に携わるなかで、どのような関わり方を心がけていますか?

今泉「OfferBoxのCSだから、OfferBoxの採用支援だけを行う」のではありません。可能な限り企業の新卒採用の全体像をみながら、ともに採用成功を目指すことを心がけています。そのためにはまず、自分が採用担当者の立場になって考える必要があると思います。例えば、選考中の学生のプロフィールを採用担当者と確認し、「この学生にはどんな魅力を訴求したら、より興味を持ってもらえるか」など、お客様と意見交換をすることもあります。
また、採用が得意な企業もいれば、採用を始めたばかりで何をどうするべきなのか分からない企業もいます。それぞれの状態に合わせて、新卒採用全体を一緒に見直すことで、少しでも採用を前に進めることができればと思っています。最近は、担当企業から感謝の言葉をいただく機会も増えました。今後もこの考えは大事にしながらフォローをしていきたいと考えています。

また私が所属するCS1部では、2023年秋頃から「採用プロセス設計プロジェクト」を実施しています。採用プロセスとは、採用計画から内定承諾までの一連の流れのことを意味します。
プロセス設計プロジェクトは、OfferBoxの活用スキルの向上だけではありません。各企業が学生とより良いコミュニケーションを取ることで、採用成功につなげることを目的としています。具体的には、自社の魅力訴求や面接後の学生へのフォローの方法などをより良いものにする提案をしています。OfferBoxをうまく活用できていても、その後の「学生の見極め」や「自社の魅力づけ」が上手くいかなければ、採用成功につながりません。そういった思いから、部としてこのプロジェクトを実施しています。
また、プロジェクトを通して担当企業の理解を深めることもできます。CSの一人ひとりが担当企業の理解を深め、採用成功のプロセスにおける提案力を身につければ、採用市場にも良い影響を与えると思うので、今後もこの力を身につけていきたいです。

北島今年4月にチームリーダーになった今泉さん。今後の目標を教えてください!

今泉i-plugに新卒入社したメンバーのなかで、新卒3年目でチームリーダーに昇格したのが最速、と入社時に聞いていました。「新卒3年目で昇格できたらかっこいいな」と思っていたので、実現できて嬉しいです。昇格することを目標に努力したわけではなく、目の前のことを最大限頑張った結果、チームリーダーになることができたと思っています。現状に満足せず、引き続き結果を出すことは常に意識していきたいです。

また、新卒3年目は個人目標だけでなく、チーム目標も達成できるように努めます。そのためにも、自分の営業方法やOfferBoxの利用企業への採用支援の方法を型化していく必要があると思います。今までは感覚的に判断して取り組んだことも多かったので、周囲に自身の営業方法を伝えられるように、再現性のある形にしていきたいです。
そして、OfferBoxの利用企業に対して、より包括的な新卒採用の支援も行っていくことを目指します。チームメンバーと共に、セールスではなく、CSとしての価値を発揮できるような人になりたいです。全員の強みや個性を活かしつつ、情報共有や話し合いをしながら一緒に成長していきたいと考えています。

北島ありがとうございました!

お知らせ

2024.06.19
パートナー企業とOfferBoxを世の中に広めていきたい。VP受賞のチームリーダーにインタビュー

社員を表彰するアワード(MVV AWARD※)にてVPを受賞した柴田さん。「OfferBoxを広めていきたい」という思いのもと、パートナー営業部でどのような取り組みをしているのかインタビューしました。

(※)i-plugが掲げる5Values、「変化を楽しむ」「全てのステークホルダーに対してフェアである」「想像的な意志を尊重する」「共創しながら価値を出す」「想像的な意志を尊重する」「主体的に取り組み、成果創出にこだわる」。MVV AWARDでは、この5Valuesを1年間で最も発揮した社員に贈られる賞です。

株式会社i-plug

柴田さん新卒事業本部 パートナー営業部 PRMグループ

大学卒業後、2019年4月にi-plugへ新卒社員として入社。首都圏の企業を中心にOfferBoxの新規営業と既存営業を経験。その後、2021年7月にパートナー営業部に異動。現在は同営業部にてチームリーダーを務める。

北島i-plugに新卒入社し、最初の配属は直販営業だった柴田さん。どのような経緯でパートナー営業部に異動したのですか?

柴田入社当初は首都圏の企業を中心に、OfferBoxの新規営業と既存営業を担当していました。入社3年目のタイミングで「OfferBoxの販売代理店(以下、パートナー企業)営業に挑戦してみないか」と声をかけてもらいました。OfferBoxを広めていく直販営業に楽しさを感じていたので、半年ほど悩み…。パートナー営業部のメンバーから話を聞くなかで、「パートナー営業は、自社の売上だけでなくパートナー企業の売上にも貢献することになるので、パートナーの会社組織の成長も見ながら業務をする難しさがある」と聞きました。自分にその役目が務まるかどうか不安ではありましたが、OfferBoxを広めていく営業としてもっと成長できる良い機会かもしれないと思い、異動しました。

北島パートナー営業部での現在の仕事内容を教えてください。

柴田現在、OfferBoxの運用ノウハウを保有するパートナー企業には、i-plugが掲げる「OfferBox認定パートナー基準」を設けています。プラチナ・ゴールド・シルバー・ブロンズの4段階の基準があり、このなかの「プラチナ」「ゴールド」のパートナー企業を担当するチームのリーダーを務めています。OfferBoxの提案方法や運用フォローの方法を、パートナー企業に伝えることが主な業務です。必要に応じて商談に同席し、メーカー側としてお話しすることもあります。

私が担当しているパートナー企業は、積極的にOfferBoxを提案しています。しかしパートナー企業は、代理販売を行うサービスを他にも持っているため、OfferBoxを優先的に販売してもらう施策を常に考えています。また、パートナー企業とi-plugがどう連携したら双方の利益が上がるかなど、戦略的な部分も考えながら日々業務を行っています。

北島柴田さんがOfferBoxを広めるために努力した結果とも言える「MVV AWARD」のVP受賞おめでとうございます!受賞した時のお気持ちを教えてください。

柴田まさか選ばれるとは思わず最初は驚きましたが、嬉しい気持ちが強かったです!特に、ここまで育ててもらったグループマネージャーの安田さんへの感謝の気持ちでいっぱいでした。私一人の力では間違いなく受賞できなかったので、現状に甘んじず今後の成果で、皆さんに恩返ししていきたいと思います。

北島受賞の理由として「主体的にパートナー企業に関わったことでの強固な信頼関係を構築した」というエピソードが上がっていましたね。この内容について教えてください。

柴田担当するパートナー企業のなかに、OfferBoxの販売代理を数十名で行う企業があります。OfferBoxを販売する人が多い一方で、OfferBoxの理解度合いにバラツキも。各営業担当の不安な点を解消するために、パートナー企業に訪問する機会を定期的に作り、コミュニケーションを取る頻度を増やしました。その結果、各営業担当のOfferBoxの理解度が向上したのです。今ではOfferBoxを熟知したうえで、OfferBoxに可能性を感じ、率先して販売いただいています。「OfferBoxを使えば、新卒採用で成果が出る」という認識が広がった結果でありとても嬉しいです。現在は週に1度、パートナー企業に常駐しており、パートナー企業には自席も用意され、一緒に業務をしています。

北島販売代理を行うサービスが他にもあるなかで、柴田さんの担当するパートナー企業が、OfferBoxに強い信頼をおいて販売しているのはなぜですか?

柴田パートナー企業の営業担当の「OfferBoxに対する認識」を大きく変えたことがきっかけだと思います。営業に対するマインドや営業目標などはパートナー企業によって異なります。しかし「お客様が採用において成果を出すことができたか」は、採用支援をするうえで誰もが共通して認識するべきことだと考えているのです。この思いを伝えるために「お客様にとって一番良いサービスとは何か」を大前提とした営業手法の勉強会を開催しました。また、OfferBoxが大切にする「お客様の採用成功を見据えた提案を行う」というスタンスに共感いただいた企業がOfferBoxのパートナー企業になっています。私たちと共通の思いを持ちながら、OfferBoxを世の中に広げる仲間が増えていることがとても嬉しいです。

北島i-plugでは前例のないパートナー企業への「常駐」。どのようなスケジュールで過ごしていますか?

柴田週に1度、午後からパートナー企業へ出社しています。各営業担当の困っていることや案件の進捗状況などを伺っていると、あっという間に終業時刻です。最近は「お世話になっております」よりも「お疲れ様です」の挨拶が増えていて、距離が縮まっていることを実感しています!

北島受賞した理由に5Valuesの「主体的に取り組み、成果創出にこだわる」を体現していたと評価されていました。柴田さんが働くうえで意識していることはありますか?

柴田営業なので、成果=数字であることの意識は欠かせません。達成するためには何をすべきかを日単位で逆算しています。その行動が、パートナー企業の状態把握や案件の進捗確認、OfferBoxを代理販売いただくための施策検討など、日々の習慣につながっていると思います。

パートナー営業の場合、パートナー企業を通してOfferBoxを販売いただくので、数字のコントロールが難しいことが稀にあります。以前、新規売上が「0円」のまま月末を迎えてしまい、営業として挫折を感じた経験がありました。そのとき、自分がすべきだったことを見直した時間が、今に活きているのです。特に「パートナー企業との関係構築」はこの経験から強く意識しています。当時、パートナー企業とのコミュニケーションが密に取れていれば、状況把握や売上の見込みを立てることができたはず。そんな後悔が残りました。この挫折経験は今でもトラウマですが…。おかげで、数字への意識やパートナー企業の小さな変化に気づくことができるようになりました。

北島昨年9月にチームリーダーになった柴田さん。今後の目標を教えてください!

柴田今年の4月からパートナー営業部のチーム編成が変わり、私のチームが部内で最も予算が高いチームになりました。責任あるポジションを任せてもらっているので、個人とチーム両軸で毎月達成できるように努めていきたいです。また、リーダーとして、メンバー全員で課題や悩みを考え合えることのできるチーム作りを意識しています。素晴らしい意見やアイデアをたくさん持っているメンバーなので、今後も意見交換を活発化させていきたいです。そして、チームから波状して部に展開していくことも目標です。
加えて、パートナー企業がどのような思いでOfferBoxを販売代理しているか、社内に浸透させていく必要があると思っています。「OfferBoxを正しく理解して、お客様に使っていただきたい」という思いの原点は、直販営業も代理店営業も変わらないはずです。社内にパートナー営業についての情報も展開し、営業部一丸となってOfferBoxを拡販していきたいです。

北島ありがとうございました!