i-plugグループは、2024年7月にグループ会社共通のMissionとVision(以下、MV)を策定しました。策定後、社内への認知と浸透を目的とした施策を実施し、以前記事(※1)で紹介しました。その後も、継続して浸透施策を実施しているので紹介します。当記事で紹介するのは、2025年6月と7月に実施したイベント施策です。
※1 i-plugグループのMVを策定してから浸透のためにやったこと
はじめに〜i-plugグループのMVとは〜
グループMVは、i-plugだけでなくグループ会社のイー・ファルコンとマキシマイズと共通のMVです。内容はこちらです。
【Mission】 つながりで、人の可能性があふれる社会をつくる
私たちは、人の可能性を信じています。
一人ひとりが持つ多様な能力や個性が存分に発揮されたとき、人はもっとイキイキと働ける。もっとじぶんらしく輝ける。だからこそ私たちi-plugは、人・組織・社会のつながりのあり方をより良くすることで、より多くの人の可能性を最大限に引き出していきます。
より良いつながりで、誰もがワクワクしながら自己実現していける「可能性あふれる社会」をつくる。一人でも多くの個の力を呼び起こすことで、日本が直面するさまざま問題が解決され続ける明るい未来を切り拓いていく。 このミッションの実現は、簡単なことではありません。だからこそ私たちは、挑戦します。
ともに働く仲間と、想いを共にするすべてのパートナーの皆さまとともに、人の可能性があふれる社会をつくっていきます。
【Vision 2030】 未来を担う若い世代から、もっとも選ばれるプラットフォームになる
私たちは、一人ひとりが自分らしいキャリアを育てられるプラットフォームを実現することで、新卒採用・中途採用領域といった枠組みを越えて、未来を担う若い世代からもっとも選ばれる存在になります。
▶︎参考
「#8 i-plugグループの新しいMissionとVisionについて/ シリーズ:中野さん!ちょっと教えてください。」
「i-plugのMVVに関するサイト」
浸透のためにやったこと〜2025年夏編〜
エンゲージメントカードで相互理解イベント
MV達成に向けて成長するためには、MVの理解を深めることだけが重要ではありません。自身のことや共に働くメンバーを理解することが大切です。特に、部署を超えたメンバーと交流を通じて、「人」の可能性を感じて欲しいと考え、当イベントを企画しました。たとえば、「この人となら面白いことできるのでは?」「この部署と連携したらもっとi-plugの可能性が広がるのでは?」「この人からこんなこと学びたい」などです。
エンゲージメントカードについて
エンゲージメントカード(※)は、自分の価値観を知るだけでなく、グループ内のメンバーの価値観に触れ、相互理解を深めるゲームです。
- 3〜6名のチームに分かれ、7枚ずつカードを配布。カードには「情熱」「家族」「愛」「感謝」「自由」など、多様な価値観に関するキーワードが書かれています。
- 山札から1枚カードを引きます。手札の8枚のなかから「自分にとって、最も遠いと感じる価値観のカード」を1枚捨ててください。これを一人ずつ繰り返します。
- 2の「引いて捨てる」作業を、山札がなくなるまでチーム内で繰り返します。
- 山札がなくなった時点で手元に残った7枚のカードが、「自分にとって、大切にしている価値観」です。
- 最後に残った7枚のカードについて、チームメンバーへ説明します。
大切にしてきた価値観を説明する人や、足りないからこそ意識している価値観を説明する人など、説明の内容においても多様な価値観を知るのです。
※ エンゲージメントカード https://engagement-card.com/
当日の様子
今回は、東京オフィスと大阪オフィスにて同日に開催しました。チーム分けは、メンバーの属性が多様になるように生成AI「Gemini」を活用。具体的には入社日や役職、部署などがバラバラになるようなプロンプトを考えました。

大阪オフィス

東京オフィス
「⚪︎⚪︎さんっぽい!」「そのカードを捨てるんだ!」など色々な声が飛び交っていました。そして、残った7枚のカードを説明する場面では「そういう意図があるのか」「たしかにその解釈もある」などの感想が多く聞こえました。
7枚のカードの説明だけではありません。「もしあと1枚選べるとしたら?」「どれが一番迷ったカード?」など、相手の考えをより深める議論もあったようです。
エンゲージメントカードを終えたチームから、自由交流タイムです。エンゲージメントカードの結果を共有するなど、盛り上がっていました。
東京オフィスと大阪オフィスにて同日に開催したので、オンラインで繋いで交流しました。i-plugでは、リモートワークが浸透しているので、拠点を超えたメンバーとのオンラインミーティングが日常的に行われています。今回はリラックスした時間にオンラインで繋いだことで、いつものオンラインミーティングとは違った雑談やコミュニケーションが生まれているようでした。
イー・ファルコン交流イベント
i-plugグループ全体でミッション達成を目指すため、グループ会社同士の理解を深めることが必要だと考えました。以前から(※)グループ会社のサービスの勉強会や交流会を実施。今回は、グループ会社「イー・ファルコン」のサービス「eF-1G」の理解を深めること、そして「人」の理解を深めることを目的とし開催しました。
※ 「i-plugグループのMVを策定してから浸透のためにやったこと」
適性検査「eF-1G」を使ったゲームの実施
グループ会社「イー・ファルコン」が提供する「eF-1G(※)」は、個人の特性を多様な項目で測定します。今回のゲームは、そのなかでも、仕事への取り組み方を示す「認知・思考スタイル」と役割志向を表現した「役割志向8タイプ」の2つの項目を使用しました。
「認知・思考スタイル」は、仕事の取り組み方をA〜Eの5つのスタイルに表現しています。「戦略的」「中立的」などのスタイルです。「役割志向8タイプ」は、組織のなかで担う役割を8つの動物タイプで表現しています。たとえば、役割を果たす「ウマタイプ」、周囲をリードする「トラタイプ」などです。
※eF-1Gとは https://www.e-falcon.co.jp/ef-1g
今回のイベントは、指名された社員3名の「認知・思考スタイル」と「役割志向8タイプ」をチームで当てるゲームです。3〜4名で構成された4つのチームが、指名された社員3名に2つずつ質問をします。具体的には「出張の時のご飯はどうしますか?」「旅行に行く時はまず何から準備しますか?」「仕事をするうえで、一番大切にしていることは何ですか?」などの質問がありました。これらの回答をもとに、3人の「認知・思考スタイル」と「役割志向8タイプ」を当てるゲームです。
当日の進行役は、イー・ファルコン代表の田中さん(※)と、イー・ファルコンの石村さんが担当してくれました。
※ 「#1 株式会社イー・ファルコンについて/シリーズ:i-plugグループを知る」

当日、指名された3名と進行役の田中さん

質問タイム

シンキングタイム
話し合って考えるチーム、回答をまとめて考えるチームなど、意見のまとめ方にも特徴がありおもしろかったです。

シンキングタイム2
各チーム、回答をまとめたら結果発表と解説タイムを実施。意外な結果も多く、大盛り上がりでした。
ゲーム終了後も、「もっと詳しく知りたい」と、東京オフィスのイベントの進行役を務めたイー・ファルコンの石村さんの周りに人だかりができていました。
当日は、複数のイー・ファルコンの社員が参加してくれました。グループ会社のサービス理解だけでなく、会社を超えたメンバーとのとの交流ができました。また、勉強会ではなく、ゲームを通してサービスを学べたことでさらに理解が深まったように感じます。
以上が、MV浸透のために実施したイベントの紹介でした。今後もMV達成に向けた行動が自然と生まれるように、さまざまなことを実践していきたいです。