お知らせ

2025.02.17
#3 月1回はチームで集まるコミュニケーションDAY/パートナー営業部 マネージャー安田の1日

販売代理店(以下、パートナー企業)とともにOfferBoxの拡販をするパートナー営業部。最近では、月に1回コミュニケーションDAYと呼ばれる、出社日があるそうです。そんな出社日をパートナー営業部グループマネージャーの安田さんの1日を通して紹介します。

株式会社i-plug

安田さんパートナー営業部 グループマネージャー

大学卒業後、金融系企業に入社し、顧客のカウンセリング業務を担当。2019年9月、i-plugに入社。法人マーケティング部や名古屋支社立ち上げの営業担当に従事した後、パートナー営業部に異動。現在は、パートナー営業部のグループマネージャーを務める。
愛犬(柴犬)の名前は「トト」と「まろ」。

 

鹿毛はじめに、パートナー営業部について教えてください。また、安田さんの仕事を教えてください。

安田パートナー営業部は、パートナー企業とともにOfferBoxを拡販する部署です。部署のミッションとして「OfferBoxのMissionに共感していただける仲間を集め・共創し新卒採用の最適なマッチングを最大化させていくこと」を掲げています。
日常的に、パートナー企業の経営層と話すことが多く視座が広がります。そこが当部署で働く魅力ですね。OfferBoxの拡販だけを考えるのではなく、パートナー企業の利益や戦略など経営のことも考えながら、サポートすることが多いからです。

私はパートナー営業部のグループマネージャーです。パートナー企業への営業だけでなく、グループの予算策定や採用、マネジメントも担当しています。

<パートナー営業部メンバーの記事>
息子が自慢できる母親になりたい。育児と仕事を両立するチームリーダーへインタビュー
業界未経験から1年でチームリーダーへ抜擢。パートナー営業部の成長を求めて
パートナー企業とOfferBoxを世の中に広めていきたい。VP受賞のチームリーダーにインタビュー

鹿毛部署にはどのようなメンバーが多いですか?

安田パートナー営業部は、プロ意識が高いメンバーが多いように感じます。i-plugの5Values(※)の中でも特に「主体的に取り組み、成果創出にこだわる」や「共創しながら価値を出す」を体現していると感じることが多いです。たとえば、求められている質以上の仕事を成し遂げることです。理由としては、パートナー企業の営業担当の育成やパートナー企業ごとの戦略を考えることが多いからだと思います。メンバーであっても、役職者ほどのマネジメントスキルを必要とされているのです。私自身、マネージャーという役割ですがメンバーをマネジメントするより、共創して何かを成し遂げている感覚に近いです。
初めからそういったスキルをもった人が集まっているわけではありません。パートナー企業とともに、成長していくものです。また、新しく部署に入ってきた人には、各々のスキルや期待値にあったオンボーディング研修も用意しています。

i-plugの5Values

鹿毛メンバー全員で集まる「出社日」はありますか?

安田パートナー営業部では「コミュニケーションDAY」と呼ぶ出社日があります。最近は月に1回程度、それぞれが所属するオフィスに出社。全体で16名いますが、東京と大阪に所属している人数は約半々です。
会うのは出社日だけでなく、休日にBBQなどを開催することもあります。

安田さんの1日紹介〜出社日編〜

9:00   オフィスへ移動・寄り道

10:00が部署の出社日で決めた始業時間なので、それまでに支度を終えて移動します。せっかく部署のメンバーと集まるので、みんなに差し入れを買いにちょっと寄り道。スタバを買うことが多いですが、お菓子を買う日もあります。

10:00  出社・始業

部署で設定している出社日なので、社内のミーティングを入れすぎないようにしています。メンバーにも、出社日はリアルなコミュニケーションを優先するように依頼しているのです。雑談でも良いので、リアルにコミュニケーションを取ることが優先です。
私はオフィスに到着後、オフィスにいる部署のメンバーと雑談しました。

10:30  メールとタスクの処理

昨日の終業後に届いたメールや、細かいタスクの確認と処理をします。

11:00  ノウハウ共有会

出社日には必ず「ノウハウ共有会」を開催します。パートナー企業との会話や、よかった事例などを共有する会です。
複数人が集まっての議論は、リアルの方が向いてると感じています。オンラインだと誰かが話している時間は、声を出して賛同したり、隣の人と意見を共有したりすることが難しいです。一方で、リアルな場で複数人が集まると、自分のターンを待たずとも、各所で議論が起き、声を出して賛同するなどの反応が取りやすいように感じます。だから、「ノウハウ共有会」はリアルで開催するようにしています。

12:00  予算会議

今日は、来期の予算についての会議に参加しました。各部署のマネージャーや役員が集まり、予算について話します。

14:00  遅めのランチ 

予算会議が2時間あり、疲労が出てくる頃です。遅めのランチへ行きました。

15:00  メールとタスクの処理

メールや細々としたタスクの処理をします。
今日は、予算会議で出た意見に対して、改善や再考できる項目を洗い出し、予算の見直しをしました。

16:00  チームリーダーの柴田さんと1on1

パートナー営業部のチームリーダー、柴田さんと1on1です。内容は、チームの状況確認、柴田さんの業務の進捗についてです。業務についてだけでなく、雑談もします。

16:30  電話

私はグループマネージャーなので、メイン担当として企業の担当をすることはありません。しかし、定期的にパートナー企業の方と情報交換をします。雑談も多いですが、今日は市場動向について情報交換の電話をしました。

17:00  表彰式に関するミーティング

パートナーを表彰する「OfferBox Partner Award」を毎年4月に開催しています。今日は、次の開催に向けたミーティングをしました。当日のMC選定や企画についてミーティングしました。

<「OfferBox Partner Award」について>
OfferBoxのパートナー企業を表彰する「OfferBox Partner Award」を開催
第4回OfferBox Partner Awardの中間発表を開催しました

18:00  部署のメンバーと情報交換

出社の日は、ミーティングがなくてもメンバーと気軽に話すようにしています。営業で感じている課題や、市場についての情報を交換し、お互いが思いつく解決策や意見を交換しました。

18:30  メンバーと採用についてディスカッション

パートナー営業部は絶賛、仲間を募集中です!採用を強化するために、できることのアイディアを出しました。最近は、リファラル採用について話すことが多いです。

19:00  メンバーからの相談や質問に回答

今日の仕事の締めは、メンバーからの相談や、質問に回答する時間でした。メンバーからきた相談や質問は、すぐに回答するよう気をつけています。レスの早さはピカイチだと自負。

19:30  終業・部署で飲み会

いつもは犬の散歩(柴犬2匹)のために、帰宅するのですが…。

茶色い方がトトで、黒い方がまろ

今日はせっかくの部署メンバー全員の出社だったので、行ける部署のメンバーを集めて飲み会をしました。仕事以外での人となりを知るチャンスです。
ちなみに、私はお酒が飲めないですが、飲み会は楽しめるタイプ。

21:30  お開き・帰宅

1次会で終了して、帰宅。

以上。安田さんの1日でした!

お知らせ

2024.06.07
ツッコミ合える関係と成功体験を積めるチーム作りを。MVP受賞者へインタビュー

関西・東海のOfferBoxのCSにてグループマネージャーを務める渡邊さん。社員を表彰するアワード、MVV AWARD(※1)にて2023年度のMVPを受賞しました。受賞までのチーム作りについてや受賞した今の思いをインタビューしました。

※1 i-plugが掲げる5Values、「変化を楽しむ」「全てのステークホルダーに対してフェアである」「想像的な意志を尊重する」「共創しながら価値を出す」「想像的な意志を尊重する」「主体的に取り組み、成果創出にこだわる」。MVV AWARDでは、この5Valuesを1年間で最も発揮した社員に贈られる賞です。

株式会社i-plug

渡邊さんCS1部グループマネージャー

大学卒業後、家電を中心に日用品・食品を展開する総合メーカーへ入社しホームセンター向けの営業や新規事業での営業を経験した後、株式会社マイナビへ入社。中途領域の人材紹介事業の営業を担当。2021年i-plugへ入社し、現在はCS部門のグループマネージャーを務める。2023年度MVV AWARDのMVPを受賞。

 

「共創しながら価値を出す」を体現したチームづくり

鹿毛MVV AWARDのMVP受賞おめでとうございます。受賞した時の心境を教えてください。

渡邊嬉しかったです!私の前に発表された受賞者が全員女性だったので「女子たち頑張ってるな…。すごいな。」と思っていた矢先だったので、驚きました。 受賞してからは、多くの方に声をかけてもらいました。これまであまり話したことのなかったメンバーからも声をかけてもらえて、受賞の実感がわきました。

鹿毛MVP受賞において、5Valuesのひとつである「共創しながら価値を出す」を最も具現化していたと評価されていました。チーム作りにおいて、特に意識したポイントはありますか?

渡邊現在はグループマネージャーですが、評価の対象となった昨年度はチームリーダーを務めていました。当時は「ツッコミ合える関係作り」を目指し、チーム内で密なコミュニケーションをとることを意識していました。チームメンバーで交流する機会を増やし、誰かの行動や目標に対する気づきに対して、みんなが対等に話せるチームを目指しました。また、些細な気づきだけでなく、数字の進捗に対して「悔しいのか、嬉しいのか」などの感情を共有できる場を作ったのです。そうすることで、それぞれの数字も気にするようになり、共に一喜一憂し、数字に対する責任が大きくなっているようでした。
結果として、昨年度は、チームメンバー全員が個人目標を達成し、チーム目標も達成したことが、評価してもらえた点だと思っています。

鹿毛個人・チームともに数字を達成したとのことですが、数字においてはどのようなことを意識しましたか?

渡邊徹底的な計画立てです。
昨年度が始まる段階から、担当企業ごとの数字の計画立てをメンバー全員で行いました。継続して利用してもらえそうな企業、継続が難しそうな企業、前年度よりもっと活用してくれそうな企業など、さまざまな観点から数字を細分化し、目標に対する数字を可視化しました。その計画に向けたコミュニケーションを各メンバーに実行してもらったのです。自分たちがお客様と話すなかで、考えて決定した計画なので、各々が責任を持って実行してくれたように思います。

また想像上は無理そうでも「一回やってみよう」を合言葉にしていました。そんなノリにメンバーがついてきてくれたのは「ツッコミ合える関係」ができていたからなのかもしれません。素直なメンバーたちが集まったチームだったのも理由です。一回やってみた結果、「お客様と良いコミュニケーションがとれた」「数字達成に一歩近づいた」など成功体験を積んでいくメンバーを見ると嬉しかったです。

新卒市場を変えられるOfferBoxの可能性が原動力

鹿毛MVP受賞のエピソードとして、チーム作りだけでなく「OfferBoxの可能性を信じていることを原動力にチームを推進した」と評価されていました。渡邊さんのOfferBoxに対する思いを聞きたいです。 まずはi-plugへ入社する前の仕事を教えてください。

渡邊新卒で家電や食品などを扱うメーカーで営業をしていました。主にホームセンターなどの量販店を担当。「営業は足で稼ぐ」昔ながらの営業スタイルでした。コミュニケーション力や忍耐力など成長した面もありましたが、営業としてより成長するためには新しい領域で経験したいと思い、転職を決意。

決意したものの何から始めて良いか分からず、とりあえずエージェントに登録しました。当時のエージェントの担当がとても親身にキャリアの相談を聞いてくれて、この会社に入りたいと思いマイナビに入社。

マイナビでは中途領域の人材紹介事業の営業を担当しました。入社して約2年後、神戸支社の立ち上げの責任者として任命されました。支社の立ち上げは、試行錯誤する毎日。どうすれば売り上げが上がるのか、とりあえずやってみようの繰り返し。正解が分からないなか試行錯誤しながらの仕事は苦しくもあり、やりがいでもありました。 。

鹿毛i-plugへの入社の決め手は?

渡邊転職の相談にくる求職者へ「新卒の就活時代に戻れたらやり直したいですか?」と必ず聞いていたんです。「絶対やり直す」と回答する人が多いことに毎度驚いていました。担当する求職者は20代の方が多く、そのほとんどがネガティブな理由での転職。「企業の名前だけで入社を決めた。」「イメージが先行しており、事業や仕事内容を知らなかった。」などの後悔の声をよく聞きました。
私自身、転職を経験しているので転職は全く悪いことだとは思っていません。しかし、入社理由を感覚で決めて欲しくないという思いが強くあります。会社を理解したうえで、動機や意思を持って入社できる会社と巡り合って欲しいです。「新卒の就活市場から意識を変化させていくべきだ」と思い、新卒事業に携わることのできる仕事を探しました。
そして前職の同僚である周藤さん(※2)へ、転職を考え始めたことや新卒領域に携わりたいことを相談したところ、i-plugを紹介されました。いわゆる、リファラル採用です。「新卒市場から変えたい」という思いがマッチしていたので、i-plugへの入社を決意しました。

※2 周藤さんへのインタビュー記事 https://i-plug.co.jp/plug-in/7369/

鹿毛新卒市場を変えたいという思いで入社した渡邊さん。今も思いは変わっていませんか?

渡邊もちろん変わっていません!大きなゴールは「新卒市場を変えること」です。

OfferBoxは市場を変えるだけでなく、新卒を採用する手段としても欠かせないサービスだと信じています。企業が声をかける学生を探せること、エリアに関係なく学生にアプローチできることなど、自社でコントロールしながら採用に繋げられる媒体って、まさにOfferBoxのようなダイレクトリクルーティングなのです。

今現在、採用に対して課題を抱えている企業を支援するために、OfferBoxができることはまだまだあります。これからもそんな熱量を持ちながら、自分自身がOfferBoxの可能性を信じて営業していきたいですね。

メンバーやお客様に成功体験の提供を

鹿毛これからの目標は何ですか?

渡邊今年度からグループマネージャーになりました。メンバー全員が成功体験を積むための道筋や環境を整えることが、グループマネージャーとしての仕事だと思います。チームだけでなく、グループ全体で課題やノウハウを共有しながら、みんなで成長していきたいです。

また、お客様の満足度を高めたいです。もちろん、最終的なゴールはマッチする学生さんを採用できることですが、満足度=採用数ではないと思っています。会いたい学生さんと会えること、これまで採用できなかったタイプの学生さんからオファーの返信が返ってくることなど、お客様にとって採用活動における成功体験を積んでもらい、OfferBoxの可能性を共に探求できればと思っています。

鹿毛ありがとうございました。

お知らせ

2024.02.29
調子がいい時も悪い時もある。だからこそチームで互いに補完し合い強い力を生み出したい

2022年4月に入社した浦野さん。i-plugに入社したきっかけ、OfferBoxの営業組織のゼネラルマネージャーとして取り組んだことや目指したい組織について伺いました。

株式会社i-plug

浦野さん営業統括部 統括部長

株式会社i-plug 営業統括部 統括部長。前職では外資系プラットフォームサービス企業での営業組織のマネジメントに携わる。2022年4月にi-plugに入社し、現在は直販営業組織のCS1部・CS2部にて営業組織のマネジメントを担っている。

西村 これまでの経歴を教えてください。

浦野 大学卒業後は広告出版会社に入社し十数年企画職に携わっていました。その会社が大手人材系企業に買収されたタイミングで、企画職から営業職へとキャリアチェンジをしました。
30代後半になり、自分の営業力が他社でも通用するのか試したいと思い、外資系ベンチャー企業に転職。当時は子供も産まれたばかりだったので家族には大反対されました(笑)。そこで営業を学び直し、最終的には約60名の営業組織のマネージャーを務めていました。しかし新型コロナウイルスの影響により、企業の日本撤退が決定。その後、日系企業の営業組織のマネジメントを経て、i-plugに入社しました。現在は営業組織の強化をミッションとして、OfferBoxの直販営業部隊のマネジメントを担っています。

西村 i-plugに入社した理由を教えてください。

浦野 i-plugに入社した理由は主に3つあります。
1つ目は、「サービスに興味を持った」ことです。転職エージェントから話を聞くまで「新卒向けダイレクトリクルーティングサービス」の存在すら知りませんでした。OfferBoxは企業のブランドや立地、学生の学歴など、条件だけが優位に働くマッチングではない価値の提供を可能とするので、社会貢献性の高さを感じました。
2つ目は、「組織改革に携われる」ことです。創業して十数年を迎え、i-plugは大きく成長を遂げています。一方で、組織は完全なものではなく、生産性の向上やメンバーの営業としてのマインドやスタンスなど営業組織の課題があるのです。メンバーとどう向き合い、成長の実感をさせるのか、また一人ひとりの市場価値を引き上げれるのかなど、マネージャーとして「組織改革」に挑戦したいと思いました。
3つ目は、「i-plugの経営陣に惹かれた」ことです。組織の構造から課題まで話してくれるオープンで対等なコミュニケーションや、経営陣が本気で市場を変えていこうとする姿勢に強く惹かれました。これまでの経験から、経営陣との価値観の違いに苦しむ時もあったので、経営陣との相性は大きな決め手の1つでした。

西村 浦野さんがマネージャーとして組織作りをするうえで意識していることはありますか?

浦野 組織作りの上で意識していることは大きく2つあります。
1つは、メンバーを「知る」ことです。マネジメントは一方通行では成立せず、互いを尊重し相互理解をするからこそ成り立つものだと考えます。
そのため、i-plugでマネージャーになってからは、メンバーが困っていること、したいこと、描いているキャリアをを知るようにしました。そして、一つずつ解消できるものから解決できるよう働きかけました。提案やアイディアを聞くだけ聞いて何もしないのは、マネージャーとして意味がありません。今後もメンバーを全力でアシストできるよう、自分自身も成長していかなければならないと思っています。

2つ目は「チームとして達成する」ことです。アフリカに「早く行きたければ一人で行け、遠くへ行きたければみんなで行け」ということわざがあります。この言葉がまさに私のイメージです。誰もが調子のいい時と悪い時があり、それぞれに得意不得意もあります。お互いを補完し合い目標に進むことで強い力が生まれると思っています。「One Team」という言葉を大切にし、良い影響を与えながら組織を強くしていきたいですね。

西村 改めてCS組織としてのミッションを教えてください。

浦野 CS組織のミッションは「新卒市場におけるOfferBoxの売上シェアを上げて、新卒マーケットに変化を起こすこと」です。現在、OfferBoxの直販営業組織は新規開拓を担当する「CS2部」と既存顧客を担当する「CS1部」に分かれています。組織ミッションを達成するためにそれぞれが異なる役割があります。「CS2部」の役割は新規顧客に対して新たな採用手法を取り入れてもらい採用そのものを変えるように説くこと。「CS1部」は、既存顧客の目標採用数の達成に導くことだけでなく、入社後の活躍や定着を見据えた営業が重要で、将来的な活躍人材を増やすことが役割です。

OfferBoxは現在、新卒ダイレクトリクルーティング市場における競合優位性を確立しています。しかし新卒市場全体でみるとインパクトは小さく、開拓の余地が残っています。企業経営とは「ヒト・モノ・カネ」と言われます。「モノ」と「カネ」があっても、「モノ」を売り「カネ」を増やすのは「ヒト」でしかない。そう考えると、企業にとって誰を採用するのかは重要なことです。 企業経営にとって採用が重要であることを理解しながらサービスを利用してもらうことが、組織のミッション達成に繋がっていくと考えます。

どうすれば出来るのかにこだわり、
精一杯いま自分が出来ることを全うしてほしい

西村 CS組織をさらに強化させていくために、浦野さんのメンバーに対する想いを教えてください。

浦野 私がこれまで見てきた企業のなかで、i-plugは最も会社のミッションやバリュー、サービスの想いに共感している社員が多い企業だと感じます。本当にいいサービスだと思っていますし、「企業と学生のベストマッチング」という理想を追求していることを誇りに思います。

だからこそ、CSのメンバーたちと想いや共感をエネルギーにして、OfferBoxを世の中にもっと広めたいです。
今i-plugでOfferBoxのCSとして仕事をすると決めているのは自分自身です。そんななか、できない理由ではなく、どうすればできるのかにこだわり、精一杯自分ができることを全うすることが必要。助けが必要であれば私たちマネージャーが全力でフォローします。万が一挑戦して失敗したとしても、学びがあり、結果的にアウトプットに繋がっていくのです。どう行動するかは自分次第。日々の行動を変え結果を変えようと皆が意識できる組織になっていきたいですね。

西村 これからどんな人がCSメンバーに加わってほしいですか?

浦野 自燃型で着火型な人。つまり主体的に考え動き、周りに対して積極的に働きかけが出来る人です。私たちはチームの生産性向上のために「リモートワーク」や「スーパーフレックス制度」を導入していますが、これは自立していることが大前提です。だからこそ、自立して主体的に動けることが必須だと考えます。
また私は、ヒト1人ができることには限界があると思っています。だからこそ、チームで戦うことを意識しながら周りを信頼し尊重する人。そして、チームメンバーから学び取る姿勢を持っている人。そんな人がメンバーに入ることで、OfferBoxの売上シェアを上げて、新卒マーケットに変化を起こすことができると信じています。

お知らせ

2022.12.21
難しい、怖いと思われがちな内部監査室。どんな仕事をしているの?

2022年5月に内部監査としてi-plugに入社した三宅さん。内部監査の具体的な業務内容や仕事に対するスタンスなどについてお聞きしました。

株式会社i-plug

三宅さん内部監査室

卒業後、宝石販売会社でECサイトの運営に携わり、デザイン、マーケティング、お客様対応など幅広い業務を担当。ブランド品の買取販売会社にカメラマンとして入社し、撮影チームのマネジメントなどを担当後、内部監査室の立ち上げに携わる。2022年、i-plugへ入社し、内部監査を担当。

 

鹿毛i-plugへ転職したきっかけは?

三宅前職はブランド品の買取販売会社にて内部監査を担当していました。取り扱う商品は有形商材。買取したブランド品を実店舗や通販にて、国内、海外へ販売することで利益を得るビジネスモデルでした。新しい業界を経験したいなと思い転職をしました。
i-plugを知ったのは知り合いからの紹介です。無形商材・IT・フルリモートに対応していることを知りました。まさに、私にとって新しい業界であり、今の時代に合わせた働き方、サービスを提供している会社だと思い入社を決意しました。

鹿毛内部監査って怖いですよね…。

三宅そんなことないですよ! 
でも、怖い人と勘違いされることが多いです。ミーティングをすると一言目に「私何かやらかしましたか?」「怒られるんですか?」と言われることがほとんど。きっと「監査」という単語のイメージが強すぎるんです。社内警察みたいなイメージがついてしまっているのが少し寂しいですね…。

鹿毛今の今まで怖いイメージを持っていました。すみません…。でも、社内警察でないなら、何が目的で実施してるんですか?

三宅内部監査は、i-plugグループの会社が掲げる目的の達成を支援することにあります。目標の達成のためには、売上を上げたり顧客へ価値を提供したりと様々なプロセスがありますが、その基礎となる土台作りに貢献する役割を担っています。
上場企業は監査法人によって、社内の財務状況や規程の整備状況などの内部統制評価をされなければなりません。

でも、法律で決まっているから、という理由だけではなく、会社が存続するためにも必要なんですよ。
i-plugは成長中の会社です。日々人が増え、事業の領域が拡大するなかでルールが不安定だと、どこかが破綻してしまったり、失敗に終わってしまいかねません。
持続可能な体制や組織となるためにも、以下の観点を重視しています。
①業務の効率性と有効性
②財務報告の信頼性
③法令順守
④資産の保全の観点

鹿毛なるほど。では、実際にはどんな仕事をしてるんですか?

三宅業務の種類は主に二つ。
1.アシュアランス業務
2.アドバイス業務
アシュアランス業務とは、「しっかりルール通り出来ている」ことを保証する業務です。例えば、上長に承認を取る際の、決められたルールがあるとします。そのルールに基づいて業務が行われているかを確認します。
アドバイス業務は、「もう少しこうしたら上手くいくのでは?」「ここのルールはもっとこうする必要があるよ」とアドバイスする業務です。

鹿毛監査の方が全部仕組みを作ってくれるなら楽ですね!

三宅実は監査は、自分で制度やルールを作ってはいけないんです。監査が担当するのは、あくまでアドバイス。監査には客観性が求められます。監査が何でも作ってしまうと客観性が失われてしまうのでNGなんですよ。
客観性は、それだけ公平で信頼性のある情報になります。たとえば、関係部署のスタッフから「僕たちちゃんとやってます!」と言われるより、第三者から「あの部署はばっちりですよ」と評価された方が信頼性ありませんか?

鹿毛たしかに、第三者からのお墨付きの方があると信頼できそうです。内部監査にはどのようなスキルが必要ですか?

三宅相手の話していることや仕事を理解し、判断できる能力が求められます。 法律、会計、ITなどの熟達した専門知識が求められるわけではありません。ただ、決められた項目についてきちんと出来ているか否かを評価するためには、相手の業務をヒアリングして状況を理解するスキルが必要です。「現場の情報のキャッチアップ」が重要になってきます。

鹿毛情報のキャッチアップのためにしていることは?

三宅現場とのコミュニケーション量を増やします。 私は、i-plugに今年の5月に入社したので、まずは自分から情報を取りに行くことに力を入れました。入社して半年でi-plugの14部署と子会社1社の約95名の社員とミーティングを実施。3つのことを主に理解しあえるように心がけました。「お互いの立場や業務」「お互いの性格」「仕事に対してのスタンス」です。
まず「内部監査室ってこんな役割なんだ」「三宅さんってこんな人なんだ」と思ってもらいました。 全く知らない人に話しかけるような人はあまりいませんが、知っている状態になれば話しやすい。何か変更があったときや新しく決まりを作るときなどにカジュアルに相談をもらうなど、コミュニケーション量も増えやすく、おのずと情報も拾いやすくなります。
しかし内部監査という立場にいる以上、信頼してもらうためにも客観性を求められるため、一定の距離感が大事であり、難しいところ…。仕事だから割り切るしかないです。

鹿毛三宅さんはどんなスタンスなんですか?

三宅スタッフとの心理的な距離が近い(仲が良い)と客観性が薄れてしまいかねません。
常に「仲が良いから甘い評価してない?」と自分に問いかけています。 内部監査の機能を損なわないよう、仲の良さと仕事は切り分けるよう務めていますが、バランスがめっちゃ難しいんです。
スタッフが心開いてなんでも相談できる環境を作るためには「この人なら話しても良い」と思ってもらうほどの信頼を築いていくことが大事だと考えています。一方で、会社を守るためにも「僕は内部監査室として客観的な目線で会社を見れてるだろうか」ということを問いながら仕事しています!

鹿毛i-plugの内部監査としての目標は?

三宅全ての部署を漏れなく内部監査をし、会社が目標を達成するのを支援・土台作りに貢献するのが内部監査室の目的であり、僕の目標です。
また、会社規模の成長にあわせて内部監査室の拡大を目指します。そのなかで、あらゆる相談をしてもらい、解決の支援に取り組みたいです。 そのためには、もっと色んな角度からアドバイスできるように勉強する必要があります。しかし、私自身の知識やキャリアだけだと、偏りが生じてしまうと感じています。1人の内部監査が全ての視点を網羅するのではなく、内部監査室として仲間を増やし、さまざまな視点で会社を見れる強い組織にしていきたいです。

お知らせ

2022.12.20
i-plugの成長を加速させる。マネージャーたちにインタビュー(後編)

より高い価値のあるサービス提供に向けて、日々業務に取り組むi-plugメンバー。彼らの業務遂行や成長を支援するために奮闘するのがマネジャーの業務です。この記事では4名の営業部を総括するマネジャーにインタビュー。後半では、各マネージャーにマネジメント論を伺いました。

株式会社i-plug

阿部パートナー営業部ゼネラルマネジャー 兼 法人マーケティンググループ グループマネージャー

(※取材当時)

広告代理店にてグループ会社の事業部立ち上げ業務を遂行し所長や部門長に就任。その後他グループ会社の取締役を務めたのち、2017年にi-plug入社。

株式会社i-plug

坂口CS※1部ゼネラルマネジャー(部門責任者)

新卒で人材業界の会社に入社。中途採用領域・人材紹介・人材派遣向けサービスにて営業、営業マネージャーに就任したのちグループ会社に転籍し、コンサルタント業務に従事。2017年i-plug入社。
過去のインタビュー記事:「メンバーへの信頼が成長の鍵! カスタマーサクセス部門の女性マネージャーにインタビュー」

株式会社i-plug

筏井エンタープライズソリューション部 ゼネラルマネージャー

新卒で大手人材会社に入社。新卒領域で営業として採用ブランディングやインターンシップ導入支援、採用力強化支援(リクルーター研修等)、採用業務代行(ATS導入支援と運営サポート)など複数のプロジェクトマネジメントを担当。2021年i-plug入社。

株式会社i-plug

浦野CS2部ゼネラルマネジャー(部門責任者)

大手人材業界で営業(中途/AP領域)を経験したのち、外資系ベンチャー企業にて法人営業の組織マネジメントなどに従事。その後急成長のスタートアップで営業マネジメントを務め、2022年i-plugに入社。

※CS…カスタマーサクセス

 

高根前半では、メンバーたちの選択肢を増やすことに取り組みたいと伺いました。そのために取り組んでいきたいことはありますか?

阿部自分の場合、直接メンバーとやりとりすることは少なく、チームリーダーを通したマネジメントになるのですが、できるだけメンバーたちが「何に挑戦したいか」を知るようにしています。

個人的には、結果を出すのは短期でなくてもいいと考えています。ただ、その間本人はその間辛い思いもすると思うので、本人がパフォーマンスを発揮するまでに想定している期間と会社が求める期間が合致しているかを確認する必要はあるかなと思っています。

高根会社の理解があると、本人も安心して業務に取り組めそうですね。 続いて浦野さんにお伺いします。MVVに対する考えと、マネジメントについてお伺いできますか?

浦野i-plugが掲げるパーパス「一人ひとりが持つ、”キャリア・ポテンシャル” を引き出す」の対象は学生さんだけではなく、i-plugの社員、つまりチームのメンバーも全く同じだと思っています。

なので、サービスを利用してくれるユーザの可能性を信じるのと同じくらい、もしくはそれ以上かもしれませんが、チームのメンバーの可能性をとにかく信じて、一人ひとりの市場価値を引き上げていくことに注力したいという野心を持っています。

我々が掲げている目標は高く、時には困難を伴うものです。達成できたメンバーはもちろん素晴らしいですが、仮に達成できなかったとしても、出来たラインまでを認めて称賛するべきだと考えています。そうして成功体験を積み上げていくことが成長に繋がるのではないでしょうか。

もし成功体験がないというメンバーがいれば、現場の声を丁寧に聞き、状況の把握に努めます。

実際、入社してから50人のメンバー全員と面談を実施し、現状の不満や会社やキャリアに対する考えを聞きました。これからも、続けていきたいと思います。

高根一般的に、キャリア設計や思考がぼんやりしている人も少なくありません。そういった方にはどのように接しますか?

浦野生き方は人それぞれ。必ず「これをやりなさい」と決めつけるものではないでしょう。ただ、全く何も見えなくて困っている状態であれば、ひとつの道筋を示したり、目の前にある山を超えてみたら、と助言をすることはあります。

手に届くところからキャリアを築くことで、さらに見えてくるものがあると考えています。

高根そう考えたきっかけはありますか?

浦野阿部さんと似ていますが、自分も昔から色々できたタイプではないんですよ。むしろめちゃくちゃ不器用。苦手なことが多く、最初はとにかく躓きやすいです。

しかし、愚直に続けると「できる」ようになる時はいつか来る。乗り越えた経験を積み重ねることで、結果的に私のキャリアは築かれてきました。壁にぶつかったとき、もがいてでも乗り越えようと主体性を発揮することが重要であり、それをメンバーに伝えたいです。

高根坂口さんは、マネジメントについてどう考えていますか?

坂口私はあまり失敗するタイプではなかったんですが(笑)。i-plugにいるメンバーたちは、どんなときに成長を実感するのか気になっています。なので、現場の状態を見て、個人のパフォーマンスによりフォーカスしていきたいですね。

高根今、組織はどのような状況だと思いますか?

坂口部門が違うと何をしているかわかりにくいのが課題だと思っています。業務内容も、活躍している人もしかり。部門を横断した取り組みにしたいと思っていても、相談先がわからないという課題も耳にしています。

しかし、部門をまたぐことで経験の幅が広がり、成長につながることもあるはずです。そのため、マネジャーである私が自分の管掌している部門だけではなく、他の部門も把握して、部門間連携をより深めていきたいと感じています。

阿部部門間連携のハードルは難しいですよね。多分、相手のことをよく知らないからなのかなと思っています。道端で知らない人に声を掛けにくいというようなもので、むしろ平気で声をかけられる人の方が特殊かもしれない。

知らない状況でどうこうできないのはメンバー個人の責任ではありません。我々マネジメント勢の働きや会社の仕組みで解決していきたいと考えています。

そのために取り組むことは多岐に渡りますが、まずはチームで週に一回話す時間を設けてみたり、Web上ではなく対面で会う機会を増やしてみたり、そんな機会が必要なのかなと思いますね。

高根チーム単位から、関わりを広げていくということでしょうか。

阿部そうです。私の部に所属しているのは12人。少ないほうですが、そのうち4人が今年入社しました。お互い顔を合わせたこともない人がチーム内にもたくさんいる状態です。そのため、四半期に一度、対面で集まる機会を作りました。

高根対面で集まり、どのような話をするのでしょうか。

阿部以前集まったときはSTRINGSFINDERの読みときをしました。強みを知るため、というより、メンバー自身の理解を深めたり、話のきっかけを得たり、共通点を見つけるきっかけとして機能すればいいなと考えてのことです。

知らない人をいきなり助けるのは難しいけど、知っている人であればそのハードルも下がるかな、と。

高根確かに、知っている人の方が声をかけやすいです。

阿部協同に向けてポジティブな気持ちに繋がりやすいかなと考えています。

高根いい取り組みですね。 続いて、筏井さんにとってのマネジメントをお伺いできますか?

筏井マネージャーという役職である以上、「評価」という業務は避けられません。しかし、評価の基準を一つに決めつけないよう意識しています。

一般的に、営業職では売上予算や契約者数などの数字が評価のベースになりやすいものです。でも、数字だけでは見えないものーー例えば、1社に対して深い関係性を築けているとか、信頼が厚いとか。そういう営業スタイルもあるわけで、価値観は人によって違います。

一人ひとりが大切にしている価値観を否定しないよう意識し、特性を理解するよう努めています。

加えて、最も力を発揮していただけそうなミッションを設定し、パフォーマンスを高めていくことを意識しています。

高根強みや価値観を理解するために意識されていることは?

筏井難しいですね。でも、結局はコミュニケーションに尽きると思ってるんですよ。僕ができることといえば、コミュニケーションの時間をとること。チームメンバーが少ないからこそ、一人にかける時間を多くとれるわけです。

今はほぼ毎日1on1に取り組んでいます。オンライン上での会議がメインですが、画面越しでも話題への反応から興味の範囲や特性が見えてくるので、少しずつ理解を深めていきたいです。

もちろん、本音で話してくれてるかはわかりません。本音で話せるほどの信頼を、時間かけてでも部下と築き上げていきたいと考えています。

高根なるほど。それでは最後に、i-plugのマネジメントを担う皆さまの印象と、互いにどのような組織を目指していきたいかお伺いできればと思います。

阿部バックボーンの違う社員が集まっているので面白いなと思っています。みなさんと話していてすごいなと思うのが、きちんとメンバーの名前が出てくるところ。グループマネジャーは仕組みや組織のことをメインのミッションに担うので現場社員とのコミュニケーションが減ることが多いのですが、きちんとグループを構成するメンバーひとりひとりを見ているのは当然のこととしています。

さらに、メンバーひとりひとりの得意不得意を見るマネジメントをされていることに共感し、自分も強めていきたいですね。

坂口そこはゼネラルマネージャーたちの共通点ですね。全員が、メンバーを一人ひとり見て、成長を願っているという思いを持っています。このメンバーで話していると、営業部としてもっともっと強くなれると感じています。

筏井僕も皆さん一緒なんですけど、やっぱりメンバーの可能性をもっと広げたいっていう思いは皆共通の価値観として中心にあるように思います。会社としても、いまは次のステップに進んでいく段階。そして、i-plugがここまで成長されたのは、阿部さんと坂口さんをはじめ社歴の長いみなさんの積み重ねであり、その方々と見ているものが近いというのは心強いですね。これからもよりよい組織構築に向けて共に取り組みたいと考えています。

浦野私は皆さんをものすごくリスペクトしているんですね。自分に持ってないものをたくさん持ってますし、コミュニケーションのタイプは違えど目指すところは全部一緒です。 どんなに優秀な戦略があっても実行者が人である限り、会社の成長は人が左右するものです。チームや組織を考えるときにメンバーに焦点を当てて会話してるっているところに力強さを感じています。

高根ありがとうございました。

お知らせ

i-plugの成長を加速させる。マネージャーたちにインタビュー(前編)

より高い価値のあるサービス提供に向けて、日々業務に取り組むi-plugメンバー。彼らの業務遂行や成長を支援するために奮闘するのがマネジャーの業務です。この記事では4名の営業部を総括するマネジャーにインタビュー。前後半に分けて、それぞれがMVVにかける想いを語ります。

株式会社i-plug

阿部パートナー営業部ゼネラルマネジャー 兼 法人マーケティンググループ グループマネージャー

(※取材当時)

広告代理店にてグループ会社の事業部立ち上げ業務を遂行し所長や部門長に就任。その後他グループ会社の取締役を務めたのち、2017年にi-plug入社。

株式会社i-plug

坂口CS※1部ゼネラルマネジャー(部門責任者)

新卒で人材業界の会社に入社。中途採用領域・人材紹介・人材派遣向けサービスにて営業、営業マネージャーに就任したのちグループ会社に転籍し、コンサルタント業務に従事。2017年i-plug入社。
過去のインタビュー記事:「メンバーへの信頼が成長の鍵! カスタマーサクセス部門の女性マネージャーにインタビュー」

株式会社i-plug

筏井エンタープライズソリューション部 ゼネラルマネージャー

新卒で大手人材会社に入社。新卒領域で営業として採用ブランディングやインターンシップ導入支援、採用力強化支援(リクルーター研修等)、採用業務代行(ATS導入支援と運営サポート)など複数のプロジェクトマネジメントを担当。2021年i-plug入社。

株式会社i-plug

浦野CS2部ゼネラルマネジャー(部門責任者)

大手人材業界で営業(中途/AP領域)を経験したのち、外資系ベンチャー企業にて法人営業の組織マネジメントなどに従事。その後急成長のスタートアップで営業マネジメントを務め、2022年i-plugに入社。

※CS…カスタマーサクセス

 

高根 みなさんがi-plugに入社したきっかけを教えてください。

阿部前職では人材紹介会社の取締役でした。退職を考えたとき、当時i-plugのCTOを務めていた方に相談して中野さん(中野代表取締役CEO)と出会い直木さんを紹介してもらい、気づいたら入社することになっていました。
それが5年ほど前のこと。今では販売代理店を管轄する部署等、複数のグループのゼネラルマネージャーを担っています(※)。
(※)取材当時。2022年12月現在、株式会社paceboxのセールスマーケティング部のゼネラルマネジャー 兼 株式会社マキシマイズ取締役を追加で担っている

坂口私が入社したのも阿部さんと同じくらいのとき。i-plug社員からの紹介(リファラル)でした。紹介者から中野さんを紹介されて気づいたら入社していたところまで同じですね。最初は阿部さんの部下として面倒を見ていただいてました。

阿部「KS」と書いて「決定促進」に取り組んでたね(笑)。

坂口懐かしい(笑)。

筏井僕がi-plugに入社したのは去年の10月ごろ。前職は大手就職ナビサイトの運営会社に所属しており、主に関西の大手企業を担当する営業部門のプレイングマネージャーを担っていました。

高根 なぜ転職しようと?

筏井入社して以来、ずっと携わってきた新卒マーケットに関わり続けていきたいという想いは変わらずありました。
一方で、成熟していないプロダクトのある環境で新しいキャリアを歩むことに興味が湧いていたんです。新卒のマーケットが激しく変化するなかで、同じ会社に所属し続けるよりも、環境を変えるのも良いかと転職を意識しました。

i-plugに決めた理由は…ぶっちゃけ最終日まで悩んでいました(笑)。もう1社、興味を惹かれた企業から内定をもらっていて、どちらにしようかなと。決め手は、COOの直木さんの一言ですね。笑顔で「筏井さんと働きたいです」と。それでi-plugに入社を決めました。

高根 業務内容を教えて下さい。

筏井部門のミッションとしてエンタープライズ系企業の開拓を担っています。誰もが知る有名企業でも採用活動においては様々な課題があります。課題解決に向けて、提供できる価値をもっと高めていきたいです。

高根 チーム体制はどのように?

筏井4月にチームが発足して、いまは4人のメンバーと取り組んでいます。立ち上げたばかりなので、現在は現場で課題を調査しながら戦略を練るため試行錯誤している段階です。

高根 次は浦野さんにお話を伺います。前職と入社のきっかけを教えてください。

浦野前職はフードデリバリー事業の会社で営業組織のマネジメントを担当していました。

i-plugに入社したきっかけはスカウトを通じて、土泉さんと直木さんに出会ったことです。 私自身、チーム一丸となって営業として数字をとことん追求して達成感を味わうことが好きで、組織としてもそれを求めているところに共感し、2022年4月、i-plugに入社しました。 今は50人ほどが所属する営業部門のゼネラルマネジャーを担っています。

MVVへの考え

 

高根 i-plugのMVVやパーパスについてどう解釈されていますか?

浦野私は、仕事において一人ひとりがベストなパフォーマンスを発揮できる機会は必ずあり、MVVを探求することは社会的意義の高いことだと考えています。究極のマッチングを全力で目指す過程で作られる組織、個人の成長ややりがい、充実感は計り知れないのではないでしょうか。

高い目標ではありますが、その分スピード感を持ちながら追い求め、行動として体現していくことがMVVの実現につながっていくと考えています。

与えられている役割に愚直にでも取り組みながら、その業務の意味やMVVへの繋がりを社内に浸透させていくことが求められているのではないでしょうか。

筏井僕らのチームはまだ結成したばかりなので、これからのお話をしますね。 僕が強く共感するのは、「生涯のキャリア・ポテンシャルを最大化するためのアクションをあらゆる人が実行できる、プラットフォームを実現する」という当社のビジョンなんです。

このビジョンは、単なる「マッチング」という考え方だけでは実現できない。何故なら今の時代、働く人の価値観は本当に多様化していますし、企業もまた同じだから。 これまで以上に企業の採用活動においても多彩なキャリアや仕事の魅力、可能性を伝えていくことが重要です。

でも今の新卒採用でそれが実現できているかと言われるとまだ程遠い。だからこそ、当社がビジョンを実現することがその世界を創ることにつながると考えていますし、マーケットを牽引する大手企業を担当する私たちのチームが担うミッションは非常に重要と考えています。

高根 チームメンバーにはどう伝えていますか?

筏井プロダクト中心の視点にならないこと、これは徹底して伝えています。プロダクトは、ビジョン実現のためのあくまで手段に過ぎないので。大手企業の中でも、学生には伝わっていない、多くのキャリアの可能性を持つ企業がたくさんあります。ただ、全てを学生に訴求することは決して簡単ではありません。

自分たちのプロダクト視点で考えるのではなく、学生や企業の立場に立ってできることがないかを探求していきたいと考えており、チームのメンバーにも期待しています。

高根 坂口さんはいかがでしょうか。

坂口MVVの浸透はまだこれから。今は足場を固めている状態です。
何かを伝えるとき、一方的なコミュニケーションでは浸透しません。そのため、相互的にコミュニケーションがとれるよう、メンバーたちがそれぞれどんな思いを持って仕事をしていたり、どんなキャリアを思い描いているかを知る必要があると考え、一人ひとりと話す時間を設けています。

高根 将来的にはどのような組織を作っていきたいですか。

坂口組織としての一体感を強く醸成していきたいと考えています。
前提として、i-plugに入社される方の多くは、ミッションへの共感をして入ってきています。

一方でi-plugは成長途中のベンチャーであり、掲げる目標は高く設定されています。営業職にとって、どうしても避けられないのは売上などの数字です。売上や数字を追うことにいっぱいいっぱいになってしまうと、業務や目標とミッションやビジョンの繋がりが分かりにくくなるときがあります。

一人ひとりがお客様と向き合うことで、ひとつの大きなゴールにたどり着く。皆が同じ未来に向かっていると感じる一体感を醸成していきたいです。

高根 阿部さんはMVVに対してどのように考えていますか?

阿部僕個人としては将来のキャリア・ポテンシャルを引き出す、という言葉に特に共感しています。というのも、i-plugに入社する前の僕自身の経験がそうさせるのかもしれません。

高根 どのような経験でしょうか?

阿部前に務めていた会社には営業職として入社しましたが、20ヶ月連続で目標未達という成績でした。さすがに営業から外されて広告のコンサルタント職に異動になったのですが、そこでようやく成果が出ました。
2年後、営業職に戻ると役職が上がっていき、最終的に役員までたどり着いた。僕のキャリアが開いたのは異動がきっかけで、成果を出せたのも環境が上手くはまったからだと考えています。

事実、今までマネジメントしてきた部下のなかにも、1年目から上手く成果を発揮する人もいれば、時間が経ってから努力が報われ花開いた人もいる。人の成長には様々なパターンがあると感じています。

環境や職務と個人の特性やポテンシャルが合致することで、あらゆる人が仕事で成果を出せると考えており、会社のパーパスとも合致しているわけです。

高根 環境を変えるために、本人ができることは何でしょうか。

阿部もちろん環境のせいだけにしてはいけないとも思います。環境を変えるためにも、一生懸命目の前にある業務に取り組むことは重要だと思います。

例えば、今の業務で成果が出れば、次に与えられる仕事はより難易度の高いものであったり希望通りの業務であったりと、挑戦の幅が広がります。あるいは、周囲に実力を認められれば思いがけないチャンスに巡り合い、経験を重ねることで選択肢は増えるのではないでしょうか。

高根 現在のチームでも、それを感じますか?

阿部今実現できているわけではありませんが、将来的には実現させたいと考えています。
僕が現在管掌している部署を例にしますね。この部門では、販売代理店の方とのコミュニケーションが発生します。社外である代理店さんとうまく連携をすることで、代理販売という枠組みを超えた事業を一緒に開発するとか、新しいプロダクトを作るとか、可能性が広がるかもしれない。そこから個人に新しい選択肢を広げ、新しい領域で花開く人が出てくるんじゃないかなと考えてたりします。

高根 ありがとうございます。

▼後半は、各マネジャーのマネジメント論についてさらに深堀りしていきます。
i-plugの成長を加速させる。マネージャーたちにインタビュー(後編)

お知らせ

2021.12.07
メンバーへの信頼が成長の鍵! カスタマーサクセス部門の女性マネージャーにインタビュー

i-plugの主力事業であるOfferBox。就活においてよりよいマッチングを生むために生まれたこのサービスにおいて、使ってくださる企業のサポートは欠かせません。

そのサポートを担う部門がCS(カスタマーサクセス / Customer Success)部。OfferBoxの新規受注や導入企業の採用成功のサポートをするメンバーと、営業・顧客のサポートをするメンバーで構成され、約40人が在籍しています。そんな組織をまとめるCS部のゼネラルマネジャーの坂口さんに、これまでのキャリアやマネジメントについてインタビューしました。

鹿毛 早速ですが、坂口さんはi-plugに入社する前はどんな仕事をしてました?

坂口 私はずっと人材業界で、新卒で入社した会社はちょうど上場直前の時期を迎えていました。成長期ということもあり、入社2年目にはリーダーを経験。その約1年後には大阪支社異動のタイミングでマネージャーを任せてもらい、11年ほど在籍しました。 2社目の会社は人材紹介会社。1社目の子会社に転籍という形で入社しました。製薬会社や医療機器メーカーに特化したチームに所属し、法人開拓や求職者の対応を担っていました。

鹿毛 いよいよi-plugに入社ですね!どういった経緯で入社したんですか?

坂口 私の元部下がi-plugに在籍しており、彼女に転職相談をしたときにi-plugへ誘われたことがきっかけでした。「うちの代表の中野さんと一緒に飲みに行こうよ!」と(笑)。中野さんとざっくばらんに話すなかで「この会社でなら自分の経験を活かせそうだな」「社風が自分とマッチしそうだな」など前向きに感じることができてi-plugへの入社を決めました。新卒領域は経験したことがなく、新しいことにチャレンジできる会社だと思ったのも魅力の一つでした。 入社して1年後でチームリーダーを任せてもらいました。その時の上司に「さらに1年後にはグループマネージャーになれるように目指していこう」と話し合った3日後くらいに、急に呼び出されて「来月からグループマネージャーね」と任命されました(笑)

(グループマネージャー時代の写真)

鹿毛 1年後、とは何だったんでしょう(笑)。その時はどういった心境でしたか?

坂口 あれれ!?とは思いました。でも、1社目の時にマネージャーとして見ていたグループと同じくらいの規模だったので、そこまで抵抗はなかったです。経験が活かせるんじゃないかと、快諾しました。 驚き度合いでいうと、今年にゼネラルマネージャーを任命されたときの方が上かもしれません。

鹿毛 今年4月にゼネラルマネージャーに就任された坂口さん!現在は、社内でどのような仕事を担当していますか?

坂口 カスタマーサクセス(CS2部)のゼネラルマネージャーをしています。CS2部には大きく2つの役割でチームがわかれています。ひとつめはOfferBox導入企業の新規受注や採用成功のサポートをしている営業チーム。ふたつめは、社内の営業担当をサポートするチームです。戦略策定や戦略をグループマネージャーに遂行してもらうよう働きかけることが主な役割を担います。チーム規模は、私入れてちょうど40人!20名ほどのグループしか見たことないので、初めての経験ばかりです。

鹿毛 ゼネラルマネージャーとしてどんなことにやりがいを感じますか?

坂口 ゼネラルマネージャーになる前から間接的ではあるけど、見てきたメンバー達のことを部下のグループマネージャーが「○○さんって本当に成長したよね!」みたいに話しているのを聞くことがやりがいに繋がっています。 2021年の4月にゼネラルマネージャーになったばかりなので、これから先、よりたくさんのメンバーの成長を目の当たりにできることが楽しみです!

鹿毛 どういったところに難しさを感じてますか?

坂口 今までと求められるものの規模が大きさが違うことですね。中期戦略として部門の方針を考えてと言われて、「どうやって??」と最初は戸惑ったことを覚えています。 さらに、ゼネラルマネージャーとして、グループマネージャー、チームリーダーを介して上手く組織を回していくことが難しいですね。

鹿毛 グループマネージャー、チームリーダーを介して上手く組織を回していくために気をつけていることはありますか?

坂口 メンバーから上がってきた意見や疑問に対してグループマネージャーやチームリーダーが解決してあげられるように「正しい情報を漏れなく伝える」ことに気をつけています。そうすることで、私もメンバーも彼らを信頼して仕事する環境ができ、それぞれの成長にも繋がると思っています。

鹿毛 他メンバーとはどういう風にコミュニケーションはとっていますか?特にオンラインだと難しいですよね。

坂口 そうなんですよね。グループマネージャーとMTGをすることはあっても、その他メンバーと話す機会ってなくて。だからこそ、チームリーダー、グループマネージャーを信頼することが大事だと思います。基本的にメンバーに関するフォローは完全にグループマネージャーとチームリーダーに任せていて、必要な時にフォローしています。 とはいえ、ゼネラルマネージャー=話しかけてはいけない人、と思われてしまうと嫌なので、全員参加のMTGに参加してメンバーの発表を聞いたり、あまり話せていないメンバーとは意識的にMTG内にコミュニケーションをとるようにしています。

鹿毛 確かに、マネージャーって聞くと恐れ慄きますよね…(笑)

坂口 そうです!私もマネージャーをよく恐れていました!(笑)チームリーダー、グループマネージャーをまずは頼ってもらうことが理想だと思っているから、メンバーと近すぎてもダメだけれど、最終の判断は私の役割になるのでいざとなったら頼れるマネージャーでありたいです!オンラインだと、そこの微妙な距離感の調整がかなり難しいです。

鹿毛 今、向き合っている課題とか、目標はありますか?

坂口 会社が目指しているミッションに対して、自分の部がどう向き合えるか、会社にどう貢献できるのかということを、自分の言葉でしっかり話せるようになりたいです。

鹿毛 高い目標を掲げていると、壁にぶつかることもあると思います。ストレス感じたらどう解決していますか?

坂口 作業することが多くて頭抱える時は、土日にしっかり休んだり、好きなことをして過ごしてリフレッシュします。任されているミッションが重いとか、どう進めたら良いか分からないと悩む時は、本を読んで解決法を見つけています。 仕事のストレスは仕事でしか解消できないと思っているので、しっかり原因と向き合うようにしています。

鹿毛 最後に、坂口さんから見てi-plugってどんな会社ですか?

坂口 自由で働きやすい会社!でも、”自由”って責任を果たしているからこそ得られる特権だと思っているんです。”自由”を履き違えてしまうと、”怠惰”になってしまいかねません。自由で働きやすい環境であることに感謝して、成果や責任を果たすことで会社にお返しすることが重要です。なので、「i-plugは自由な会社だ」の裏に、それぞれの責任感や信頼がしっかり詰まっていると思っています!  あと、自由な環境だからこそ分からないことがあったら、自分で発信していかないと一生分からないままが続いてしまいますよね。だから、能動的に働ける人じゃないと成長はできないと思います。

鹿毛 確かに…私も出社初日はゴミ箱の位置が分からなくて、ペットボトルのゴミ持って帰りました(笑)

坂口 特にオンライン化が進んで、チームメンバー同士拠点が違ったりもするので、なおさら能動的に動くことが必要です。今後も”自由”であるために責任を果たすことができて、自分から発信できる人がどんどん増えていったら良いなと思っています!

鹿毛 ありがとうございました!