はじめに:OfferBox miraiについて
OfferBox miraiは、大学1・2年生を対象とした自己探求型キャリア支援サービスです。学生は掲載されるコンテンツを通して、社会に触れたり自己理解を深めたりするための体験や学習を行います。それらのプロセスは記録され、キャリアポートフォリオとして可視化されます。「就活」を目的としたサービスでも、単に体験や学習を積み重ねるサービスでもありません。学生が自身の強みを発見し可能性を探索することで、自信へとつなげてほしいという思いを込めたサービスです。
※大学1・2年生向け自己探求型キャリア支援サービス「OfferBox mirai」を6月1日より提供開始
※「就活の前倒し」ではなく「キャリアと向き合う時間」を。OfferBox miraiが目指す納得感のある未来
OfferBox mirai企画グループへのインタビュー
2026年6月にリリースした新サービス「OfferBox mirai」。このサービスの核心となるコンテンツ企画を担当する3名にインタビューを行いました。大学1・2年生にとって「価値ある体験」とは何か。ただ「楽しかった」では終わらせないための仕組みと、コンテンツに込めた熱い想いを紐解きます。

株式会社i-plug
杉江OfferBox mirai企画グループ
2019年にi-plugへ新卒入社し、営業を経験後、代理店事業部の立ち上げに携わる。 2023年にドイツへ移住。現地の人材系企業にて新規事業立案および営業部マネージャーを務めた後、現地メーカーにて経営戦略および営業部のマネージャーを経験。2025年10月にi-plugへ復職し、経営戦略本部にて新規事業の立案に従事。2026年4月より、OfferBox mirai企画グループのグループマネージャーに就任。
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株式会社i-plug
山本OfferBox mirai企画グループ
広告・マーケティング業界をはじめ、エネルギーやDXなど多角的な分野で、現場の営業から事業の種を育てる新規開発までを担当。2023年6月よりi-plugに参画。事業企画や商品企画を経て、現在は「OfferBox mirai」の事業推進に奔走。事業の成長を支える役割を担当。
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株式会社i-plug
竹内OfferBox mirai企画グループ
新卒で株式会社朝日ネットに入社。ISP(インターネット接続サービス)事業において、BtoCのサービス運用からBtoBのビジネス開発、法人営業を経験。その後、大学向けのSaaS商材の既存顧客営業にも携わる。
2025年7月に株式会社i-plugへ参画。現在は、「OfferBox mirai」の立ち上げ期として、コンテンツ企画や広報、サービス運用など、事業開始に関わる業務を担当。
OfferBox mirai企画グループの役割

鹿毛はじめに、皆さんが所属する「mirai企画グループ」が当サービスにおいてどのような役割を担っているのか教えてください。

杉江私たちのグループは一言で言えば「OfferBox miraiの土台作り」を担当しています。具体的には、学生が触れる体験コンテンツの企画・開拓、大学への導入に向けた営業、そして外部パートナー様との業務提携の推進まで、サービスを展開するための全ての基盤をデザインしています。

鹿毛3人の役割をそれぞれ教えてください。

杉江私はグループマネージャーを務め、組織全体を統括しています。主に「起業・経営」に関する自社コンテンツの企画立案、および地方創生」領域におけるアライアンス(提携先企業の開拓)や法人営業をメインで担当しています。
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山本私はプロジェクトの全体管理やPM的な視点に立ち、事業提携やコンテンツ運営に向けた進行管理などを主に担当しています。
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竹内私は当サービスに協力いただける全国の大学の開拓、「留学・海外インターンシップ」に関連するコンテンツの企画、そして提携企業との連携を担当しています。
「内定」や「ガクチカ」のためだけに動くことから、卒業する

鹿毛当サービスは就職活動が目的ではなく、「納得感のあるキャリア形成」のためのサービスだと思います。「コンテンツづくり」における考え方を教えてください。

杉江昨今の大学1・2年生は、就活が早期化するなかで「内定のために何かをしなきゃ」「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)のためにエピソードを作らなきゃ」と、焦りを感じています。「就活のためにボランティアをしよう」といったように、就活のための「手段」になってしまっているのです。でも、「内定をゴールにした活動」は、本来のキャリア形成とは違うはずなんです。
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竹内私が日々やり取りをしている大学の方々も同じようなことを懸念しています。私たちは大学や企業と協力して、「大学生活そのものをちゃんと充実させることが大切だよね」という考え方を、当サービスを通じて主流にしていきたいです。
コンテンツへのこだわり:コンセプトに共鳴する企業と共に届ける「本物」

鹿毛具体的に、学生は「OfferBox mirai」でどのような体験ができるのでしょうか。

杉江大きく分けて、外部パートナー様による「体験プログラム」と、私たちが独自に企画する「オリジナルコンテンツ」があります。リリース段階で掲載している外部パートナー様のプログラムは、「留学・海外インターンシップ」「地方創生」に関連するものと、株式会社CourseVALU様が提供する「キャリア教育プログラム」です。当社が提供するプログラムでは「起業家」「業界・職種理解」のセミナーなどを企画しています。

鹿毛提携企業を選ぶ際、こだわったポイントはどこでしょうか。

杉江「就活のため、内定のためだけに何かをするのではない」という「OfferBox mirai」のコンセプトに深く共感してくださる企業様と提携できることにこだわり、営業活動を行いました。提携企業のご担当者様ご自身も、キャリアに悩んだ経験を持っている人が多いのです。「こんな経験が学生時代にあったら良かったよね」と、会社としてだけでなく一個人としても、当サービスに共感してくださる方ばかりです。
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山本提携する企業側にとっても、単なる学生集客の場ではなく、学生の長期的な成長を一緒に支える「パートナー」としての志を持っていただくことを大切にしています。さまざまな企業とお話しするうちに、「低学年期にこそ本物の体験が必要だ」と考えてくださっている企業が多いとわかりました。そういった共通の志をもつ企業のコンテンツを厳選していることが私たちのこだわりです。キャリアを広げるコンテンツの「ミシュラン」的な存在になれると嬉しいです。
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竹内私は「真の経験」ができるプログラムであることを大事にしています。たとえば海外経験は観光気分で終わるものではなく、主体的に動き、時には厳しい環境に身を置いたり、泥臭い経験ができたりするものです。そして何よりも、学生にとって安全かつ本質的な学びがあるかを時には事前に現場調査も含めて厳しく審査し、プログラムを厳選しています。
「M-PDCA」で振り返る意味:蓄積された「体験」や「学び」が未来をつくる

鹿毛サービスの特徴である「キャリアポートフォリオ」には、独自の「M-PDCA(※)」というフレームワークが搭載されているかと思います。この「M-PDCA」で振り返ることには、経験をするだけでなく、どのような意味があるのでしょうか。

杉江ポイントは、最初に「M(Mission:目的)」を置いたことです。一般的に、私のような20代後半の社会人は振り返りをする人が多いと思います。キャリアや仕事に迷い始める年齢だからです。ただ、そうした社会人の「振り返り」は、これまでのキャリアや人生の「軌道修正」が目的になりがちです。しかし、まだ何者でもない大学1・2年生が行うべき振り返りは意味が異なります。過去を振り返って軌道修正を行うのではなく、自分自身の軸を確認し、「未来へ踏み出すための羅針盤」にするべきだと考えました。
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竹内「なぜ私はこれに参加するのか」というMission(目的)を自分なりに考えてから臨むだけで、体験の解像度は高まります。それを経て(P)、どう動いたか(Do)、何を感じたか(Check)、次はどうしたいか(Action)を言葉にしていくプロセスが重要だと考えました。
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山本これは「行って楽しかった」という一時的な感情で終わらせないための機能です。立派な感想でなく、小さな違和感や気づきでも大丈夫です。記録しておくことで、後になって「自分」が見えてくるヒントになります。この積み重ねが、学生自身の「確かな自信」を醸成するはずです。
※学生が参加したセミナーやプログラムを記録し、可視化するポートフォリオ機能を搭載しています。ポートフォリオは、参加した実績が記録されるだけではありません。当社独自に考案した「MPDCAフレーム」【M(Mission)、P(Plan)、D(Do)、C(Check)、A(Action)】を用いて振り返りなどの記録ができる点が特徴です。
自分の「今」を肯定し、自信を持って一歩を踏み出すために

鹿毛「OfferBox mirai」を通して、学生たちにどうなってほしいですか?
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山本私、毎日日記を書いています。でも、後から読み返してみると、どこか「いい感じ」にカッコつけて書いてしまっているんですよね(笑)。当時の本当の大変さとか、リアルな感情が抜け落ちていて、読み返しても当時の自分を思い出せないですし、背伸びして書く日記は続かないです。それがすごくもったいないなと思っています。だから学生たちには、誰かに見せるための綺麗な言葉じゃなく、その瞬間のありのままの感情を残してほしいです。等身大の自分をさらけ出して、その時々の「感情」を大事にする。それが数年後、自分の背中を押してくれる唯一無二の「証拠」になるはずです。
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竹内私もそう思います。失敗も挫折も、自分の言葉で語れるようになってほしいです。泥臭い本音の集積であればあるほど、将来、就活という場面に立った時に揺るぎない「強み」になると思います。OfferBox miraiを通して、学生がそんな体験をして、ポートフォリオに記録を残すためのサポートができたら嬉しいです。

杉江学生の皆さんには、自分の「今」の興味に素直になってほしいと思います。「自分の心に従って動けば、結果として良い未来につながるんだ」という安心感を持ってほしい。それが私たちの共通の願いです。

鹿毛最後に、これからの「OfferBox mirai」の展望を教えてください。
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山本コンテンツの幅はさらに広げていきたいです。個人的には、数年後に「伝統産業」や「地方のプロジェクト」など、メジャーではないけれど深いストーリーを持つテーマにもフォーカスしていきたいです。 また、ポートフォリオ機能もアップデートを繰り返していきたいです。たとえば、今は自身で振り返る機能がメインですが、希望する学生にはさまざまな視点を持った人からフィードバックをもらえる仕組みなども検討したいです。
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竹内まずは、当サービスを通して一人でも多くの学生に「自分だけの体験」を積み重ねてもらいたいと思っています。そして、将来的にOfferBoxと連携し、納得感のあるキャリアへとつながるような仕組みを考えたいです。数年後にユーザーや外部パートナーの皆さんが「miraiがあってよかった、関わってよかった」と心の底から思える世界を、このチームで作り上げていきます。

杉江プロダクトとしては、学生生活の「点」の体験を線にして、将来の素晴らしい出会いへとつなげていく「人生のポートフォリオ」のようなものに育てていきたいです。大学・企業・学生が求めるコンテンツを共創するサービスとしてこれからも進化していきます。

鹿毛ありがとうございました。



