社員を表彰するアワード(MVV AWARD※1)にてVPを受賞したCS2部の山本さん。目標に対する向き合い方や、担当企業との関係の築き方についてインタビューしました。
※1 i-plugが掲げる5Values、「変化を楽しむ」「全てのステークホルダーに対してフェアである」「想像的な意志を尊重する」「共創しながら価値を出す」「想像的な意志を尊重する」「主体的に取り組み、成果創出にこだわる」。MVV AWARDでは、この5Valuesを1年間で最も発揮した社員に贈られる賞です。
株式会社i-plug
山本さん新卒事業本部 営業統括部 CS2部 首都圏第2グループ
卒業後、お菓子メーカーに入社し、店舗での接客販売業務を経験した後、店舗マネジメントや商品開発などを経験。その後、観光情報を提供する企業へ転職し、新規営業・既存営業に従事。2022年6月にi-plugに入社。CS2部に所属し、首都圏の企業を中心にOfferBoxの新規顧客を対象とした営業を担当。
北島i-plugへ入社したきっかけを教えてください。
山本前職では、Web商材と紙媒体の雑誌広告を扱う営業を担当していました。雑誌広告は、数値での効果検証が難しく、「本当に顧客のためになっているのか?」と悩むことが多く、思うような成果を出せずにいました。一方で、Web商材は効果を数値で確認できるため、改善を重ねやすく、継続的な成果にもつながりました。効果が可視化されることで納得感が生まれ、お客様への提案にも自信を持って臨めていたように思います。営業に取り組めていたと思います。前職での経験から、「成果が可視化される商材」や「自信を持って提案できるサービス」が自分に合っていることを実感しました。転職時に重視したことは、これら2つを叶えられるサービスの営業であることです。
また、私は仕事を通じて、自己実現をしてきたからこそ、「働くことが楽しい」と思っています。一方で、「人材」の観点でネガティブな状況になるケースを目の当たりにしてきました。たとえば、人手不足が理由でやりたいことが実現できなかったり、入社後すぐに離職する方が多かったりです。だからこそ、こうした状況を少しでも変えたいと思い、人と企業のミスマッチを減らすことに貢献できる人材業界にも関心を持ち始めました。最終的にi-plugを選んだ理由は、商材に対して強い魅力と共感を持てたからです。「このサービスなら、自分の言葉でサービスの価値を届けられる」と感じ、入社を決めました。
北島サービスへの共感が入社の決め手になったのですね!現在、山本さんがCS2部で担当している仕事内容を教えてください。
山本OfferBoxの提案営業とカスタマーサクセス業務を担当するCS2部に所属しています。主にOfferBoxを新規で導入いただく企業への提案と、採用成功に繋げるための運用サポートを行っています。初めてOfferBoxに触れる企業が多い部署のため、サービスの特徴や活用方法について、分かりやすく伝えることを意識しています。
北島「MVV AWARD」のVP受賞おめでとうございます!受賞した時のお気持ちを教えてください。
山本驚きすぎて、頭が真っ白になりました!当日のことはほとんど覚えていないくらいです。
昨年度のMVV AWARDでは、CS2部からの受賞者がいませんでした。そのため、今年度こそCS2部から受賞者が選ばれてほしいという思いが強く、目の前の業務に全力で取り組んだ1年間でした。結果として、CS2部として受賞できたことは本当に嬉しかったです。
北島VPの受賞の理由として、5Valuesの「主体的に取り組み、成果創出にこだわる」を体現していたと評価されていました。この1年、どのような想いで業務に取り組んでいたのですか?
山本昨年4月頃、仕事の難しさに直面し、壁を感じていました。しかし、「このまま悩んでいるだけでは前に進めない」と気持ちを切り替え、5月から「本気で目標を達成するために、自分には何ができるか」を考え始めました。「決めたことをやり抜こう」と気持ちを固めてからは、絵に描いた餅が少しずつ現実になっていくようで、どんどん仕事が楽しくなっていきました。今振り返ると、自分で考えて決めたことだったから、苦しい瞬間も前向きに乗り越えることができたと思います。
乗り越えることができたのは、自分自身の行動だけではありません。チームリーダーが私の進め方を信じて見守ってくれたり、いつも励まし続けてくれたり。「これは難しいかもしれない」と思う場面でも、リーダーは決して諦めませんでした。だからこそ「私も絶対にやり切ろう」と思うことができました。
北島Awardの受賞エピソードのなかで、山本さんが自身の売上目標を「自己責任数字」と呼んでいるという話がありました。どのような背景からこのように呼んでいるのですか?
山本前職では、営業目標を「責任数字」と呼ぶ文化があり、その考え方を今でも大切にしているからです。また、営業職である以上、定量的な目標を達成する責任があると考えています。常に「どうすれば目標数字を達成できるか」を前向きに考えて、行動するように心がけています。
北島目標に向き合う姿勢が素晴らしいですね!目標を達成するために、どのような計画を立てて行動しているのですか?
山本1年間を見通して、「いつ、どのような取り組みを行うか」「どの時期に重点的に取り組むか」といった計画を細かく立てます。会社が掲げる毎月の目標金額も参考にしながら、それを下回ることがないようにするのはもちろんです。そこにあえて上乗せした目標金額を設定し、意図的に自分を追い込むようにしているのです。また、金額だけでなく、行動ベースの目標も具体的な数値に落とし込んでいます。そうすることで、自分のモチベーションを保ちながら、前向きに楽しく仕事に取り組めるよう工夫しています。
自身の数値目標の達成のためだけではなく、担当企業の採用成功にもつながっています。自分の目標と、企業の採用目標が強く結びついていることを実感でき、以前よりも提案に自信を持って臨めるようになりました。また、この目標設計の考え方は、今年度のCS2部の目標設計にも一部反映されています。昨年は自分個人で取り組んでいたことが、今年は部全体の取り組みへとひりがっていることが、とても嬉しいです。
北島担当企業とコミュニケーションを取るうえで、日ごろから意識していることはありますか?
山本「営業担当とお客さん」という関係ではなく、「採用のパートナー」であることを意識しています。OfferBoxの運用支援だけでなく、新卒採用で困ったときには、真っ先に相談したいと思ってもらえるような存在になりたいのです。
実際に、担当企業の方々から「学生がオファーを承認してくれました!」「一緒に立てたオファー送信の目標数を達成できました」など、ちょっとした報告をいただけることがあります。ありたい関係が築けているように思い、大きなやりがいにつながっています。これからも困ったことがあれば、気軽に相談してもらえるような信頼関係を大切にしたいです。そして、「一緒に新卒採用に取り組めてよかった」と思っていただけるような存在になりたいと思っています。
私にとって仕事の原動力は、「自分が介在することで誰かの役に立ち、喜んでいただけること」です。お客さんの採用成功を通じて、恩返しができるよう、精一杯取り組んでいます。また、その成果をCS2部にも還元し、メンバー全体で達成感や喜びを共有できる組織づくりにも貢献していきたいと考えています。
北島最後に、山本さんの今後の目標を教えてください!
山本昨年度は、良くも悪くも「やるべきこと」に100%集中して取り組みました。その結果、成果を出すことができ、自分なりの目標に対する成功法も見つけることができました。一方で、「やりたいこと」に十分な時間を割くことができなかった点が、私自身の課題です。
今年度は、すべての業務にバランス良く取り組みながら、引き続き成果につなげていきたいと考えています。また、同じ成果をより短い時間で出せるように、タイムパフォーマンスを意識して仕事に向き合いたいです。そのうえで、自分のやり方に磨きをかけて、周囲にも自信を持って、自分の「目標に対する取り組み」を勧められるようにしたいと思っています。そして今年度も、担当企業の採用成功に全力で向き合い、目標を継続的に達成していきたいです。
北島ありがとうございました!